チチに転生したので理想の妻を目指す   作:丹碧のブルーメ

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新年開けてから嫌な出来事がめっちゃ多くて…精神的に参ってしまって、かなり投稿も遅れてしまいました…

お待たせしました。


19話

悟飯さんが薪を取りに行ってくれてる間、わたし達は他愛もない話に花を咲かせていた。

 

「にしても2人とも成長しただなぁ。野外サバイバルまでするとは、わけぇ頃のオラよりずっと凄いだよ。」

 

おっ父は時々ジェット機でパオズ山まで様子を見に来るのだが、毎回成長に驚いて褒めてくれる。

わたし達も日々懸命に鍛錬しているので、成果を褒められると嬉しくなるものだ。

 

「そうだか?えっへへ〜照れるだよ〜!」

「オラ達もっと強くなるぞ!じっちゃん達をいつか追い越してぇんだ!」

 

なんと悟空さ、向上心昂るあまり師匠兼育ての親を超える宣言。さすがサイヤ人と言ったところか。

 

「さすがにまだ早えぇだよ!悟飯さんの強さは普段から目にしてるべ?」

「それでもオラ、勝ちてえんだ!」

 

一緒に生活しててよく見る光景のひとつとして、悟空さがやる気を起こさない時はよく悟飯さんが悟空さに勝負事を持ちかけてやる気を上げているのをよく見る。

 

戦闘欲を刺激して幼い子供にも確実に向上心を植え付ける。悟空さがサイヤ人というのを考慮しなくても好戦的な性格になる育成と言えるだろう。

武闘家として育てられてるのがわかる。

恐らく今回の「勝ちたい」欲もそこから来ているのだろう。

 

「向上心があるのはいいことだべ、だけんどそれで調子に乗りすぎたらダメだとオラは思うだ。」

「チチは慎重だべなぁ。」

「そうだぞ!オラもおめぇもすげぇ強くなったのによ!」

 

褒めてくれるのは嬉しいが、今回の件で予定外なことに弱いタイプなのが露見したので油断は大敵!と心に教え込む。

ドラゴンボールといえば超展開。

つまり予定外の連続だ。今後どうなるかわからないし慎重になるのはいい事だと思う。

 

「おーい!」

 

そんな他愛もない話をしていると、薪を取りに行ってた悟飯さんが帰ってきた。

 

「じっちゃん!」「悟飯さ!」

「おおぉ!悟飯さん遅かったべなぁ。おかえりだよ!なにかあっただか?」

 

「いやぁ…途中で腰を少しやってしまってのぅ。ほっほっほっ。」

 

ということらしいが…悟飯さんが腰をグキっとやってしまったなんて今まで生活してて1回も無かったので、物珍しいこともあるものだ。

 

「珍しいだな?悟飯さ大丈夫だべか?」

 

もしや昨日の戦いで腰を痛めてしまったのかも?

原作での死亡関係の出来事をへし折ったから安心したのも束の間、ぎっくり腰で亡くなられたとかなったらホントにシャレにならない。

 

「もう大丈夫じゃよ!心配かけて悪かったのぅ!さ、朝ご飯を作るとするか!」

「いんや、オラが作るだよ!」「あっじゃあオラもやりてぇ!」

 

悟飯さんの体調が心配なので、ここはわたし達に任せてもらおうと思う。おっ父にも料理の腕を見せれるチャンスだし!

 

「おおっ!じゃあ今回はお主らに任せるとするかの。」

「任せるだか!?悟飯さん、さすがにここはオラが…」

ゲシッ

「いいからやらせてけろ!!」「オラ達に任せろ!!」

 

おっ父が驚いてるが、わたし達はこれでも3日野外サバイバルしたのだ。舐めてもらっちゃ困る。

強引に料理場から追い出して、悟空さと2人で料理に取り掛かる!

 

今回は山菜を中心とした料理!さて、大人達の反応が楽しみだ…

 

◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆

 

完成!山菜を切り、その後いい感じに火で炙ってその上から岩塩をまぶした。サバイバル料理って感じもするがこれ、美味しさは抜群のはずだ。

 

「ジャーン!!!できただよ!」

「いい匂いだな!うひょー!オラもう堪えるの限界でよ!」

 

早速食卓へ。おっ父達に負けず劣らずな料理が作れたと思う!ここ数年での料理スキルが悟空さと共に劇的に上がってる気が…あれ?

ちなみに盛り付けは悟空さのだけ8割増だ。じゃないとすぐ足りねぇと言われてしまう。

 

「来ただな!よぅし、それじゃあ合わせて…」

「「「「いただきます!」」」」

 

ガッ!

「もぐもぐ…パクパク…うんめぇー!」

「パク…!」

 

…うん!結構おいしく作れてると思われる!悟空さは勿論パクパク食べまくってて…肝心の大人達の反応はというと!

 

「すげぇべな!鼻に炙った山菜の匂いが来て…くぅー!堪らねぇだよ!」

「料理も上手くなったな。チチ、悟空や。」

 

かなりいい評判!まぁこの歳でここまで出来ればかなり好調と言えるだろうし、わたし自身も今あるもので作れるものならこれがトップクラスだと思ってる。

 

「さて、折角ここで皆揃ってるし1つお話があるんじゃが…」

 

「なんだべ?」「なんだぁ?」

「悟飯さんのことだ、重要な話だべ?」

 

 

 

 

 

 

「うむ。ここまでサバイバルをこなせたお主らには、1度それぞれ別の修行をしてもらおうと思っておる!」

「いっ?」

カシャン…

 

うわ、重要な話…ご飯を食べる手が止まるレベルの。

 

「チチには1度牛魔王の城に帰ってもらいあっちで用意している修行メニューを。

 

悟空にはここで今まで以上の修行を積んでもらおうと思っておる。」

 

「ええっ!別々だか!?」「チチと離れるのオラ嫌だぞ!」

 

悟空さが何気にめっちゃ嬉しいことを言ってくれているが、それより衝撃的な言葉が悟飯さんの口から語られる。

わたしは帰省して修行を積むとなると、こっちではできない修行なのだろうか。

 

「それは承知…辛い思いをさせるが、わかってくれるかの?」

「…」

 

突然の別々に別れる提案に、迷いしかない。

なんだかんだ何年も悟空さと暮らしているのでもはや家族同然だし、勿論別れるのはとても辛いことだ。

多分だけど、悟空さも同じ気持ちだと思う…でも強くなるために必要な事だし…

 

「オラは…」

 

 

 

 

 




なんとか1月中に出せてよかったです。
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