Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

12 / 25
デート回です。といっても私はデートなんてしたことないので…妄想です。


6章 2月10日(火) 前

「パロミデスさん、デートをしましょう」

「ん?急にどうした?」

「………」

「おい、急に黙るなよ…って旦那?…そういうものか。わかったよ、俺も現在の街ってのが気になっていたから案内してもらってもいいか?」

「…!はい、お任せください!」

 

「頑張ってくださいね…センパイ」

 

ーーー

 

朝になり目を覚ました私はマミと臓硯さんとで朝食を食べている。…マミちゃん、君のせいだからね。だから揚げタガメを食べてる私をそんな目でみないで…。これは魔力補給だから、あくまで魔力補給。外はバリバリで中はザクザクなスナックな食感だから、ポテチと変わらないから。…何か話題無いかな、そうだ。

 

「マミちゃん、今日は学校行こうか」

「え?魔術の練習はいいのですか?」

「それがね…これ以上もう伸びないみたいで。それに私が聖杯戦争に参加するのは今日までだから…」

「わかりました、一緒にいきましょう。それはそうとセンパイ」

「何?」

「この薙刀について何か言うことはありませんか?」

「………」

 

パロミデス…。この後無茶苦茶、謝罪、投影、製作(黒檀)したが許されず、後日にまた話し合うこととなった。

 

「ねぇ、マミちゃん?」

「何ですか?」

「1つ聞きたいことがあるのだけど…」

 

ーーー

学校

 

「おはよう、ユイ。用事はもういいの?」

「おはよー。まぁ一通りはね」

「それはそうと遠坂君、昨日来てなかったのだけど何か知らない?」

「んー、わからないけど多分家の用事じゃない?サボる人ではないし」

「ユイと違ってね」

「うるせぇやい、…ねぇニノちゃん、聞きたいことがあるのだけど」

「何?彼氏でもできた?」

「………」

「え?マジ?プリクラある?」

「そうじゃないけど実は…」

 

 

その後はとくに変わったこともなく放課後となる。………。よし、行こう。もう今日しかないなのだから…。

 

ーーー

 

パロミデスを呼び出しデートへと誘う。………。うん、上手くいった。しかし、何をするにしても鎧じゃ目立ち過ぎるよな。よし、1/150の若松城をあきらめればお金は十分あるしまずは服屋にでも行こう。お洒落なんてしないからセンスはないだろうけど適当に服を買って…あっメガネ。これは絶対いる!…こんなところか。

 

「パロミデスさん、もういいですよ。これに着替えてください」

「了解っと…これが現在の服装か…どうだ!」

「とっても素敵です!」

「ありがとうなマスター」

「あ、外でそう呼ばれるのはちょっと…」

「わかったよユイ」

「はい!」

 

ワイルドだ…元がいいのか、私のセンスがいいのか…絶対前者だろう。でもやっぱりメガネ。メガネが彼の魅力を上げているのだろう。インテリな感じを出すはずのアイテムだがむしろ圧を抑えるためにつけてるようにしか見えない。…周りに女の子が集まり始めているし次のプランにいこう。二ノちゃんからはホラー映画がいいって聞いたからそれをみようかな。

 

「パロミデスさん、映画って知ってますか?」

「まぁ聖杯からある程度は…」

「この映画を見ましょう!」

「おう、楽しみだ」

 

私は持っていないけど携帯電話に死が予言される内容のホラー映画だ。どんな内容かな。………。…二ノちゃん許すまじ。めっちゃ怖いよ。パロミデスも怖がって…無い。エレベーター!…怖いよ。ッ!パロミデスが手を握ってくれた!映画をみよう。…この子どうなるの。えっ!…後味の悪い終わりだな。

 

「パロミデスさん、楽しめました?」

「あぁ、怖がってるユイをみれたしな」

「…イジワル」

「ん?この映画は…アーサー王?」

「これですか?えーと7月からですのでまだまだ先ですね」

「…なんであの道化師が出てやがる。ボールスはまだいいよ。だがなんであんな奴が選ばれんだよ、ラモラックの旦那か俺を選べよ。終いにはギネヴィア様に弓を握らせてよ」

「あー、そこはしょうがないですよ。当時の記録を元に作られたあくまで作品ですから。気になるならまた一緒に見にいきましょう!」

「…だがユイ、俺はサーv」

「やめて、…今だけはそれは言わないで」

「………悪かった。次はどこにいくんだ?」

「はい、ゲームセンターです!」

「ゲームセンター?」

 

「だー、なんで取れないだよ」

「ふふっ、こういうのにはコツがあるんですよ…あれ?」

「お前も失敗してんじゃないか」

「あとちょっとなんです!」

「…よし、取れたぜ!」

「すごいです!」

「やるよ」

「え?」

「俺はお前に何も渡せていない…槍も服も貰ってばかりだからな…。それともこの人形は嫌いか?」

「…ありがとうございます。でも私はあなたから色んなものを既に貰ってますよ。そうだ!パロミデスさんこっちに来て下さい!」

「なんだこれ?」

「プリクラですよ!やりましょ!」

「お、おう」

 

パロミデスの顔にひげを書くとパロミデスは貫通した矢や槍を私につけてきた…小学生か。あっもう最後の一枚だ…最後はやっぱり…

 

 

「ありがとうございました」

「…おう」

「マミの家に帰る前に私の家へ行きましょう」

「了解した」

「………」

「………」

「………」

「…なぁユイ」

「なんでしょう?」

「何故俺をデートに誘ったんだ?」

「………」

「………」

「…さっきのプリクラでわかりませんか?私が貴方のことを好きになったからです」

「いつからだ?」

「さぁ?ハッキリと自覚できのはキャスターが倒れた後ですが…、もしかすると召喚しライダーから助けてくれた時からかもしれないですね。…あなたにはイゾルデという想い人がいるのはわかっています。ですが、私は貴方が好き。…例え聖杯戦争が終われば離ればなれになることがわかっていても、私は貴方が好き」

「…ぷっ、アハハハッ」

「…何で笑うのですか!?私が精一杯の想いを伝えたというのに!?」

「いやー、お前がおもしろいことを言ってたから」

「この気持ちは勘違いなんk」

「違ぇよ。俺は正直イゾルデなんてどうでもいいんだよ。てか今はもうサーヴァントだぜ。何したってあのイゾルデは手に入らねぇんだぜ」

「でも聖杯に願えば叶えれるんじゃ」

「叶わないよ。過去に飛ばされようが、聖杯からイゾルデを渡されようがそれは俺の求めていたことではない」

「でもそこまで笑わなくても…」

「悪い悪い。…でだ、コレが俺の答えだ。お返しだ、目を潰りな」

「ッ!」

「………。ぷはー、この身が滅びるまで貴方の側にいることを誓いましょう…よろしくなユイ」

 

………。ありがとうパロミデス。

 

「じゃあ帰るか、お前の最後の戦いだしな」

「はい!」

 

「上手くいったようですね」

「そうですな。ライダーを警戒しつつ護衛を続けましょうマスター」

 

家へと帰った私達だけど電話がチカチカと点滅している…誰からだろう?切嗣?とりあえず…ポチっとな。

 

『ユイ、今から1つめの飛行機に乗る。ここへの到着時間はハッキリとしないが明日の夜までには帰るだろう。このメッセージを聞けているということは明日も大丈夫だと信じてるよ。…後1日だけ頑張ってくれ』

 

…忘れていたわけではない。だがマスターが切嗣に変わったらパロミデスはどうなるのだろうか?まさか令呪で自害させられるのでは。それなら今日なんとしても決着をつけなくちゃ…。聖杯ならパロミデスを受肉させることもできるよね。このときの私は自分が生き残ることよりもパロミデスのことを考えていた。

 

 

ーー

 

「んで敗北者の俺はここで何をすればいいんだ?」

「とりあえずはここを修復してくれ」

「はいよ、…本当にここならライダーは攻撃しないのだな?」

「ルール上はな。だがアイツ次第ではある」

「その時はその時なんだが…お前何かあったか?雰囲気が気持ち悪いぞ」

「…いや、何も。それより明日時計塔から魔術師が1人来るとのことだ」

「聖杯戦争絡みか?」

「…前回の生き残ったマスターだよ。いや、勝利したというべきか」

「勝利だと、一体何者だ?」

「ロード・エルメロイⅡ世、現代魔術の講師で数々の異名を持っている。彼のところで学んだ生徒は大成するらしい」

「10年前のお前の感想でいい、どんな奴だった?」

「…戦争の時は眼中にすらならなかったよ。ハサンではないアサシンを召喚していたこと以外は」

「ハサンじゃないアサシンだと!?」

「ふっ、ここにいれば明日みれるかもしれんぞ」

「みれる?受肉でもしたというのか?ということはまさか前回ソイツが聖杯を…」

「なら今回の戦争は起きていない…まぁ正直私も詳しくはわからない。だがそれが今の彼の地位となった理由の1つでもあるのは確かだ」

「…なんでそんな大物が来るんだよ。参加者ではないのだろ」

「恐らくだがライダーのことだろう、自分のものにでもするのでは」

「時計塔の連中が手放した奴をか?」

 

レンは教会にて綺礼の保護を受けていた。その間に前セイバーとパロミデスの戦闘でボロボロになった教会を修理するのであった。

 

ーーー

 

「日本に行く、準備しろアサシン」

「お、10年ぶりだねー。姫は引き込もっていたのだけど…いいよ、一緒に行ってあげる。ちょっと待っててね、マーちゃん」

 

時計塔にてロード・エルメロイⅡ世と呼ばれる男性とアサシンと呼ばれた女性、前回の聖杯戦争の参加者である彼らの目的は一体…




衛宮結:JK。虫食にハマる。パロミデスが壊した薙刀を直すのに魔術を使用したためマミに怒られる。パロミデスに服を選び、着信◯リを見て、ゲーセンからのプリクラと放課後デートを楽しむ。そして…パロミデスと付き合うことに。しかし戦争中限定という短い期間と明日には戻る切嗣について頭を抱えることに…

間桐真実:JK。部活の薙刀が壊れてたことをユイに突き詰める。ユイにデートのアドバイスをする。デートにこっそりと付いてきていた。

遠坂蓮:脱落者。教会に保護されながら綺礼を手伝う。前回の聖杯戦争についてはあまり知らないようだ。

言峰綺礼:監督。蓮を保護する。何か色々とスッキリしてる。

ロード・エルメロイⅡ世:前回の参加者。ハサンではないアサシンを召喚し、現在でも連れている。時計塔で講師をしている。

衛宮切嗣:ユイの養父。明日には帰るらしい。

柳洞二乃:JKでユイのクラスメイト。ユイにデートのアドバイスをする。寺の娘で跡取りの婿を探してる。

ランサー:真名パロミデス。ユイとデートをする。お金なんて1円も持っていないためユイに全て出してもらう。…ユイから告白されて付き合うことになった。キ◯グアーサーに自分が出ていないのが不満。

アサシン:真名ハサン。パロミデスに乙女心を伝え、その後はマミと一緒にデートの様子を見張る。

前アサシン:真名不明。前回の聖杯戦争から生き残っているが受肉かどうか不明。ハサンではない。マスターであるロード・エルメロイⅡ世とは仲はいいらしい。一人称は姫と書いてわたし。


はい、デート回でした。なんとギルガメッシュみたいに前回から生き残ってるサーヴァントいましたね…真名バレバレだけど。最初は静謐ちゃんかセミラミスと毒タイプのアサシンにしようと思ったのですが…、扱うの難しいそうなので没にしました。武則天か前アサシン(あえて伏せます)かで悩んで…後者にしました。まぁFGOでは持っていないのですがね。次回は戦闘パートになります…クライマックスは近い。お楽しみに…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。