流星のロックマン~彗星の記憶~   作:pageshi

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敵の正体が明らかに!…ってみなさんもうわかってますよね(笑)
あのお方も登場します…あの二人、キャラこんなのだっけ…喋りすぎな気が…
にしても雜いなぁ…苦笑 文章力、全く成長してないなあ…


2話 謎

 ロックマンは謎の電波体と距離をとって構える。

 

「君はなにものだ!?なぜ大会を荒らした!?」

「…貴様がロックマン……」

「!?だとしたらなんだ!?」

「……」

 

 謎の電波体が一瞬でロックマンとの間合いを詰める。ロックマンはあまりのスピードに一瞬意表をつかれたが後ろに飛び、そしてウェーブロードに上がり、再び間合いを取った。

 

「ロックバスター!!」

 

 ロックマンは左腕の銃口から下にいる的に攻撃を繰り出したが悠々と躱された。敵もウェーブロードに飛び乗ると、二本の紫色のブレードを構えた。

 

「今度はソード系か…バトルカード、ダブルエドギリブレード!!」

 

 二枚のエドギリブレードを選択しロックマンの両腕が刀へと変化する。

 

「スバル、一気にいけ!」

「うん、バトルカード、エリアイーター!!」

 

 ウォーロックが現れ地面に攻撃を加えたかと思うと一瞬でロックマンと敵との間合いが詰まった―ロックマンが走って切りかかる。すると敵の腕からソードが消え両手がバスターへと変化し、高くジャンプした。

 

「シューティングバスター!!」

 

 すると謎の電波体の銃口からは無数のバスター攻撃がロックマンに襲いかかった。

 

「ソードはフェイクだったのか…バトルカード、バリア!」

 

 ロックマンも瞬時にバリアを張りバスター攻撃を防いだかに思えたが銃弾数が多すぎバリアは壊れ攻撃がロックマンにヒットした。

 

「うわあああっ!!」

「へルズローリング!!」

 

 攻撃をくらい倒れ込んだロックマンに息をつく暇を与えないかのように敵はすぐにオックスをデリート寸前に追い込んだ地を這うリングで追い打ちをかけてきた―速い―

 

「がああああ!!」

 

 攻撃をくらいロックマンはウェーブロード上を無様に転がる。鋭い痛みが全身を駆け巡る。脚に力が入らない。謎の電波体がゆっくりロックマンに歩み寄った。

 

「その程度か、ロックマン…………その程度でその名を騙るか………」

 

 彼はロックマンの頭部を右足で踏みつけた。

 

「おいスバル……立て!」

 

 ウォーロックの声が響く。

 そうだ…ゴン太とオックスの敵を―

 

「バトルカード、インビジブル!」

 

 不意にロックマンの体が消え謎の電波体の足はウェーブロードを叩いた。周りを見回す。さすがの彼でも消えたロックマンの姿は捉えられないらしい。ロックマンは作戦を練るため敵から距離を置いた。小声でウォーロックに話しかける。

 

 

(ウォーロック…あいつ…)

(ああ、間違いねえ…かなりの実力者だ…電波人間なのかどうかは定かではないが…なんか発する反応が変な感じがするぜ…)

(…このまま生身で戦っても…勝ち目は…)

(スバル…メテオGの1件からはしばらく経つが、お前と俺の体内にはあの戦いのおかげと言っちゃあなんだが、まだ幾らかノイズが溜まっていやがる)

(ということは、それを使えばノイズチェンジも…?)

(ああ、ファイナライズもな…俺たちのプログラムが流星サーバーのフォルダも記憶している…が、この戦いポッキリだ。以後使えねえ。それでもいいか?)

(うん!あいつをこのままにしたら絶対に危険だ…それにオックスたちの敵を取らなきゃいけない!使うなら…ここだ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――!」

 

 謎の電波体が背後を向く。そこには変身したロックマンが走りながら大きな電気を帯びたソードを構えていた。

 

「サンダーボルトブレイド!!!」

 

 ロックマン・ジェミニノイズが剣を振りかざすと敵にクリーンヒットしたかに思われた―が敵に攻撃はヒットせず、代わりに敵の体の周りで何かが砕けた。

 

「あれは…オーラ?」

「ちっ…攻撃、一回損しちまったな…けど当分復活しねーだろ!スバル、畳み掛けろ!」

 

 体に意識を集中する―

 

「マージノイズ、ウルフ!!」

 

 ロックマンのパーツこそ変わらないが今度は色が深緑基調になった。一気に敵との間合いを詰める。先ほどの動きとは段違いのスピードだ。

 

「バトルカード、ソードファイター!!」

 

 ウルフのスピードでジェミニの強力な電気を帯びた三連続の素早い斬撃が敵に襲いかかった。しかしそれをも敵は全て見切ったと思われた。

 

「ぬるい…遅い、遅すぎる」

「…それはどうかな…?」

「なんだと…?」

 

 敵は自分の体を包むマントに目をやった。わずかに布が切れている。

 

「完全には見きれていないみたいだね…」

 

 ロックマンは少し笑ってみせた。が、敵の無表情は揺るがない。また冷たい目線でロックマンを睨んだ―が、次の瞬間、彼はロックマンの背後に回り込んでいた―先程までよりもさらに速い―――

 

「えっ!!??」

「んな馬鹿な!?」

 

 ロックマンとウォーロックは信じられないといった様子で振り向いた。ウルフの力を得たロックマンをも凌駕する速さ。

 敵はまた両手に剣を2本構えた。躱すには近すぎる―

 

「スバル、シールドを張れ!」

 

 スバルはウォーロックに言われるがままにシールドを張った。大抵の攻撃はこれで防ぎきれる―が、敵は、また振り向きシールドを張ったロックマンの背後にいた。

 

「ダークアームブレード!!」

「うわあああ!!!」

 

 2回の速く恐ろしい程鋭い斬撃がロックマンの背中に切り刻まれた。体が痺れる。よく見ると敵のマントから覗くボディとパーツの形や色がマージノイズのロックマンと酷似している。

 

「あ、あの姿に能力は…ジェミニとウルフのマージノイズ…?」

「奴は俺らの能力を真似たってのか!?おい、スバル、こうなったらファイナライズだ!!」

「うん――ファイナライズ…レッドジョーカー!!!」

 

 ノイズに包まれたロックマンの姿が真紅と黒基調のレッドジョーカーへと姿を変えた―

 

「ほう…まだ策があるのか……相変わらず変身が好きなようだな…」

「いくぞ!ロックバスター!!」

 

 レッドジョーカーの銃口から猛スピードのバスターが連射される。敵も銃口を構えた。

 

「シューティングバスター!!」

 

 威力はほぼ互角、無数の銃弾がぶつかり合い互いに譲らず爆発が生じた。周りのガラス張りの窓が割れた。幸い、会場にはもう誰もいないようだ。爆煙で視界が見にくいがレッドジョーカーには関係ない、飛び上がり力を腕に集中し、飛び上がった。

 

「メテオライトバレッジ!!」

 

 上空からのメテオが爆煙内に降り注ぐ―レッドジョーカーのバイザー越しの目が一瞬怯む敵を捉えた―

 

「今だ、レッドガイアイレイザー!!!!」

 

 レッドジョーカーが必殺技を繰り出す―銃口から放たれた攻撃とサテライトの攻撃、そしてとどめのエクスプロージョン―激しい爆煙がまたも上がった。

 

「…やったか…?」

 

 ウォーロックが呟いた。徐々に爆煙が晴れていく―そしてその中からウェーブロードに膝をついた敵が現れた。体には幾らか傷が見える。さすがにダメージを被ったようだ。

 

「おい、君の目的はなんだ!?答えろ!!」

「おい……スバル……なんかヤベーぞ…」

「え…?」

 

 敵に問いかけたレッドにウォーロックが言う。すると敵は立ち上がり不敵に笑った。

 

「ククク…あますぎる…まだ俺がデリートされていないのに反撃の手を緩めるとは…まるでアイツのようだ…」

「アイツ…?」

「―ロックマン…とは言っても貴様のことではない…200年前のネットナビのことだ…俺が敗れたことのある数少ない相手だな…」

 

 ロックマンは200年前のロックマンのことを思い出した。確か歴史の教科書で習ったはずだ。彼も世界を幾度となく救った英雄であった。こっちのロックマン様も悪くないわね、とルナが言っていたのを覚えている。

 

「200年前…君は何者だ!?」

「……俺の名はフォルテ。200年前に誕生した初の完全自立型ネットナビ…かつてはまあ今となってはウィザード、と言うのだろうが…最凶の破壊神、それが異名だった…」

「なっ…200年前から存在し、しかもウィザードでこの強さだと…?」

「…そんな破壊神が、何のためにこんなところへ出てきたんだ!?たくさんの人を傷つけて…」

「……俺はただ自分の欲望を満たすだけに戦う…誰が傷つこうと関係ない…」

「コイツ…」

 

 ウォーロックが歯ぎしりをした。ロックマンも同じ思いだ。まるでフォルテはオックスのことなんて気にしてやいない。

 

「フォルテ…僕は君を許さない!!!」

「威勢はいいようだが……貴様では役不足だな…」

「何のことだ!?」

「次期に分かる…それまで眠ってもらおうか…俺の渇きを潤すに足りん…」

 

 フォルテがそう呟くと体がまた変化した―

 

「な…」

「その姿は…」

「フォルテ、ファイナライズレッドジョーカー…いくぞ…!シューティングバスター!!」

 

 レッドジョーカーへとファイナライズしたフォルテがシューティングバスターを放つ。ロックマンもフルパワーのロックバスターで迎撃するがフォルテの方が速く、威力が高い―ロックマンは無数の銃弾を喰らう。あまりの連射にレッドジョーカーでさえも吹き飛ばされた。

 

「はぁぁぁ…レッドガイアイレイザー!!!」

 

 先ほどロックマンがフォルテに浴びせた攻撃を今度はフォルテが繰り出してきた。あまりの威力に会場の壁が崩壊した。倒れていたレッドジョーカーに全ての攻撃がヒットし、レッドジョーカーは声もなくウェーブロードから会場の床に落ちた。地面はもう瓦礫で埋め尽くされている。力なく地面に倒れるとレッドジョーカーの変身が切れ、通常のロックマンの姿へと戻ってしまった。倒れたロックマンの前にフォルテがゆっくり降り立った。

 

「とどめとはこういうものだ…」

 

 フォルテがそう言うと彼の腕が獣の頭部のようなものに変形した。そしてその口に徐々にエネルギーが集中していく。ロックマンはなんとか立ち上がろうとしたがダメージが大きすぎて体が言うことを聞かない―

 ああ、ここで死ぬのか―

 

「バニシングワールド―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目がつぶれそうになる程のまばゆい光がロックマンの周りを包んだ。ロックマンはもう自分が死んだものと確信していたが、あたりの様子はさっきまでと何も変わっていなかった。ただ、変わっていたのは自分の目の前に見覚えのない電波体と体の一部が消えかけていたフォルテだった。

 

「フォルテ……いきなり現れてなんの真似です…」

「やはり俺の攻撃を跳ね返したのはお前だったか…オーラがなければ危うく死にかけたな…裏の王様よ……」

 

 跳ね返した?あの攻撃を?

 ロックマンは自分の耳を疑った。ロックマンを守ったと思われる電波体は続ける。口調こそ穏やかだがふたりの間には凄まじい緊張感と力が感じられた。

 

「なにか心がざわつくと思ったらやはりアナタでしたね…。もっとも、まだこの胸のざわめきの原因は他にもあるのですが…」

「お前だって分かっているんだな。あの時のようだ。まあ、俺は強さを求めて戻ってきただけだが……」

「強さを求めるのならば私のところに来ればいいものを何故何も知らないこの子をいきなり襲ったのです…」

「アイツに匹敵するのかどうか確かめたかっただけだ。まあ、予想通り名前だけだったようだ……そしてコイツの中に潜む究極プログラム――現代風に言うと究極ウェーブか…」

 

 このヤロウ、とウォーロックが低い声でつぶやいた。が、それよりもロックマンは究極ウェーブ、というものが気になった。自分の中にそんなものがあるのだろうか―

 

「…あなたは変わりませんね…」

「当たり前だ。俺たちプログラムは高性能だからな。この時代でも充分やっていける。人間のように情に流されたり、急に性格が変わったり、誰かに頼らないと生けていけない、なんて事はない。俺の中に深く刻み込まれた憎しみも消えていない。俺の中にあるのは復讐と破壊だけだ……」

 

 それを聞くとフォルテと話す電波体の顔が少し悲しみの色を帯びた。

 

「あなた…やはりまだ…」

「……体が限界だ……。ロックマンの名を騙る者…今度は逃がさん…」

 

 冷たい声でそう言うと、多くの謎を残しフォルテは周波数を変えてどこかに消えた。それと同時にロックマンの意識も途切れた―

 




伏線がチラホラ…
設定入り混じりすぎてますね…多分次回のあとがきぐらいでちゃんと説明しますね
にしてもバトル描写が難しい…イメージはアニメ流星のような…。ヘタですいません…
ていうか技名間違っている気がする…
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