明日への夢   作:白黙

10 / 50
10話目です
今回と次回でプロローグの最終話となります


WakeUp Final Part1「絶望ト恐怖ト怒リト」

俺は気づかなかった自分の傲慢さに

『その日常はいつまでも続くだろう』

『この日常はいつまでも続くだろう』

『その平穏はいつまでも続くだろう』

『この平穏はいつまでも続くだろう』

そして、

『この力があれば全ての人を守れるだろう』

その…この…傲慢さに気づくのが遅すぎたんだ…

そう思いながら俺は新しく作った腕の接合部から流れ出る血と痛みに苛まれて倒れる

 

 

 

ことの始まりの一日の始まりに戻る

 

 

その日も俺はいつもどうりの行動をしていた

学校が今はなく9時過ぎになるとずっと寝ている俺の上に乗っかたりふみふみと前足で踏んでくるクロから起こされて、

最近の日課になっている朱乃姉ちゃん家からかかってくる電話をとりいつもどうり話すそして最後には明日また朱乃姉ちゃん家に遊びに行く約束をする。

そこで終わったかと思ったらあの日から3日たった日からずっと電話をかけては惚気てくる八重垣さんからの電話が来てそれに出るとまさかの今回最長記録更新の2時間近くの惚気通話である。

そして日課となっている廃工場に行って廃工場での鍛錬とシェルブリッドの改良と他アルター能力の試行錯誤をする。

それから夕方になってきたので歩いてゆっくりといつも通りの道を通って家に帰って行き、

そして家に辿り着く。

 

ここで気づくべきだったのだ…いつもちゃんと玄関の鍵を閉めていた両親がいたのに玄関の鍵が空いてる時点で気づくべきだったのだ

 

更に俺はこの間悪魔に圧勝して勝ったために力に自信をつけてしまっていた。

それこそが最大の慢心だと言うのに

 

雄護sideout

 

 

 

 

三人称side

 

雄護が鍛錬から帰って来てそのまま自宅の玄関を開けるとそこには

血溜まりができていた。

 

 

「え、は?え?」

 

雄護は今目の前で見えている惨状が理解出来ていなかった。

否、わかっていたが理解が及ばない或いは理解したくないのである。

そんな隠せていないような動揺をしながらリビングに歩いて行くとそこには、血しぶきの部屋の中心で唯一血の一滴もかかっていない初老の銀髪で髭を生やした男が座っていた

すると銀髪の男は雄護の方を見たあと笑顔で

 

「おっほ!!君が異次元君かい???」

「誰だそれ……ってかお前は誰だよ………??」

 

そう言った雄護…少年は一見酷く冷静に見える口調で言う

 

「俺ちゃんかい俺ちゃんはリリン…いやリゼヴィム・リヴァン・ルシファーって言うんだぜ♪リゼヴィム様って読んでくれていいだぞ♪」

 

と銀髪の髪をした男性は軽々とそう言ってくる

 

「お前の名前なんてどうだっていいんだよ………1つ聞くぞこの家に散らばって飛び散ってる血は誰のだ…」

「それはこの家に入って来た時に喚いていた男女2名さ♪」

 

そうリゼヴィムが言い放つと沈黙が走りその後…

 

「…殺す

「あ、なんだって?」

殺す!!!!

 

そう言いリビングのソファを再構成し、

シェルブリッド第1形態改とシェルブリッド擬を瞬時に

両腕に纏いリゼヴィムと名乗った初老に対し殴りかかるが…

 

「あっひゃっひゃっひゃっ!!異次元君のレベル程度じゃあ俺ちゃんは倒せんよ♪」

 

といい雄護が殴りつく前に

リゼヴィムが片手で生成した魔力弾を放ち雄護の右腕のシェルブリッドに当てると当たった瞬間部屋に【ブチッ】

【グシャッ!!】【ブシャァァァァ】という音が響き渡り雄護が自分の右腕に目をやるとそこには

 

「あ?あ???」

 

今度こそ本当に理解できなかった

右腕が存在していた場所からは血が吹き出していたのだ。

そこには腕も無くシェルブリッドもなくただただ右肩から先が血が出ているのだ。

 

「ガァァァァァァァァ!!」

 

そこまで理解が追いつく事で右腕のあった場所からどんどんと激痛が来てしまい雄護は叫ぶ。

そして、それと同時に理解した

『コイツには勝てない』と

そこで次に雄護がとった行動はリビングのものを再構成し無茶をすることで右腕を再々構成し、同時に足にラディカル・グッド・スピード(脚部限定)を纏って瞬時に家からの脱出だった。

 

「アァァァァァ!!」

「おや?逃げるつもりかい?そうはいかないよん♪」

 

といい大量の異形の怪物を雄護の元に向かわせる。

 

(クソ!クソ!クソがァ!!)

 

そんな言葉と怒りと恐怖と哀しみの感情が雄護の頭の駆け巡っていた。

 

三人称sideout

 

 

雄護side

 

時は現在に戻る

 

俺は既に満身創痍だった。

あの銀髪野郎は『今は敵わない』と思い即座に撤退することを選んだ。

その後アイツは追っ手として怪物を放ってきたが特別強いわけではなかったが、いかんせん数が多すぎた出力を瞬時に現在出せる限界ギリギリまで引き上げて『衝撃』『壊滅』のラディカルのブリットで倒せたのだがそれでもおおよその体力を全て持っていかれた。

 

「ハアッハァッハアッハァッハアッ…」

 

息はもうとっくに上がっていてそれでもあそこから少しでも遠くに今は逃げるために進むが、前にクロを拾った公園まで来たところで遂に倒れる…

(ここまでか…父さん…母さん…俺が居たせいでこんな事に巻き込まれてごめんなさい…)

(仇を取れなくて…ごめんなさい…)

そこまで心の中で謝ったところで意識が薄れていく…

意識が消えかける瞬間に見えたのは叫びながらこちらに駆け寄ってくる金と黒の髪色をした浴衣を着てい男性だった。




という訳で10話目でした。
今回の話で主人公はリゼヴィムに付け狙われる…訳ではないんです。
最後に出てきた人物はこれからの主人公の保護者です。
そして今回の話でやっと主人公の本命の目的でこの作品の主軸でもある「リゼヴィム絶対殺すマン」への暗黒進化が発生します。
ちなみにリゼヴィムが部屋にいた理由は
一悪魔と協会戦士が悪魔勢力と天使勢力から完全に逃げ切ったらしいと自分が悪魔勢力に突っ込んで置いたスパイからの連絡を受ける→面白そうだから捕まえて見るか→なんだこの人間2人はウッザッ殺すわ→お、異次元君やってきたか→なんだつまんね殺すわ→飽ーきた帰ろ
位の考えだからホントにクソ野郎です(つまりはそれを考えた作者が1番のクソ野郎では?)。
もうひとつのリゼヴィムが主人公を「異次元君」と読んでいたのは主人公の力の源が次元の狭間のそれに似ていた為に「異次元君」と呼んだのでした(ちなみに飽きたから帰っただけで主人公を見つければ直ぐに興味をまた出すぞ)。

という訳で
誤字報告やこうしたら?やここもうちょい補足つけないと何を言いたいのかわからんぞ等がありましたら感想欄に書いて頂けると嬉しいです(もちろんそれ以外でも可)。
それと作品の評価をしてくれると作者が泣いて喜びます(誰得)

そして次回で遂にプロローグは終了です。
更に主人公の身に異変も発生します。
それでは!!
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