短いですが、本日もお楽しみください。
おばあちゃんの退院記念に旅行に行くことになった。透も誘ってみたんだけど、彼は「小百合おばあちゃんに合わせる顔が無い」と断られてしまった。彼が東京に戻ってきてからおばあちゃんからお見舞いに来た話は聞いてないから、あの時のことがまだ気まずくて会いたくないんだろう。
ただ、この慰安旅行はおばあちゃんは和おばあちゃんと結託しており、木ノ下和也と相部屋にされてしまった。完全に嵌められた。抗議したけど二人に結局押し切られてしまった。彼と同じ部屋は貞操の危険を感じる。彼といるのも気まずいので温泉に向かった。最近、温泉に入ることが増えた。
温泉に向かうと和おばあちゃんがいた。「これがラッキースケベか」って言ってたけど、それは伊豆での温泉の時の彼のセリフだと思う。和おばあちゃん、アイツと気が合いそうな気がする。リアクションを見てると両方そっち系の知識に明るそうだし。流れで背中を流してもらうことになっちゃったけど、彼女は夫の命日を素敵な日にすることができたと感謝していた。私は彼女にもし嘘をついていたらどうするか聞いてしまった。彼女は私の事を好きと言ってくれた。嘘のない人間などいないと言っていた。彼があの時の事を話したがらないのは、私に嘘を付いているのだろうか。私に話したくない嘘を。
就寝間際、木ノ下和也は気を使って玄関で寝ようとしていたけれど、同じ部屋で寝ればいいと言った。顧客は対価に見合ったサービスを受ける権利がある。祖母同盟の陰謀とはいえ、部屋から追い出すのはやりすぎな気がする。変な顔して近づいて来たから思いっきり蹴っ飛ばしてやったけど。
消灯後彼は言っていた。私をレンタルしたいと。私といることで自分が変われる、成長できるそんな気がするんだ、と。
もしかすると、彼が私が変わるきっかけとなるヒントを持っているかもしれない。彼の持つ直情的で衝動的だけど熱い思いに触れることで。
結局、またレンタルされてあげるって事で約束してしまった。彼に彼女ができるまで、っていう約束で。
後日、新しい彼女を作る件で作戦会議をした。
帰り際、彼の友人に偶然遭遇してしまった、友人に彼女ができたらしく、ダブルデートに行くことになってしまった。
デート場所はボルダリング施設。ボルダリング自体はすっごく楽しかった!今度アイツにつれていってもらおう。
途中、彼の友人の彼女のるかちゃんにトイレに誘われた。彼女にはレンタル彼女かどうか聞かれてしまった。ボロは出していないつもりだったがバレていたらしい。否定はしたけど。彼女には再度恋人であることを説明したが、キスを強要されてしまった。スマホで隠して指でガードし、キスして見せたけれども、彼女は納得していない様子だった。レンタル彼女の事と言い、この子は結構勘が鋭いみたい。
このままだと泥沼だと判断した彼は、おばあちゃんのお見舞いと嘘をついて私を逃がしてくれた。
書けない時にコーヒーと煙草でひねりだしてると、大学の研究室時代を思い出してしまいます。研究論文はニコチンとカフェインでできている。
この物語を書き始めたら、明らかに煙草とコーヒーの量が増えました。ものづくりって健康に悪い。
原作でも登場したボルダリングは以前やったことありますが、難しかったですね。関節を上手く固めれば力を入れずに登れたのかもしれませんが、結局筋肉でなんとか登っていました。
ここでは書いていませんが、裏では原作通りにちづると和也の関係は確実に進展していってます。この物語では彼女は最終的にどんな選択をするんでしょうかね。
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