ソードアート・オンライン ~たった一人の為の英雄~   作:まっちゃんのポテトMサイズ

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どうも皆さんMのポテトMサイズです。
え?何で名前を変えたのかって?
リア友に変えれば?って言われたからですね、ハイ。
さて、SAOの小説を書くのは初めてなうえに原作を読んでいないからにわかっぽいんだよね。
だから設定とかおかしなところは指摘してもらえると直しに行きます。
まぁ、なるべくおかしくならないようにするけど。
というわけで本編どうぞ。



アインクラッド編
第一話 デスゲーム


 

西暦2022年11月6日

 

「...なぁ、鋭二。何で土曜日なのに学校があるんだ?」

 

こんな愚痴を吐いている俺、は親友の鋭二と見ての通り下校している。

 

「...そんな事を僕に言われても困る。それに、学校が決めたことなんだからしょうがないじゃないか」

 

「...でもよぉ。今日はSAOのサービス開始の日だぜ?」

 

そう、今日はVRMMORPG ソードアートオンライン、略してSAOのサービス開始の日なのだ。

 

ベータテストの評価が高かったようで世間の期待値も高まっている。

 

ま、俺もベータテスターの一人なんだけども。

 

あれはすげぇ。従来のゲームとは比べ物にならないレベルだった。

 

「お前、一緒にやる奴いる?」

 

「うん、幼馴染とやるんだ」

 

「そうか、んま、俺はソロプレイヤーで楽しむとしますかね」

 

「良かったら、一緒にやらない?」

 

「いや、幼馴染さんに悪いし良いよ」

 

「それじゃ、フレンド登録だけはしとこう」

 

「分かった。ユーザー名は何にするんだ?」

 

「僕はノーチラス」

 

「ノーチラス、ね。俺はALだ」

 

「AL...何かの頭文字?」

 

「あぁ、人工生命、ほら、俺ってそういう勉強してるからさ」

 

「初耳なんだけど」

 

「俺、そういう本読んでるんだけどなぁ」

 

「知らないなぁ、それじゃ、また向こうで」

 

そう言うと鋭二は俺と反対方向に歩いて行った。

 

「またな」

 

「...もしかして、幼馴染って女子だったりする?...いや、そんな訳ねぇか」

 

「...こう考えると、鋭二の事、まだまだ知らねぇんだよな。んま、あいつも俺の事を全然知らねぇんだし、お互い様か」

 

そんな独り言は虚構に吸い込まれ、誰の耳にも入る事は無かった。

 

マンションのドアを開けて自宅に入る。

 

昔に両親と爺さんを亡くした為、上京して独り暮らしだ。

 

「今は...げっ。もう12時50分かよ。さっさと準備しよ」

 

俺は壁にかけてある時計を見ながらそう言った。

 

肩から鞄を下ろし、制服から普段着に着替える。

 

「よし、準備OK」

 

そうしてナーヴギアを頭に被せてベッドに寝転がり、魔法の呪文を呟く。

 

「リンクスタート」

 

視覚、聴覚、味覚、等の確認が済み、ログインを済ませ、ベータテスト時のデータを使い、SAOの世界に入る。

 

「...戻ってきた」

 

「さて、フィールドに行くか」

 

...何か忘れている様な。

 

あ、鋭二を探さなきゃな。

 

「...名前が隠されてるから見つからねぇな。よし、フィールドに行こう」

 

と、鋭二との約束を放り出してフィールドに向かおうとした時に大事なことを思い出した

 

「フィールドに出る前に剣を装備しなくちゃな」

 

そうして指を縦に滑らせ、インベントリを開き剣を装備しようとした。

 

しかし、選択した欄には装備できるものが無かった。

 

「...え?剣が装備できない?いやいやいや、そんな訳あるまい、きっと選択した所を間違えたんだ。よし、次こそ」

 

そうして同じところを選択したが、さっきと同じように装備できるものが無かった。

 

何かのバグだろうか?取り敢えずGMコールをしてみるか。

 

と、GMコールをしてみたが反応なし。

 

ふざけるなぁ!!

 

と、心の中で叫ぶ。

 

「...剣が使えないんじゃ碌に戦えないぞ...。あれ?詰み?...いや、まだ一つあるじゃないか」

 

それが敵にダメージを与えられるのかは分からんが、やる前から出来ないと決めつけるのはダメだって俺の爺さんが口うるさく言ってたな。

 

フィールドに出ると、青々しい草が生えている草原が広がっていた。

 

「...さて、始めよう」

 

そこら辺に落ちている石っころを拾い、モーションを構え、エフェクトを纏わせる。

 

そしてそれをフレンジーボアに投げつけ、こちらにタゲを集中させる。

 

フレンジーボアはこちらの思惑通り突進してきた。

 

それを軽く避け、力一杯込めた拳を横腹に叩き込んだ。

 

するとボアのHPバーが半減した。

 

「...案外やってみるもんだなぁ」

 

「さて、次は蹴りだ、にしても、剣の世界で格闘技が効くって...これじゃSAOじゃなくてMartial arts online、略してMAOだな」

 

という面白みのないボケ(ボケかどうかも怪しいが)をして油断しているとボアからの突進をもろに食らってしまった。

 

「あら~↑」

 

反動で軽く吹っ飛んでしまった。

 

起き上がり、ボアに向き直る。

 

やられたらやり返す、倍返しだ!

 

そうして俺はボアとの距離を詰め、下から顎を蹴り上げる。

 

HPバーの無くなったボアは空中に四散した。

 

「ふぅ、疲れた~。...これをボス戦でもやれと申すか...。キッツ」

 

そうだ、今のうちにレベリングをしておこう。

 

俺の戦い方では攻撃力が重要だからな。

 

「...こんなものか」

 

見上げれば、いつの間にか空は橙色に染まっていた。

 

「ログアウトするか。飯も作らなきゃいけねぇし」

 

そうして、メインメニューを開き、ログアウトしようとした。

 

しかし、ログアウトボタンがメインメニューから消えていたのだ。

 

「...は?」

 

いやいやいや、おかしいだろ!?何でログアウトできねぇんだよ!?

 

...もしこれがバグなのだとしたらサーバーを落としてプレイヤーを強制ログアウトさせればいいんだが、アナウンスすら無い。

 

しかも、ログアウト出来ないバグって今後の運営にかかわる大問題だぞ。

 

俺が思考を循環させていると突然、広場の鐘の音が響いた。

 

それに気を取られているうちにいつの間にか、身体が青い光に包まれていた。

 

瞼を上げると、いつの間にか広場に強制テレポートさせられていた。

 

辺りを見渡せば大量のプレイヤーが同じ様に集められていた。

 

「あ、上」

 

一人のプレイヤーがそう口ずさんだ。

 

「ん?」

 

そうして俺は空を見上げた。

 

橙色に染まっていた空にはポツンとWARNINGと記された赤いマークが浮かんでいた。

 

その直後に橙色だった空はそのマークに埋め尽くされ、赤く染まった。

 

その小さな隙間から血のように赤い液体が流れて来た。

 

それは空中に集まり、やがて赤いローブを被ったGMに変化した。

 

しかし、そのGMには顔が無かったのだ。

 

それを見たプレイヤー達は騒然としていた。

 

無理もないだろう、急に集められた上に何が起きるのか分からないのだから。

 

すると、そのGMは両腕を開き、言葉を発した。

 

「プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ」

 

「私の名前は茅場晶彦、今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ」

 

「...茅場晶彦、か」

 

確かナーブギア、SAOの開発者だったはずだ。

 

この先も長い話が続いて面倒だったから要約すると、

 

ログアウトできなくなったのは本来の仕様。

 

ナーブギアを無理矢理外そうとすれば死ぬ。

 

ゲーム内で死ねばリアルでも死ぬ。

 

ゲームをクリアしたらご察しの通り出られる。

 

「それでは最後に、諸君のアイテムストレージに私からのプレゼントを用意してある。確認してくれたまえ」

 

そうして俺はアイテムストレージを開き、それを確認しようとした。

 

...どっちやねん。

 

アイテムストレージには二つのアイテムが入っていた。

 

「諸君の中で一人だけ二つのアイテムが入っているものがいるだろう。それは君限定の装備だ。だが、特殊なバフ等はつけていない。私はフェアなプレイを心掛けているからだ」

 

...グローブと手鏡、って事は剣等が装備できないのは仕様か。

 

とりま装備してみるか。

 

そうして俺はグローブを装備し、手鏡をアイテムストレージから取り出す。

 

その手鏡を覗き込むと、また青い光で包まれた。

 

辺りのプレイヤー達は互いの顔を指さしながら『誰だ?』とか、『あんた男だったの!?』だとか言っている。

 

もう一度手鏡を覗き込んでみるとアバターの顔がリアルの顔とそっくりになっていた。

 

「成程、俺らの顔をスキャンしてリアルとそっくりの顔にしたのか。んで身長はキャリブレーションのデータを使ったと。...何の意味があるのやら」

 

まぁ、思いつくものと言えば、リアル感を出したかった、とかか。

 

「諸君は、今何故と思っているだろう。何故、ソードアートオンライン及びナーブギア開発者の茅場晶彦はこんな事をしたのか、と」

 

「私の目的はすでに達せられている。この世界を作り出し、干渉するためにのみ、私はソードアートオンラインを作った」

 

「そして今、全ては達成せしめられた。以上でソードアートオンライン正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の検討を祈る」

 

そう言って茅場は霧状となって先程出てきた隙間に戻っていった。

 

それと同時に赤く染まっていた空は橙色の空に戻った。

 

辺りのプレイヤーは皆、空を見上げながら口を開け呆然としていた。

 

無理もない、いきなり死が身近に迫って来てその上非現実的な事を言われたのだから。

 

一人のプレイヤーが「嫌、嫌っ!!」という声を出すと、辺りのプレイヤーは、現実に引き戻されたように、声を出し始め、仕舞いには茅場に怒りの言葉をぶつけていた。

 

...はぁ、バッカじゃねぇの。何でこうも人間ってのは時間を無駄にするのかね。

 

この時間を使って目的地等を決めておけばいいのに。

 

んま、俺には関係無いけど。

 

そう思っていると、プレイヤー達を広場から出させないように囲っていた障壁が消えた。

 

こいつらと同じ事をしていたら時間の無駄だ。

 

そうして俺はすぐさま次の村に行こうとフィールドに歩を進めようとしたが、それよりも先に鋭二との合流を優先すべきだと思い、プレイヤーの間を通り抜けながら鋭二を探し始めた。

 

先ほどよりかは見つけやすいはずだ。

 

「あっ、新!!」

 

すると後ろから鋭二の俺を呼ぶ声が聞こえた。

 

「おっす、ノーチラス」

 

俺は振り返り、いつものように軽く返事をした。

 

鋭二の後ろには女プレイヤーがいた。

 

「新はいつも冷静だね。死が身近に迫っているのに」

 

「冷静じゃなきゃ生き残れないだろ。冷静じゃなきゃ、全てを取りこぼす事になるからな」

 

「取りこぼす?」

 

「いや、何でもない。忘れてくれ」

 

「あ、あぁ分かった」

 

「それと、ノーチラスの後ろにいるプレイヤーは君の幼馴染か?」

 

「初めまして、私はユナ、これからよろしくね。貴方の言う通りエー君の幼馴染だよ」

 

「こちらこそ、俺はALだ。...それで、ノーチラスとユナはこれからどうする?」

 

「僕は町のはずれにある修練場に行って熟練度を上げる」

 

「そうか、それじゃ、此処でお別れだな」

 

「えっ、どうして?」

 

「俺はさっさとクリアして現実世界に戻りたいんだ。こんな所で道草食ってる場合じゃない」

 

「君が死んだら元も子もないだろ。それに君が死んで悲しむ人もいるだろ」

 

「...俺が死んだって悲しむ奴なんていないだろ。それじゃ、俺はもう行く、じゃあな」

 

「...新が死んだって誰も悲しまない?ふざけるな!!」

 

「...そうだろ、元々俺は孤独だったんだから」

 

「でもお前はもう孤独じゃない、僕がいる」

 

その言葉に一瞬だけうろたえる。それと同時に何物にも形容できない怒りが沸々と湧いてきた。

 

「孤独じゃない?僕がいる?俺の事何にも知らない癖にそんな口きくなよ!!」

 

「っ!!」

 

「...じゃあな。俺はもう行く。きっとお前らとはもう会わない」

 

そうして俺はノーチラス達に背を向け歩を進めた。

 

「ちょっと待ってくれ」

 

「...何だ?」

 

「フレンド登録、約束したろ」

 

「...そうだな、フレンド登録はしとこうって言ってたもんな」

 

俺はノーチラスとユナのフレンド登録を済ませ、始まりの町から抜けた。

 

先ずは最寄りの村に行き、クエストを片っ端から受ける。

 

その方がモンスターを沢山倒すより効率がいい。

 

「よし、目的地が決まったし早速向かおう」

 

そうして俺はその村に向かって歩き出した。

 

少し、悪い事をしたな。明日にでも謝りに行こう。

 

 

 




さて、更新速度が遅いのにこの作品を追加したことを今更ながら後悔してる。
まぁ、僕は一度始めた作品はきちんと完結させる、をモットーに活動してるからね。
さて、特に話すことも無いし、そろそろ締めますかね。
では、感想等お待ちしております。
また次回。

階層ごとに話は作った方がいい?(20日の0時まで)

  • 作れやぁぁぁぁ!‼
  • あっ、別に作んなくてもいいっす
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