原作:魔法少女リリカルなのは
羅輯はヴィヴィオと一緒に共同墓地を訪れていた。
この時間帯だと墓参りに来る人は少なく、墓地には二人だけであった。
二人は互いの手を握りながら、ある人の墓を訪れた。
レジアス・ゲイツ
「レジアス監督、遅くなってしまいました」
実に四年もの遅刻であった。
あれからたくさんのことがあった。
管理局の権限は大幅に縮小されることになった。
そして、ルーフェン主導の次元インターナショナルが設立された。
それぞれの次元世界は自分たちの世界だけを守ることになった。
そして、次元の海を支配することになったのは艦隊インターナショナルとなった。
「監督、あなたの望んだ未来が到来しましたよ」
地上の平和は確実なものとなり、アニメを取り巻く事情も改善された。
使い魔フレンズは新しくスタートした。今度は1と同じように神アニメだった。
「羅輯パパ、この人はどんな人だったの?」
「歴史だよ。英雄でも何でもない、歴史だ」
クロスオーバー作品
『地球往事三部作(三体、黒暗森林、死神永生)』
『魔法少女まどか☆マギカ外伝』
「呉岳さん、差し入れですわ」
「おっ、ヴィクターありがと」
「気が利くわね、小娘」
「結菜さんも足を引っ張らないでくださいね」
「アンタこそ、あまり長居はしないでね」
「うふふ」
「うふふ」
呉岳と紅晴結菜はなんとか復活した。
「ところで、結菜さんはいつ向こうに戻られる予定で?」
「戻らないわよ?というより、戻れないじゃない」
あの後、魔法少女たちは青銅時代プロと和解を済ませ、元の世界に戻っていった。
そのとき、門は固く閉ざされることとなった。
「・・・まあいいか!」
自然選択スタジオは今日も平常運転だ。
「俺たちがいなくなっても大丈夫だったな」
「そうだな」
「煙草吸いたい」
「「「とっとと成仏しろ」」」
原作登場人物
レジアス・ゲイツ
八神はやて
エリオ・モンディアル
高町ヴィヴィオ
高町なのは
クロノ・ハラオウン
フェイト・T・ハラオウン
ゼスト・グランガイツ
シグナム
ヴィータ
シャマル
ヴィクトーリア・ダールグリュン
ジェイル・スカリエッティ
ウーノ
チンク
ノーヴェ
ウェンディ
ドゥーエ
オリヴィエ・ゼーゲブレヒト
「・・・また局員かよ」
「無駄口叩かずに、とっとと書類片付けるんや」
「へいへい・・・」
史強は管理局員にさせられた。
八神はやての手引きによるものだった。
「アンタは有能やからな。管理局の人手不足は変わらないんよ」
「まったく・・・。また奢ってもらうぞ」
「この仕事が終わったらや」
クロスオーバー登場人物
羅輯(黒暗森林、死神永生)
史強(三体、黒暗森林)
章北海(黒暗森林)
呉岳(黒暗森林)
关一帆(死神永生)
魔戒(死神永生)
井上明(黒暗森林)
列文(黒暗森林)
東方延諸(黒暗森林)
環いろは(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
七海やちよ(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
水波レナ(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
秋野かえで(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
深月フェリシア(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
紅晴結菜(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
煌里ひかる(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
アリナ・グレイ(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
柊ねむ(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
里見灯火(魔法少女まどか☆マギカ外伝)
美樹さやか(魔法少女まどか☆マギカ)
キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ)
关一帆は新しいガンボーイの製作を任された。
今回のガンボーイは誰も死なないものとなっている。
四年前の事件以降、アニメのキャラクターにも人権が認められるようになった。
「さて、今日もガンボーイビルドファイターズの製作を頑張りますか!」
参考小説:課金厨のソシャゲ廃人がリリカルなのは世界に神様転生してまた課金するようです
「いつになったら出してくれるんだい、フェイトくん?」
「永遠にだしませんよ。スカリエッティ」
スカリエッティは第九無人世界に収容されることとなった。
彼以外にも何人かのナンバーズが収容された。
退屈ではなかった。この収容所ではアニメが見れるからだ。
ryanzi
「それが愛かい?」
二人がレジアスの墓の前で手を握っていたら、キュゥべえがやってきた。
「たぶんね」
羅輯はにっこり笑って頷いた。
「羅輯監督、君はボクたちにとって感情が精神疾患だと知っているよね?」
「ああ、見ていたから知っているけどね」
「僕はまさに感情が芽生えたから、この世界に追放された。
でも、今ではボクの母星でも愛が芽生えつつてるだろうね。
ありがとう。君たちのおかげで良い未来に歩みだせたよ」
夕焼けが墓地を照らしていた。
「感情の芽生えたボクでもわからないことがある。
どうして君たちは太陽が沈むというのに怖くないんだい?」
「もちろん、怖がったりしませんよ。あしたも太陽が昇ってくるのを知っていますから」
レジアスがクビになったようです 終
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丁儀はそれからもあの研究所に住んでいた。
そして、ある男がそこを訪れた。
「それにしても生きてたんだね、章北海監督」
「もう監督じゃありませんよ。ドゥーエは私を死んだことにしているようですが」
章北海は書類上では死んだ男だった。
本当だったら、あの事件で死んでいるはずだったが、ドゥーエの慈悲で助かったのだ。
「貴方にはアニメの行く末を見届けてほしい」
別れ際に彼女はそう言った。
「ところで博士はいつまでここに住み続けるつもりですか?」
章北海は閉ざされた門を見ながら言った。
「わからない。あとどのくらい過ごすべきなんだろうね。
これから何年も、私達がともに触れた道具や品物に囲まれ、
彼女の息を覚えている空気の中で過ごすべきなのかな?」
「いったい何のために?彼女たちが戻ってくることを望んで?」
「いや、僕に望みなんてものはもうない。でも、何か期待はしている。
まあ、ゆっくり休んでいてくれ。長旅で疲れただろう」
「・・・ありがとうございます」
章北海は客室に戻っていった。
この先、丁儀にどんな苦しみが待ち受けているかわからなかった。
「・・・寂しいなあ」
彼の頬に涙が伝った。
羨望時代は終わった。だが、後には何も残されていなかった。
丁儀の世界は終わったのだ。
「僕には何も残らなかった・・・何も・・・」
「やっぱりこうなっちゃってたか。行きましょ、丁儀さん」
「えっ?」
門の光が彼を包み込んだ。
そのころ、章北海は林の中を歩いていた。
そして、ある建物の前で足を止めた。
それは唐スタジオだった。
ドアを開けると、章北海の両親が温かく迎えてくれた。
彼は跪いて、泣き出した。
唐スタジオの周りは、原形質の海に囲まれていた。
残酷な奇跡の時代が過ぎ去ったわけではないという信念を、
私は揺るぎなく持ち続けていたのだ。