stay night ベースで作者の自己満足な作品となってますが楽しんで貰えると幸いです。
1章 2月5日(木) 前
どうしてこうなった
私は現在ある存在から逃げていた。少し時間を遡ってみよう。
朝
私は普通の女子高生、衛宮結(えみやゆい)。養父がいるもののほとんど海外でいるため実質1人暮らしをしている。友達はいるけど休日は1人でお菓子の城を作るが日課でこの前は姫路城を作って食べたりしたな。次は何を作ろうか、そんなことを考えながら学校へと行く。
昼
授業が終わればクラスメイトの友達と楽しくおしゃべりをしている。内容は昨日のバラエティの話だ。私は芸能人は興味はないがモノマネしてるクラスメイトをみてクスクスと笑った。
放課後
友達は部活やバイト、補習などがあるため、また明日ねとだけいい図書室へと向かう。おや、あの後ろ姿は…
「マミちゃん!」
「わわわ、センパイ?」
後輩の間桐真実(まとうまみ)に抱きついた。抱きつくの理由は必要かい?ナッシングだよ!だってマミちゃんは可愛いからね。
「これから部活?」
「はい、今日はなぎなた部の方です」
「そう、もう大会も近いからね!頑張ってね!」
「はい、ありがとうございます」
「それじゃ、またお城できたら持ってくるよ」
「ふふ、楽しみしてますね」
「それじゃ、また…」
「センパイ」
去ろうとするとマミが急に真剣な口調になる。
「センパイ、今日の放課後はできるだけ早く帰った方がいいですよ」
「それはどうしてなの?」
「占いの結果です。センパイはいつも下校時間ギリギリまで建築物の本を読んでるのですよね?信じる信じないはセンパイ次第ですが、今回ばかりは信じて欲しいです」
「………ありがとう、今日は軽く読むだけにするよ」
「それではまた」
私に忠告してマミは去っていく。彼女はもう1つ占い研究会という同好会も1人でやっていてその占いの結果らしい。占いなんて信じていないがマミの真剣さに少し考えさせられる。私も図書室に向かうとしよう。
順調に城のデータを集めれたものの下校時間の30分前となったためマミの占いも気になったのもあり帰ることとする。帰ろうとすると課題のノートを忘れてたことに気づき教室まで取りにいった。ここまでが回想だ。
私は忘れ物を取りに教室へと行くと何故かそこにはドラマやマンガでしかみたことのない格好をした男と女が戦っていた。夢かと現実逃避をしつつその場から離れたがさっきの男の方が私を殺さんとばかりに追いかけてくる。そうしている内に私はついに空き教室へと追い込まれてしまった。
「悪く思うよなよ、お嬢ちゃん。恨むならこちら領域に足を入れた自分を恨みな」
「うっ…っ」
刃物のついた寝台に拘束され何も抵抗できなくなってしまった。このまま切られて死ぬのか…嫌だ。短剣を握り男は近づいたくる。そんな中一本の矢が飛んでくる。
「ー!チッ!」
「!!」
男は矢を避ける。その矢は寝台へと当たり後ろへとずらした。その瞬間、私の右手が熱くなる。
「おい、まさか新たなサーヴァントが来るのか!?」
「サー…ヴァント?」
それが何なのかはわからない。しかし、命が助かるなら…
「来て、私のサーヴァント!」
寝台でよく見えなかったが真下が光ったと思うと周りに黒い風ができ、寝台を破壊しながら1人の男が現れる。
「サーヴァント、ランサー召還に応じ参上した。ーーー問おう、お前が俺のマスターか?」
簡単なキャラ紹介
衛宮結:高校2年生。記憶力が良いが勉強の方に活かせず成績は中の上ほど。手先が器用で削る、磨く、組み立てるなども得意。運動神経はそこそこ高い。
間桐真実:高校1年生。なぎなた部と占い同好会を掛け持ちしているユイの後輩。成績も良く、容姿も可愛いため男女問わず人気はあるもののかなりのおじいちゃん子。話す内容のほとんどがおじいちゃんのため友達は少ない。
謎の男:サーヴァント。金髪で右肩をむき出しに布を巻いたような服装の筋肉質な青年。短剣を持っており、刃物付きの寝台を出すという謎が多い。ユイの命を狙う。
謎の女:サーヴァント。着物に黒髪ロングとThe和な美少女。大きな弓を持っており矢を放つ。
ランサー:サーヴァント。褐色肌で黒髪の黒い鎧で覆われた騎士。馬上槍で使用される巨大なランスを片手で振り回す。