11月7日、日本に激震が走った。【栗毛の超特急】【サイボーグ】【現代のエクリプス】など、様々な異名で世界を席捲した日本が誇るスーパースター、ミホノブルボンが失踪したという事件が起こったのだ。
ミホノブルボン。通算成績30戦30勝。クラシック三冠を始め、シニア王道並びに短距離マイルGI完全制覇や世界各国の大レースを全て5バ身差以上付けて勝利したまさに伝説のウマ娘。そんな日本の至宝ともいえるウマ娘が突如失踪。当然、日本は大騒ぎとなった。
帰国していたミホノブルボンの専属トレーナーである大和良郎もトレセン学園にミホノブルボンの退学届けと自身の辞表を出した後、行方をくらませており、警察が総出で捜索をするも行方を掴むことが出来なかった。
マスコミ達はミホノブルボン・大和良郎の家族に直接取材をしようとするも失敗に終わる。なぜならボディーガードのばんえいウマ娘達や地元の警察・住民・極道に阻まれたからだ。マスコミ達が何故邪魔をするのか等と問うが、その者達は揃って「ご家族の意向により取材を完全に拒否させていただく」の一点張り。
それを聞いて大人しく手を引いたマスコミは極少数であり、大多数はその言葉を聞いても取材を強行しようとし、ボディーガードのばんえいウマ娘達や地元の警察・住民・極道と衝突。大騒動にまでなった。
そして、
当然だが、ミホノブルボンが在籍していたトレセン学園の生徒達は心配していた。皆の憧れであったウマ娘が突如失踪したのだから、ミホノブルボンの身を案じるのは当然だった。
―――
―――世界ID:????????? 某月某日 某空港
『そう……、無事に着いたのね』
「貴女がインヴェスティゲーターさんに掛け合ってくれたお陰です。目障りなマスコミ達に追われることもなくたどり着くことが出来ました。……大和トレーナーは無事に父の下へ行けましたか?」
『大丈夫よ。マスゴミ共が突撃しようとしたみたいだけど、雇っておいたばんえいウマ娘や地元の人達が阻んでくれたわ。大和さんも貴女のお父さんの所に居るから安心しなさい』
「良かった……」
『あなたも大変だったわね。貴女の知っているライバルが不在でつまらなかったでしょ?』
「ライスシャワー、メジロパーマー、ラムタラ……。どれも私の知っている者達ではありませんでしたから、すごくつまらなかったです。それに、日本では大和トレーナー・父・貴女を除いて私を見てくれなかった。寒門の星や憧れというフィルターを通してしか私を見てくれなかったのが苦痛で仕方ありませんでした……」
『日本人は本質的にそういうのを好むから仕方ないわ』
「私も貴女方が且つて使っていた
『私も今は使えないのよ。
「当てがなさすぎますね……」
『そうなのよねえ。本当に何時になったら使えるのかしら? あっ、それより時間は大丈夫なの?』
「……そろそろ迎えの車が来ます」
『そう。何かあったらUmaineで連絡しなさい』
「はい。お世話になりました、ヴェールリーダールさん」
『縁があったらまた会いましょう』
「はい、さよならは言いません。また会いましょう」
そう言って、私は通話を切った。私が走ったレースはどれもつまらなかった。KGVI&QESも凱旋門賞もメルボルンカップもBCターフも走ったが、私の求める相手はいなかった。あいつ等がいないだけで、ここまでつまらなくなるとは思っても見なかった。
BCターフで引退宣言した時も、日本のマスコミ達が本当に鬱陶しかったし、URAの者達も引退を取り下げるよう強要したりと目障りでしかなかった。インヴェスティゲーターさんがアメリカや欧州のウマ娘協会を動かしてくれなかったら、もっとひどいことになっていただろう。
あの魔王の様な強さを誇ったライスは一体どこに行ってしまったんだ? お前はあんな気弱な奴じゃなかっただろう。メジロパーマー、お前もあんなに弱く、そしてネガティブじゃなかったはずだ。ラムタラ、神の如き強さを持っていなかったのか? 私が知っているお前は一度負けただけで、メンタルがやられてしまう程に弱くなかったぞ。
トレセン学園でも私に勝てる奴はいなかった。ルドルフにも勝った。ラモーヌにも勝った。シービーにも勝った。マルゼンスキーにも勝った。勝ち続けていたらいつの間にかイエスマンしか残らなかった。
トレセン学園にいる者達は大和トレーナーとヴェールリーダールさんを除いて、私に対して憧れや期待の目線しか向けないようになった。その時に
―――憧れってのは理解から最も遠いもんだ
―――下のガキ共は誰も俺を超えようとしねえ
―――憧れ・期待・冀望の目線しかよこさねえんだ
―――そんなもん苦痛以外なにものでもねえよ
ああ、本当にお前の言ったとおりだったよ、ライス。あの目線は苦痛以外何物でもなかった。
私が走って来て得たものは虚しさだけ。
お前がいてくれたら、どれだけ救われることか
お前がいてくれたら、この虚しさも無くしてくれるのか
お前がいてくれたら、私に再び走る悦びを与えてくれるのだろうか
ライスシャワー……、早く……、会いたいよ……
ミホノブルボン
通算成績30戦30勝
GI:クラシック三冠・シニア王道完全制覇・春秋短距離GI制覇・春秋マイルGI制覇・朝日杯FS
凱旋門賞・BCターフ・KGVI&QES・メルボルンカップ・ドバイシーマクラシック
アーリントンミリオン・マンハッタンハンデ
容姿:髪型以外はアニメ・アプリのミホノブルボンと一緒だが目に虹彩がない
髪型:シニア1年目までは原作と一緒だったが、シニア2年目からは首元まで伸びたショートボブ
失踪後は髪と尻尾を金髪に染めた
米雨達とは別の世界に転生してしまった魔改造ミホノブルボンで機械破壊体質ではなくなっている。
トレセン学園入学当初からライスシャワーに違和感を感じており、京都新聞杯で疑念がさらに強まり、菊花賞を圧勝してしまった事でライスシャワーが米雨でないことを確信し、絶望した。
シニアでもメジロマックイーン達相手に圧勝劇を繰り返していく内に心が擦れ切れてしまい、シニア1年目が終わったころには目に虹彩がなくなった。
そんなミホノブルボンの心の在処は、トレセン学園内ではトレーナーである大和良郎と偶然同じ世界に転生していたヴ
BCターフの数日後に失踪。ミホノブルボンの現在所はミホノブルボンの家族、トレーナーである大和良郎、ヴ
早い話、
魔改造ミホノブルボン人気あるなあwwwww
ヴェールリーダールとインヴェスティゲーターは馬々掲示板を見ていれば分かる人には分かります
大和良郎のモデルは戸山調教師です
無敵の歌劇王がいる世界は舞踊達がいるお陰でああなっています
因みに舞踊又は河刻のどちらかしかいなかった場合はこうなります
舞踊のみ(他の姉妹はいない)
無敵の歌劇王……舞踊が海外逃亡の手助けをしてくれる
掲示板という繋がりがある為、精神は比較的に安定
アドマイヤベガ……菊花賞後、引退
ナリタトップロード……無敵の歌劇王に蹂躙され続けて、心がへし折れて引退
河刻のみ(他の姉妹はいない)
無敵の歌劇王……本編とそう変わらない
アドマイヤベガ……菊花賞後、河刻の後押しで復帰を決意。懸命なリハビリの後、1年後に復帰する
ナリタトップロード……心がへし折れるが、河刻の後押しにより復帰。本編同様海外に活路を見出す
こうやって見たら河刻の存在がいかに大事かよく分かる……
見たい外伝は?
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