明日への夢   作:白黙

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殲滅旅のお狐姫ラストです
どうぞ




※駄文注意


Life Ⅴ 旅の終了は契約と共に

前回のあらすじ おやすみ( ˇωˇ )

今回のあらすじ 契約だぁひゃぁぁぁぁぁあ!!

 

起きたら知らない天井でした

とりあえず上半身だけ身体を起こすとわぁ

布団の中のオイラの体が包帯だらけだァ!!(小並感)

特に両腕がぐるぐる巻きになってて痛てぇ

見た目的にはアレ、漫画とかにある手の先まで動かせないくらいに包帯が巻かれて元の腕の数倍に大きさになってるやつ

というかなんで布団の上で寝てんの?

結の事だからどっか適当な所に行くと思ったが……見た感じが完璧に和のお屋敷なのだ。

まぁいいかとりあえず誰か呼ぼうかな?

 

 

 

5時間経過( ¯꒳¯ )ᐝ

 

 

 

………………( ゚д゚)ハッ!二度寝してたやべっ

んお九重…って寝てんのかよおい!

まぁいいや起こすか

 

九重起きてくれ

 

………あぁ…やっぱりね…何となくそんな気はしていた

だからだろうな戦闘中自分でも喋ってないことに気づかないのは…いや、気づきたくなかったのか……

声が出ない

さっきの言葉も喋るだけでそうとうキツい

なるほどね…アルターで体を直すとこうなんのね…

多分喋ることはギリギリできるって事は声帯はあるんだろうな……

まぁ、これくらいの事で一々しょげてもしょうがない

でも殆ど声は聞こえないからと言って喋れないのも困る

………………………せや(ハート・トゥ・ハート)を応用すればいけるんちゃう?

思い立ったが吉日!!じゃあやってみっか!!

先ずは首に巻いてある包帯を首輪かチョーカーにでもアルターで変えてそこに夢の能力を植え付ける…

よっしゃできた( 'ω')و ̑

じゃあ早速九重に呼びかけてみるか〜…………イケるか?

 

《九重〜起きろー》

 

「ん?んん〜」

 

手応えあり…出力最大でイケるのか効果反転

通常(ハート・トゥ・ハーツ)は相手の意思を読み取るというものだが今回はその応用で俺の意思を相手に直接届けるといことだ

応用というか荒業だが行けたっぽいな

けどまだ起きないな…

 

《起きろ〜起きないとーえーとほっぺグリグリするぞー》

 

 

それほっぺグーリグーリグーリグーリ……起きねぇ

グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ

 

「痛いのじゃ!?」

 

《お、やっと起きたか》

 

多少九重のほっぺが赤くなってる気がするがスルーだ

 

《おはよう九重》

 

「………………」

 

ありゃ?放心してる?なん

 

「雄護ぉぉぉぉぉぉぉおおお!!」

 

うぉっと抱きつかれたというか突進された

 

《ごめんな心配かけて》

 

「雄護、雄護、雄護ぉぉぉ」

 

《泣くな、泣くな、気持ちは分かるけども》

 

「わかってないじゃろ!?お主4日間も眠り続けたのじゃぞ!!」

 

《それは普通にスマン》

 

なるほどあの龍しばき倒してから4日間眠ってたのね

まぁ、怪我より単純に疲れが溜まってたんだろうな

 

《九重、ところでここは何処なんだ》

 

「?、私の家じゃ」

 

なるほど……ん?

 

《じゃあどうやってここに来たんだ?》

 

「覚えておらんのか?」

 

《ちょっと疲れてたせいかまだ記憶がハッキリしなくてな》

 

「あの後雄護が私を起こしていきなり『家の事思い出して今すぐ!!』って言ったから家の事考えてたらいきなり入口門の前まで来たのじゃ!!しかもその後雄護は急に倒れるからびっくりしたんじゃぞ!!」

 

《あぁ……スマン》

 

多分オーフィスの残留粒子?パゥワー?的なアレである

そもそも何故結があの時【絶対知覚】を使ってたかというとそれはオーフィスの残滓を解析して貰ってたからである

そしてその理由は転移術……所謂ワープやテレポーテーションを使える様にする為だが

話を聞く限り結果は成功のようだ

 

(だったら)

 

とりあえず九重の頭の上にある狐の面を手を使わずに手元に引き寄せる

 

「のじゃ!?」

 

《キッッッツィ!!》

 

キッッッツいが!?

集中力とか力とか色々持ってかれる感じだぁ!!

 

《とりあえずこれ貰っておくな?》

 

「な、なんじゃ今のは!?」

 

《超能力?的な?》

 

他に何も思いつかなかったしとりあえず誤魔化した

で、後は…………

 

《九重》

 

「ぬ?」

 

《俺の両腕の包帯をとりあえずとってくれないか?これ着いたまんまじゃ何も出来ないからな》

 

「で、でも雄護その腕は」

 

《何となく分かってるから…自惚れかもしれんがそう何度も俺の為に落ち込んでくれんな!》

 

「雄護…」

 

《それに九重は笑顔の方がカワイイしな》

 

「カワ、恥ずかしいからやめるのじゃ!!」

 

《へいへい》

 

そう何度も顔を曇らせてもらっても困るしな

それから両腕の包帯を徐々に九重が解いてく

そして完全に包帯が無くなる………

そこには無数の亀裂が入ってた

特に右腕が酷いが確かこれは…………アルター痕だ

九重が俺の腕の包帯をとるのを躊躇った時点で予想出来た

だからそんなにショックはないがチョイと腕が動かしにくいのが難点だな

それと

 

《九重実は1つ頼みがあるんだが》

 

「どうした?」

 

《えぇと実はな》

 

 

 

 

 

 

 

………………よしっとここでの用はこれで終わりかな

 

《じゃあそろそろ行くか》

 

「もう行くのか!?まだ起きてからそこまでたってないじゃろ!?」

 

《いやぁそれが俺三大勢力から特に堕天使の組織のグリゴリから指名手配されてるから》

 

「初耳じゃが!?」

 

《言ったら九重は心配するだろ?だからな………それに九重の親御さんには会ってないけどここまでの処置してくれてるんだからいい人だろ?それくらいは分かるさ》

 

「………だったら今度は私が雄護を守るのじゃ!!指名手配されてるならここに居ればよかろう!!お母様も私が説得するからだからだから…」

 

《………ありがとう九重嬉しいよ》

 

「!ならば!!」

 

《だけどそれは無理だ》

 

「なんで?なぜなのじゃ!!」

 

《俺には九重と同じくらい大事な友がいる………そいつらは危なっかしいからな…完全に守れるだけの力を今のうちにつけたいだからもう行かないと》

 

「大事な友……」

 

《あぁ、だからそんなに泣くな!!大丈夫!!お前やここの人達がピンチになったら必ず駆けつける!!ピンチになったらもうダメだって思う前に俺の名前を呼んでくれれば絶対に守り抜くから》

 

《それに今生の別れじゃないからなその内また来るさ》

 

「………………グスッ、約束、じゃぞ?」

 

《オウヨ!!だから俺からも最後に一つだけ頼み事だ》

 

「……なんじゃ?」

 

《その内…多分だが、三大勢力の使徒として髪がプリン色の堕天使の親玉か煩悩だらけの茶髪で俺の同い年の奴らが来ると思う!その時は話をしっかり聞いてくれ》

 

「その頼み承ったのじゃ」

 

《ありがとな》

 

最後に九能の頭をめいっぱい撫でる

 

《じゃ、またな》

 

「うむ!!またなじゃ!!雄護」

 

笑顔でコチラに手を振る九重を見ながら俺は京を旅立った




というわけでオリジナル章ここで終了です
次回からまた原作に戻ります
……………………ここで1つ補足をば
如何に雄護といえでもアルター能力をただ出力を最大に上げても効果を反転等という事は絶対出来ません
これは夢(ハート・トゥ・ハート)というアルター能力自体がかなり雄護自身と相性が良いからです
相性が良い理由?それはその内…………
ちなみに頻繁に使うシェルブリットとの相性は普通(にいいくらい?)です

誤字報告と感想下さい(小声)

それでは今回もお読みいただきありがとうございました
それではまた次回

黒歌まだヒロイン化してないんだけど朱乃さんは主人公のヒロインとしてあり?

  • 書けるならあり
  • 書けるかは別としてあり
  • なし

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