「あれ?もう終わった?」
金髪の美女が表れたが…ここに来るということは聖杯戦争の関係者に違いない。しかし、どうみても普通の人間にしかみえない…ということはライダーのマスターかキャスターのマスターといったところだろうか。美女はアサシンをみた後、ランサーをじっーと見つめていた。………。ずっと見つめているな。シビレを切らしたランサーが動く。
「お前は何者だ?何しに来た?」
「炎天よ、奔れ」
「!」
返ってきたのは火炎玉だった。ランサーは槍で凪祓う…ランサーの様子がおかしい。
「お前、サーヴァントか?」
「今気づいた?そうだよ、クラスはキャスター。ハンサム大好きなお姉さん、はぁ私もマスターもアーチャーのところみたいにハンサムなマスターなら殺さなかったのに」
「お前、自分のマスターを殺したのか!?」
「アーチャーって兄さん…!」
「うん、殺したよ。狙いどおり上手く召還できたとか、これで優勝間違いないとか、転生最高とか、言ってたけど…何か生理的にキモかったから殺した。でもせっかく現界したから消えるのは嫌だったし、聖杯でも手に入れて受肉でもしよーかなって。んでここまで来ようとしてたら男が大量に寄ってきてね。来るのはいいんだけど全然ハンサムじゃなかったから魔力いただいたけど。良かったと思えるのはアーチャーのマスターくらいかな。まぁそこの骸骨は論外だけど、騎士の方は合格かな。私のものにならない?」
「ふざけんな、お前はここで倒す」
「おぉ、勇ましくていいね~。濡れるね~。でもいいの?マスターの方は限界っぽいけど?」
キャスターは私をみる。正直限界だけど…
「私に気にせずやってランサー」
「へー、戦う気なんだ?っと私を暗殺する気か骸骨、炎天よ、祓え」
「!」
こっそりと背後に回っていたアサシンだが火炎放射により怯む。その間に私たちの方へ札を向ける。
「とりあえずマスターでも殺してみようかな。氷天よ、砕け。炎天よ、奔れ」
「ランサー!」
「はいよ」
私は自分に飛んでくる火炎玉をランサーに任せる。マミの方には氷の柱が立つが虚数魔術の触手で破壊し吸収しているようだ。
「へー、面白いの使うじゃん。魔術なんて全然知らないけど」
「これ程のものを使えるのによくそんなことが言えますね」
「いや、だって本当に知らないし。まぁいいや、収穫はあったから行くわ。じゃあね」
「逃げるのか?」
「そもそも私はアーチャーを殺そうと探してたらここに着いただけだし。それとも今ここで止めをさして欲しいの?まぁそれは次の機会に取っといてあげるけど」
そういってキャスターは本当に去っていった。…本当に死ぬかと思った。いや、現在違う意味で死にそうなんだけど…。マミに支えられているのを確認しながら私は意識を捨てた。
ーーー
「へー、ここがあんたらの拠点ってところか」
「ライダー!」
「あら、ライダーじゃない?殺しあいにでもきたの?」
「聖杯戦争中だぞ、あたりまえじゃないか。てかずいぶんボロボロだなアーチャー」
「戦争ですもの。戦えばボロボロにでもなるわ、これでも大分回復できた方なのだけど」
「無理するな、アーチャー。俺が戦う」
「へー、マスターが自ら来る気か?死ぬぞ?」
「それはどうかな?」
ライダーとレンがぶつかり合う。レンは素手でライダーへと向かい、剣を回避しながら蹴りをぶつける。
「おいおい、お前人間か?ちょっと痛いじゃないか?」
「こっちは全力でいってんだ!でもちょっとかよ」
「じゃあこっちはもっと痛いでしょ?」
「ッ!確かにその矢は痛いな…」
援護するように矢を放つアーチャー。その矢はライダーの左腕へと刺さる。
「しかし、アーチャー。お前何者だ?神性持ちの俺に傷を負わせるとはお前も神性持ちか?」
「あら?ずいぶんとおしゃべりなのね。真名バレちゃうかもしれないのに」
「別にバレたところで問題はない、邪魔だ魔術師"引き裂くは2本の松(シニス・ピンツリー)"」
ライダーから出た2つの球体が、レンへと向かう。
「エペクティノ」
「!」
球体は尖った形へと変わり、レンを貫こうとするが回避し拳をあてるがそのまま凹むだけである。そのままレンは謎の球体と戦っていく。
「へー、こんな宝具まで持ってたのね。てっきり、馬と剣だけかと思ってたわ」
「俺はライダーだ、複数の宝具が当たり前だろ。ランサーが召還される時も1つ使っていたんたがな。お前に壊されたようなもんだ」
「ちょっと人のせいにしないでもらえる。ていうか矢の一発で壊れるとかどんだけ脆い宝具なの」
口論をしながらライダーはアーチャーの矢を捌いて距離をつめる。剣がアーチャーに当たる瞬間アーチャーは自身の腕を変化させ剣を弓で受ける。
「へー、怪物みたいな腕じゃないか」
「普通の腕力じゃ厳しいからね。使いたくなかったけどこんなこともできるわ」
「ッ!後ろか!」
「あたり、バーン」
「ガッ!」
アーチャーが突然消えたかと思いきや後ろから矢がとんできてライダーは背中に矢をまとも食らってしまった。
「やるじゃないかアーチャー、こっちも少しみせてやるよ。ローロ、トラビクステ」
「!グッ!」
「マスター!」
球体がそれぞれレンの足へと巻きつき、そのまま引っ張り引き裂こうとする。しかし、アーチャーの矢により球体は1つ破壊される。レンも靴を脱ぎもう1つの球体からの拘束を逃れる。
「この、…きゃっ!…あぁ」
アーチャーはライダーに弓を構えるも既にライダーは馬に乗っており、そのタックルを食らい、剣で腕を切られる。
「そのまま踏みつけろ…何ッ!」
「ははっ、今度はちょっとじゃないだろ?」
「マスター!このっ!」
背後にいたレンがライダーに刺さっていた矢に蹴りを入れ更に深く矢を刺す。流石のライダーも予想外なことに対応出来ず、更にアーチャーの矢を食らう。馬が盾になっているもの大ダメージを負う。
「クソッ、これ以上のダメージは不味い。ここは引かせてもらう」
「アーチャー、逃がすな」
「うん!バーン!ッ!」
「……」
「まだあったのかアレ」
「ごめんなさいマスター、逃げられたわ」
撤退するライダーに矢を放つが球体により防がれ完全にいなくなっていた。
「マスター、ごめんなさい。私が昨日無茶しなければあのまま追いかけれたのに」
「…だが収穫はあった。神性持ち、シニスの松の木、アーチャーを切ったあの短剣、おそらくライダーの真名は…テセウスだ」
互いにボロボロになりながらもアーチャーとライダーの戦いは終わった。
ーーー
3日目
脱落者無し
衛宮結:マスター。残りMP1…助けて。
間桐真実:マスター。虚数魔術でキャスターの魔術を相殺する。キャスターに狙われてるお兄ちゃんが心配。
遠坂蓮:マスター。ライダーに拘束された際に靴だけでなくズボンを破いて足首の間接も外してた。強化魔術により殴りでサーヴァントに痛みくらいは与えれる。
???:マスター。召還したキャスターに殺される。
ランサー:騎士。ユイをなんとか守る。しかし、バーサーカー、キャスターと連戦により最後の火炎玉が止めとなり武器の槍が完全に壊れた。キャスター曰くすごくハンサム。
アサシン:暗殺者。不意打ちを突こうとするもキャスターになす術はなかった。
アーチャー:美少女。昨日キャスター戦での負傷が多いなか何とかライダーを追い払う。瞬間移動みたいなことができる。腕の怪我により満足に弓が使えなくなる。弓を射つときたまにバーンって言う…可愛い。
ライダー:真名テセウス(仮)。アーチャーを攻めるも返り討ちにあう。宝具をたくさん持ってるらしいが刃物の寝台と2本の松(球体)は破壊された。
キャスター:金髪の美女。ついに夏海市内に参戦。アーチャーを狙ってるらしい。ランサーを気に入る。アサシンを骸骨、ランサーを騎士と呼ぶ。魔力とハンサムを求め男を求める。男ぉ。余談だが髪型はポニーテール。
3日目終了です。終わりまで何日かかるかはわかりませんが4日目は1番派手にしたいと考えております。楽しんでいただけると幸いです。