Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

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どうも…はぁ、妖精騎士ガウェイン欲しかったです…。6章の後編はどうなるのか…。多分ですけど、OPの騎士はパーシヴァルですよね?いやー、ルート1のラストで彼を出しましたが…イメージと違ってましたね…。鎧のお陰かガウェインよりもゴリゴリに見える…。

てなわけで続きです。


4章 2月8日(日) 前

「起きろ、衛宮」

 

惰眠と言うわけではないが、昼となっても眠っていた私は遠坂くんに起こされた。正直疲れていると言うのに…

 

「どうしたの?私、新しい仮面ライダーみたいんだけど?」ムクッ

「…ッ!ならもっと早く起きろよ!…じゃない。…アサシンが脱落した」プイッ

「え?」

 

アサシンといえばマミが召還したサーヴァント…

 

「マミは?」

「………」

「ねぇ!どうなったの?答えてよ!」

「生きてはいる。生きてはいるが…重症だ。全身、火傷と凍傷だらけ…足の指も数本切断した程だ」

「そんな…でも、生きていることを喜ぶべき……でも…マミが…」

「襲われそうになってよくそう思えるな…」

「………」

「まぁ、お前ならそうなるか。着替えたら飯にする。…後、ボタンはちゃんと留めておけ」バタン

「…あ」

 

勝手に入ってきたのはそっちなのに…。早く着替えよう。

 

 

ーーーニュースです、昨日より◯◯県◯◯市にて集団で人が倒れるという事件がありました。この事件による死者はいませんが全員衰弱状態とのことです。

 

「お?戻ったか、魔術師。で、どうだった?」

「やはり脱落していた…他の陣営が気付くのも時間の問題だろう」

「…キャスター」ギリッ

「アーチャー、どうした?」

「レン、多分だけどキャスターは…ここに来るわ」

「それは…何故わかる?」

「私がいるからよ!アサシンを一方的に倒した相手が私のせいで来る…どうする?私を自害させる?」

「バカ言え。お前が原因で来るの意味がわからんし…来たとして聖杯を取るのは俺らだぞ?」

「おーい、ここに倒さないといけない奴が1人いるぞー」

「フフフ、じゃあキャスターを倒すわよ。協力してね、レン、ランサー」

「はぁ…調子狂うわ。明日には敵になってるかもしれないのに…」

 

「遠坂くんー、ご飯何ー」バタン

 

「ようやく来たな、マスター」

「後は焼くだけだから少し待ってろ」スタスタ

「あら?起きたのね?永遠に寝てれば良かったのに」ギロ

「冷たいよ、アーチャー」

「そりゃそうよ、私はあんたを認めてないからね」

「ランサーさん…」

「諦めろ」

 

相変わらずアーチャーは冷たい。あ、ご飯だ!炒飯と蟹玉に中華スープだ!

 

「はー、美味しい!」モグモグ

「そりゃ、どうも」モグモグ

「そういえば、アサシンって誰にやられたの?」

「サーヴァントの基本クラスはわかるよな?」

「うん、セイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、アサシン、ジェスター、バーサーカー…昨日出会ったクラスを除くと、ライダーは脱落済みだからジェスターにやられたと…」

「魔術師(キャスター)だ!道化師(ジェスター)なんてクラスがあるか!」

「俺のところになれそうなのが1人いたな…」

「あら?レン、ランサーが真名のヒントをくれたわよ?」

「バレたところでお前は俺に勝てないから関係ない」

「…」ギロッ

「睨むなよ…食いたくなるじゃねぇか。強気な女は好きだぜ」ジュルリ

「ランサーさん!」

「冗談だ…俺に抱かれたきゃ、髪を金色に染めてきな」

「最低な口説きね」

「話を戻すぞ。アサシンはキャスターにやられたとのことだ」

「さっき火傷と凍傷って言ってたから…そういう魔術を使うってこと?」

「…真名は"妲己"だ」

「も含まれると言った方がいいかしら?」

「"妲己"?」

「一国を滅ぼした悪女…って言えばわかるか?」

「ちょっとレン、大事なところが抜けてるわよ!」

「下手に混乱させる訳にはいかないだろ…色々話すことはあるがとりあえず、今はそれだけ知っていてくれ」

「とんでもない人だってのは分かった。でも何で真名がわかったの?」

「マミから聞いた。酒池肉林なんて宝具名を聞けば普通に分かる」

「あ、それは聞いたことあるかも!」

「アーチャーの予想が正しければ今夜ここに来るらしいが…お前はどうする?別に俺らだけでもいいんだぞ?」

「いや、マミを傷つけた相手だから…戦うよ。で、いいよねランサーさん?」

「あぁ」

 

とはいえ…夜までの時間はどうしたものか。そうだ!

 

「遠坂くん、私たちは一回家に帰るよ」

「そうか」

「ボタンじゃないパジャマ取ってくる」

「ぶー」

「レン、汚い」

「クッ、ククク…」

「笑うな!はぁ…、そうしてくれ」

 

遠坂くん、ものすごく動揺してる…さては女子に耐性ないな?

 

「あ、ついでにゲームも取ってくるよ」

「本当!?…あ、さっさと行きなさい!」

「プッ、クフフフ…」

「笑うな!殴るわよ!」バキッ

「殴ってから言うなよ!」

 

ランサー、責めて痛がってあげて…

 

 

自宅へと戻る。切嗣から何か連絡が来ているかもしれない。電話を見てみるとメッセージが4つ。2つはクラスメイトからだったが残りの2つは切嗣だ。まずはクラスメイトの2人に連絡し家の都合ということでしばらく学校を休むと伝えた。切嗣のメッセージを聞いてみよう。

 

『ユイか?そっち建国記念の日には戻る。それまでは生きていてくれ。しばらく電話には出れない』

 

ありがとう切嗣、私頑張るよ。さて、もう一件の方は…

 

『帰ったらハンバーグが食べたいかな』

「ふふっ」

 

子供みたいなメッセージに和みつつも準備を終え、ハンバーグのことを考えながら遠坂くんの家へと行こうとし…ゲームを回収し忘れてたのを思い出してまた戻った。

 

 

「ちょっと!ライバルが急に強くなってるんですけど!何でコイツに地面タイプが付いたのよ!草が大ダメージじゃない!」ポチポチ

「弱点はちゃんと補わなきゃダメだよ!ほら、ツバメっぽいの捕まえていれば…」

「私、鳥って嫌いなの!」

「知らないよ!」

 

戻ってきた私は、ゲームを始めたアーチャーを見ていたが…冒険なのにパーティが1匹だけってどうなの?

 

「なぁ魔術師、今のアイツらって絵になるよな?」

「…ノーコメントだ」

「ククク…なぁ、魔術師」

「何だ?」

「惚れた女は奪ってでも手に入れておくもんだ。でないと絶対後悔するぞ」

「………」

「パロミデスだ」

「は?」

「俺の真名だ」スタスタ

「………」

 

「もー、草技を使わないでよ!」ポチポチ

「じゃあ、ヌ◯クローだけで進まないで…」

 

アーチャー、結構ごり押すタイプなんだ…。

 

 

「ふっふふーん♪」ジュージュー

「何を作ってるんだ?」

「ハンバーグ!あ、バンズに挟むからハンバーガーか!食べてみて!」

「…うまい!」モグモグ

「えへへ、ありがとう!」にこ

「ー!ゴホッ、ゴホッ…」

「だ、大丈夫?」

「大丈夫だ、…水をくれ」

「うん、わかった!はい!」

「ふー、悪いな」ゴクゴク

「いいの、いいの!うまく出来てた?」

「あぁ、うまかった」

「これなら切嗣も喜びそう♪」

「ーー!」

「どうしたの?」

「………」

「ねぇ?どうしたの?」

「…衛宮」

「?」

「俺に味噌汁を作ってくれ」

「ん?いいけどハンバーガーには合わなくない…あ、夜ね!わかった、作るよ!」

「…頼む」

 

台所を借りてハンバーグを焼く。来た遠坂くんにハンバーガーを食べてもらうと何故か味噌汁も頼んできた。どうしてその組み合わせを頼んだのかはわからないけど、まぁ、そんな気分なんだろう。そういえばずっと遠坂くんがご飯を作ってくれてるな…女として私も何か作らないと!そして、夕方となり…

 

「ご飯出来たよ!」

「悪いな、わがままを言って」

「守って貰ってるだけでありがたいのに、ご飯までお世話になるなんて…何か嫌なの!てな訳で食べてよ!」

「うまそうじゃねぇか、マスター!」

「何で私たちの分まで作ってるのよ…」

「…あ、ダメだった?」

「そうじゃないけど…あー、もう!私はランサーと食べるからレン、来ないように見張ってて!」

「……あぁ」

「アーチャー、まさかランサーのことが…。ランサーさん…頑張ってね!」

「それはこっちのセリフだ!」

「?」

「バカ!早く来なさい!」

「あ…マスター、また後でな」バタン

 

「………」モグモグ

「…美味しい?」じー

「…うまい。ただ、お前も食べろよ」モグモグ

「うん、そうだね!………。…でも遠坂くんのご飯の方が美味しいかな」モグモグ

「…俺はお前のが好きだ」

「へ?」ポロッ

「お前の飯の方がうまいと思う」

「え?あー、うん!そう思ってくれるなら、また作るよ!」

「あぁ、頼む!」

「もー、箸落としちゃったじゃん…投影!」

「そんな使い方する奴、初めて見た」

「さ、冷めちゃうじゃん!」モグモグ

 

「これがジャパニーズ・和食というやつか!?うめーな!」モグモグ

「まぁ、私は結構食べ慣れてるけど…てか、箸使うの上手いわね」モグモグ

「剣や槍も使うんだ、こんなもんよ!そうだ、弓を教えてやろうか?」

「うーん、それはいいかな」

「そうか、ところでこれ何だ?ピクルスってやつか?」

「あんな酸っぱいのと一緒にしないの!漬物っていうのよ!」

「この米ってやつはお前が生きてた時からあったのだろ?なら、日本の食事はかなり豊かだな…」

「これで豊かって…あんたは何を食べてたのよ?」

「え?ウサギとか鹿とか鳥とか…あー、トカゲや蛇も食ってたな」

「動物ばっかり!」

「失礼な、ナマズとかも食ってたぞ!」

「それも動物よ!全く…焼くだけなんて、あなたの食事が貧しいだけじゃない!」

「は?焼かねぇぞ?生のまま食ってたに決まってんだろ?」

「…え?本当?ドン引きだわ…」

「まぁ、周りの奴らもそんな反応だったが…そんなにおかしいか?」

「おかしいわよ!あんたは獣か!?」

「ー!悪い、この話はここまでにしてくれ」

「あらあら?真名につながるのかしら?」

「お前のマスターは俺の真名を知ってるぞ」

「え?」

 

「アイツら騒がしいな」

「フフフ…」

 

こうして、つかの間の休憩時間は終わり…戦争の時間へと切り替わる。

 

 

「やっと着いた…男を…じゃなかった!魔力をもっと集めないと!ん?この気配は…」

 

脅威はすぐそこまで来ていた。




衛宮結:マスター。家に帰り、青い宝石を回収する。おやつのハンバーガーを作り、夕飯では和食(ご飯+味噌汁+肉じゃが+漬物)を作った。パジャマはボタン付き。

遠坂蓮:マスター。アサシンの脱落を確認する。結構わかりやすい子。ユイに中華料理を振る舞う。*普段の自分の食事はかなり雑に済ませてます。

間桐真実:脱落者。脱落を教会に報告。その後、大怪我を負ってるため臓硯により自宅へと運ばれた。切られた指は臓硯の虫に食われた。

衛宮切嗣:養父。ハンバーグが好き。建国記念日には戻るとのこと。

間桐臓硯:おじいちゃん。マミを回収し、治療した。

ランサー:真名パロミデス。アサシンの追跡が切れたためレンに報告。そして、レンに自らの真名を明かした。好みの女性は金髪、食事は何でも生派。恋愛に後悔がある、とのこと。

アーチャー:真名瓜子姫。ユイのことはまだ認めていない。ユイの青い宝石で遊ぶ。みずタイプを選んだが…例の場所で詰まる。勝つにはパーティで補うか、相手の1匹目でドーピングアイテムを使おう!

キャスター:真名妲己。アーチャーと知り合いらしい。
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