手を繋ぐことを諦めた少女   作:ナイトメア・ゼロ

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2話

小日向未来

 

リディアン入学時、二課に保管されていた聖遺物。櫻井了子の手により修復された天羽 奏の形見のガングニール。その適性を見いだされ装者となった少女。

 

純粋無垢、天真爛漫を絵に描いたような少女で、困っている誰かを放っておけない優しい性格。ただのお人好しにも見えるがその意思は強固なものである。

 

風鳴翼の歪みを正し、雪音クリスに本当の夢を思い出させ、共に諸悪の根源たるフィーネを打倒し月の欠片を破壊。

 

当初敵対していたマリア・カデンツァヴナ・イヴ率いるF.I.Sの三人と手を取り合いナスターシャ教授の犠牲に涙しながらもネフィリムを打倒しバビロニアの宝物庫並びに完全聖遺物ソロモンの杖を破壊し人類をノイズの恐怖から解放した。

 

その拳は、人のために戦い、思いやり、手を取り合う為だと彼女は言いその行動は、まるで現代に生まれた『救世主』のようだった。そしてその救世主に新たな戦いが始まることを人々はまだ知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある橋の下。そこにはボロボロのコートとボロボロのTシャツそして右足だけ付け根から破れた黒いジーパンをはいた少女がいた。その少女はただぼんやりと座っているだけで食事も何もせずずっと座っているだけだった。すると。

 

「おいかのじょ〜」

 

今時、そこらのナンパ師でも言わないようなことを言いながら近づく3人の男が来た。

 

「こんなところで何やってんの?」

 

「俺たちと遊ばね?」

 

「いい店知ってるよ俺たち」

 

そう言って1人の男が少女の肩に手を置いた瞬間である。

 

グキッ!!!

 

「「へっ??」」

 

突然少女は人間じゃ絶対にできないぐらいの高さまでジャンプをして両太ももで男の顔を挟むとそのまま首の旗をへし折ったのだ。突然のことに2人の男は一瞬思考が飛んでしまった。そこから更に少女は2人の男の隣に着地すると2人目の男の耳に噛みつきそしてそのまま引きちぎった。

 

ブシャァぁぁぁぁぁ!!!!!

 

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

 

男は悲鳴をあげながら地面に倒れ耳があった場所を抑えながら出血を止めようとするが手で抑えただけじゃどうしようもなくパニックになった。

 

「プッ」

 

少女は、噛みちぎった男の耳を吐き捨てると3人目の男の方を見た。3人目の男は2人目の男の悲鳴で意識を取り戻すと。

 

「あ、ああ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ば、化け物だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

3人目の男はそう言って2人目の男を見捨てて逃げだした。少女は2人目の男を睨むと男は痛みと恐怖で声が出せないのか歯をガチガチと鳴らしながら震えているだけだった。なんとか助けてもらおうと男は目で助けてくれた少女に訴えるが少女は右足を振り上げた。少女の体はかな。柔らかく少女の右足は地面から一直線でとても綺麗だった。そして少女はなんの躊躇もなくおとこの股間を踏み潰したのだ。

 

「っ・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!」

 

男は悲鳴をあげたがあまりの痛みで声が出せずそのまま死んで逝った。少女の右足は男の血がベッタリと付着していたが不快な顔もせずただただ無表情で死んだ2人の男を見ていた。そしてそのまま歩いて何処かに行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人目の男は走りながら交番に向かっていた。仲間が2人女に殺された。故に自分は警察に助けてもらおうとしていた。だがそんな時だった。

 

「あら〜こんな時間にこんなところで何やってるんですか〜」

 

不思議な女の子が男を呼び止めた。男は藁にすがるつもりで女の子の腰に抱きつくと。

 

「だ、助けてくれ!!い、イカれた女に殺されそうなんだ!!」

 

「イカれた女ですか〜?」

 

「そうだ!!後で金でもなんでもやるから頼む!!助けてくれ!!」

 

男はそう言って助けを求めると。

 

「いいですよ〜。助けてあげても」

 

女の子がそう言うと男は涙を流しながら安心したような顔をした。そして。

 

「じゃ〜、すぐに楽にしてあげますよ」

 

そう言って女の子は男の唇に自分の唇を当てた。

 

「うぐっ!!うぐぅぅぅぅ!!!」

 

すると男の髪の毛は白くなり肌もどんどんシワが出始めさっきまでの若い男はヨボヨボの老人になり始めたのだ。

 

女の子は唇を離すと男はそのまま死んでしまった。

 

「あなたの思い出ちゃんと頂きましたし確かに助けてあげましたよ〜。その女の恐怖から」

 

女の子がそう言うとその場から姿を消した

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