「さてと、取り敢えず分けといた荷物の整理始めるか」
あの後部屋を確認したが特に荒れた様な感じもなかったので段ボールに入ったままの荷物の整理を始めた。すると、
「なんだこれ?こんなの入れてたっけ?」
古い木箱の様な物が入っている。貼ってみるとカラカラとメダルの様な物が入っている音がする。ぐるっと見回すと裏面に『しょうじのたからばこ』と書いてあった。どうやら、爺さんの遺品が紛れているようだ。
「中身見てみるか」
蓋を取って中身を見てみる。
「何これ?メダル?」
一つ取り出して見てみようと思い箱に手を伸ばしたその時、
キュピーン
「え?」
足元が昨日の光のカーテンに変化していた。重力に従って落ちていく。
「嘘だろ〜〜」
「いってぇ。呼び方雑すぎません?」
《すまない。ちょっと緊急事態だったものだから急いで呼び出す形になってしまった。それよりもだ、そのメダルは、、「ああこれ?これは爺さんの遺品だよ」いや、そうではなく、それはウルトラメダルと言ってウルトラ警備隊の先輩方のチカラが宿っているんです。しかし、、「しかし?」このメダルは本来地球にないはずなんですが、、》
「そんなこと言われてもなぁ。僕も今日初めて見たし」
《そうか、、》
「まあ、でもこれアンタらのなんだろ?取り敢えず返しておくわ」
《あ、ああ。すまなかった。それでは元の世界に帰しておくから掃除?頑張ってくれ!》
目の前が真っ白な光に包まれると部屋にいた。これどう言う仕組みなんだ?
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「今日もコンビニ弁当かー。片付けもまだ終わらないし」
コンビニからの帰り道昨日の怪獣災害の惨状が目に入る。
「ホント運が良かったよなー。ここ何かボロボロなのに銀宙荘全く被害無かったし」
前はここで春田さんと出会ってその後怪獣出て来たんだっけ。ホントよく助かったよなー。
「防衛軍はなにしてたんだか?まあ大変だよな。そこかしこで怪獣出てるんだから対応も追いつかないか」
昔、偶然起きた朝に見た父の背中を思い出した。
「さてと、残り片付けますか。また、怪獣出てくるかも知れないし」
夜9時ごろ残った分の整理始めたのだが、
「まーたよく分からんのが出て来たよ」
本日2度目の入れた覚えのない箱が出てきました。
「今度は、、、俺の?」
宝箱のような形の箱には「れいのおたから」と書いた紙が貼ってある。
「よく剥がれなかったよな。さてと開け方は、、、これ鍵かかってるのか。ナンバーロックも付いてるし。こんなの買って貰ったか?覚えてそうなもんなんだがなあ」
鍵と番号書いたメモが入ってないか段ボールの中を探す。しかし、そんなのは見つからず。
「まあ、後回しでいいか」
立ち上がり様、頭にフィニスの声が響いて来た。
《すいません。今から呼ぶんですが大丈夫ですか?》
「えっ、ああはい大丈夫ですけど」
そう言うと壁に例の入り口が出てくる。戸締りを確認し、部屋のカーテンを閉めてからそこに入る。
「で、何で呼んだんですか?」
《怪獣が現れました。場所は北の山の中個体名はレッドキングだと思われます》
「レッドキング?」
《レッドキングは凶暴な怪獣です。まさに怪獣の王様と言えるやつです》
「そ、そんなヤバそうなやつなのか。それにしては静かなんだけど、、、」
《ええ、寝てますからね。ただ、怪獣が壊した所の片付けに追われるヘリとかが飛びまわってるのでいつ目覚めるかわからない状況です》
「なるほど、でも起こしちゃダメでは?それで町が壊れたら俺たちのせいだろ?」
《それはそうなんですけど、、、まずいです!レッドキングの起床を確認!》
「えっ、いやまじか?」
《本当です。では、行きますよ》
「ああ、いくぞ!フィニス」
REI Access Granted
「輝け!光の戦士 フィニース!」
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地球怪獣災害防衛軍日本本部
「本部へ報告。北嶺山の怪獣の起床を確認。攻撃を開始します」
「ああ、頼んだ」
本部にいた1人の男性はそう言って通信をきる。
「また、か」
彼はここ最近の怪獣災害について頭をかかえていた。
「星城市だけで今月三件目しかも全てこの1週間の出来事だ。一体あそこに何があるんだ?こんな状況だから家にも帰れないし玲への引っ越し祝いを買いにいく暇もない。本当にあの町に何がある?」
「本部、本部応答してください!謎の巨人が出現!繰り返します、北嶺山に謎の巨人が出現!前日に現れたものと同一と思われます」
「離れて様子を伺ってくれ!この巨人は光線を打つことが確認されている。出来るだけ遠くからより弱ってる方を攻撃してくれ」
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「何か弱点とかないの?」
《個体による戦闘力また知力の違いが大きいため特筆すべき弱点というのは無いと思われます。強いて言うならば攻撃特化すぎている所でしょうか》
「じゃあ、どうすんだよ!」
《こちらは速さで撹乱しつつ戦うしかありませんね。私は力押しに弱いので》
高速で移動してチョップを叩き込もうとする。しかし、
ギャァァァオォォゥッ
「効いてない!?」
あった感触はまるで、鉄を全力で叩いた様な感覚。
《星の記録にあったレッドキングに比べ硬すぎます!何かこの辺で特殊な変化が起きる要因があるのですか?》
「ないもないはず、、いやそうだ!ここら辺は地盤か硬くて掘るもの大変だって聞いたことがある。もしかしたらここら辺を掘っていたことで他の個体に比べて硬くなったのかもしれない」
ギャァオォォヴゥゥッギャオォァヴァァァァァッ
「クッソ!一旦離れて光線打つぞ!」
《このまま殴り合っても仕方ないですし、仕方ないですね!》
「《フィラクサス光線》」
ギャオォォァァヴゥゥゥゥッ
「効いてないんだけど!?」
《こんなの初めてです。しかも玲!あなた構えてないじゃないですか!あれルーティンなんですよ!》
「絶妙にダサいんだよ、アレ!てか、今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ!どうすんだよ、勝てねぇぞ!力押しは負けてる、技も効かない勝負になんねぇよ!」
《どうしましょう。もう手立てはないですよね》
ピコーンピコン
「おい、なんかなり出したんだが!なんだよこれ」
《変身時間が限界なんです。私はこの世界では三分しかいられません》
「じゃあアイツどうするんだよ!」
《悔しいですが一時撤退を、グッ》
焦る状況の中さらに恐れていた事態が起こる。
「おいおい、まじかよ。こっち攻撃してくるのかよ、防衛軍は!」
そう、防衛軍がこちら側に攻撃をしてきたのだ。説明してないので仕方ないのだが、これではレッドキングを相手するのが難しい。
《逃げましょう。これは無理です!》
こうして僕たちは撤退を余儀なくされた。
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「巨人の撃退を確認!次は怪獣の攻撃を始めます!」
「ああ、頼んだ」
ギャオォォォォォァァァァウッ!ギャァァオォォァァオヴゥゥッ
「効いてる様子はありません!増員を要請しま、、、」
「おい、大丈夫か!おい!くそ、強すぎるだろあの怪獣!」
まさか岩石を吐いて攻撃してくるとは。やつの弱点はなんなんだ。
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「レッドキング、どう対応するのが正解なんだよ」
部屋の中俺は1人向けどころのない怒りを感じていた。今の俺たちにはやつを倒すすべがない。一体どうすればいいんだ。
これレッドキングどう倒すかなぁ。次回は強化変身回になるはず。