「付き合ってください!」
みみみの2度目の告白。観客の中には当然冷やかしの声だったり、男達からの怒号が飛び交うのが聞こえる。
そりゃあ、そうか。みみみは日南に匹敵するこの学校のヒロインだ、密かに恋心を抱いていたり、アプローチしようとした男子が多く居て当たり前だ。俺に対しての怒りの声が聞こえても不思議じゃない。
文化祭の前にみみみと菊池さんの二人を選んだが、もしかするとその時に俺の心はもう決まっていたのかも知れない。
この人生というゲームを攻略するために色々頑張ってきた。最初は馴染める気がしなかった陽キャグループに気付けば溶け込めていったのもみみみのおかげだった。
そして、きっと、俺の知らない世界を見せてくれた、自分が辛い時だって周りを元気付けようとする、そんな底なしの明るさに俺は惹かれていたのだ。
なら俺の返事は......
俺はみみみの元に近づく、そして彼女の耳元でそっと、決して誰にも聞こえないように囁く......
ステージを降りて、一人でどこに行くということもなく歩いていると、ヒロインモードを解除中の日南に呼び止められた。
「ねぇ、ちょっといい?」
「......今じゃないとダメか?」
「ええ、至急よ」
そういうと、日南はいつもの教室の方向へ歩を進めた。仕方がなく俺も付いていく。
教室に着くまで俺たちは一言も言葉を交わさなかった。いや、正しくは日南に交わすことを拒否されていた。
「さて、」
いつもの朝の会議と同じように座る。ただ、今この空間には重苦しい雰囲気が立ち込めていた。
「前置きはいらないわね?」
「......ああ」
ゆっくりと頷く。無駄な言葉を挟める雰囲気ではなかった。それを見て日南が苛立ちを隠せない声で聞いてくる。
「なんでみみみを泣かせたの?」
みみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみ
みみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみ
みみみみみみみみみみみみみみみみみみみみ神みみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみみ