Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

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続きです。

…展開は決まっているの時系列に困ってます。…あと狂と剣の種火が足りない。ブリュンヒルデ…巴御前…。これも先輩に全部捧げたからですよ…先輩。


5章 2月9日(月) 中

ー数分前

 

「まぁいいや。まとめかかってきなよ。すり潰してあげるわ」

「ライダー、いくわよ」

「…あぁ」

「んー、お前は確かにハンサムだけど…濡れないな。はぁランサー…」

「気持ちの悪いことをいうな」

「炎天よ、祓え」

「ふん、そんなもの当たるか。馬よ、走れ」

 

まずはライダーが剣を構え馬に乗りキャスターへと向かっていく。後ろからはアーチャーが弓矢で援護射撃をしており、レンも宝石を1つ投げ爆発させる。更にはマミの触手がドーム状に周りを囲み、アサシンがそれを足場にキャスターの首を狙い続ける。だがいずれもキャスターに傷1つつけることができない。それでもチャンスは来ると信じて攻撃を続ける…。

 

ドカーン

『!!』

 

突然、迷宮が爆発し崩壊した。中からは倒れたバーサーカーとラティ、消滅しているダレイオス三世、何事も無かったかのように立っている長髪の騎士。…そしてそのまま長髪の騎士はキャスターの元へ移動する。

 

「マミ、あいつを頼む」

「はい、兄さん。アサシン」

「御意」

「…」

 

マミとアサシンが長髪の騎士へとターゲットを変える。

長髪の騎士は弓?を引こうとするがマミが構えていないことに気づき動きが止まる。

 

「マスター?」

「愛らしい少女よ、何故構えないのです?」

「…10年前の聖杯戦争を覚えていますか?」

「なんと10年も経っていたのですね、私にとっては昨日のことになりますが…もちろん覚えております」

「…父があなたを召還しているのを私はみておりました。おかしな話だとはわかっていますが、私はあなたについて知りたいのです。私は間桐真実、前回のあなたのマスター間桐雁夜の娘です。この戦争ではアサシンのマスターをしております。あなたのことを少しだけでも教えていただけませんか?」

「雁夜の娘、真実ですか…よろしいでしょう。しかし、あまり時間がありません、私が自身を抑えていられるもあと僅かでしょう。私はトリスタン、聖杯戦争ではアーチャーのクラスとして呼ばれました。しかし、キャスターの毒でやられ脱落した…ところまでは覚えてます」

「父とは上手くできましたか?」

「…雁夜はマスターとしても弱く、人としてもダメダメで話にもなりませんでした。ですが禁断の恋の話などを語りあったりと、決して仲が悪かった訳ではありません。ありませんが…自分をみているようで嫌でした」

「…ありがとうございます。そこまで聞けましたならもう十分です。それでは戦いましょうか、アサシン」

「はっ」

「では来なさい」

 

アサシンは短刀を投擲し、マミは触手でトリスタンを捕らえようとする。

 

「私は悲しい」

「「!」」

 

一歩も動いていないのに短刀は弾かれ、触手は切られる。そしてマミの身体中に刃で切られたかの様な傷がつく。

 

「ーーあぁ、私は悲しい。雁夜の娘を殺さなければならないのだから。せめて楽に殺してあげましょう」

「させん」

 

アサシンは傷ついた自身のマスターを庇いながら、短刀の投擲を繰り返していく。

 

 

「アーチャー、矢はいい。ライダーの補助にまわれ」

「了解、じゃあマスターは合図をお願いするわ」

「あぁ、ライダーはそのまま接近戦で頼む」

「了解」

「いいね、いいね。アーチャーのマスター。濡れるわ。でもライダー、お前じゃ濡れない。全然濡れない。炎天よ、祓え」

「!」

「アーチャー」

「はいよ」

「消えっ…あぅ!」

「隙だらけだぜ」

「ついでにコイツも食らえ」

「きゃっ」

 

アサシンが抜けたことで作戦を変えた蓮。普通の石を投げながらアーチャーに指示を出すと、ライダーがキャスターの後ろへと転移し、ついにキャスターへ一撃を入れることに成功する。蓮も追撃に宝石を投げキャスターの足を凍らせる。

 

「アーチャー、頼む」

「了解、バーン」

「調子に乗るなよ!気密よ、集え。炎天よ、奔れ。炎天よ、奔れ。炎天よ、奔れ。炎天よ、奔れ。炎天よ…」

 

キャスターは竜巻で矢を防ぎ、さらには火炎玉を大量に飛ばしてきた。雨のように降ってくる火炎玉は容赦なく蓮達を襲う…が新たな参戦者の登場により突然止むこととなった。

 

ーーー

 

「なんでお前がここにいるんだ…トリスタン」

「パロミデス?なるほど褐色の騎士はお前かサセラン人」

「あぁ、どうやら洗礼の後よりもこっちの方が全盛期らしいわ。てかお前結局最初のイゾルデを諦めて別のイゾルデを選んだのだろ?俺が諦めたのをみてやってたなら相当な腹黒だなお前」

「………。それについてはノーコメントで」

「んでだ、なんでここにいる?」

「前回の戦争にて敗れ、脱落したことは覚えてます。おそらくあのキャスターによって再召還されたようで。今すぐ殺せと体が動くんですよ」

「セイバーと同じかよ」

 

「きゃー!ランサーだ!パロミデスっていうんだ!濡れるー!」

「うるせぇ、懐かしの同僚との再開だ…、黙って最後までみてろ」

「は、はい!…パロミデス様」

 

「しかし、最期がイゾルデと密会中に叔父に後ろから首を切られるとはお前らしく思うわ」

「?私は毒で死にましたが?」

「そうなのか、まぁいい。どうする?いつも通り殺し合いでもするか?今の俺は生前より強いぜ」

「ッ!それは王の槍!なぜお前が持っている!」

「残念ながらコイツはマスターの手作りさ。実際の王の槍は握ったことないが聞いた通りの強さになってると思うぜ、この槍は」

「私のマスターは虫での攻撃が限界だったのいうのに…。良いマスターに出会えましたようで羨ましいです」

「そうでもないぜ。召還されたときのコイツは魔術師ですらなく、魔術を覚えてまだ5日ほどだから全然使えない。まぁこの戦いが終わればもっと優秀なマスターになるんだがな」

「だとしても関係ありませんね。なぜなら全力であなたを殺しますから…、いきますよパロミデス!」

「ははっ、来いよトスリタン。だがこれは戦争だ、お行儀よく1対1とはいかないぜ」

「ーーそれは身に染みていますよ」

 

夢でパロミデスを倒していた騎士…真名トリスタン。アーサー王物語の主人公の1人でランスロット以外に負けている話は無かったくらい最強クラスの円卓の騎士だ。2人で懐かしく何かを語りあっていたがその様子を味方のアーチャー達は勿論、敵であるはずのキャスターまでもがみてい…いやキャスターはみとれていた。…いよいよ戦いが始まる。私も準備を…

 

「相変わらず変な弓だなそれ。音を出せて、空気の刃を飛ばすとか弓が何なのかよくわからなくなるぜ」

「えぇ、これでもアーチャーですから…ねっと」

「おいおい、マスターの援護くらい受けてやれよ。お前なら当たったところで痛くもないだろ?」

「私としては当たった時点で騎士としてアウトなので」

「そうか…よっと」

「しかし、パロミデス。お前は王の槍を使うことを何とも思わないのですか?」

「ロンの方なら止めとこうと思ったくらいだ。てかこれ作ろうと思えば誰でも作れたんじゃないのか」

「なんと、つまり王の持つあれは簡単には作くられたものだと」

「そういうわけではないが、まぁマスターが特別なだけかもしれんな、ははっ」

「ここは極東。材料なんてあったのですか?」

「魔術師なら持ってるもんじゃないのか?知らんけど」

「その槍は突きに特化している槍。だというのになぜあなたは突いてこないのです」

「お前が突きを意識し過ぎて、できないからに決まってんだろ」

「しかし何といいますか、この感覚はサーヴァントになっても味わえるものなのですね。昨日…ではなく前回の戦争なんて真正面からくるサーヴァントなんておらず、私を倒したキャスターなんてマスターと一体化していましたからね…」

「なんだそりゃ、っと。んじゃギャラリーも飽きてくる頃だろうしそろそろ決着をつけにいきますか」

「えぇ、望むところです」

 

両者、戦いながら語り合っていた。あまりも高度な戦いをしているため私が介入できるところはなかった。野球ボールを投げることを辞め、おとなしくみてることにしすると、たがいに魔力がどんどん大きくなる…宝具かな?ってちょっと待ってランサーの宝具使おうものなら令呪で止めないと

 

『痛みを歌い、嘆きを奏でる…"痛哭の幻奏(フェイルノート)"』

『血濡れし槍よ、炎の如く紅き輝き、全てを貫け"偽・黒檀の槍(エボニー・スピアー)"』

 

………。トリスタンの周りの空気が歪んでみえる。それほどまで矢を連射しているのだよう。パロミデスは私の作った槍でトリスタンの見えない矢を貫きながら突っ込んでいく。これがパロミデスの宝具なのかはわからない…が魔力はかなり持っていかれた。2人を中心に大きな砂煙が舞う…煙が薄れみれるようになったとき立っていたのはパロミデスだった。

 

「今回は俺の勝ちだな」

「そのようですね…では私に止めを…」

「…悪い。やっぱり俺はお前を殺すことはできないわ」

「だが…早く私を殺さなければ…大変なことに…」

「…そうだな。アサシンの旦那、頼むわ」

「御意」

「ガハッ!…パロミデス、また王と…並んで…戦える日が…くるといい…ですね…」

「…あぁ。その時はまた洗礼頼むわ」

「ハ…ハッ…」

 

トリスタンはセイバーと同様に泡のように消えていった…。………。

 

「あっ、終わった?かっこよかったよ!パロミデス様!私バシャバシャよ!」

「………はぁ。余韻にくらい浸らせろよキャスター。同僚との別れだというのに…あと真名を言うな」

「えー、でもあの長髪との決闘は言われた通り邪魔しなかったし~、早く私の相手して欲しいっていうか~」

「…いいだろう、いくぞマスター」

「はい!」

 

ジル・ド・レェ、トリスタン、ときて次はキャスターか…私は覚悟を決める。死ぬかもしれない、遠坂くんたち任せればいい、そんな考えが無かった訳ではないが…とにかく今はランサーと供に戦うんだ。物を投げて少しでも相手の注意をそらすことしかできないだろうけど…いこう。私に続き、遠坂くん、アーチャー、ライダー、アサシンが戦闘準備を整えた…キャスターを倒す。パロミデスは絶対に渡さない…アレ?なんだろうこの気持ち?




衛宮結:マスター。ランサーがトリスタンに名前を言われたことでもう隠す必要が無いだろうと判断しパロミデスと呼ぶことにした。野球ボールを投げてトリスタンの気を引けたが…パロミデスの邪魔にしかならないと最後まで観戦する。パロミデスでモヤモヤするらしい。

間桐真実:マスター。召還したかったサーヴァントに再開…父とのことを知れ満足し、トリスタンと戦うも一瞬でやられる。

遠坂蓮:マスター。宝石魔術を使えるが…ドケチなためなかなか使わない。全体を指揮しつつ自身も戦う。

ラティ:マスター。バーサーカーと供にダレイオス三世を倒したようだが…自身も倒れているため迷宮の中で何があったか不明。

間桐雁夜:真実の父で前回のマスター。トリスタンを召還し戦うもキャスターに敗北。自身もついでに殺される。魔術師としても人としてもダメダメだったらしい。

ランサー:真名パロミデス。トリスタンと再開、一騎討ちをし勝利する。相性がよかったのか限定礼装の槍をを宝具擬きに昇華しトリスタンの宝具を正面突破。その限定礼装の名は"黒檀の槍"、その穂先は数多くの騎士を貫いたらしい。

アサナン:真名ハサン。トリスタンの出現によりマミと戦うが…召還したかったサーヴァントと聞いているのでちょっと内心複雑…戦闘には影響ないけど。傷ついたマミを庇いながら戦う。

アーチャー:真名不明。ライダーと供にキャスターを相手にする。ライダーと石の位置を入れ替えキャスターに一撃を与える。その後矢を放つも防がれる。

ライダー:真名セテウス(仮)。アーチャーと供にキャスターを相手にする。キャスター的にはハンサムじゃないらしい。アーチャーの援護でキャスターに一撃を与えた。

バーサーカー:真名不明。迷宮を召喚しダレイオス三世を脱落させるが、トリスタンとの戦いや爆発など中で何があったは不明。

キャスター:真名妲己(仮)。サーヴァントを3騎相手にしても圧倒する強さ。宝具によりジル・ド・レェ、トリスタン、ダレイオス三世を召喚するも全員やられる。ハンサム大好きでパロミデスにゾッコン中。パロミデスの登場により、攻撃を止める、トリスタンとの一騎討ち中も他を攻撃せずにみている、などなめプが目立つ。

前アーチャー:真名トリスタン。バーサーカーの迷宮にて無傷で脱出。パロミデスと戦い敗北。前回の戦いでは雁夜に召喚されるもキャスターに弱点を突かれ敗北…相性が悪かった。

前バーサーカー:真名ダレイオス三世。迷宮崩壊後、消滅。前回の戦いでは暴走し令呪で自害するもしばらく暴走。同じく暴走したジル・ド・レェにぶつかり互いに消滅。


はいっ!てなわけで中盤です。トリスタンもイゾルデという人妻とできてたのでいいんじゃな?という感じで雁夜と組ませさせました。パロミデスとの因縁もあるしね。一騎討ちといいましても弓と槍では槍の方が強いのだよ(FGO脳)。ジルも綺礼と聖職者、愉悦、という共通点があったので組ませました。切嗣も似てるかなと思ったサーヴァントと組ませてます…出てくるかはわかりませんが。ダレイオス三世と前キャスターは適当です。残りは…ノーコメントで。

時系列見直さないとあかんかもしれないです。…まぁ何とかなるでしょ!ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。次回もマイペースにいきます
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