帰ってきたリーガルハイ   作:ぴちかー党

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あの凸凹コンビが小説で大暴れ

とりあえず、テンポ重視で書いていきたい


パワハラ裁判・上

 東京のとある喫茶店。古美門法律事務所に所属し(安月給で)働く黛真知子(まゆずみまちこ)は依頼者との待ち合わせ場所に少し早めに到着しコーヒーブレークをしていた。

 

「あんたが弁護士の先生かい?」

 

 声のした方を振り向くと、恰幅のいいお爺さんが立っている

 

「あ、どうぞ!お掛けください。今コーヒーを注文しますね!!」

「いや、水でいい。コーヒーはどうにも苦手でね」

「わかりました!店員さん。お冷や一つお願いしま~す!」

 

そう元気よく頼む彼女。

 

彼女を一言で現すなら「正義感の塊」この言葉以外にないだろう。

 困っている人を見過ごせない性格で、モットーは依頼人を思いやる気持ちに基づき弁護士活動を進める事。

 これだけでも彼女の性格が見てとれる。

 

「早速ですが、今日はどのような依頼でしょうか?」

「それが、若い集の一人からパワハラで訴えられちゃってね」

「パワハラですか」

 

 今回の依頼者「一二三次朗長」は東京○○市一体の家庭内配線等を主として電気工事を行う「一二三工業」の社長兼親方である。

 

 従業員8名を雇い地域密着型を掲げた経営も軌道に載っていた。

 

「何か、パワハラに思い当たる節はありますか?」

「あるにはあるが・・・あの場合は仕方ないと思うんだがね」

 

 そう言うと、パワハラに至る経緯を話始める

 

 事件の発端は3日前、とある家庭の配線工事中誤って活線(電気が流れてる)回路に触れ、感電した原告(訴える側)を助けるため、被告(訴えられた側)が原告の右鎖骨辺りに蹴りを入れ、回路から引き離した事が原因だった。

 

「あのときは、あいつを何とか助けたい。それだけで頭が一杯で仕方なく蹴りをいれっちまってね」

 

ーーーーーーーーーーーー

 一般に人体にとって致死となる電流は100mA(約0.1A=100mA)と言われており、人体抵抗は4000Ω(乾燥時)あると言われている。

 

 一般家庭用電源100Vに感電した場合流れる電流はV=RIこれを変換し

 

I=V/Rより25mA、致死電流には程遠い。

 

 しかし、作業時の乾燥状態(発汗)、体格、年齢により人体抵抗は変化し毎年100V感電での死亡者は少なからず発生している。

 

関東電気○保安協会資料参考

ーーーーーーーーーーーーー

 

「今考えれば、主ブレーカー切って助ける方法もあったが・・・動揺していてそこまで考えが及ばなかったね」

 

「つまり、話をまとめると親方さんは原告さんを助けるために蹴ってしまったと」

「まあ、そんなところだ」

 

 この裁判確実に勝てる!知子はそう確信した。何故なら

 

「次郎長さん!この裁判確実に勝てますよ」

「本当かい?」

 

「ハイ!次郎長さんが行ったことは救命のために必要だった」

「それとAEDセクハラ騒動ってご存じですか?」

 

「なんだい?そりゃあ」

 

 

ーーーーーーーーAEDセクハラ騒動ーーーーーーー

 

 2017年某月、男性にAEDを使われたらセクハラで訴える女性が多いというデマがツイッターで話題になった。

 後にツイートした本人がデマであったと謝罪している。

 

 このデマが巻き起こった際、「AEDの使用を躊躇してしまうのではないか?」という男性の意見が多く見られ、弁護士達が罪になるのか?ならないのか?をブログ等で紹介しており、罪にならないという意見が大半であった。

 

 

 理由としては弁護士ごとで千差万別だが、共通していたのは「救護」のため。

 

 

 そしてもう一つ、一番重要なことが過去にそのような裁判事例が無いからである

 

※裁判は基本過去の事例に基づき刑の基準が決められる(あくまでも作者がネットで調べた素人知識)

 

 そのため過去裁判事例のない出来事で有罪にするのは、とても難しく仮に有罪になってもその判決まで、多くの時間を要する

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「簡単に言うと、今まで感電者を助けて訴えられたケースはないんです」

(作者が調べた限り)

 

「過去にそういった事例がない裁判は100%いえ、200%勝てます!大船に乗った気持ちでいてください!!」

 

「おお、そうかい!よくわからねえけどあんたに任せてよかったよ。これから宜しくお願いするよ」

 

 1回目の打ち合わせはこれにて終了となり、るんるん気分で小御門事務所に戻る知子。早速打ち合わせの結果を古美門に報告する。

 

「古美門さん聞いてください。実は・・・」

「待て!朝ドラ!!何を言いたいか当ててやる」

 

「え?」

 

「今回の依頼者さんパワハラで訴えられたんですけど~話を聞くと助けるために仕方なくやったことなんです~」

 

「過去に感電救護の判例何てありませんし、100%勝てますよ~」

 

 そう体をクネラセ「デューク○家」の健康ウォーキングを連想させる歩き方でやってくる73分けの男こそが、古美門事務所主任にして自称イケメン敏腕弁護士

 

「古美門研介」である。

 

彼を言い表すなら「金の亡者」この一言に尽きるであろう。

 

 彼は裁判に勝つためにほとんど犯罪まがいのことも平然と行う。

 

 しかし、弁護士としての腕は確かで口八丁手八丁で相手がぐうの音も出ないほどに理屈を並べ、完膚なきまでに論破するやり方で訴訟の勝率100%という不敗の記録を叩き出しており依然継続中である。

 

 社会正義や人権などといったものに価値は見出さず、ただひたすら訴訟に“勝利する”事を最重視する。

 

 このように弁護士として凄腕ではあるが、自らの実力に自信があるあまり態度が非常に高慢で、弁護料も法外であることから、業界内での評判はすこぶる悪い。

 また、その法外な弁護料から二つ名として「弁護士会のBJ」とも呼ばれているとかいないとか。

 

 

黛真知子を光とするなら、古美門研介は純粋な闇。

 

何故この両極端にある二人が同じ弁護士事務所で働いているのか?

その理由は第1期リーガルハイ、第1話をご覧あれ(番宣)

 

 

「な、な、何でその事を知っているんですか!」

「そんなの簡単だ、朝ドラ。つい数時間前古美門事務所にパワハラ被害を訴えるボンボンのお坊っちゃまが来た。」

 

「それって・・・」

「話を聞いてると、どうやら被告は同じ古美門事務所に所属してる弁護士に依頼したようだ。」

 

「この古美門事務所で俺以外の弁護士何て、がに股でポンコツでおたまじゃくしな朝ドラ以外いないからな!!」

 

「そこまで言わなくたっていいじゃないですか!!」

 

 今回裁判の原告はいくつもの法律事務所を訪れたが、上記理由から全ての弁護士に敗色必須であると弁護を断られていた。

 

 そんな折り古美門事務所の噂を聞き付けた。金だけは持っているボンボンと金さえもらえば悪魔の弁護だろうと喜んで行う古美門、2人の出会いは正に必然であった。

 

「まさか、依頼を受けちゃったんですか!」

「当たり前だろ朝ドラ。なんたってボーナスステージだからな」

 

「どういう意味ですか、それ」

「そのまんまの意味だよ。ガニ股、ポンコツ、無能、オタマジャクシの朝ドラを法廷でぶちのめすだけで、大金が手にはいる。まさに濡れ手で粟だ!!」

 

「キー!本当どうしてそんなに口が汚いんですか!!」

「しょうがないだろ事実を言ってるだけなんだから~」

 

 そう、言うとふてぶてしくソファーに大の字に腰かける古美門

 

「もう、怒りました。絶対裁判でこてんぱんのけちょんけちょんにしてあげますからね!!」

 

「朝ドラ程度の実力でそれは無理だとお~も~うな~」

 

古美門VS知子、因縁の戦いの幕が開ける

 

 

 

 

 




法律関係はネットで調べ調べなので、恐らく色んなところが穴だらけのはず

*一部訂正
誤 I=R/V 正 I=V/R
自信満々に公式をかいておいて、この初歩的な失敗・・・
これはいけません!!
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