帝具が暴走して好感度カンストしちゃった   作:鹿里マリョウ

7 / 8
fate/HF みた。
桜がヤンデレかわいかった。
あとおしりがえっちだった。


シェーレさんと訓練(訓練です。えっちなプレイじゃないです)

 柔らかな朝日で微睡みから覚める。

 霞む瞼を伸びをして振り払った。

 

「おはようございます、ご主人様」

 

 ベッドの横にはシェーレさんが立っている。

 何故か?彼女が激しいジャンケン勝負の末勝ち取ったからだ。

 

 一日限定のタツミ教育係、

 

 またの名を、

 

 

 タツミ独り占め係を。

 

 

 

 

 

 ■■■

 

 

 

 

 

「ご主人様には、尋問のやり方について学んでいただきます」

 

 ナイトレイドの地下には牢屋がある。侵入者用だ。

 そして当然、侵入者から情報を引き出す為の尋問器材も常備している。

 

 薄暗い地下牢で毅然と発せられたシェーレさんの一言に、早くもやる気の殆どが削られた。

 

「俺、尋問とかやったことないんだけど」

「本当ですか!?で、では、は、初めてを頂けるのですね・・・・・・」

 

 顔を赤く染めるシェーレさん。尋問の初めてとは。

 

「ではまず、私を縄で縛ってください♡」

 

 縄を片手に息を荒らげる姿はかなり恐怖を誘う。

 目に光がないから尚更だ。

 訓練という名目上真面目にはやる。この組織に身を置く以上は、いつか使う機会が訪れないとも限らん。

 

「・・・・・・んっ♡、あ♡♡」

 

 ただ縄で締め付ける度に声を漏らすのやめて欲しい。

 

「はぁ♡はぁ♡・・・・・・素晴らしいですご主人様♡」

 

 両腕を首の後ろで纏めて縛る。そのまま縄を壁のでっぱりに結び付けた。

 

 この体制では腕に力を込められない。抵抗は不可能だろう。

 

「あっ♡♡捕まっちゃいました♡♡」

 

 シェーレさんの虚ろな瞳にハートマークが浮かんでいる。

 

「で、では、シュチュエーションを決めましょう♡♡そうですね・・・・・・さ、山賊っ♡♡山賊がいいです♡♡山道で豪華な馬車を襲い、金品一式と貴族の小娘を連れ去った強い山賊♡♡♡という設定で行きましょう♡♡♡♡」

 

 欲望ダダ漏れじゃねえか。

 もう着いていけないんだけど。俺知らん間に山賊にされてた。

 

 思い描いていた物からだいぶ外れている、シェーレさんの願望マシマシ妄想。

 というか山賊って捕虜に尋問するの?えっちなことしかしない気がするんだけど。

 

「くっ、離しなさい!私を誰だと心得るのですか!!」

 

 唐突にシェーレさんが叫びを飛ばした。

 

 急に始まるじゃん。

 

「下劣な山賊共め、こんなことしてタダで済まさないわよ!!」

 

 眉間に鋭くシワを刻むその顔に、普段のおっとり姿は微塵も無い。完全に役に入り込んでいる。

 意外な特技に正直驚いた。

 

「な、何とか言ったらどうなの!?」

 

 シェーレさんから言葉を求められる。

 しかし未だ状況に気持ちが追いつけていないのだ。どうしようか。

 

「ん?何だこれ。『シェーレが教える尋問マニュアル』?」

 

 尋問部屋の隅に置かれた机の上に、一枚の紙を見つけた。

 一番上に、お困りならこれをお読み下さいご主人様。と記載されている。

 

 どうやらシェーレさんが尋問に慣れていない俺の為に夜な夜な作ってくれたようだ。

 

 横で騒いでいる貴族の娘版シェーレさんの言葉を聞き流しつつ、マニュアルを開く。

 

〈まず、捕虜と接する時は常に冷たく、相手に付け入る隙を与えないようにしましょう。決して気を許してはいけません。〉

 

 内容のマトモさに、コレが訓練なのだと思い出す。

 そうだ、意味不明なシュチュエーションは兎も角、真剣に取り組まなくては。

 

「・・・・・・うるせえ小娘だな。身体に教えてやんねえと分からねえか?」

 

 冷たい視線を意識しつつ、自分の思う山賊を演じてみた。これ合ってる?

 

「っ♡♡・・・・・・あ、貴方のような卑怯者には屈しませんわ!」

 

 マニュアルを横目で確認。この後の対応を決めなければ。

 

〈相手が強気な態度をとってきた場合、暴力で黙らせるのが効果的です。痛みとは一番手軽に恐怖を植え付けられる行為です。

 ・・・・・・訓練といえども本番を意識して本気でやって下さいね?〉

 

 いきなり暴力かよ。しかも釘刺されてるし。

 

 い、いくぞ。いいんだよな?本当にいくぞ?

 

「い、いい加減うるせえんだよっ!!」

 

 シェーレさんの腹に拳を叩き込む。

 一切の容赦をしなかったのは、マニュアルで言われたからでもあるが、シェーレさんだったらこの位何ともないだろうという信頼があるからでもある。

 

「おっぐぅぅ♡♡♡♡・・・・・・ゴホッ、ゴホッ、あ、貴方、よくも・・・・・・」

 

 一瞬シェーレさんの目にハートが宿ったが、直ぐに振り払いキッと俺を睨みつけてきた。

 

「まだ分からないのか?ん?」

 

 先の痛みを思い出させるようにねちっこくシェーレさんの腹をさする。

 

「ふぅっ♡♡ぁっ♡♡♡んん♡くふぁ♡♡や、やめなしゃいぃ♡♡♡」

 

 焦らすような手つきに、早くも演技が途切れ始めた。

 

 演技力は凄いのに続ける忍耐力がこれっぽっちもないシェーレさんに、若干の呆れを抱いて腹を撫で続ける。

 ふと、人差し指が彼女のおへそに滑り込んだ。その時、

 

「んっひゅああ♡♡♡♡♡♡」

 

 シェーレさんが聞いたことない叫びを出した。

 

「・・・・・・」

「んひゅ♡♡♡♡♡♡ちょ♡♡♡そこっ♡♡♡♡ほんとにだめっ♡♡♡♡♡♡やぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 確認の為再びくりくりほじくると、面白いくらいに叫び散らす。

 シェーレさんは身を蹂躙する快楽の荒波から逃れようと身を捻るが、縛られた縄を揺らすだけで徒労に終わった。

 

「そ、その♡汚い手を♡♡離しなしゃい♡♡♡」

 

 訓練は中断かと思いきや、シェーレさんが最後の意地でお嬢様ロールプレイを何とか繋いでいる。

 しかしその顔は喜びを隠しきれないようで、だらしない蕩け顔だ。

 

 シェーレさん限界っぽそうだし、さっさと終わらせてしまおう。

 

 マニュアルの最後の方に目を移す。

 

〈相手が屈しそうになったらラストスパートです。苦痛をチラつかせつつ、言葉で屈服を誘いましょう。

従えばもう痛くしないというセリフが通常ですが、今回は少し捕虜が特殊なので変えてみましょう。

 次の言葉を、捕虜の耳元で蔑みを込めて囁いてください。

 

 捕虜の耳元でっ、蔑みを込めてっ、囁いてくださいっっ!!!・・・・・・〉

 

 過去一語気が強い。

 逆らう理由もないので、シェーレさんの耳に顔を寄せ、そこに記された文を口にする。

 このときおへそを強く押して僅かな痛みを与えることも忘れない。

 

「あのさぁ、口では何とか言ってるけど・・・・・・お前、喜んでるだろ」

「ッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 シェーレさんの身体が一際強く跳ねた。

 

「何?変態だって見抜かれて興奮したのか?」

「しょ、しょんなことぉ♡♡♡♡♡♡」

 

 おへそを更に押し潰す。

 

「んあぁぁぁッ♡♡♡♡♡♡♡」

「一丁前に反抗してんじゃねえよ。・・・・・・おら、負けろ、雌犬」

 

 限界までへその窪みに親指をねじ込むと、シェーレさんもとい貴族の娘の我慢は遂に決壊した。

 

「ま、まってまってまって♡♡まけりゅっ♡♡♡♡ちゅよい山賊さまにまけちゃうぅぅぅ♡♡♡♡♡♡♡♡♡ダメダメダメ♡♡♡♡私貴族なのに♡♡♡♡山賊さまつよすぎてくっぷくしゅる♡♡♡♡わからされる♡♡♡♡だ、だめ♡それだけはほんとにだめ♡♡貴族のほこり失うのやだっ♡♡♡♡」

「そういうのいいから、さっさと堕ちろ」

「はひぃぃぃ♡♡♡いきがってました♡♡わらひいきがってましたぁ♡♡♡♡♡♡貴族のほこり捨てましゅ♡♡♡♡わらひは山賊さまのあしもとがお似合いだってわかりましたあ♡♡♡♡♡♡今まで間違ってました♡♡♡ちゅよい山賊さまに勝てるわけにゃいのに♡♡♡♡かんちがいしてましたあ♡♡♡♡♡♡小娘調子にのっててもうしわけございましぇんでしたああああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 これって尋問の訓練だっけ。完全にアウトな顔しちゃってるよ。

 シェーレさんは身体をギシギシと揺らし、潤んだ瞳から涙さえ流れ出ていた。

 

「山賊しゃま♡♡わらひ、身の程わきまえて犬になります♡♡♡♡いっしょう山賊しゃまの犬として生きていきますっ♡♡♡♡♡♡」

 

 まさしく犬のように舌を垂らして荒ぶる。

 ふと縛った腕に目を向けると、縄がくい込んで赤い跡が刻まれてしまっていた。

 痛々しい見た目だ。急いで解く。

 

 身体の支えが消え、シェーレさんが落ちるように尻もちを着いた。

 

 尻に響く痛みと、より増した見下されてる感に更に呼吸を荒くさせると、とあるポーズをとった。

 とても犬らしいポーズ。

 

 所謂、ち〇ち〇というやつ。・・・・・・もうどうしちゃったんだよあんた。

 

「はっ♡♡はっ♡♡はっ♡♡はっ♡♡山賊しゃま♡♡♡♡ご主人しゃま♡♡♡♡くびわつけてください♡♡わらひを戻れにゃくしてくだしゃいぃ♡♡♡♡♡」

 

 発情度MAXで懇願してくる。虚ろな瞳にハートが爛々と光を放つのが見えた。

 

「いや、首輪って言ったって・・・・・・ある」

 

 マニュアルが置かれた机。その奥端で、ひっそりと粗雑な革首輪がこちらを見つめている。

 なんと用意周到なことだろう。訓練が進むと首輪が必要になると分かっていたのか。

 最初から犬になる気満々じゃん。

 

 ボロボロの革の首輪を唖然と眺めていると、シェーレさんが「はやくっ♡はやくっ♡」と急かしてきた。

 犬なのに待てできてないが。

 

 渋々と首輪に手をかけ、シェーレさんの首に巻く。

 

「ごしゅじんさまっ♡♡♡ごしゅじんさまっ♡♡♡くぅーん♡♡♡♡くぅーん♡♡♡♡」

 

 ハートの輝きをより一層弾けさせたシェーレさんが、媚び媚びの鳴き声をあげる。

 潤んだ瞳が一心に見つめてくるさまは、いやに扇情的だった。

 

「あっ♡はふっ♡所有物にされちゃってる♡♡くぅーん♡♡くぅーん♡♡ごしゅじんさま♡♡」

 

 首輪なんてつけたことがないから手こずる。ちょっと力加減を間違える度に、シェーレさんは微かな嬌声を奏でた。

 

 

 カチャリ、と何とか首輪を装着する。

 

「はっ♡はっ♡♡ごしゅじんさま♡♡これからがんばります♡♡♡♡たくさん、こきつかってくだしゃいっ♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 相変わらずのち〇ち〇ポーズでシェーレさんがなんか言ってきた。

 荒い呼吸を繰り返しながらも、必死に言葉を紡ぐ姿が本当に犬を想起させる。

 

 無意識に、

 

 本当に無意識に、

 

 俺はシェーレさんの頭を撫でていた。

 

 

「くぅッッ♡♡♡♡♡♡ふわぁぁぁ♡♡♡♡♡♡♡♡ご、ごしゅじんしゃまぁ♡♡♡♡♡♡ごしゅじんしゃまあああああ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

 

 暫く嬌声が止むことはない・・・・・・。

 ・・・・・・尋問の訓練ってなんだっけ。




流石に消されそうだったんでちょっと修正しました。心配してくださった方ありがとうございます!

次はレオーネ姐さんとお散歩からの遂に正義厨参戦です。まあぶっちゃけ帝具が暴走しなければ正義厨がタツミ厨になることもないんで安心して見ましょうかね。
次回『お散歩と帝具暴走』
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