あの日見た夢をもう一度、あの日見た光のその先へ 作:白髪ロング娘スキー
| 夜凪の夢/@Yonagi_Dream アぺクスすんぞ凡人共、今から1時間後だ | ||||
| @226 ↺4653 ♡1221 … | ||||
| Reply to @Yonagi_Dream 梨かな/@WoodPear_Plane | 34m Replying to @Yonagi_Dream 参加してみたいです! いいですか? @1 ↺ ♡1 … 夜凪の夢/@Yonagi_Dream | 16m Replying to @WoodPear_Plane 枠争いあるから他の有象無象を蹴散らしてこい @18 ↺236 ♡342 … ゴリラッパ/@xxxxxxx | 23m Replying to @Yonagi_Dream 今日はどこまでやるんです? @1 ↺2 ♡3 … 夜凪の夢/@Yonagi_Dream | 13m Replying to @xxxxxxx 取り敢えず枠争いに勝った奴全員にドン勝喰わせる。 基本ランク、制限に引っかかったらカジュアル。 何時までやるかは分からん。 つまりはいつも通りだな。 @23 ↺346 ♡524 … |
#夜凪の夢語り
【来いよ凡人共】アぺクスすんぞ【最低一回ドン勝させてやる】
チャンネル登録者数 734万人
片手に飲み物、片手にポテチ。
持ってきたそれらを、機材だらけの机の上に置く。
一部傾き机からぽろぽろと零れていく菓子の袋を放置しながら、マイクのミュートを切った。
「おし、始めてくぞ」
その一言共に既に画面を埋めかけていたコメントが途切れる。
『始まった』
『うぉっしゃあああああ!!!』
『だらああああ!!』
『タラちゃぁぁぁぁぁん!!』
『お魚咥えたドラえもぉぉぉぉん!!!』
『草』
そして一瞬の間を置き、爆発した。
配信用のモニターはもはや、流れていく文字で埋め尽くされて何も見えない。
今度コメントチャットの表示形式変えとくか。
いざ始まれば、皆気を使ってあまりコメントが流れる事は無くなる。
だが、それでも流石にこれは配信として色々と不味いだろう。
「おーおー画面が見えねぇ」
ゲーム用のモニターを付け、ゲームを起動する。
そしてアペクス用のマッチングサイトにURLを貼り、メインメニューで待機する。
あとは待つだけだ。
「何時ものトコに募集貼っといたぞ。先着2名だ」
『はーい』
『あれ、そういや夜凪は?』
『ヨナキチしかおらんよな』
『珍しい』
『何時もヨナキチの横座ってんのにな】
「あー、夜凪はなー、プール入って風邪ひいたから、色々与えて寝かせてる」
『はい?』
『プール?』
『今春よな? 寒くね?』
『寒いとかそういう問題か?』
「まぁ死にそうなくらい寒かったからなぁ。暖めてやったんだが駄目だったらしい」
『んー? その言い方だとヨナキチもプール入ったのか』
『そら(厚着しても寒いんだから)そう(プールは死ぬくらい寒いに決まっとるよ』
『暖めてやった(意味深)』
『一体どうやって暖めたんですかねぇ……?』
「どうやってって、服着せて震えが止まるまで抱えてただけだが」
そこまで言った所で、パーティーが埋まった。
ランクは……マスターとダイヤ3か。
俺はプレデターだからギリランク行けるな。
「よし、ランク行くか」
『待て待て待て待て』
『震えが止まるまで抱えてたの所詳細キボンヌ!』
『一体何があったというのか』
『そりゃあ……ナニがあったんだろ』
触れたらダメージを受ける円が、時間経過で少しずつ迫ってくる。
そんな円から逃げながら、決められたマップの中で他のプレイヤーと殺し合うというゲームだ。
そして今プレイしているゲームこそが、そんなバトロワゲームの一つ。
アーペックスレジェンズ、略してアぺクスだ。
だが、このアぺクスは他のバトロワとは少し違う部分がある。
その違う部分こそがアぺクスがバトロワジャンルの中でも1、2を争うゲームとしている要因だ。
まず1つ。
「ほーん? 俺からロボを奪うとな? って亡霊もか。……まぁ良かろう、ならば老婆で行くとしようか」
これだ。
バトロワというのは基本、公平さを期すために全員全く同じアバターが与えられる。
課金やアイテムパックで服装などを変える事は出来ても、それで性能が変わったりはしない。
だが、このアぺクスではそうではない。
アぺクスでは用意された幾つかのキャラクターがあり、それらはそれぞれ性能が違う。
例えばロボ。
ロボは身長が高く、体が細いため攻撃を喰らいにくい。
スキルとしてジップフックを使い、高い場所へ行くことや、遠い場所へ味方を運ぶ事も出来る。
ただし、このスキルの使い方が難しい為、初心者には向かない。
次に亡霊。
亡霊は身長が低く、体を伏せて移動するため攻撃を躱しやすい。
スキルはワープ。異空間に移動し、あらゆる攻撃を躱す。
なんならワープゲートを開いて味方を移動もさせられる。
上級者御用達、けれど初心者でも扱いやすいキャラだ。
こんな感じで、体の大きさから能力まで違うキャラクターを選択し、遊ぶ事が出来る。
これは今までのバトロワには無かったものであり、これによりアぺクスの名が広まったのだ。
あ、老婆?
絶世の怪盗美女、らしい。
以上。
『マッドガイとかエレクトロマスターを選択しないおふざけプレイ』
『おふざけプレイ(13連ドン勝)』
『おふざけプレイ(ソロ34キル)』
『あのあの、このゲームの一試合のプレイヤー数、自分たち3人を除いて57なんですけど』
『なんで一人で半分以上ヤってるんですかねぇ(白目)』
『ま、まぁ世界一位は36キルだから……』
『何の慰めにもならねぇんだよなぁ……』
「さて、行くぞー」
……で、特に面白みも無くドン勝。
あ、因みにドン勝とは優勝、チャンピョンという意味だ。
バトロワの祖であるゲームが、最後の生き残りになると
「そら、次だ」
『さりげなく23キルしないで下さい』
『最後のクレーパー意味わからん、なにあれ』
『なんでスナイパーで接近戦しながら腰撃ちで敵三人の頭全部撃ち抜いてるんですかね』
『そりゃあ……ヨナキチだからだろ?』
『魔法の言葉、ヨナキチ』
「お、来た来た。えー、豚ゴリラとエンジェルね」
ランクは……豚ゴリラがゴールドで、エンジェルがブロンズか。
ていうか、エンジェルのレベル1だから、これが初プレイなんじゃないのか?
見たところ経験値も貯まってないし、ホントにチュートリアル上がりって感じだな。
因みにだが、ランクというものはプレイヤーの実力を示すものだ。
種類としては、上からプレデター、マスター、ダイヤ、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズになる。
基本はランクマッチをプレイしてコツコツ上げていくものなのだが、プレデターとマスターにだけ特殊な条件がある。
それはプレデターとマスターを同じランク帯扱いするというものだ。
そして、上手い人の無双もとい蹂躙プレイを防ぐため、ランクには制限が設けられている。
二つ以上下のランクの人間とは
つまり、プレデターの俺はマスターとダイヤのランク持ちとしかランクマッチを一緒に遊べない。
「じゃあ、カジュアル行こうか」
だがカジュアルならば問題ない。
カジュアルはどんなランク持ちでも一緒に遊べるからな。
逆に言えば、ブロンズのプレイヤーがプレデターに蹂躙される可能性もあるんだが……
ま、そうそうプレデターが来たりはしないだろ。
それに、その辺のプレデターなら俺がヤればそれで済む。
「よし、降下だ。行くぞ、お前ら」
配信回を掲示板回の後ろに回した方が良い?
-
回した方が良い
-
今のままでも構わない