Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

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最後の蓮視点です。物語はここで分岐する。


2章 2月6日(金)

ーーーここはどこだ?何だあの行列は?…服装からして明らかに今の時代ではない。

 

「おい、あの行列はなんだ?」

『………』

 

返事はないしこちらも触れない。夢…なのか?

 

『いやー、綺麗な人でしたね』

『なんでも瓜から生まれたらしいわよ』

「アーチャーのことか?」

 

あの籠の中にいるに違いない。誰にも見られていないのなら近くまで行って…!何か様子がおかしい!

 

『誰だお前は』

『誰も何も私は瓜子姫よ』

『本物の瓜子姫はどこだ?』

『だから私が瓜子姫って言ってるでしょ』

『おい、コイツを殺せ』

『なん…で…』

『まだ生きてやがる。馬で引摺り殺せ』

『………』

「どうなってるんだ」

 

籠には確かに美少女がいた…腕以外は。毛むくじゃらのその腕は女には…いや人にすら絶対ありえないものだ。アーチャーが行列にした男たちに刀で切られ倒れる。腕だけであった剛毛は全身に覆われ…完全な怪物へと姿が変わった。怪物は馬に引摺られ畑を赤く染めた。

 

『おい、本物の瓜子姫は見つかったか?』

『いえ、見つかりません』

『くそ、主人に何て言えばいいんだ…』

 

柿の木を探すも瓜子姫は吊るされていない。まさかアーチャーは…

 

 

「はっ!」

「あら、起きたのねマスター」

「教会に行くぞアーチャー」

「ふーん、何も聞かないんだ?」

「ッ!なんのことだ?」

「寝言で私のことを呼んでわ」

「…教えてくれるのか?」

「まぁ隠すほどのことではあるのだけど…色々察してるみたいだし1つだけ…私の能力教えてあげるわ」

「能力?」

「座標、軌道はもちろん、性別、ステータス、そして…運命。貴方の魔力次第で何でもひっくり返すことが出来るわ。1度使ってみるわね」

 

アーチャーは拳を前に親指と小指を出し、くるっと回転させた。

 

「!」

「あら、綺麗じゃない。今日からそれで生きれば?」

 

身長が低くなった…いや股間に違和感も…鏡をみる。髪型がツインテールで…女になってる。胸小さっ!

 

「戻せこのバカ!」

「いふぁい、いふぁい。ふぁふぁった」

「ったく、しょうもないことに魔力を使うな」

「冗談の通じないマスターね。次が本番よ…これでよし。これで貴方の未来がひっくり返ったわ。まぁ何が変わるかは私もわからないけどね。せいぜい今日の晩御飯のメニューが明日のに変わるくらいのものだとは思うけど」

 

またアーチャーが手を回転させた…何かが変わったらしいが今度は何ともない。とりあえず…

 

「教会に行くぞ、アーチャー」

「了解!」

 

 

教会に着き衛宮の元へと向かう。…ぐっすりと寝てやがる。

 

「待ってよランサー…」

「起きろ衛宮」

「!」

 

衛宮が目を覚ます。…魔術回路が開いている?

 

「どういうことだ、辞退するのじゃなかったのか?」

「……辞退はしない。代わりのマスターが来るまでは生き残るつもりよ」

「代わりのマスター?魔術師の魔の字も知らなかったお前に代われるマスターなんt「前回の聖杯戦争の参加者」何だと!」

「私も昨日までは知らなかったわ。それにほら、その人の指示で魔術回路が開いてるし」

「だぁ、開くなら宝石使うんじゃなかったわ、もったいねぇ」

 

…逆に考えろ。1つ宝石を節約出来たんだ。

 

「だが、もうこれで俺とお前は敵同士だ。アーチャー、次から殺せ」

「あら?今じゃなくていいのかしら?」

「一応、戦争はまだ始まっていないんだ。だが今日の夜には始まるに違いない。じゃあな衛宮」

 

…魔術回路を数秒で開くなんて…しかも聖杯戦争の参加者と繋がりがあるとはアイツ何者だ?学校行こ…

 

「………」

「………」

「遠坂、どうした?何か怖いぞ」

「別に何も」

「なら何で衛宮を睨んでるんだ?」

「別に何も」

 

「マミか?」

「あら兄さん?」

「ここでは遠坂先輩だろ」

 

間桐真実。俺の…父親違いの妹だ。そんでかなりのじいちゃん子…俺が美綴と仲良くなれたのもこういうところをみていたからかもしれない。

 

「いいじゃないですか、それよりユイセンパイをみてないですか?」

「ユイ?誰だソイツ?」

「いやいや、兄さんのクラスメイトでしょ?衛宮結センパイ…私の部室で召還したみたいで」

 

つまりマミが召還後に魔方陣消してなかったからアイツが使ったと…。

 

「マミ、お前が原因か?」

「いふぁいれす、にーふぁん」

「ったく。でアイツと同盟でも組むのか?」

「その通りですよ、邪魔しないでくださいね」

「どうだろな、アイツのサーヴァントかなり強そうだったからな」

「邪魔するなら…殺しますよ。センパイは、私のです」

「そうかよ」

 

目がマジだ…衛宮、お前本当に何者だよ。

 

夕方

「あれ、衛宮は?」

「早退だとよ、お前が原因じゃないのか?」

「いや、知らないが」

 

マミ…まさかな。

 

 

夜になり使い魔から聖杯戦争が始まったことを聞き外へと出る。バカ正直に構えているマスターがいるようだから様子をみるために広場へと向かう…誰かと戦闘が始まってたようだ。戦っているのはランサーと白い仮面…アサシンか?…ランサーの近くに衛宮の姿はない…まさか…

 

「マスター、どこに行くの!」

「衛宮を探す!俺ら以外には殺させない!」

「ちょっと…」

 

魔力を探知しながらひたすらに走る…いた!マミもいる。

 

「メリットならありますよ、センパイはともかくあのランサーは間違いなく近接戦闘に強い。私のアサシンだといかに近距離に持ち込まないかになってしまいますからね…そ・れ・に。私、センパイのことが好きですから…ライクではなくラブの方で。センパイをものにできるなら兄さんだろうが誰だろうが倒しますよ」

「………え?」

 

マミは恍惚な表情を見せながら…衛宮へと迫っていき、衛宮は恐怖に染まった顔で後ろへと下がっていく。………。

 

「なんで下がるのですかセンパイ?」

「マミちゃん、目を覚まして。今のマミちゃん絶対におかしいよ」

「…逃がしませんよ」

「え、キャー!」

 

「アーチャー、衛宮を守れ」

「…了解、バーン」

 

衛宮へと迫ったマミの触手をアーチャーの矢で破壊した。2人はこちらへ視線を向ける。

 

「遠坂くん?」

「兄さん…そうですか、そうですか。結局は私を邪魔するのですね。…アサシン戻ってきて兄さんを殺しなさい」

「御意」

「アサシンか…」

「遠坂くん、ソイツはナイフを投げてくるわ」

「アーチャー、衛宮に飛んでくるナイフとマミは任せた」

「…」

「無言は肯定と受けとめる。いくぞ…」

「ちょっと、サーヴァント相手に真っ正面からなんて…」

「黙りなさい、殺したくなるじゃない」

「…え?」

「2度は言わないわ」

「…」

 

闇夜に溶けるようこちらへと迫りナイフで攻めてくるアサシン、対して此方は強化魔術のみの素手。どちらが有利か何てハッキリしている。だが…やるしかない。ナイフがとんでくる…躱す。次のナイフ…左肩に刺さる。

 

「ぐっ!」

「動きが鈍ったな魔術師」

「いや、お前も隙が出来た…なっと」

「…その程度か」

 

アーチャーの能力でアサシンの背後にあったベンチと入れ換わり、右の拳を叩き込む…が手応えが全然ない。アサシンは距離をとりナイフが再びとんでくる。何本かは刺さったナイフで弾くも逃した右足に刺さり動きが止まる。

 

「ここまでのようだな」

「まだだ」

「往生際が悪…ッ!」

「いきなり逃げるとはなんだアサシン!」

「…ランサーか」

「おら、いくぞ」

 

「センパイ…どうして…」

「バーン」

 

「遠坂くん!」

「おい、衛宮来るな。危ないだろ」

「…私も守られるだけじゃない!」

 

ランサーの乱入により一先ずは助かった。アーチャーがマミを、ランサーがアサシンを抑えている。話をするなら今だ。

 

「衛宮、同盟を組まないか?」

「同盟?」

「マミが言っていた通りランサーは強い。それだけでお前の次のマスターが来るまでは手を組む価値はある。戦力が増えお前が生き残る確率が上がる…最もあのマミを相手したくないだろ」

「あんなのマミちゃんじゃないよ…でもいいよ。同盟組もうか」

「…あぁ、よろしく頼む」

 

「………。アサシン、撤退します」

「御意」

「逃げるのか?」

「はい、目的は果たせなかったので…センパイ、兄さんと組む以上は私の敵です。また貴女を殺すために会うこともあるでしょう。それでは…」

 

マミとアサシンは去っていった…。

 

「アーチャー、ランサー陣営と組むことになった。悪いな、相談もなく」

「いいえ、私はサーヴァントですもの。反対できる理由は無いわ」

「ランサーさん、アーチャー陣営と手を組みます。よろしいですね?」

「…マスターがそう決めたなら」

 

衛宮と手を組むことなったが…互いのサーヴァントはどうみても納得していない。…時間が解決してくれることを祈ろう。こうして俺の聖杯戦争の1日目が終わった。

 

ーーー

 

「サーヴァント、セイバー召還に応じ参上した。お前が儂のマスターか?」

「あぁそうだ。…やったぞ、最優のセイバーだ。これで僕が…」

「小僧、お前をマスターとは認められんな」

「なんだと、こっちには令呪があるんだぞ。聖杯が欲しく無いのか?」

「そんなものはついでじゃ。そして不必要に令呪を使おうものなら儂がその腕…切るぞ」

「ッ!」

「まぁ、そう固くなるでない。指示には従うから小僧の戦いを見せてくれるだけでよい。当然認めれば儂も本気を出してやる。じゃが自分も言うものの何じゃが結構クセのあるセイバーじゃぞ」

「お前の真名は何なんだ?」

「今の小僧には教えんよ、それより花壇はあるか?」

「花でも植える気かセイバー」

「儂の趣味じゃ」

 

どこかの陣営にて最優クラスのサーヴァントが召還された。

 

ーーー

 

「がっ、もう終わりかよ…」

「おまえ、よわい」

「バーサーカー、お疲れ様」

「だが呪いから解放される、感謝するぞバーサーカー」

「よく、わからない、けど、どういたし、まして?」

「んー、折角だし君の真名教えてくれない?」

「…ヒッポノオス」

「キマイラ倒した大英霊じゃん、マスターいたら怪しかったかもな」

「あんな、狂った、マスターはごめんだわ…」

「らいだ、きえた」

 

バーサーカー陣営を襲撃したライダーであったが敗北し脱落した。

 

ーーー

 

 

1日目

ライダー脱落




遠坂蓮:マスター。アーチャーについてある程度の理解をする。ユイについて色々と疑問を持つ。ユイと手を組む。

衛宮結:クラスメイトで同盟者。レンは名字しか知らなかった。…後輩の変わりように動揺を隠せない。レンと手を組む。

間桐真実:妹でマスター。レンと仲は悪くないもののユイと同盟を組んだことで嫌う。ユイと同盟を組もうとするも怯えられ失敗。アサシンでレンを殺そうとするも失敗し撤退する。…ヤンデレになった?

ラティスフィール・フォン・アインツベルン:バーサーカーのマスター。ライダーを倒す。以下ラティ。

???:小僧でマスター。セイバーを召還するもマスターとは認められなかった。

アーチャー:真名瓜子姫。美少女であるものの夢でみた姿は全身剛毛の怪物だった。何でもひっくり返す能力を持っておりレンを女へと変える。ユイとの同盟に思うことがあるようだ。彼女の能力で何かが変わってる。

ランサー:同盟者のサーヴァント。アサシンから助けてもらった。同盟には不満がありそうだ。

アサシン:マミのサーヴァント。黒いローブで覆われているため詳細不明。マミに従いレンを殺そうとするもランサーに妨害される。

バーサーカー:ラティのサーヴァント。ライダーを倒す。

ライダー:真名ヒッポノオス。バーサーカーにやられ脱落。バーサーカー曰く弱かったとのこと。

セイバー:サーヴァント。初老の男性で花が好き。指示には従うもののマスターとは認めないらしい。


はい、聖杯戦争スタートです。…このルートではランサー陣営はアーチャー陣と同盟を組みます。そして最初の脱落者は…ライダーです。ここから話がどう変わるのか…楽しみにしてください。

ルート2のタイトルを解放します

FGOのボックスは何箱でした?…私は133箱です。QPは5億くらいに貯まりましたが…sイシュタルとアルトリア、アナスタシア、シェヘラザード、ロムルス、鈴鹿御前、など上げてたらあっと言う間に無くなりました。その間にメディア、紅閻魔、アルトリアが絆10になりましたね。…ウィリアム・テル、スター大量生成+クリ威up+Arts upとすごい性能でした。
ポケモンGOも色違いサンダーゲット…ポケモンホームに直接送れるようにもなるらしいので楽しみですね。
ラブライブのアニメ始まるしこれからもマイペースに投稿していきますがよろしくお願いします。
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