ビースト・マーダー   作:ヒシモチ

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七「前回のあらすじ!」(ノリノリ)

陸「残虐なお伽噺話は皆殺し、以上。(棒)」

優「今回は、陸が前回の話で出張した時の話みたいだな。」

蒼「何の前触れもなく出張してなかった?」

ネ「作者が下手くそ過ぎるだけでしょ。一応今回でわかるみたいだけど。」

青「ボロクソだなぁ…気を取り直して、スタート!」




第8話 魔法使い

10月15日

 

青「…これで6人目、何か法則とか無いかねぇ…せめて目撃情報とかあれば…」

 

ネ「いいんだけどね。」

 

七「ですね…」

 

考えを巡らせていると、陸が出勤してきた

 

陸「おはよーさん。」

 

青「あ、おはよー。」

 

ネ「おはおはー。」

 

七「おはようございます、陸さん。それと誕生日おめでとうございます♪…そう言って何か渡せれば良かったのですが…」

 

陸「こんな状況だ、無理に祝おうとしなくても、気持ちだけで充分だ、ありがとな。それに来年もあるさ。」

 

七「陸さん…なんだか、すみません。」

 

陸「別に七海が謝ることじゃない。ところで、何か進んだか?」

 

青「情報が乏しくてねぇ…」

 

ネ「上に協力させてって言ってるんだけど…ね。」

 

すると今度は、蒼太と優希が出勤してきた

優「おはようございます。」

 

蒼「はよー。情報とかは…その顔だと、来てないみたいだね。」

 

青「そーなんだよ、上も許可出してくんないし…」

 

すると電話が鳴った

 

青「はい、アオヤ事務所です。……はい、そうですが…」

 

ネ「情報かな?」

 

七「だと良いですね。」

 

青「宮城県警?珍しいですね。どのようなご用件で?…」

 

蒼「情報じゃないんかーい。」

 

陸「いや静かにしろよ…」

 

優「でも、なんで宮城県警が?」

 

青「うちの水月に依頼したいこと?…心霊とかの関係ですか?」

 

蒼「おっ、陸に仕事かな?」

 

青「承知しました。では、今から言うメールアドレスに簡単でいいのでその内容を送って下さい。では、メールアドレスは―――――です。抜け等は無いですか?…はい、ではお願いします。」

 

陸「…心霊とかの関係か?」

 

青「そう。でも待ってて、少ししたらメールが届くから。」

 

暫くするとパソコンにメールが届いた

 

青「来た来た、内容は………やまの…かい?」

 

書かれていたのは、その「山ノ怪」というものが宮城県のとある山中で人間の女性に憑依し、害を及ばせている。というものだった

 

青「だって。勿論、陸に指名が入っているからね。場所は宮城県の○○で、明日の昼の12時に来てほしいってさ。」

 

陸「やまのかい…か。…わかった、何かあったら連絡する。準備もあるから、今日は一旦帰らせてもらう。いいか?」

 

青「ああ、大丈夫。明日よろしく頼むよ。」

 

そう言って帰ろうとした陸だが、ふと何を思ったのか、「ネコ」に振り返った

 

陸「あ、そうだ。明日「ネコ」は来れないんだよな。」

 

ネ「そうだけど?」

 

陸「「ネコ」の弟子の人って何人いる?できたらその人に明日、同行してもらいたいんだが。」

 

ネ「ボクの弟子は卒業生で4人いるけど…なんで?」

 

陸「…相手は腐っても怪異、本当なら俺のような人間が相手にできるモノじゃない。目のおかげでギリギリやりあえているが。」

 

ネ「なるほど…なら、ちょうど暇している奴がいるから、そいつを送るよ。魔法使いで、フランス最強の騎士さ。」

 

陸「それは心強い…すまない、ありがとな。」

 

そして翌日、朝7時

 

事務所前

 

陸と「ネコ」が待っていると、一台の車が来た。降りて来たのは外人の狐の男

 

ネ「おはよう、久しぶりだね「シャルル」突然ですまないね。」

 

シ「ええ、ご無沙汰してます先生。全然大丈夫ですよ。」

 

ネ「ありがとうシャルル。よろしく頼むよ。」

 

陸「水月 陸と申します。短い間ですが、よろしくお願いいたします。」

 

シ「アハハ、そう畏まらないでよ。こちらこそ初めまして、「シャルル ローラン」(35)です。出身はフランスのブルターニュだよ。よろしくね!敬語使われるのは慣れていないからさ。」

 

ネ「挨拶は済んだ?じゃあ、よろしくねシャルル、陸。」

 

シ「ええ、では、行ってきます。」

 

そうして、二人は車で宮城県に向かっていった。

 

その途中、車内での会話のこと

 

シ「そうなんだよ…大学の教授として講義もしないとだし…騎士の剣術も教えないとだし…」

 

陸「大変なんだな…ところで、ローランは「ネコ」の4人の卒業生の一人って聞いたんだが、ローランとウィリアムズと…あと二人は誰なんだ?」

 

シ「シャルルでいいよ。一人目が日本人のライオンの「千子 彩花(せんじ あやか)」(35)。二人目がドイツ人のドラゴンの「グローサー 」(40代?)…ただグローサーはね…名字が今も解らなかったり、年齢もドイツの何処なのかも曖昧で謎が多い男でさ…でも一緒にいるだけでも心強いね。」

 

陸「へぇ…シャルル達4人は、どんな魔法使いなんだ?」

 

シ「そうだね…言うなれば…僕らは「禁忌の魔法使い」と呼ばれているものでね、」

 

陸「禁忌?」

 

シ「そう、「禁忌」って言うのは禁断中の禁断でね、普通ならどんな魔法使いでも、禁忌には至ることはないんだ」

 

陸「ふーん、その言い方だと、魔法使いにもランクがあるみたいだな。」

 

シ「勿論、ランクはクリフォトの木になぞらえて低い順に、マルクト、イェソド、ホド、ネツァク、ティファレト、ゲブラー、ケセド、ホクマー、ビナー、ケテル。」

 

陸「その上が禁忌…と。」

 

シ「そう、普通に極めるだけだったら、ケテルで止まるんだけど…僕ら4人は変人でね…極めただけじゃ満足しなくってさ、更なる究極を求めた結果が…」

 

陸「その禁忌か…どんな魔法なんだ?」

 

シ「僕は古代ルーン文字の魔法や、神様や天使が使える呪文魔法を使う「詠唱 神話再現」。リサは封印された邪神達を召喚して使役する「召喚術 邪神・旧支配者」。彩花は錬金術で、材料無しにどんな物も錬成する「錬成術式 賢者の石」。グローサーは医療魔法で普通の人間を不老不死にしたり、不治の病を完治させる「医神 エリクサー」。この4つかな。」

 

陸「聞くだけでもエグいのばっかりだな…そう言えば、「ネコ」も禁忌の魔法使いなのか?」

 

シ「先生は…確か「ディザスター」って呼ばれてたけど…正直、どんな魔法なのかは解らないや…」

 

陸「ふむ、「ディザスター」…「災厄」か…」

 

シ「あ、そう言えば、陸君って日本の剣士だよね?今度、僕と手合わせ願えないかな!?」

 

陸「フランス最強クラスの騎士と手合わせか…面白そうだな…いいぜ、その代わり手加減は無しだからな?」

 

シ「ああ、勿論!日本古来の技がどれ程のものなのか見させてもらうよ。」

 

一方その頃、「ネコ」達も事務所で同じ話をしていた

 

七「そう言えばさっき、ランクがあるって言ってましたよね?ランクがあるってことは、魔法使いのグループがあるのですか?」

 

ネ「あるよ。連盟なんだけど、大きく分けて3つある。英国のアヴァロン、北欧のユグドラシル、大西洋に沈むアトランティス。この3つかな。ボクはアヴァロンに加盟してる。」

 

優「連盟に加盟してないといけないのか?」

 

ネ「魔法使いのルール、いわゆる法律のようなものに要約すると連盟に加盟しなさいって、あるんだよ…全く…アイツめ…面倒なものを創ってくれちゃったよ…。」

 

優「アイツ?」

 

ネ「いーや、なんでもない。ただの独り言。」

 

蒼「君が独り言とか珍しー。」

 

青「……(アヴァロンにユグドラシル、アトランティス…伝説とか神話に出てくる場所だな…)。」

 

蒼「ん?さっきからどうしたの青谷。」

 

青「え?…ああいや、ちょっとボーッとしてた。」

 

七「もう…青谷さんったら。」

 

蒼「ハハッ、やれやれだね。」

 

そして、暫く

 

出張組はサービスエリアで写真を見ながら、こんな話をしていた

 

陸「へえ、子どもがいるんだな」

 

シ「養子だよ。虎の女の子なんだ。」

 

シャルルは日本に引っ越してから、色々あって日本人の養子がいるそうな。

 

名前は「あやめ」(5)まだ産まれて間もない頃に、深夜、施設の前に名前も無い状態で捨てられていたらしい。

「あやめ」という名前は当時の職員が付けたそうな

 

陸「じゃあ今家に奥さんと、あやめって子がいるのか…なんか悪いことしたな…」

 

シ「別に大丈夫だよ、妻とは5年前に別れたんだ。今は彩花の家に預けてる」

 

陸「…離婚したのか。」

 

シ「色々とありすぎてね…特に喧嘩…子どもが産まれる数週間前に大喧嘩しちゃって…今は僕も、相手も、お互いに悪かったなって思ってる。でも、お互いにやり直そうとは思ってない…これで良かったんだって…」

 

陸「…本当の子どもは?」

 

シ「本当の子どもは産まれる前だったからね、親権は元妻だよ。…別れてから連絡取ってないし、産まれた子どもがどちらなのかもわからない…」

 

陸「…。」

 

シ「ごめんよ、辛気くさくしちゃって。」

 

陸「大丈夫だ、もう二人とも前は向いているんだろ?」

 

シ「ああ、勿論。…さあ!宮城県までもうすぐだ、出発しよう!」

 

そしてまた暫くして

 

11時55分

 

シ「やっと着いたのは良いけど…この辺かな?」

 

陸「…あれか?」

 

見つけたのは、寺の住職(猿系)とスーツの男性(鷹系)が一緒に寺の入り口の前で立って、キョロキョロと周りを見て待っていた姿だった

 

陸「声かけてみるか。」

 

シ「そうしよう。…すみません、もしかして連絡にあった方ですよね?」

 

住「おお…貴方がたが、アオヤ事務所の方々ですかな?わざわざ遠いところから…」

 

警「スーツ姿でわかりづらいですが、宮城県警の○○署の者です。本日はありがとうございます。」

 

陸「いえ…それより、書類にあったあの題名は…」

 

住「詳しくは、中でご説明しましょう…こちらです。」

 

そう言われ、二人は中に通された

 

住「…さて、まずこちらの写真を…」

 

写真に写っているのは小さく、はっきりとではないが、腕が2本、頭部にあたる部分が無く、脚は1本に見える。

 

シ「…この写真は…山で?」

 

警「はい、その通りです。この写真自体は、別の者が撮ったようです。」

陸「別の者?」

 

住「近くの山にキャンプをしに来た若い男女の二人組が持って来た物で…この写真に写るモノが「テン、ソウ、メツ」と言いながらこちらに向かって来たから、あわてて撮って逃げてきたようで…」

 

シ「その男女は?」

 

住「写真を渡した後に帰りました。東京に住んでいると言っていましたよ。…今まで、このようなことは無かったのですが…写真のやつは「ヤマノケ」という妖怪です…」

 

ヤマノケ、深夜の山に現れる妖怪。女性に憑依し、淫乱な行為を憑依相手が死ぬまでやり続ける悪趣味な妖怪。「テン、ソウ、メツ」と何度も呟く

 

シ「ヤマノケ…ですか。」

 

警「しかも女性にしか憑依しないという…どうにか出来ないでしょうか…」

 

ふと、陸は立ち上がり、部屋の出口に向かった

 

陸「失礼。…シャルル…ちょっと。」

 

陸に手招きされ、ついていくと、陸が小声で話始めた

 

陸「…シャルルも魔法使いなんだろ?いいこと思い付いたんだ。」

 

シ「…どんな?」

 

陸「俺を魔法で女にできるか?」




お待たせしました。ヒシモチです。

今回は魔法使い二人のキャラシートを紹介します!

キーキャラ

シャルル ローラン 男性

5月15日生まれ (35)

フランス ブルターニュ出身

アカギツネ系

優男。

身長 186cm 体重72kg

5年前に子どもが産まれる前に離婚し、それから連絡は一切取っていない。日本には3年前に引っ越し、大学教授をしながら1年後に、虎のあやめを養子にとる

使用魔法

禁忌「詠唱 神話再現」

ルーン魔法

詠唱魔法(高速)

身体強化魔法

ウェポン・エンチャント

異名、肩書き

「天界の代行者」


キーキャラ

リサ ウィリアムズ 女性

4月3日生まれ(49)

アメリカ マサチューセッツ州 セイレム出身

ホルスタイン(牛)

おっとり、お姉さん(巨乳) 美人

子どもは二人(男女の双子)でどちらも大学生。リサはアメリカに住んでいるが、たまに日本に遊びに来る。旦那は結構厳ついが、リサ曰く「優しくてとても素敵な人」だとか。…おしどり夫婦め…

身長 172cm 体重45kg

使用魔法

禁忌「召喚術 邪神・旧支配者」

召喚術 原始の聖霊

占星術

呪い魔法

異名、肩書き

「外なる神の魔女」
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