ビースト・マーダー   作:ヒシモチ

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青「前回のあらすじは!?」

優「お…オレが仲間に…じゃなかった…み、三神 優希が仲間になった!」(カンペ)

蒼「良くできました!」

ネ「それはそうと今回は、前回にボクと陸が本部に呼び出された時の話みたいだね。」

七「なんで呼び出されたんです?」

陸「すぐにわかる。第6話、スタートだ。」



第6話 伝承を殺す者

七海が優希に連れ去られ、蒼太が救出していた時、「ネコ」と陸は警視庁本部に呼び出されていた。

 

職員「こちらです。」

 

ネ「うん、ありがとう。」

 

「ネコ」は礼を言って案内された部屋に入ると、一人の男性が待っていた。

 

陸「…失礼します。」

 

ネ「失礼しまーす。久方ぶりですね…地域部本部長、早川 悟(はやかわ さとる)殿…。」

 

警察には、それぞれ地域、刑事、交通、生活安全、etc…様々な部門があり、その中の地域部の本部長がこの男、犬系シェパード

早川 悟(はやかわ さとる)である

 

早「はい、お久しぶりです。貴方が水月さんですね?「ネコ」さんも本日は、ご足労頂きありがとうございます…お二人をここにお呼びしたのは他でもありません。折り入ってお願いがあるのです…。」

 

ネ「貴方が我々を呼び出すくらいです…何があったのですか?」

 

早「ええ、最近奇妙な110番通報を受理しまして、その内容がこちらです。」

 

そう言うと二人の前に1枚の資料を出した。その内容は

 

「変な箱が届いた、怖いから警察来てほしい」

 

というものだった

 

ネ「場所は…島根?何でまた…」

 

陸(島根…箱…まさかな…)

 

早「確かに場所が気になると思いますが、問題はこのあとなのです。」

 

ネ「ふむ、問題とは?」

 

早「はい、島根県警は、この家に二人程向かわせたそうで、その際にモノを確認したそうですが、その箱は小さな木箱で、爆発物でもなかったようです。ですが…数日後に家主の女性は亡くなりました…」

 

ネ「え!?急にですか?」

 

陸「誰かに殺されたとかは?」

 

早「一応、検視の資料を拝見しましたが、それらしい外傷はありませんでした。ただ…」

 

ネ「…ただ?」

 

早「…内臓がズタズタになっていたのです。」

 

ネ「内臓だけ?一体なぜ…」

 

その時だった

 

?(「ネコ」…)

 

ネ「あ…すみませんね本部長…呼び出し喰らったので部屋出ますね。」

 

早「いえいえ、お気になさらないでください。」

 

そう言うと「ネコ」は部屋を出た

 

早「さて…どうしたものか…」

 

陸「要は、また何か動きがあれば俺が何とかすれば良いんだろ?本部長。」

 

早「全てでは、ありませんが…差し支えないのでしたら、よろしくお願いいたします…」

 

ネ「陸!急だけど帰るよ!」

 

「ネコ」が勢いよくドアを開けた

 

陸「わかった。」

 

ネ「すみません、本部長。一応話は聞いていたので大丈夫です。こちらこそ。よろしくお願いいたします。…では」

 

早「はい、お気をつけて。…………さて…何もなければ良いんですが…」

その後は傷だらけの優希を看病し、蒼太と優希が和解して、仲間になった

 

そして数日後、陸のもとに例の家からまた被害者が出たという通達があった。

 

7月20日 17時頃

 

島根県 安倍家別荘

 

陸「ここが例の…」

 

周りは一面田んぼで、その中心にこの一軒家…邸宅があった。現在、家の関係者は警察署にいるらしい

 

?「すみません!お待たせしました!」

 

陸「ん?ああ、あんたが今日立ち会ってくれる人か。よろしく頼む。」

 

鈴「はい、○○署の鈴木(すずき)と申します。本日は宜しくお願いします。」

 

この家に入るに当たって、立ち会い人を一人つけてくれたようだ

 

そして二人は家の中に入っていった

 

しばらくして

 

鈴「もうすぐ、被害者が倒れていた部屋です。…それにしても真夏なのに…妙に冷えませんか?それに…明るいのに薄気味悪いし…」

 

陸「大丈夫。気のせいだ…さて、この部屋か」

 

鈴「はい、この部屋で被害者は亡くなられていました。今開けますね。」

 

その瞬間、陸は何かに気づいた

 

陸「待て!……」

 

鈴「ど、どうしました?」

 

陸「…一つ…」

 

鈴「…え?」

 

陸「二つ…三つ…四つ…」

 

鈴「み…水月さん?」

 

陸「五つ…六つ…七つ…八つ…全部子供?…いや…後ろにでかいのが一つ…」

 

その時だった

 

陸「うあっ!………」

 

鈴「っ!危ない!」

 

陸が急に倒れそうになったが、鈴木がすかさず陸を受け止めた

 

鈴「水月さん!大丈夫ですか!?」

 

陸「ああ…何とか…それよりも、この家に誰も近づけるな!」

 

鈴「…了解!」

 

鈴木は指令台に無線で現状を報告し家を出た

 

陸「頼むぞ…さて…ここまで強力な呪いは初めてだな…」

 

そう言うと陸はドアを開けた

 

部屋は呪いで溢れ返り、部屋の中心には小さな木箱が置かれていた。陸に見えていた光景はその木箱を中心に、呪いが燃え盛る真っ黒な業火のように見えていた

 

陸「…こいつか。」

 

陸は構え、気合いを入れるとともに一喝した

 

陸「……大昔の伝承が…今頃出てくんじゃねぇ!!」

 

おもいっきりナイフを突き立てた

 

同時に絹を裂くような悲鳴が響き、黒いモヤのようなものが勢いよく吹き出した。

 

外にいた鈴木でさえ、真夏なのにかなりの悪寒を感じる程のおぞましいモノが一瞬、辺り一面を埋め尽くしたのを感じた

 

そして

 

陸「……ハァ…ハァ…終わったか…」

 

陸は、呪いが抜けきった木箱を手に取り部屋を出た

 

陸「…クソッ…こうやって…歩くのが…限界…か…。」

 

陸は今にも倒れそうで、壁に寄りかかりながら家の玄関に向かった

外に出ると、鈴木が待っていた

 

鈴「水月さん!大丈夫ですか!?」

 

陸「ああ、…大丈夫だ…生きてる…。そうだ、コレ使って青谷って奴に電話をかけてくれないか?」

 

そう言って携帯を渡し、青谷や「ネコ」にあったこと全て説明し、陸は「ネコ」に自分と鈴木についた呪いを祓ってもらい、いつもの事務所に帰った

 

その後

 

陸「…。」(←アイマスクしてソファーに寝っ転がり)

 

ネ「しっかし、こんな小さな木箱から呪いかぁ…聞いたことあるけど…なんだっけなぁ…」

 

蒼「都合良く専門家とかいないかねぇ…。」

 

ネ「専門家ねぇ……あ、いた。」

 

優「いるのか…」

 

ネ「ボクの弟子に一人いるよ!ただ…今日本にいるかな…」

 

そう言うと小さな魔方陣を展開し、話始めた

 

?「Hello?(もしもし?)」

 

女性の声だ

 

ネ「Hello「リサ」久しぶりだね、ボクだよ。急にゴメンね」

 

リ「あら、その声はマスターじゃないの!久しぶりねえ。どうしたの?」

 

ネ「リサは占星術を研究してた過程でさ、呪いとかの類いも研究してたよね?それで呪いについて聞きたいんだけど…こっちに来てもらっていいかな?」

 

リ「なんだか…ただ事じゃないみたいね…私で良ければ行きましょう、My Master」

 

ネ「ありがとう!すぐにゲートを開くよ!」

 

そう言うと、空間を繋ぎゲートを開いた。するとゲートから20代?くらいの女性が出てきた

 

ネ「本当にありがとう、「リサ・ウィリアムズ」急なのにゴメンね…」

 

リ「ウフフッ、良いのよ。ところで…この人達は?」

 

ネ「ああ、この子らはね…(紹介中)」

 

リ「私も自己紹介しましょうか、私は「リサ・ウィリアムズ」(牛獣人)アメリカのマサチューセッツ州出身よ。nice to me to you♪」

 

青「お姉さんも魔法使いなんですね。」

 

リ「ウフフッやーね。コレでも私49歳のおばさんよ?子ども達二人も大学生なんだから(笑)」

 

青「49…えぇ!?49!?…見えない…」

 

七「ウィリアムズさん凄く綺麗です!」

 

リ「リサでいいのよ、おばさんでもいいわ。でもありがとう♪………さてマスター?呪いについて何が聞きたいのかしら。」

 

そう言ってリサは「ネコ」に振り向いた

 

ネ「ああ、実は…(陸が処理した木箱を説明中)」

 

リ「これってまさか…確かに今は、呪いは感じないわね…念のため聞くけど、子どもの影が見えたのよね…何人だったの?」

 

ネ「それは──。」

 

陸「八人だ。」

 

陸が口を開いた。起きてたらしい。

 

その答えを聞いたリサは驚愕した

 

リ「八人!?今八人って…ああ!なんてこと…」

 

ネ「り…リサ?」

 

リ「ようやく確信できたわ…その木箱は「コトリバコ」。呪いの類いじゃ最高クラスのモノよ…」

 

優「…そんなに…ヤバいモノなのか…?」

 

リ「ええ、その家の女や子供を二週間足らずで殺せるわ…それにコトリバコにはランクがあってね、生け贄になった子供の数によって決まるの。一人から順にイッポウ、ニホウ、サンポウ、シホウ、ゴホウ、ロッポウ、チッポウ(シッポウ)、そしてハッカイ…今回はそのハッカイのコトリバコよ。でもね…私が驚いたのはそこじゃないの…」

 

ネ「というと?」

 

リ「コトリバコはね…作ることが出来ないの…もっとも、旧人類の時代に失われているのよ…」

 

それもそのはず、コトリバコの材料の中に魂が入る前の胎児が必要とされている。いくら陸のような能力者や、リサや「ネコ」のような魔法使いであれ、胎児にいつ魂が入るかなど見極めることなど出来ない。

 

故に、そのようなことを出来る者は、もうこの世に存在しない

 

リ「だから、作るなんて不可能なはずなのに…」

 

蒼「じゃあ…一体誰が…何のために…」

 

七「コトリバコの作り方をどこで…」

 

青「うーん…出来るとしたら…」

 

陸「…お前が言ってた、古代種の人間ぐらいだろうな。」

──────────────────────────

 

どこかの場所

 

?「ほう…妾も幾千万と生きておるが…あの憎き「安倍大秦」の血を絶やすために作成してみたとはいえ…コトリバコの呪いを弾いてみせるとはのう…「水月 陸」…誠に面白い輩じゃ…」

 

 




ハイ、どーもヒシモチです。

青「え?終わり?短くない?」

ネタが尽きたんです…君と優希ちゃんのキャラシート紹介するから許して…

青「ああ、俺の紹介してなかったね…良いんじゃない?」

本当にごめんなさい…と言うわけでどうぞ!

主人公組 サブキャラ

青谷 将大(あおや まさひろ)

ヒュドラとバシュムのハーフ(神獣種)

5月5日生まれ 24歳

体重89kg 全長3、4m(尻尾を除くと1、7m)

基本優しい シリアス時は知的で、かっこいい

事務所の主人、IQ200以上はある…なのに不幸体質だったり、やってることが残念な奴

ゲームとパソコンと車の運転が大得意


第2ヒロイン

三神 優希(みかみ ゆうき) 女性

タイリクオオカミ

3月17日生まれ 20歳

体重62kg 身長174cm(髪型 ボーイッシュヘア)

ツンデレ(本人自覚無し) 強がり

わけあって、とある小さな暴力団に男性だと偽って所属していたが、今回の話で蒼太と出会った。ついでに救出。そして蒼太と同棲。

(蒼太曰く、優希はこういう感じだが、根は優しく、真面目で、か弱い、ごく普通の女の子なんだとか)



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