ストライク・ザ・ブラッド 災厄を操る者   作:本条真司

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第3話

翌日。草薙は夜斗に渡されたチケットでブルーエリジアムのプレオープンに来ていた

ちょうどよく暁古城と姫柊雪菜がいるのが見える

 

 

(図ったなあのバカ主め…)

 

「貴方も、プレオープン招待されたんですね」

 

「んぁ?ああ、姫柊雪菜か。総司令がプレオープンチケット持っててな、第四真祖の監視にちょうどいいと思ってきてみた」

 

 

プールサイドに座る草薙にはなしかけてきた雪菜が隣に座る

昨日持っていたギターケースは流石に持っていないようだ

 

 

「お前音楽とかやるんだな。獅子王機関で学んだのか?」

 

「カムフラージュです。あの中には対魔族の武装が入っています」

 

「そんなん言っていいのかよ?」

 

「戦力として利用せよ、という指示です」

 

「…獅子王機関め。散々スピリダスにちょっかいかけてきたくせに…」

 

「壊せなかったから力を認めたんだと思いますよ、草薙さん」

 

 

頭を抱えながら、対岸の屋台で動き回る古城を見た

監視カメラは周囲にないため、ただの魔術で視力を強化してみている

雪菜も同じように見ているようだが、どうにも別の目を持っているらしい

 

 

「…魔導犯罪が起きた場合、共闘していただけるということでいいですよね」

 

「いいですよねってなんだ。そこは主の指示待ちになるに決まってんだろ、お前らと違って本来の目的はこの島が俺たちに適するかを調べることなんだから」

 

「…何をする気ですか」

 

「早い話が、俺たちは迫害されてたんだよ。だから、迫害されない土地を探して旅してるんだ」

 

 

草薙は魔術を切ってそう言い、どこかへ歩き出した古城を追うために立ち上がる

 

 

「お前はここで移動したら不自然だろ。俺が行くから、あとで報告してやるよ」

 

 

草薙はあるき出し、ライフセーバー詰め所に立ち寄る古城を眺めた

ここまで近距離なのに気が付かないのは古城の鈍感さを物語っている…と草薙は思っている

 

 

「…あ、なんか巻き込まれてる…」

 

 

古城が幼女に絡まれてるのを見て、本人とお近付きになっておいても損はないと判断した草薙は、古城に話しかけた

 

 

「どーも、暁古城君」

 

「お、おう…?どこかであったことあったっけ?」

 

「厳密に言えば来週の月曜日に学校であう予定だな。転校生だし。とりあえずその子、保護するならうちで預かろうか?忙しいだろ?」

 

「そうしてくれると助かる…。結瞳、この人に頼んでくれないか…?」

 

「…わかりました。よろしくお願いします」

 

「ういういー。ああそうだ名乗ってなかった、俺は霊桜草薙。よろしくな、第四真祖」

 

 

草薙はそう言い残して、結瞳を連れて歩き出した

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