Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

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お久しぶりです!いやー、ポケモンGOとかFGOとか遊んでましたわ!やっとストーリーが終わって、え?これで終わりって感じです。分岐があるみたいですが、オーロラとか妖精騎士ガウェインの夫とかハベトロットの第3スキルとか謎が多すぎて一体どこからなのか…。やっぱりあの騎士はパーシヴァルでしたね…宝具レベル4です。妖精騎士ランスロット…全石使ったのに…当たりませんでした…欲しかったな。

ラブライブ!スーパースター!!が始まりましたね!1話、2話と見てテンション上がってたのに今日と来週が休みなんて…ふざけるなバカヤローって感じです。まぁ…オリンピックや甲子園あるから…うーん…。

とりあえず続きです。


4章 2月8日(日) 後

「ー!来たわ!」

「あぁ!いくぜ!」

 

「………」

 

「ランサーを見て動かないわね?」

「お前、何見てやがる!?」

 

「…あら?あらあらあら!?ハンサムじゃない!濡れるー!」

 

「は?」

「え?」

 

マミの敵であろうキャスターはアーチャーの予言通りやって来た。しかし、何故かランサーを見てすごい反応をし始めた。濡れるって…マジか。

 

「ふーん、良かったじゃんランサー。あなたが希望した金髪の女よ、抱いてきたら?」

「いや、あれは無いわ。美女でも初対面で『濡れる』とか言う女は無いわ」

「美女!?ウフフ、嬉しいこと言ってくれるわね…ん?あぁ、この魔力の感じ…お前からか」

「私のことはわからないみたいね…別にいいけど」

「私、女には興味ないの。んじゃ、いい男のついでに魔力の足しにしますか…炎天よ、奔れ!」ドーン

「炎の魔術!」

「ランサーさん!」

「任せ…グッ!おい、これはただの魔術じゃねぇぞ!」

「ランサーの対魔力を貫通してるのか!?」

「でも、これは効くでしょ?バーン!」シュッ

「気密よ、集え!」ビューン

 

戦闘が始まり、先制してきたのはキャスターだ。火炎玉をアーチャーへと放つもランサーが槍で迎え打つ。アーチャーも矢を放つが竜巻により弾かれた。

 

「ねぇ?ランサー、名前を教えてくれない?」

「おいおい、余裕だな。俺はアタックされるよりする方が好きなんでね」

「そう?じゃあ、あなたの周りにいる女を全員殺して、ゆっくりお話しましょうか…炎天よ、祓え!」ゴゴゴ

「チッ、厄介な炎だ!」スッ

「レン、私をあっちまで飛ばして!」

「何をする気だ?」

「矢が届かないなら直接殴るのよ!」

「アーチャーにそんな力…」

「これを見ても言える」

「何その腕!」

「わかった、俺と上手くタイミングを合わせろ!」

「わかってる」

 

アーチャーの腕から大量の毛が生えてかなりワイルドになった…。毛は肌が見えないほどギッチリと生えている。…いけるかもしれない!

 

「今よ」

「了解した!おらっ!」ドン

 

遠坂くんに押され、アーチャーは弾丸の如くキャスターへと跳ぶ。そして…

 

「うわっ、危なっ!」スッ

「ランサーと位置を…ひっくり返す!」クルッ

「え?」

「食らいなさい!」バキッ

「ぐっ…」

「追加だ!おらっ!」ブン

「痛っ!…やってくれたわね」バキッ

 

タックルは避けられたもののランサーと入れ替わり、拳を叩きこんだ。そして、ランサーも追撃をし、キャスターへとダメージを与える。

 

「投影!」ヒュッ

「!」ザクッ

「マミの敵…投影!」ヒュッ

「気密よ、集え!」ビュン

 

私も弓で攻撃し…あれ?

 

「………」バタン

「衛宮!?」

「この女!」ガシッ

 

キャスターに掴まれた…けど、体が…う、動かない…。

 

ーーー

 

「マスター!」

「まずは…1人減っ…!」

 

「ユイと私を…ひっくり返す!」クルッ

 

「チッ…」スッ

「マスター!」ガシッ

「…う、らんさ…」

「おい、魔術師!どうすんだ?」

 

アーチャーが入れ替わったことにより衛宮はランサーの元へ移る。…しかし、どうするべきか?アーチャーの矢では竜巻に弾かれ、俺の拳も効果は期待できない…そうだ!

 

「…令呪を持って命じる!"アーチャー、全力で殴りキャスターを退けろ!"」

「えぇ、わかったわ…はぁぁ!」

 

アーチャーなら、サーヴァントの筋力であれば、今回だけは…。令呪のブーストでキャスターへと迫るアーチャー。キャスターは札を構えてきた。

 

「『これこそは我が悦であり、其方の罰、熱に溺れ、臓を開き、又焼かん"炮烙剖腹酒池薹盆"』」

「炎の虎じゃない!と、いうことは…別の宝具か!」

 

キャスターが宝具を使う。穴が出来たかと思うとそこから大量の毒虫や蛇が壁の如く現れ、こちらへと迫る。…これは!?妲己の宝具ではあるのだろうけど聞いていた宝具と違う!

 

「くっ、これじゃ…近寄れないわ!」

「魔術師、マスターを任せた!俺も前に出る!」

「…わかった、頼む」

「1匹、1匹は小さくて弱いんだ!なら全部、槍で潰すまでよ!おらっ!」ブン

「熱っ…ランサー、コイツら炎で出来てるわよ!」バキッ

「アーチャー、お前は後ろから弓で俺を援護してくれ!」ブン

「わかったわ!」ヒュッ

「どこまでいけるかしらね?フフフ…」

 

ランサーが前に出て毒虫たちを倒していき、逃したものをアーチャーが対処する。しかし、ジリ貧だ…ん?キャスターにまだ衛宮の投影したアーチャーの矢が刺さってる?これなら…

 

「ランサー、何とか俺がキャスターに近づく隙を作れないか?」

「…期待はするなよ」

「アーチャーは衛宮を守ってくれ」

「わかったわ…レン、死なないでね」

「…あぁ」スッ

 

作戦開始だ。慎重にキャスターにバレないように背後へと回る…まだ気付かれてはいないようだ。ランサー…頼む。

 

「そういえばキャスター、俺の名前を知りたいって言ってたよな?」ブン

「えぇ、言ったわ?」

「この宝具を解除してするなら教えるって言ったらどうする?」ブン

「そうね…女2人の内どっちか殺した後に解除してから聞くわ」

「ハハハ、交渉決裂だな!」ブン

「そりゃ、そうよ。いくら私があなたに一目惚れしたといっても…こっちにもそれなりに益がないとね!」

「パロミデスだ」ブン

「え?」

 

キャスターの動きが止まった!今なら…

 

「どりゃ!」ゲシッ

「ーー!ッあ!」ザクッ

 

全力で矢を蹴り、さらに奥へとねじ込む。…かなり効果はあったようだ!

 

「あぁ…覚えたわ。パロミデスね…今夜は退いてあげる。この痛みで…あなたの名前を知れて良かったわ。ただ、あなたの周りの女はちゃんと全員殺すから。フフフ、明日はものすごく派手にしてあげるわ」スッ

「バーン!」シュッ

「気密よ、集え…じゃあね、パロミデス様」ビュン

 

アーチャーの矢を竜巻で払いのけ、キャスターはそのまま去っていった。………。他の陣営の攻撃を警戒しつつ、俺たちは家へと戻った。

 

ーーー

 

「らてぃ、ぱずる、たのしい?」

「うん、◯◯も楽しいかい?」

「ぼく、らてぃとなら、なんでもたのしい!」

「それは良かったよ。次は何をする?」

「んー、じゃあ…」

 

バーサーカー陣営…動き無し。

 

ーーー

 

「ほぉ…小僧、何だそれは?」

「濃硫酸だよ…これでコイツの水分を飛ばす…」ポタッ、シュー

「錬金術というやつか?何を作る気だ?」

「次の戦いでの秘密兵器さ!コイツが僕を勝利へと導くのさ!…遠坂にリベンジしてやる」

「まぁ、目標があるの良いことか…。しかし、そんなのが戦いで役に立つのか?確かに儂らの時は貴重なものであったが…今じゃそこら辺から買って手に入るもんじゃろ?」

「だから、ありがたいんだよ!…しかし、これだと少ないな…」

「そうなのか?部屋の半分くらいは支配しておるぞ?」

「明日までには全部終わるさ。今は花を愛でるなり、本を読むなり、好きに過ごしてくれていい」

「ほぉ…アサシンが脱落したからか随分呑気じゃないか?」

「キャスターが遠坂のところにいったんだ。それで、ボロボロになって撤退していった。アインツベルンに関しては、自ら外に出てくることはもうない…だから今夜はもう大丈夫。それに気は抜ける時に抜いておけって言ったのはセイバーだ。…部下に自由時間を与えるのも主の役目なんだろ?」

「ハハ、言うじゃないか小僧!50点やろう!」

「50なのか!?」

「周りの警戒もしてるようだな。じゃが、儂の言葉を鵜呑みにしてるじゃまだまだよ。今のお前がやることは…儂との交流じゃ!」

「何でお前と交流しないといけない!僕は忙しいんだぞ!」

「戦争において絆と情報は重要じゃぞ。特に些細なことで命を失うなんてよくあること…」

「だったら早く真名を教えろよ!」

「焦るな小僧。昨日の儂の行動を整理してみろ。ヒントは色々あったじゃろ?」

「お前の行動?ランサーと交戦してただけだろ?あ、鉄扇で僕を…」

「他にも見るべきところがあったが今回はそれでよい。そうじゃ、お前の使っていたあの投影魔術を…ランサーのマスターか。そいつが同じのを使っていたぞ」

「ーー何だって!…詳しく教えろ!」

「ハハハ、交流開始じゃ!」

 

セイバー陣営…交流開始。

 

ーーー

 

3日目

脱落者無し




衛宮結:マスター。アーチャーの弓を投影し、1度キャスターへと当てる。その後、もう1度矢を放つが竜巻に防がれてぶっ倒れキャスターに殺されかける…倒れ過ぎでしょ。

遠坂蓮:マスター。アーチャーと連携を取るもキャスターに大ダメージを与えられず焦って令呪を使うも、キャスターの宝具により無意味に終わった。その後、キャスターに刺さったユイの矢に蹴りを入れ大ダメージを与え撤退させる。

一宇準:マスター。錬金術であれやこれやするも、自身と同じ投影魔術を使った魔術師の詳細を聞くためセイバーと交流する。

ラティ:バーサーカーと遊ぶ

ランサー:真名パロミデス。キャスターが宝具で召還した大量の毒虫を1人で対処する。キャスターに真名を証し、大きな隙を作った。なお、普通にキャスターは好みの女とのこと。

アーチャー:真名瓜子姫。キャスター戦にて矢を放つも1度も当てれず、拳も通じない、とあまり活躍無し。…ユイを救う、ランサーの援護をするなど役に立っているんだけど…。

セイバー:サーヴァント。マスターのジュンと交流をする。なんやかんやでマスターを気に入ってるようだ。

バーサーカー:サーヴァント。マスターと遊ぶ。

キャスター:真名妲己。アーチャーの魔力に釣られユイ達の前に現れる。終始圧倒するもレンの不意打ちにより撤退する。ランサーに(何処がとは言わないが)濡れた。


はい、3日目の終了です。レンが蹴りで矢を深く食い込ますのはルート1のセルフパロディです。ついにキャスターが夏海に来ました!と、いうことは4日目は…。マイペースに投稿していきますので、投稿した時にまたよろしくです!

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