トワと魔獣の異界旅   作:不死者のナザリック

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この小説はホロライブの二次創作です

オリジナル設定、キャラ崩壊などがあります。


第2話 「ミミと眷属と旅立ち」

ジリジリジリ………

 

「んっ…朝か~…」

 

目覚ましの音と、それと同時に作動した部屋の明かりで、トワは目を覚ました。

目を擦りながら体を起こしながトワは目線を隣に向けた。

そこにはトワではないもう一つの盛り上りがあった。

トワはもう半分の布団に手をかけてめくった。

 

「スゥ…スゥ………」

 

そこには、白いワンピースの寝巻きを着た、トワの初めての眷属のミミが、トワのペットのビビを抱いて寝ていた。

 

ミミが、トワの眷属になって一週間が過ぎた

最初は「ウウーー」っていう唸り声しか出せていなかったけど、トワが教えたり、本を読んであげたら、ここ最近は、普通に喋れるようになったし、立って歩くことにも慣れて、今ではトワがどこかに行こうとすると、「トワさま~トワさま~♪♪」って、言いながら後ろから付いてきてくれる。

服はトワのお下がりを着せてあげてるからか、トワの見てない所で時々服の匂いを嗅いで幸せそうな顔をしているミミを見るのが、最近の最近のトワの楽しみだったりする。すぐ見つかっちゃうけど。

 

「ふにゅ-………んんっ~?」

 

トワが思考にふけっていると、ミミが目を覚ました。

 

「ミミ、おはやっぴー」

 

「トワさ~ま~おはやっぴ~」

 

まだちょっと寝ぼけているのか、ワンピースの裾で目をこすりながらお布団から起き上がった。

 

「ほら~ミミ~シャキッとしなさい」

 

「うにゅ~」

 

寝ぼけてるミミをお布団から立ち上がらせて、ドレッサーの椅子に座らせて、横の小物入れから櫛を取り出して、ミミの寝癖を整える。

 

「トワさま~」

 

「なーにーミミ?」

 

「なんで毎日髪をとかすの?」

 

「こうやって毎日とかないと髪痛んじゃうし、痒くなっちゃうんだよ。ミミだって魔獣の時、毛繕いしてたでしょ?」

 

「うん、時々してた!!」

 

「それと同じなの。でも時々じゃなくて毎日やらないと良くならないからね」

 

「わかった~♪♪」

 

ミミは答えを知れて嬉しいのか足と尻尾はパタパタと揺らしながら喜んだ

 

「でも、その内一人でできるようにするんだよ」

 

「トワさま、もうしてくれないの?」

 

先っまで喜んでいた目は一瞬にして悲しい目付きでトワのことを覗いてくる

 

(やめて~~………その表情…トワに効く………)

 

「ま、まぁーミミが髪のときかたを覚えたら、トワにやって貰おうかな~」

 

「わかった~!ミミ頑張って覚える~!!」

 

***************

 

身だしなみを整えたあと、ミミを連れてキッチンへと向かった。

キッチンではママが朝ごはんを作っていた。

 

「あら、トワ、おはよう♪♪良く眠れたかしら?」

 

「ママおはやっぴー、うん♪良く眠れたよ」

 

「ママ様おはようございます♪♪」

 

「ミミちゃんもおはよう♪♪」

 

そう言うとママは、ミミの頭を撫でた

 

「ふにゃ~♪♪」

 

(む~~………ミミはトワの眷属なのに~~)

トワはミミを背中から抱き抱えてママから離した。

 

「も~ママ!!ミミはトワの眷属なの!そんなにべたべた触らないでよ~」

 

「あらあら、トワはミミちゃんのことが大好きなのね」

 

「あたりまえでしょ、だってミミはトワの初めての眷属なんだから」

 

「そうなのね~♪♪でも、ママからは、ミミちゃんが眷属って言うよりも、トワの妹に見えるはね♪♪」

 

「い、妹!?!?」

 

(妹…妹!?………いやいや、いくらミミが可愛くて、トワの最初の眷属だからって…妹なんて一欠片も………)

 

「トワさま~、ミミはトワさまの()()()()?なる~♪♪」

 

「うぅ………」

 

妹なんて………一欠片も…一…欠片…も………

 

「あらあら、トワったら顔真っ赤にしちゃって、ほんとにミミちゃんのことが大切で好きなのね」

 

ママから掛けられた声なんて聞こえず、トワは、真っ赤になった顔をミミのクリーム色の髪の毛に埋めていた。

 

***************

 

何とか正気を取り戻して、テーブルにつくと、ママがトワとミミの朝ごはんのホットケーキを持ってきてくれた。

 

「トワさま~、この茶色いフワフワなーに?」

 

「そっか、ミミ、ホットケーキ食べるの初めてだもんね。」

 

「ホットケーキ?」

 

「そう、これはこれでね、こうやって、ナイフとフォークを使って食べるの。」

 

トワの食べ方を見て、ミミもナイフとフォークを手にとり

「んっと…こうして…」

 

トワの真似をしながらホットケーキを食べ始めた。

 

「トワ様、ホットケーキ美味しい~♪♪」

 

「美味しいよね~やっぱり、ママの作る料理が一番よ。」

 

「あらあら、そんなに誉められちゃ、照れちゃうじゃない。あっ、ミミちゃん、フォークとお皿は食べちゃダメよ」

 

「はーい」

 

ミミと何日か暮らして見てわかったことは、ミミは初めて見る物や知らないものを見つけると、とりあえず噛み付いてみる癖があることだった。

少しママとの会話で目を離していたときに、「バキバキ」って音がしたからミミの方を見てみると、お皿は食べてるミミがいて、トワすごいびっくりした。

 

「ミミって、トワと出会う前、何食べてたの?」

 

「ミミね~、普段は動物さんのお肉とか、木の実食べてたの」

 

「へぇー、そうなんだでも肉とか木の実もなかったら何食べてたの?」

 

「ん~っと…何にも無いときは…石とか土食べてたの」

 

「い、石!?!?」

 

「そう石~」

 

「そんなの食べて大丈夫だったの?」

 

「あんまり美味しくなかった~、でも何もなかったから石食べるのしかなかったの~」

 

「ミミ~」

トワがミミの名前を呼ぶとミミの目の前にトワの食べていなかった残りのパンケーキを置いた。

 

「うにゅ、トワ様?」

 

「大丈夫…ミミ、トワの眷属になったんだから、もうそんな思い絶対させないから」

 

「トワ様~~」

 

 

「あら?………フフ…あらあら♪♪」

 

自分の分の朝食を持ってきたママが見たのは、ミミを膝に乗せてパンケーキを食べさせているトワだった。

 

「ほんとにトワはミミちゃんのことが大好きなのね」

 

 

***************

 

朝食を終えたあと残りの身支度を済ませ、トワはミミを連れて、出掛けることにした。

 

「じゃあママ出掛けてくるね~」

 

「トワ、気をつけて行ってらっしゃい」

 

「ママ様、行ってきます」

 

「ミミちゃんも気をつけてね、はぐれたら危ないからちゃんとトワの近くにいるのよ」

 

「はーい」

 

「トワもちゃんとミミちゃんとはぐれないようにちゃんと見ておくのよ」

 

「わかっているよ~」

 

そう言ってトワはミミと手を繋いで家を出た

 

***************

 

家を出たトワとミミはそのまま道のりに進んでいく、途中近所の悪魔や吸血鬼の人達にあった。

最初はミミのことを警戒していたけれど今ではそんなことも無くなって、村の一員として迎えてくれて

「おっトワちゃん、それにミミちゃんもこんにちわ」

と普通に声もかけてくれる。

 

「おじさんこんやっぴー」

 

「こんやっぴ~」

 

「二人ともお出掛けかい?」

 

「ママにお使い頼まれたの」

 

「お~頑張ってな~」

 

「ありがとう、じゃあ行こうかミミ」

 

トワはミミの手を掴むとまた道を進んでいった。

 

「トワ様~」

 

「な~に~?」

 

「今日はどこ行くの?」

 

「今日はね、市場に行くんだよ」

 

「市場…な~に~それ?」

 

「そっかミミ、市場行くの初めてだもんね。市場って言うのはね、トワ達が暮らすために使う色々な物を売ってる所なんだよ」

 

「すご~い面白そう♪♪」

 

トワの話を聞いて、興味津々に目を輝かせるミミ

 

「よーし、じゃあミミ、市場まではこの道真っ直ぐだから、競走しよっか」

 

「ミミ、競争する~♪♪」

 

ミミはトワの横に立つと

 

「いくよーよ~い~………どん!!」

 

そして、二人は一斉に走り出した。

 

**************

 

「はぁはぁはぁ………ミミ速い…」

 

「トワ様♪♪トワ様♪♪ここ~~♪♪」

 

トワが息を切らせて市場の入り口に走るとミミが手をふって待っていた。

 

「はぁ…はぁ…やっと着いたー」

 

「トワ様にミミ勝った~♪♪」

 

「うぅん………運動じゃあミミには勝てないよ…」

 

そのあと、トワは息を整えると、またミミですね手を握り、市場の入り口をくぐった。

 

***************

 

「トワ様~!ここすごい!!」

 

「そうでしょ~ここの市場はとってもおっきいんだよ」

 

入り口をくぐると、そこには沢山のお店が立ち並んでいた。

 

「トワ様~」

 

「なーにー?」

 

「ここでなにするの?」

 

「ミミには言ってなかったね、ママに頼まれて夕飯のお使いに来たんだよ」

 

「ごはん~♪♪ミミもお使い頑張る」

 

「よーし頑張ろっか~」

 

トワはポケットにしまっておいた紙を取り出すと、それに沿いながら食べ物を買っていった。

 

「えっと…この野菜がが2つで………この果物が4つで…これも…ってこれトワ嫌いなのなんだけど~!ぐう~…買いたくない…」

 

「トワ様~買ってきた~これで合ってる?」

 

「うん、合ってるよちゃんとお金払った?」

 

「払った~♪♪」

 

「トワも、もうすぐ終わるからちょっと、持っててね」

 

トワが選んだ食品の代金を払い、ミミの持ってきた食品も受け取って、出掛けるときに一緒に持ってきたリュックにしまいこむ。

 

「これでお使い完了♪♪」

 

「トワ様~この後は?」

 

「ん~っと、ちょっとふらふらして美味しい物でも食べよっか♪♪」

 

「美味しい物食べる~♪♪」

 

「じゃあ、行こっか♪」

 

トワはミミの手を握り、道を歩いて行く。

 

**************

 

「ミミ、あそこのお店のアイス美味しかったね~♪♪」

 

「うん、アイシュ?…冷たくて、甘くて美味しかった~♪♪」

 

次の美味しい物がないか探していると、隣の横道から数人のトワより年下の近所子供達の集団が走ってきた。

 

「あっトワお姉ちゃんだ~」

 

一人がトワ達に気付き、よってくると他の子達もよってきた。

 

「トワお姉ちゃんこんにわ~」

 

「お姉ちゃんこんにわー」

 

トワとミミを取り囲むように、悪魔や吸血鬼の子供達がよってきた。

 

「みんなこんやっぴ~♪♪」

 

「「「「こんやっぴ~♪♪」」」

 

トワが挨拶すると、みんな真似して挨拶してくれる。

 

「お姉ちゃん何しにきたの?」

 

「トワね、ママのお使いに来たんだよ」

 

「何買ったのー見せて見せて」

 

「みんなが食べてる食材ばっかだよ」

 

「え~つまんな~い」

 

そんないつもの会話をしていると

 

「トワしゃま~~……」

 

と、ミミ声が後ろから聞こえてきた。どうしたのだろうと思って振り向くと。

 

「すげーこのしっぽ鱗生えてるぜ」

 

「ざらざらだね~」

 

「でも、腕には鱗生えてないよー」

 

「角かっこいい~」

 

「耳変なのー」

 

「うぅ…あっ…」

 

子供達特に男子に体中触られてるミミがいた。

 

「んんっ…そこ触らないで」

 

「えぇやだもっと触らせろよ」

 

「ふぇ…んんっ」

 

「ここどうなってるの~」

 

「ここはここは?」

 

「ふあっ…んんっ」

 

ミミが今にも泣きそうになると

 

「こらーー!!」

 

「トワしゃまー!!」

 

ミミを男子の集団からなんとかミミを引き剥がすと、ミミはトワに抱きついてきた。

 

「嫌がってるのに無理やり触っちゃだめでしょ!!」

 

「うぅごめんなさい」

 

「ミミ大丈夫?」

 

「うん、大丈夫…」

 

「トワお姉ちゃんその子だーれ?」

 

「この子はミミ、トワの眷属なの♪♪」

 

「眷属なの!すごーい!!」

 

「トワお姉ちゃん眷属いたんだーー!!」

 

その後、男子達はミミにちゃんと謝り、男子も混ざって話をしていると

 

「交易商?」

 

「うん、交易商のおじさんが今帰ってきてるからみんなでお話聞こうと思って来たの」

 

「外のお話いっぱい聞くんだー!!」

 

「トワ様、交易商ってなあに?」

 

「ん~何て言えば良いのかな…この森の外からいろいろな商品を持ってきてくれる商人なんだよ」

 

「この森の外?」

 

「じゃあ、ミミを聞きに行く?」

 

「行く~♪♪」

 

トワとミミは交易商のいる所に向かった。

 

**************

 

「トワ様外って凄いね~」

 

「本当外ってすごいわよね~」

 

家への帰り道を歩きながらミミと一緒にさっきの話を思い出す。

 

この森を進んでだ先、ここと違っていつも真っ暗じゃなく、明るい時間と暗い時間がしっかりとあって、ここよりずっとおっきな街、見たことない種族、おっきな湖だったり、街にあるおっきなサーカスっていう舞台やその近くにある中華街という場所

 

「ねぇミミ…」

 

「なんでしゅか?」

 

「トワね、眷属を持ったら絶対に一人前の悪魔になるために外の世界を旅しようって、心に誓ってたんだー」

 

「ふぇ?」

 

「危ないかもだけどミミはトワについてきてくれる?」

 

「ミミはトワ様の眷属なの♪トワ様が行くって言ったらミミはどこまでもついて行くの♪♪」

 

「そっか…よーしじゃあ、ママに許してもらえるよう、二人でお願いしよう♪♪」

 

「する~♪♪」

 

決意を固めたトワとミミは家へと帰っていった。

 

***************

 

「えぇっ!!本当にいいの!!」

 

「えぇ旅に出て良いわよトワ」

 

「でも、どうして?ついこの前まであんなにだめって言ってたのに」

 

「ついこの前までだったら、だめって言ってたけど、今のトワはあの時のトワとは違うからよ」

 

「トワ成長したの?」

 

「眷属を持つ、それが大きいわね」

 

「ミミのこと?」

 

「えぇ、自分のことだけじゃない、眷属のことも考えられるようになった。だから旅に出ていいって言ったの」

 

「トワ、ミミのこと何があっても全力で守る!」

 

「そのいきならきっと一人前の悪魔になれるわね、でも一人で抱えすぎてもだめよ、そのための眷属なんだからね。」

 

「わかってるよママ♪」

 

こうして旅の支度が始まった。

 

ミミと一緒に外の世界についての本を沢山読んで、何が必要なのかを調べまくった。

それでも意外と準備は早くすんでしまった。

ミミを迎えた日からママは、いつかトワが言ってくるだろうと思って密かに準備していたようで、旅の荷造りはほとんどすんでいた。

 

キャンプセットに食べ物を料理するための調理器具、どんな食材でも、美味しくしてくれる魔法の粉カレー粉、トワとミミの一週間分の着替え、そしてお金

 

「よし、これで準備万端!」

 

旅ようの2つのリュックにこれらの荷物を入れていった。

どちらを背負っていくかミミと話した末、トワがお金や着替え入れたリュックをミミが調理器具ガリガリ入ったリュックを背負うことになった。

 

「ミミこんなに重いの大丈夫?」

 

「ミミ力持ちだから大丈夫♪♪」

 

ミミは自分の体の半分以上ある大きさのリュックを軽々と持ち上げて辺りを走り周りながら答えた。

 

そして、トワとミミが旅立つ日がきた。

 

「ママ行ってきます」

 

「トワ、行ってらっしゃい。外でいろいろな物や人と出会って、沢山学ぶのよ、ミミちゃんと仲良くするのよ」

 

「任せて、トワいっぱい学んで一人前の悪魔に成って帰って来るから」

 

「ミミちゃんも、頑張ってね、もしもの事があったらトワのことお願いね」

 

「はい、ミミ、トワ様のこと全力で守る!!」

 

「「いってきまーす!」」

 

トワとミミはママに手を振りながら歩み始めた。

 

二人を見送るママの目には不安という表情はなくなり、娘の成長を喜び、いつのまにか目に涙が溢れていた。

 

***************

 

「トワ様~これからどんなことがあるの?」

 

「ん~…トワもこれから先の事なんてわかんないよ、でも、大変なこともいっぱいあるけど、きっとそれ以上にワクワクして楽しいことばっかりだよ」

 

「ミミものそう思う♪♪」

 

「よーしじゃあミミ、この道をまっすぐいったらこの森の外だから走って行こうか♪」

 

「うん、お日さま見たい♪♪」

 

「うん、ミミこれから頑張って行こうね♪♪」

 

「はい♪ミミ頑張る♪♪」

 

仲良く駆けてくる二人を迎え入れるかのように、森の置くから漏れてくる光は少しずつ大きくなってきていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます。

久しぶりの投稿だったので、上手くキャラを表現できているか不安だな~と思う所もちょっとあるのですけど、そこはこれから頑張っていって上手くなって行きたいと思いますです。

感想、アドバイス、お気軽にいれてくださいなのです♪♪
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