Fate/Roaring Knight   作:アマノジャック

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…6周年記念です。作者となってもう1年…文才は上がらず未だにルート2です。…まぁ、投稿頻度はマイペースに進めていくのですが。

それはそうと、6周年記念に来たのはまさかのコヤンスカヤ…好き!何とか当てました!好き!何かウサギってところに興奮します!好き!福袋は引きましたか?私はゴッホちゃんを狙って…妖精騎士ランスロットちゃんでした。うん、いっぱい好き!後は、絆10の紅閻魔ちゃんのレベルを102にしてしまい…アペンドスキル解放に使うべきだったと後悔しています。みなさん、ご注意を…orz

こんな私の作品をよろしくお願いいたします!それでは、どうぞ!


5章 2月9日(月) 前

ーーーニュースです。昨日深夜、夏海市で人が大量に倒れるという事件がありました。これは◯◯県と**県の事件より規模が大きく、警察も動き出す予定です。

 

 

口の中から鉄の味がする…。目が覚めた。遠坂くんが私の口へ何かを運んでは食べさせてくれていた。

 

「ーー目が覚めたか!」

「と、おさか、くん?」

「…魔力の使い過ぎだ」

「え?」

 

使い過ぎってアーチャーの弓矢を2回投影しただけなのに…?

 

「あんたって私の武器を投影する度に倒れるからおかしいと思っていたのよね」

「ここまでレベルだとは俺も思わなかった」

「えーと…」

「要するに、お前の投影魔術が中途半端に上手く出来ていたんだ。サーヴァントの武器をそのまま再現する程にな」

「だからキャスターを撤退させれたのだけど…」

 

つまり、サーヴァントの武器を投影したため私は倒れたと?しかし、私は魔術を知って3日くらいだ…そこまで再現出来る物なのか?

 

「才能なら一宇の次男より…いや、もしかすると投影魔術を扱う魔術師の中でもトップクラスかもしれん」

「そんなに…」

「だが上手く出来ていたならお前は確実に死んでいたな」

「再現は出来てるけど、上手くは作れていないってこと?」

「ややこしいが、そういうことだ!」

「神の力をただの人間が再現しました、の一言で片付けるのもね…」

「神の力?」

「何でもないわ。それよりレンに感謝することね、必死にあなたを助けようとしてくれたんだから!」

「そういえば何を食べさせてくれてたの?」

「それはレンの「レバーだ!」」

「?」

「宝石と一緒にすり潰し、魔力を込め流し込んだ。それだけだ。それよりお前の親は魔術師…ではないんだよな?」

「あー、それなんだけど、本当の親はいない…というかわからないの。実はさ、私って10年前以降の記憶がないんだよね…」

「は?記憶が無い?」

「名前も無かったんだ。今思うと…聖杯戦争が原因かもね」

「どういうことだ?」

「私ね、10年前に突然この町に現れたらしいの。誰も知らない、わからない、私自身も来る前の記憶が不自然と何も出ない…、これって魔術?」

「…悪い、親父や綺礼が参加していたとはいえ、俺も10年前の聖杯戦争はそこまで知らないんだ」

「切嗣は…私を引き取った人ね。切嗣は聖杯戦争の参加者だったらしいの。だから…何て言えばいいんだろ?私の魔術が使えるのも何か関係があるのかもしれないね」

「………」

 

正直かなり重い話をしたと思う。でも、私が魔術が使える理由に繋がるかもしれない。

 

「切嗣って男は今何をしている?」

「あぁ、ある人の影響を受けて色んな国で『正義の味方』をしてる…って聞いた。具体的には何をしてるかまでは知らないけどね。いつも死んだ目をしてたけど、その人の話をしてる時は、生き生きしてたよ。後少しで帰ってくるから会ってみる?」

「…お前はその切嗣さんが好きなのか?」

「うん、私を育ててくれた人だもん」

「……そうか、親としてだよな」ボソッ

「遠坂くんも話してくれたから私も話しておきたくて…ごめんね。こんな暗い話を」

「いや、いいんだ…それより、もうアーチャーの武器は投影するな。他のは構わない…いいな?」

「うん、わかった」

 

宝具にしてるものの投影はもうやめておこう。…ん?煙か?

 

「遠坂くん、あれは?」

「教会からの狼煙だ」

「あんなに派手にして大丈夫なの?」

「魔力で編まれる特別なやつだから一般人には見えん。お前は今日はここにいろ」

「…うん」

「いくぞアーチャー」

「はいはい。ユイ、そろそろランサーの霊体化を解いたら?」

「あ!ランサーさん!」

「大丈夫か、マスター?」シュッ

「うん…私たちも出来ることをしないとね」

「それなんだが…マスター、俺の武器が…」

 

ランサーがボロボロの槍を出す。刃先は無く、元の長さの2/3くらいまでなっており素人の私が見ても満足に戦えそうにない。キャスターの宝具を正面から向かったんだ…しかし、どうしたものか…

 

「おい、遠坂の!おるか!」

 

「間桐の虫ジジイ!何の用だ!」

「…孫(マミ)からのお願いじゃ。ランサーのマスターを助けてやれとな」

 

虫が集まり…人の形へと形成した。使い魔かな?そして間桐、マミ、ということは…

 

「マミのおじいちゃん?」

「ほほぉ?小娘、お前がランサーのマスターか」

「えぇ、そうです。衛宮結です」

「衛宮?カカカ、なるほどな。お前がキャスターに拐われていたガキか」

「キャスター?昨日出会ったのが初めてですけど…」

「いや、気にするでない。ほれ、マミからのプレゼントじゃ」

「おぉ…ん?これって…」

 

虫が運んできた風呂敷を開ける。中には大量のタッパーが入っていた。最初こそ作り置きのおかずに見えたがよくみると…

 

「ひっ!虫…」

 

セミの天ぷら、サソリの素揚げ、クモの串焼きetc…昨日のキャスターの宝具を思い出す。これを食えというのかあの後輩は!?

 

「手っ取り早い魔力補給にはなるじゃろ。無理にとは言わんが…」

「マスター、俺でも抵抗はある。無理はするな!」

「全く…虫なんて衛宮が食うわけないだろ!」ジュルリ

「…レン、よだれ」

 

みんなの反応もみる。………。

 

「えーと、…狼煙の呼び出しってキャスターのことですよね?」

「あぁ、恐らくじゃが、集まった者たちで討伐するじゃろな」

「遠坂くん、先に行ってて」

「お前!まさか…一人占めか?」

「そうじゃないでしょ!マミって娘も元々、あんたの為に作ってないから!ほら、さっさと教会にいくわよ!…ユイ、あんたは邪魔になるだけだし別に来なくていいからね!」

「…邪魔になってもいくよ」

「私は来るなって、言ったからね」

「遠坂の!…血を出すなら指よりも腕の方が目立たずに済むぞ」

「うるさい!行くぞ、アーチャー!」

 

遠坂くんとアーチャーは先に行ってしまった。あ、本当だ、親指に血の染みた絆創膏を巻いてる…レバーをすり潰す時に巻き込まれた?…そういえば、遠坂くんって忘れていたけど普段は虫とか雑草を食べていたんだよね。と、考えればマミの料理の反応をみる限り、実は結構美味しいのかもしれない。………。

 

「おい、小娘!」

「はい、虫さんの命に感謝していただき…」

「そうではない。ランサーの武器が使えんで悩んでるのであろう?」

「え?確かにそうですが…」

「コイツを使うとよい」

「これは…木?」

「黒檀という固い木材じゃ。小娘、貴様の手先はかなり器用と聞いた。コイツで武器の形だけでも作ってやれ…最終的に儂が魔術用に調整してやる」

「黒檀…はっ!『黒檀の槍(エボニー・スピアー)』!」

「おい、ジジイ!わざわざそんなものを寄越すってことは俺の真名を知っているのか?」

「カカカ、鎧をみれば円卓の騎士ということくらいは分かるわ!まぁ、前回のアーチャーがそうだったからのぉ」

「アーチャー…ランスロットか!いや、トリスタンの可能性も…」

「カカカッ、どうじゃろな?」

「ランサーさんは円卓の騎士…でもキリスト教じゃない…まさか!」

「ようやく気づいたか」

「ディナダンさん!」

「違うわ!あんな雑魚と一緒にするな!」

「あれ?ラモラックさんですか?」

「…異教徒騎士ってだけで結構目立ってると思ったんだけどな…」

「サフィアさん?」

「それは弟だ!」

 

ってことは…

 

「パロミデスさん!」

「ようやく…本当にようやく気づいたか…はぁ…」

「でも王様の武器なんて…いいの?」

「…お前が1から作ったものならそれは別の物だ。好きに作ってくれ」

「わかった、待っててください!」

「魔術を使った方が早いぞ…ちょうど孫の作ったあれがある。食うのじゃろ?」

「………」

 

先ずは魔力補給だけど…うーん…。………。…モグモグ、ん?ひぃ!これ、人間の…いやマミの…!

 

「後1本どこかと思っておったら…我が孫ながらこれは儂もドン引きじゃ」

「愛って怖いな…」

 

 

「出来ました!」

「マジか…王が持ってたのとかなり似ているな…」

「本当?」

「カカカ、待っておれ。すぐに調整を終わらせる」スタスタ

「ランサーさん、これでキャスターを倒せますか?」

「実際に使ってみるまではわからないが…お前なら大丈夫だろ」

「信頼してくれるのは素直に嬉しいですが…私は不安です」

「壊れたら壊れたで自分の拳で戦うまでだ」

「あなた騎士ですよね?」

 

強化と投影を上手く使い、黒檀を槍の形へと削った。その後はマミのおじいちゃんが魔力を流せるように調整してくれるとのこと。ただ削ったものに魔力を流す…それがサーヴァントに通じるのだろうか?不安があるものの今は少しでも体を休めておこう。…休憩しているとマミのおじいちゃんは言葉通りすぐに来て槍を渡し去っていった。…うん、十分に動ける!私たちも教会へと向かおう。

 

ーーー

 

「はっ!何か新しい力が手に入った気がする!いや。何でもない!何でもないわ!」

 

街中ではあるものの人一人感じないビルの屋上にて、キャスターは札を構え詠唱をする。

 

「『出雲に神在り。国がうつほに水注ぎ、高天巡り、黄泉巡り、巡り巡りて水天日光。審美確かに、魂に息吹を、山河水天に天照。これ自在にして禊ぎの証、名を玉藻鎮石、神宝宇迦の鏡なり…"水天日光天照八野鎮石(すいてんにっこうあまてらすやのしずいし)"』っと…誰が来るかしら?」

 

「………」

「………」

「………」

 

詠唱後、現れたのは三人の英霊…黒のジャケットに派手なベルトの男、長い金髪に鎧と槍を持つ騎士の男、そして翼を生やした小さな女であった。

 

「3人だけか…でも男が2人!しかも、どっちもハンサムじゃない!濡れるー!でも、女が1人いるわね…」

「いて悪かったね。んで私たちを呼んだ君は誰だ?」

「私?えーと、この戦争でキャスターとしてきたからキャスター呼んでもらえれば…」

「私もキャスターだよ!」

「むぅ!」

「むー!」

 

「よう、ランサー!久しぶりだな!」

「私からしたらさっき振りなのだが…どうやらお前も脱落したようだな」

「ハハッ、驚け!オレは最後まで生き残ったんだぜ!まぁ、聖杯を破壊して戦争そのものが終わったはずなんだが…どういうことだ?」

「賢い私とて、流石にすぐにはわからん…というか口以外ろくに動かせんよ」

「まとも動けてるのはキャスターだけか…あんな姿だったんだな」

「私の脱落後、何があったか気になるが…今はいい」

 

互いに自分がキャスターだと言い合う2人の女、再開を語り合う2人の男。そんな中、ランサーが動いた。

 

「そこの麗しきお嬢様…」

 

『何?』

 

「何であんたが振り向くのよ!このチビ!私のことよ!」

「いや、私のことだね!君には麗しさなんて感じないよ!」

 

ギャイギャイワー

 

「…お二方を混乱させることを言い失礼した。尻尾を生やしたキャスター、何故脱落した私たちがここにいる?」

「そんなの私が呼んだから…正確には聖杯に入らなかった残骸を集めて魔力で再現してるだけよ。…詳しいことはよくわからないけど」

「なるほど、その目的は?」

「あぁ、そうね。今は聖杯戦争中なのだけど、私ってマスターを殺しちゃって、一般人から魔力取ってたから参加者全員から討伐されそうなのよね。だから、それの対策」

「おいおい、それじゃあオレ達にその参加者を倒せっていうのかよ!?明らかにお前が悪いじゃんかよ!」

「ライダー、落ち着け。再現されてると分かった以上、私たちは完全に彼女の操り人形という訳だ」

「うへー、私またこんなことしないといけないの?また、粛清させる未来しか見えないし勘弁してよ…」

「と、言ってもさっさと私が優勝すれば終わりの話。強制してる前提で言うわ!『この聖杯戦争の参加者をランサー以外を殺しなさい』!」

「…は?」

「ランサー以外?」

「…どういうことだ?」

 

キャスターは召還した3人に命令を下した。下したのだが…その内容に各々困惑を隠さない。

 

「いや、その…」モジモジ

「…ははん、君はそのランサーに惚れたんだね。わかったよ、私はやれるだけやってあげる」

「おい、キャスター!」

「ライダー、ややこしいから私のことは『翼のキャスター』とでも呼んでくれ」

「では、私は『尻尾のキャスター』で」

「んなことはいい!翼のキャスター、尻尾のキャスターがしようとしてることは明らかに悪いことだろう!そんなのオイラは反対たぜ!」

「…諦めろライダー。私は自分の指すら舐めれない…つまり、どうすることも出来ないんだ」

「ランサー!」

「ふむ…では私は『美男子のランサー』と名乗ろうか」

「ライダー、君は『正義のライダー』だ!…これからやることは悪だろうけど」

「…クソ、こんなの大将やマスターに顔向け出来ねぇよ…」

「これがサーヴァントなんだよ。君のマスターはいい人だったんだね…私と違って」

「座に返れば全ては無かったことになるだけさ。華麗に戦い、華麗に散ろうじゃないか!」

「お願いね、正義のライダー♪」

 

渋々なメンバーが1人いるもののキャスター陣営の戦力が整っていく…大決戦は近い。




衛宮結…マスター。投影魔術に才能があり、アーチャーの弓など本物に近く投影してたため魔力不足で倒れていた。才能ある理由は今のところ不明だが…彼女にも暗い過去が…。

遠坂蓮…マスター。ユイを必死に介抱し、起きれるくらいには魔力を回復させた…絆創膏?マミの虫料理によだれを垂らす。結局食べれることはなく、教会へと向かう。

間桐真実…脱落者。ユイに魔力(虫)を差し入れた。ついでに自分の指も入れた…ヤンデレ?

間桐臓硯…おじいちゃん。マミからの差し入れを渡しに現れた。ユイの作った武器を調整してくれた。何かいい人?

ランサー…真名パロミデス。武器を新調した。そして、自身のマスターにもようやく真名を知ってもらえた。

アーチャー…真名瓜子姫。自身の武器を投影するたび倒れるユイに疑問を持つも解消。瓜子姫と神、そこに繋がる物は何か?

キャスター…真名妲己。宝具により前回のライダー、ランサー、キャスターを召還する。男好きだが以外と一途。…新しい力?それは光のコ…何でもないです。

前ライダー…真名不明。正義感が強く、キャスターに従うのに抵抗がある。前回の戦争では聖杯を破壊したとのこと。

前ランサー…真名不明。どうしようもないと悟り、キャスターに従う。前回の戦争ではライダーに敗れたらしい。

前キャスター…真名不明。キャスターに何かを感じたのか協力する。前回の戦争ではマスターに恵まれ無かったとのこと。このメンバーの中で1人だけ金髪じゃない。


はい、お約束のキャスターによる召還です。うーん、全員誰か分かりましたかね?これが前回の戦争のサーヴァントたちです!ちなみに私のカルデアには前ライダーと前アサシンがいません…ぐぬぬ!前アサシンは今回、貰えますけど…更に強化されたオジマン…いや、テスラも…と悩んでます。早く決めないと…、ではまた書いたときによろしくです!
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