逃亡し世界を乱す者 作:脊椎
日本国内のとある町
あの後、移動手段で洋上バイクがあり、それを用いて数日掛けて移動した。大変でしたな。Qスケと一緒に旅しました。中にはやっちゃいけない事やってる連中もいたので、お仕置きしたりとかね。男だからって十歳にも満たない子供が酷い目に遭うのは間違ってる。天の道を行く男も言っていた。だから、何も問題は無い、いいね?
『剛、誰に向かって話しかけてるんだい?』
気にするな。俺は数ヶ月ぶりにに久々に帰ってきた。相変わらずそれなりの活気が溢れている。久々の日本、ただちょっと髭が伸びてるので良い感じに剃った。100円ショップ製でも結構剃れるもんですね。やっぱり100円ショップ凄ぇな。状況報告とQスケの紹介に富士山に行くか。
『ねぇ剛、これから何処行くの?』
「富士山。俺の……」
富士山の山奥の洞窟
そこには、暗闇を青く照らすクリスタルのようなモノが存在していた。水晶(ここではそう呼称させて頂く)の前に一人の少年と小さな相棒が佇んでいた。すると、水晶が光を強く放つ。
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「えぇ、お久しぶりです。本日はこの小さな相棒を紹介しに参りました。Qスケ、■■様に挨拶をしなさい。」
『TF-Q、Qスケです。』ペコリ
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「はい、鍵……ですか?」
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少年が首を傾げ問いかけると、水晶から小さな光が飛び出し、少年の手に収まった。そこにあったのは確かに鍵だった。
「これに似た鍵を探し出せと、解りました。ですが、どうやって探し出せば………。」
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「これは、………、まさか!?」
少年の手元に先ほどと同様光が収まる。そこにあったのは、革製のホルダー付きネックレスのようなモノのホルダーに填められた少年が話しかけている水晶と同じ色の珠だった。
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「これが反応すればそこにあるのですね。解りました。」
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「はい?梅富士重工業本社に向かい、このペンダントを見せろと。」
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「解りました。そのように。」
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『うん。任せてください。頑張ります!』
会話が終わったのだろう。少年と小さな相棒は洞窟から出ていった。
するとどういうことだろうか。洞窟の奥から長袖シャツ一枚にジーパンの中年気味の男性が出て来たではないか。彼は水晶の前に来るとその足を止めた。
「あの少年らは鍛える必要は無かったの?」
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「俺みたいなバケモン級のヤツがポンポン居ても現代には悪影響を及ぼすだろう、か。確かにね。生身で丘砕いても可笑しくないしな俺は。それに俺が鍛えずとも、ってことかい?」
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「まぁ、そうなるか。しゃーないねこればっかりは。んでさ、言われてた例の代物見つけたんだよ。これこれ、ってえーと、何処に仕舞ったんだっけ?」ガサゴソガサゴソ
「あった。そうそうこれこれ。闇の力の波動ヤバいでしょ。」
「いやー、■■■■■■■に見つかる前にゲットできて良かったよ。」
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水晶は彼が取りだした物を封印した。
「うん。龍神サマ、よろしく頼むぜ。後よ、アっちゃんが子供にゴウリュウガン受け継がせたらすぃぜ。リュウガンオー再び、ってね。」
それを聞いた水晶は何処か興奮したように点滅を繰り返す。
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「アイツらだけじゃなくて新しく魔弾戦士増やそうって?ほぉ、そいつぁいいね。とりあえずは五人組?」
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「あの子はまた別のを相手に戦うことになる?ジャマンガ以外にまだいるの?」
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「そっか。それならどうしよいもないね。俺は変身は出来ねぇからなぁ。」
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「ははっ。アンタは地上に住む者にとって居なくちゃならん存在だからな。別にいいよ。」
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「俺は今の世界に居たくないかな。異常だもん。それを正常と考える社会をあんまり歩きたくはない。」
そう言う男性は何処か懐かしむような目をしている。過去の世界を脳裏に思い浮かべているのだろうか。
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「おう。うちの会社も問題ないよ。CEOも金回してくれてるからね。」
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「うん、大丈夫。そういやさ、ヒーローGP見る?車が飛ぶの。」
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「よし!決まりだな。ならば、早速見よう!」
そう言って、男性はDVDプレーヤーを取り出すのだった。洞窟には、笑い声が響いていた。
まさか、あの少年が手に入れたとはな。あの少年IS動かして自由が無くなりそうだからって、かなりの無茶してないか?紛争がある程度収まったけどそれはそれでっていう土地に行くとか。尊敬もんだな。