ギレンの野望?なんだそれは・・・   作:国連宇宙軍

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今回は短めです。





それと前回登場したドズルのドムについて、参考程度に画像を載せます。

【挿絵表示】


スライドして見てください。


第二十五話 思わぬ収穫と災難

 ドズルside

 

 諸君、ごきげんよう。ドズル・ザビだ。1度こういう挨拶をやってみたかった。まあそんな冗談は置いといて、あまりにもあっさりとオデッサ攻略が終わってしまったため、今は工作部隊による地上軍司令部建造が急ピッチで進められている。こんなに早く基地を陥落させられたのはアンリ率いる遊撃部隊の活躍あってこそなんだが、彼らの機体の性能を見て驚いた。ギニアスからMSを遊撃部隊に渡したとは聞いていたが、あの時はルウム戦の直前で資料によく目を通していなかったから、現在スペック表を見ているわけだがほぼケンプファーの試作機といっても過言ではないだろう。これに少将であるアンリが乗ったなんて信じられん。もう2度とこんな危ない機体には乗せられない。そして驚いたことがもうひとつ。一足先に地球へ降りていた遊撃部隊の面々とは2年近く会っていなかったのだが、原作ではありえない人物がそこにはいた。

 

「ドズル様、お初にお目にかかります。ブライト・ノアであります」

 

 そこには、宇宙世紀において唯一4人の主人公ニュータイプと関わりを持った男がいたからである。

 

「アンリ、彼はどこで?」

 

「1年半前のヨーロッパで災害が起こった時、我々はそこにボランティアとして数名を派遣しました。その際、彼は瓦礫に埋まりそれを私の仲間が助けた。それが縁となり今に至ります」

 

「そうだったのか。アンリ、ナイスだ」

 

 僕の言葉に、アンリは不思議そうに首を傾げる。僕はブライトに向き直り、話しかけた。

 

「ブライト君、ジオン軍総司令ドズル・ザビだ。よろしく頼む」

 

 握手を交わし、彼の目を真っ直ぐと見つめ話を続ける。

 

「君は軍属ではない。あくまでも協力関係にある一般人だ。だが、ジオン軍に入り、アンリの部下としてやっていく気はないかね?」

 

 その言葉に彼の表情は明るくなる。

 

「もしよろしければ、是非入隊させて頂きたいです」

 

「その答えを待っていた。本当は正規の手続きを踏んで、士官学校に入らなければならない所ではあるが、生憎と今は戦時だ。総司令の権限で一人ぐらいはねじ込める。そのままアンリの下で働いてくれ」

 

「ありがとうございます」

 

 ブライトは僕に向かって敬礼をして遊撃部隊の夜営地へと帰っていった。

 

 

「ドズル様、ご配慮ありがとうございます」

 

「構わんさ。そんなことより今回の作戦、本当によくやってくれた。部下も含めてしばらく休暇を与えよう。羽を伸ばすといい」

 

 部下への気遣いは上司の役目だ。

 

 

 

 ちなみに戦闘が起きたのはオデッサ基地だけで、他の所では一切戦闘は起きず制圧できたらしい。というか原作ではザクだったのに、この世界ではグフで各部隊100機程配備したらまあそうなるよな。そうなるように動いたのは僕だが、自分でも恐ろしい。

 しばらくは領土拡大で忙しくなるが、北米だけは僕も出向きたいんだよな。あそこにはオーガスタ基地っていうヤバい場所があるからだ。

 

 

 

 

 そんなこんなで基地として機能し始めた頃、ギレンから通信が来た。

 

 

 [地球降下作戦の成功、よくやってくれた。]

 

 

「戦いはまだまだ続く。しばらくは忙しくなるな」

 

 [だろうな。連邦軍にはさっさと降伏して欲しいものだ。忙しいといえば、ルナツーからオデッサに降下するザンジバルに君の秘書を乗せておいた。少しは負担を軽減してくれるだろう]

 

 

「秘書? 俺に必要か?」

 

 [誰かの制止がないとお前はすぐに前線に出るだろう。私は地上には行けないので、代わりに彼女に制止役になってもらう]

 

「彼女? その秘書は女性なのか?」

 

 [フッ、まあ楽しみにしておけ]

 

 そう言ってニヤけるギレンはとても恐ろしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 後日、追加戦力としてオデッサにはザンジバル8隻とグフ200機が到着した。そらに伴い兵も増え賑やかになったオデッサ基地であるが、その中で異様な雰囲気を放つ金髪の女性が1人いた。

 

「本日よりドズル・ザビ大将の専属秘書として着任するセイラ・マスです。よろしくお願いします」

 

 この後ゼナとセイラの間でひと悶着起こるのだが、僕は関係ない……と思いたい。

 

 

 

 

一年戦争が終わった後の戦乱

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