チチに転生したので理想の妻を目指す   作:丹碧のブルーメ

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この度はアンケートにお答え頂いて、ありがとうございました。
集計結果は『1行間を設ける』が勝ったので、全面修正することにさせて頂きます。

これからもアンケートは度々すると思いますが、その時はまたお願いします!



10話

前回、意を決して亀仙流に入ることを誓ったわたし達。

でもそれをあまり良く思わない人もいるようで…

 

「ちょ、ちょっと待つだよチチ!…ホントに入るべか?面白半分でやるもんじゃねぇだよ?」

 

おっ父だ。おっ父は困惑しているようだ。そりゃそうだろう。大事に育ててきた娘が急に武闘の方向に行くのだから…でも!

 

「でも!オラ、本気で入りてぇだ!悟空さと一緒に強くなりたいだよ!!!」

「…昨日一緒に戦ったとき…チチとの協力、楽しかったぞ。だからオラもチチと一緒がいい!オラからもおねげぇだ!」

 

私はどうしても亀仙流に入りたい。ドラゴンボールの世界にせっかく来れたんだから、誰だって入りたいだろう。

そして悟空さも一緒に頼み込んでくれた。しかも協力して戦ったのが楽しかったらしい!こんなに嬉しいことはない。

 

「ほっほ、子供二人から頼み込まれてしまったのぅ。牛魔王。あとはお主の選択だけじゃ。」

 

父として心配してくれているのは凄く嬉しいけど…でもここだけは引けない。どうかわかってほしい。

 

 

 

 

「…わかっただよ。」

 

どうやらおっ父も泣く泣く許可してくれるみたい。

 

「い、いいんだか!?」

「ただし一つだけ約束だべ…絶対に無理するんじゃねぇだよ!」

「わかっただ!!!」

 

「………うむ。なら早速じゃが武道を教えたい。お主ら、準備はいいか?」

「ばっちりだよ!」「大丈夫だ!」

「よし。では外に行くとしよう。」

 

「ま、待つだよー!チチ、ヘルメットの武器がないべ!」

「あっホントだか?」

 

そうだった…恐竜の足止めをするために投げてそれっきりだ。わたしは原作のチチのように、ブーメランみたく戻ってくるように投げれないのだ。だからただの投擲武器と化してしまっている。

 

「こんな時の為にもオラ、予備持ってきてるだよ!ほら、付けてくべ。」

 

チャキ

 

おっ父に直接つけてもらった。予備も持ってきてくれていたとは…まったく、おっ父には頭が上がらない。

「おっ父…ありがとうだよ!頑張ってくるだー!」

 

「おう!頑張るだよー!」

 

◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆

 

とりあえず入門したわたし達は…

 

「まあなにもすぐ実践するわけではあるまい。悟空達はまだ実践形式の修行を始めるには幼すぎるからな…

将来への布石と思っておいて、教えから習うのが良いじゃろう。」

 

亀仙流に入ったといっても、すぐに原作のような厳しい修行をするわけではないらしい…よく考えてみればたしかに早すぎるかも。わたしも怪我してるし。

 

「えー…オラはやくかめはめ波打ちてぇぞ。」

 

悟空さはさっさとかめはめ波を身につけたいようだ。原作でも見た瞬間マネしだしていたし…

 

「バッカもん!修行や稽古、教えを習わずにすぐ出せるようになるはずないじゃろう。」

「え、でもよー。ほら。」

 

ポッ

 

「なっなんと!!!」「すげぇだな!さすが悟空さ!」

 

原作より幼い状態でかめはめ波を試すから、てっきりできないのかなと思ったら…まさかのちょっとだけ出た。

例えるならガスバーナーの火くらいだが…それでもすごい。すごすぎる。

 

「し、信じられん…でも何がなんだろうとまずは鍛錬、稽古、修行あるのみじゃ!」

 

どうやらいくらかめはめ波が使える(?)といっても、予定変更というわけにはいかないらしい。

にしても教えを貰うだなんて、どんなことを学ぶんだろうか?

 

「まずはこれに着替えてもらうとしよう。ほれ、お主たち腕を上げなさい。」

 

ガサゴソ…

 

そうしてわたし達が着替えさせられたのは…そう、亀仙流の道着だ。悟空さがこっちを見てくる。

 

って…

 

悟空さがすごい馴染んでる!勇ましいと言うには幼すぎるが、なんというかすごい悟空さらしいのだ。やっぱり原作のあの姿に見慣れているからだろうか?

 

「悟空さ、すごい似合ってるだな!カッコイイだぞ!」

 

ホントはどちらかというとカワイイよりだと思ったが、多分喜ばれるのはこっち。

 

「チチ!おめぇのヘルメットっちゅーもん被ってない状態は初めてみたけど、全然違うな!

上手く言葉に言い表せねぇけんど…なんていうか、いい感じだぞ!オラこっちの方が好きだ!」

 

多分これは悟空さなりに褒めてくれたのだろう。嬉しいことだ。

 

「悟空や、そういうときは『めんこい』とか『かわいい』とか言うといいぞい。」

「わかった!チチ、めんこい!カワイイぞ!」

 

悟飯さんが悟空さにとんでもない言葉を教えてしまった。こんなこと言われ続けたらわたしの身が持たない。

 

「え、えへ…んひっ…そ、そったらことばっか言って!恥ずかしいだよー!!!」

「急に恥ずかしがって、やっぱチチってちょっと変わってんなー。」

 

危ない危ない、また意識が全面お花畑になるところだった。

 

 

 

 

「それではまず武道の基礎から教えるぞ。まず最初に、お主ら二人には武道の考えについて知ってもらおう。」

 

「まず武道は、何の為に習得すると思う?」

「強くなるためじゃねぇんか?」

 

「たしかにそうじゃが、それ以外にもあるな。」

「日常を豊かにしたり、身を守るためだか?」

「おお、答えに近いのぅ。」

 

とこんな調子で、わたし達は武道について習うのであった。




ここの悟空はカワイイやらめんこいやら覚えましたが、意味を履き違えています。
実は『イメージが変わった相手に言う言葉』をカワイイ、めんこいだと思ってしまっているのです。

でも…クソダサ装備からマトモな服に着替えたので、もしかしたら少しは本当に『カワイイ』とかの感情を持っているかもしれませんよ?

いわばギャップ萌えですかね?
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