トワ様が主役の異界旅なのです♪♪
この作品はホロライブの二次創作です
キャラ崩壊等も有るかもしれませんのでご了承くださいませなのです
黒い森ここは昼であっても厚く黒い雲で覆われていて暗く、悪魔や吸血鬼、それに準ずるもの達が暮らす異様な森であり、人間やそれ以外の種族も依頼がなければめったに足を踏み入れるような場所ではなかった。
そんな黒い森の一角の廃教会………
「あーーー!!これからどうしよう~!!!」
廃教会の礼拝堂の奥の部屋のベットに座りながら、悪魔の少女 常闇 トワは頭を抱えながら叫んだ。
そりゃいきなりお家から出てったトワも悪いけど…でもぜんぜん悪魔修行させてくれなかったママだっていけないんだよ………
遡ること数日前…
「ねぇーママ、トワも立派な悪魔になりたいから修行させて」
「だめよまだ、悪魔修行はトワにはまだ早すぎるは」
ママは顔をしかめ首を横にふった
「えーなんで!トワだってもう子供じゃないんだよ!良いじゃんやらせてよ!!」
「トワまだあなたはまだ早すぎるはそれにあなたぜんぜん外のこと知らないでしょ、外は危険なのよだからもっと………」
「外のこと知ってるもん!トワ、本とか近所の人とかから外のこと聞いたもん、それに魔法だってかなり使えるようになったし」
ママの言葉を遮るように私は言った。
「ママはトワのことまだ子供扱いするの!トワはパパみたいな立派な悪魔になりたいの、パパみたいに沢山の眷属を従えていたパパみたいになりたいの!」
「そうじゃないのトワ 悪魔になるのはそんな簡単なことじゃないのよ、眷属だってトワの言うみたいに簡単に付いて来るようなものじゃないのよ、それにパパは…」
「もーーママはなんでトワのこと認めてくれないの!!もういいママのことなんて知らない!」
そう言ってトワはママの部屋から出ていった。
出ていく途中ママの「トワ待ちなさい」という声が聞こえたが、そんなこと気にせず自室に戻ると、クローゼットからリュックサックを取り出し日用品や服を詰め込み、そして「ビビおいで」そう言ってトワのペットのビビに声をかけた。
ビビは「キュイ」と鳴くと、帽子の姿へと変わった。
私はヒビを被るとそのまま自室の窓を開けて、そこから飛び降り、そしてそのまま森へと走った………
それで森を走り回ってこの廃教会にたどり着いたのよね…
「はぁ………どうしよぉ~絶対ママ心配してるだろうし、でもあんなこと言って飛び出して今さらごめんなさいって言って帰って行くのもなーんかやなのよね~」
トワは腕を組み考えた、隣ではビビもトワのことをじっと見つめていた。
「よし」
数分の沈黙後、手をたたいて言った
「ママにごめんなさいは言いに行くけどその前にトワの眷属を作る!!」
トワが眷属をもってるならきっとママだってトワのこと認めてくれるに決まってる
「よーしそれじゃあトワの眷属を探しに行こうっと♪♪」
トワは隣にいたビビを被るとそのまま廃教会の小部屋を出て礼拝堂へと向かった
***************
朽ちた礼拝堂の屋根からは真っ暗な空が顔を出していた。
「今って何時なんだろう?」
トワはポケットから懐中時計を取り出した
トワ自身はあまり気にしないものの黒い森に住む物達にとって時計は必需品であり、どこへ行く時も持ち歩くものであった
「へぇーもうお昼の12時なんだなんかお腹すいたなーと思ったらそりゃそうよね」
トワは懐中時計をポケットにしまうと、歩を進めた
廃教会は朽ちてはいたものの屋根がところどころ穴が空いているだけで朽ちている割にはかなり良い状態であった
トワは礼拝用の長椅子を抜けていき廃教会の入口の前に立つとふと顔をあげた
「いつ見ても綺麗なステンドグラスよねー」
トワの見上げた先にあったステンドグラスは所々抜けてはいたものの綺麗な模様を描いていた
それを見て満足した私は外へ出た
***************
「眷属を探そうって言ってもどう探したら良いんだろう………」
そんな事を考えながらトワはぶらぶらと廃教会周辺の道を歩いていた。
「お腹も空いたしさっき採ったこの木の実たーべよっと♪♪」
さっき採った木の実を口の中にほうりこんだ
「何これ甘くて美味しい♪♪」
こんな美味しい木の実初めて食べた、しかもけっこうお腹にたまるし、さっき沢山あったからしばらくは持ちそう
トワはスキップしながら道を進んでいくと道の横に大きめの洞穴があった
「なにこの洞穴?けっこう深い~」
どうしよう、ちょっと怖いけど何があるか見てみたい
恐怖と好奇心の戦いのすへ好奇心が勝った私は手にしたランタンに魔法で火をつけると恐る恐る中へ入っていった。
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手に持ったランタンの炎がゆらゆらと燃えながら辺りを照らす中、トワはキョロキョロと周りを見ながら進んでいた
洞穴は一見あまり深そうには見えなかったもののいざ入って見るとかなり深く、ランタンでも先が見えていなかった
「うぅ………入んなきゃ良かった~~………」
トワの声は洞穴にこだまする
興味本位で入るんじゃなしゃいったという後悔とそれでもこの先に何があるのかを見たいという好奇心を入り交じりながら進んで行った
「この洞穴どこまで深いの~~」
いくら照らしても先が見えない洞穴をひたすら進んでいく…
「キャアッ!!」
私は倒れた体を起こす、足元が見えなかったせいか何かにつまずいてしまいこけてしまった
「あれランタンどこ?」
私はさっきまで手に持っていたランタンがどこかへ行ってしまった幸い消えてはおらずランタンの光の方へと視線を移す
「ひぃっ………」
声が出ない………転がったランタンが照らしていたのは先の見えない洞穴の暗闇ではなくその暗闇に潜むなにかであった
なに…こいつ………トワ怖い…!!
なにかはランタンの炎で光る瞳でこっちをずっと見ていて「グゥ………」とこちらを威嚇していた
動けない私を守ろうと帽子になってるビビが「キュイー!キュイー!」と威嚇し返していた
ビビの声でハッとなった私はなんとかこいつから距離をとらないとと思い倒れた体を後退りさせる、しかし少し後退りすると何か細長い物に阻まれてしまった、それを触るとそれは鱗があった右のほうに目を向けると暗くて詳細は見えなかったもののこの鱗のなにかは目の前の何かから伸びているものだと言うことはわかった
そして私はこれに躓いてしまったこと、そしてこれが目の前の何かの尻尾であることがわかった、そしてあれが人ではなく獣であることもわかった
でもこの獣ただの獣じゃない…………!
本来獣に無いはずの魔力の流れを感じる
私は昔ママが私に教えてくれたことを思い出す
トワ、魔力を持った獣には気を付けなさい
魔力を持った獣…なにそれママ?
普通は魔力を持った獣なんて獣人みたいな種族じゃ無いとあり得ないんだけどこの森には時々魔力を持った獣が現れることが有るのよ
へぇーそんなに獣がいるんだ!
しかも獣とは思えないくらい知能も高いのよだからトワ……魔力を持った獣………魔獣には気を付けなさい………
思考を今に移す
「これが………魔獣…」
私は魔獣をじっと見つめた
しかし魔獣はいっこうに襲ってくることはなく「グゥ………グゥ………」と威嚇するだけであった
なんで襲ってこないんだろう?
トワにはその鳴き声が苦しそうにも聞こえた
トワは立ち上がりランタンを拾いあげ魔獣を照らした
今まで光っていた瞳とシルエットしか見えなかった魔獣の姿が照らし出された
体表は紺色の鱗に覆われ所々に黒いトゲが生えていた頭は体表と違い鱗も無く白くまるで頭だけ皮や鱗のない頭蓋骨のようであった頭部からは黒い角が生えていた首周りには白いたてがみのような物もあった
魔獣は私のことを襲おうとはせずじっと私のことを見ていた私が魔獣の背中を照らすと私は目を見張った
「何…これ………」
魔獣の背中には深々と槍が突き刺さっていた
矛先は体を貫通してい血が滴り落ちていた
「貴方ケガしていたのね」
魔獣は私のことをじっと見ていた、まだ警戒はしているようだったけど威嚇の声はもうしていない
どうしよう………ケガをしているなら抜いて上げたいけど槍を引き抜いて死んでしまったりこっちに襲ってくるかもしれない………
「うーーん………どうしよう………」
でもこのまま見捨てる訳にもいかないし………
考えること数分………
「うん、やっぱり見捨てるわけにはいかない」
そう私は魔獣に言うと突き刺さっている手を伸ばすしかし槍に触れようとすると魔獣は「ウゥ~~………!!」とこちらを見て唸った
そりゃそうよね今一番触られて欲しくないところだろうけどこの槍を抜かなきゃ治療だってできない…でもこのまるで槍に触ろうとしたら絶対に襲ってくる………
………獣とは思えないくらい知能が高い……
ママの言葉を思い出す
知能が高いんだったらきっとトワの言葉も通じてくれるはず、例え伝わらなくても敵意が無いんだって伝わればそれで良い
「大丈夫トワは貴方を助けたいのだから信じてトワは絶対傷つけたりしないから」
魔獣はトワのことをじっと見ていた
何かを考えているのか数分の沈黙後………
トワの言葉を信じたのか魔獣は自身の背中をトワに向けた
伝わってくれた♪♪
「大丈夫すぐ抜くから」
槍に手を掛けると力を入れつつも少しずつ引いた
引き抜くなか魔獣の「グギュゥ……」という声が聞こえる
「もうちょっとだから我慢して…」
手に力をこめるだけど無理に引き抜こうとせず少しずつ少しずつ慎重に抜いていく
引き抜く途中魔獣の腹側の傷口に手を近付けて
止血と少しでも魔獣の痛みが和らぐようにと呪文を唱える
トワの手が薄緑色に光り魔獣の傷口が少しずつ塞がっていく
槍の引き抜きと魔獣の治療を交互に行うこと数時間
「良し!抜けた!!」
魔獣から槍を引き抜ききった引き抜いた槍を地面に置くと残りの傷口を魔法で塞ぐ
「ふぅ~良かった~もう大丈夫だよ」
魔獣に声をかける魔獣はさっまで槍が刺さっていた箇所を確認すると首を傾げながらこちらを見た
「なんで貴方を助けたかって?」
なんとなくこの子がそんなことを言ってるような気がした
「傷ついてる子を助けることに理由なんて無いでしょトワは傷ついてる貴方がほおっておけなかったただそれだけだよ」
魔獣は驚いたような表情で見ていた
「あっそうだケガしたならちゃんと体力も回復させないと」
ポッケットからさっきの黒い木の実を差し出した
魔獣は木の実を見て顔を近付け匂いを嗅ぐと木の実を食べた
木の実を食べた魔獣はどこか嬉しそうな表情であった
「もう大丈夫そぅ…だ…」
突然視界が揺らいだ
あっ………あれ…なんかフラフラする………魔法…使い過ぎた…の………かな………
視界がどんどん暗くなっていく………ビビの声やあの子の声も遠ざかっていく………
あの子が私に血かずいてこようとするところでトワの視界は真っ暗になった
***************
気がついた時トワはあの魔獣の背中で目を覚ました
「貴方…助けてくれたの?」
魔獣はトワのことに気付きこちらに振り向いた
魔獣の頭の上にはビビがいた
遠くのほうから声が聞こえる、目を擦りながな前を見るとトワの住んでいた村が見えた
ビビが案内してこの子が案内してくれたんだ
安堵の気持ちでいっぱいであった
村につくとすぐに人だかりができた
「大変だ魔獣だ!!」
「なんでこんなところに魔獣が」
「襲われる!!」
「でも待ってあの魔獣の頭にいるのビビちゃんじゃない?」
「ほんとだ!それに背中にいるの…トワちゃん!!」
近所の悪魔さん達の声が聞こえるそのなかに
「トワ!!!」
聞き覚えのある声が聞こえた
「ママ!!」
魔獣から降りると少しふらつく足でママに駆け寄り抱きつく
「ここ数日どこに行ってたのよ…心配したのよ」
「ごめんなさい………」
ママは優しく頭を撫でてくれた
「でも無事で良かった………本当に無事で………」
ママの声を聞けて嬉しかったトワはふとあの魔獣の方に顔を向けるあの子にもお礼を言わないと、ここまで運んで来てくれたのはあの子なんだから
トワがみた時にはあの子は近所の悪魔さん達に囲まれていた
中には武器を持った悪魔もいた今にでも襲いかかられてもおかしくない
まずい………トワはママから放れると人混みを掻き分けてあの子の前にたった
「みんなこの子を傷つけ無いで!!」
この子を取り囲んでいたみんなは全員驚いた表情をしていた
「トワ!そいつは魔獣なのよすぐ放れなさい!」
ママの声が聞こえる
「嫌!この子は私が助けた魔獣なの!!それに私が倒れたときここまで運んで来てくれたのはこの子だもん!」
ザワザワと声が聞こえる
「この子は絶対悪い魔獣なんかじゃない!!」
魔獣は不思議そうにトワのことを見ていた
「トワ…でもその魔獣が敵意が無いとしてもどうするつもりなの?」
ママの言葉に声がつまる…どうしよう何も考えてない…
「この子は…この子は…
私の眷属にするの!!」
周りがさらにざわついた
「眷属にするって………トワ本当なの!!」
「トワはこの子を眷属にするの!掟とかなんて関係ないこの子は私の
必死にママやみんなに訴えかける
ママは少し黙るといつもの優しい笑顔を見せて
「良いわよトワ、ママの思っていたよりもずっと立派になったのね」
「やったーー!!」
思わずあの子に抱きついた
「反射的に言っちゃったけどトワの眷属になってくれる?」
あの子は嬉しそうに頷いてくれた
「そういえばトワその子には名前はあるの?」
ママの言葉にハッとなった、どうしようこの子の名前知らない、それにトワも自己紹介してない
「もう知ってるかもしれないけど私、トワ、常闇 トワよろしくね♪貴方はなんて言う名前なの?」
トワの問いに魔獣は首をかしげた
「もしかして名前ないの?」
頷いた
「じゃあ、トワが付けてあげる」
そう言うと魔獣トワのことをじっと見つめていた
トワはなんて名前にしようかと魔獣のことを見渡した
特徴的な所と言ったらやっぱりこの体表と違う白い頭よね………てことはしろ…ん~なんか違うのよね…
色々な名前を考えながら魔獣の体を見渡しているとある部位に目が行った
あの耳変わってるな~
魔獣の耳、それはまるで人間のようにもエルフのようにも獣のようにも見える独特な耳であった
「ヨシッ…決めた貴方の名前はミミ!耳が特徴的だったからミミ!!」
ミミは嬉しそうに頷いた
「ミミ早速だけど右の前足をトワに向けて」
トワの言葉を聞いたミミは右前足を向けた
その前足を両手で握るとトワは嬉しそうに
「私の眷属へようこそミミ♪♪これからもよろしくね♪♪」
笑顔でそう言った
するとミミの体が光り出した
「え!?」
突然のことに思考が追い付かないミミからでる光りはどんどん強くなる
そしてその光りは一気に輝き出した
みんなあまりの光りに目をつぶる
目をつぶってしばらくしたあと両手で握っていたミミの前足の感触が違うことに気づいた太い鱗ではなく細く柔らかい感触になっていることに
トワは目を開けた、するとそこにはさっきまでいた大柄でまがまがし魔獣ではなくトワよりも一回り小柄で白い肌クリーム色に所々紫色の髪と魔獣の時と同じ角を持った人型の少女となったミミの姿があった
「………ふぇ?」
ミミは魔獣の時と同じ緑色の瞳でこちらを覗いた
「う、う、うそでしょ~~~~~~!!!」
トワの絶叫は黒い森に響き渡った
魔獣の少女ミミとの出会いがトワの一人前の悪魔となる旅への始まり出会った
第1話読んでいただきありがとうございます
トワ様と魔獣ミミの出会いそして始まる二人の旅の行方にご期待ください
まだまだつたないく表現しきれてない所も有るかもですが、これからも精進していきます