ダンまち無限の物語 RTA   作:サニュー

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皆様お久しぶりでございます。休みが終わると書くのも大変になって1ヶ月ぶりになってしまいました。せめてこれだけは投稿しておきます。


閑話 小悪魔店員のお客様

「それでね。魔石をとったら直ぐに行っちゃってね!」

「シル。分かりましたから落ち着いて下さい。そろそろミア母さんに怒られてしまいます。」

「あっ。ご、ごめんねリュー。私、興奮しちゃって」

「いえ、構いません。それにその男は礼儀がなってない。シルが怒るのも無理はありません。」

 

冒険者の人に嘘の魔石を渡して接客する…って本当のことを言ったらリューは怒っちゃうかな?でも実際あの人も酷かったよね、名前も教えてくれなかったし。はぁ、見たことない人だったし絶対上手くいくと思ったんだけどなぁ…

 

「お前たち休憩は終わりだよ!さっさと働きな!」

 

「はい。急ぎましょうシル。」

「うん。そうだね。」

 

早く切り替えないと、ミア母さんに怒られちゃう。今日は()()()()も来られるし、気合いを入れて頑張らないと。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「いらっしゃいませー。…あっ、あの人。」

「どうかしましたかシル?」

 

店に来た。色んな人がいるこのオラリオの中でも目立つ白髪赤目のあの人。隣の同じ白髪赤目と黒髪ツインテールの少女達は誰なんだろう。多分妹と恋人さんかな?

 

「リューちょっと頼んでいい?」

「すいません。私もちょうど話したい人が来てしまいまして。」

「じゃあさっさと行ってこいニャー。団体のあいつらが来るまでなら何とかするニャー。」

「ありがとうございますクロエ。」

「いいんだニャー。お礼は後でたっぷりしてもらうからニャー。」

 

うっ。ちょっとクロエの言うお礼が気になるけど…後のことは後の私に任せよう。

 

「昨日ぶりですね。いきなり歩いて行っちゃったので驚きました。」

「…ああ。」

「こんばんはベル。そちらのおふたりは?」

「リューさん!ここで働いてたんだ。えっとこっちの黒髪幼女は主神のヘスティア様で、」

「おいおいベルくん。幼女はないんじゃないかな。君は僕をなんだと思っているんだい。」

「まあまあ、落ち着いて下さい。それでこっちが僕の兄のレイです。」

「よろしく。」

 

何と言うか、個性的な3人ですよね。特にレイさんとヘスティア様は。ベルちゃんとはなんだか仲良くなれそうなんですけど。どうしてでしょう?

話を聞くとレイさんとベルちゃんはまだ冒険者になって半月で、その前は山で暮らしていたそうです。だから私への態度もあんなに素っ気なかったんですね。それにしてもレイさんは良く食べますね、もう3回目のおかわりですか。団体のお客様が来るのであんまり食べられると困るんですけど…

 

「おーい。ミア母ちゃん来たでー。」

「シル。ロキファミリアが来ました。すいませんベル。仕事に戻ります。」

「うん。レイさん楽しんでいってくださいね。」

「ああ。」

 

レイさんももう少し何か言ってくれてもいいのに、もうしょうがない気もしてるんですど…休憩も終わったし、頑張らないと。

 

「シルちゃ〜ん。お酒お代わり〜。」

「は〜い。今持ってきますね。」

「ついでにこっちに来てお酌してくれても…」

「ロキ。あまり冗談を言うもんじゃないよ。」

「じょ、冗談やって、堪忍してやフィン。」

 

ロキ様はちょっと自由すぎるんですが、ロキファミリアの皆さんが止めてくれるので、こちらに被害は来ないです。かわりにファミリアの人が相手になるんですけど。

 

「おいお前。ちょっとこっち来い。」

「モグモグ…分かった。」

 

いつも通りに給仕をしてると、レイさんがベートさんに呼ばれてこちらへとやって来ました。他のロキファミリアも驚いたように見ているんですが、レイさんが何かやったんですか?そんなこと…ありえそうですね。

 

「初めまして、僕はフィン・ディムナ。ロキファミリアで団長をやらせてもらっている。」

「そうか。」

「………えっと、君の名前を教えてくれないかな。」

「レイだ。」

 

レイさん!どうしてそんなに強気なんですか!ロキファミリアですよ、ロキファミリア!はぁ……なんかレイさんらしいと思っちゃいました。

 

「アイズが言うには君がミノタウロスを倒したらしいんだが事実かい?」

「ああ。」

 

えっ?!レイさんってまだ冒険者になって半月のはずじゃぁ。…リューも驚いてるみたいだし、Lv1でミノタウロス撃破って、やっぱり普通じゃないんだね。

 

「君には謝罪をしたかったんだ。ミノタウロスを逃がしてしまい君に迷惑をかけてしまった。申し訳ない。僕にできることがあれば何でも言ってくれ。」

「………」

「ちょっとあんたもう何か言いなさいよ。」

「…いらない。」

「そういう訳にもいかないんだ。僕も団長としてケジメをつけないといけないんだ。」

「…なら、ここのお代で。」

「そんなことでいいのかい。他にも武器や防具もあげれるんだけど…要らなそうだね。分かった。ここのお代は僕が払っておくよ。」

 

ナイスですよレイさん!これでお給料が増える!じゃなくて、レイさんって本当に変わってるなぁ。…ミノタウロスを倒せるってことは…それなりにお金を…絶対にほかの店には渡しませんよ!

 

「自分ほんま面白いやつやな。ウチのファミリアに入らんか?」

「こらーロキ!僕のレイくんだぞ!」

「ドチビのとこの眷属かいな!自分ホンマにウチのファミリアに来んか?」

「モグモグ…いや、俺はヘスティアが良い。モグモグ……おかわり。」

「聞いたかいロキ。レイくんは僕が良いんだよ。君より僕が!君ももう少し気を使った方がいいんじゃないか?特にその貧相な胸にね!」

「キィィィ!うっさいわ!こうなったら…飲まなきゃやってられんわ!ミア母さんおかわり!」

「モグモグ…俺もおかわり。」

「…えっと、見かけによらず君はよく食べるんだね。驚いたよ。」

 

ロキファミリアの皆さんはレイさんに近づきたくても女神のせいで近づけなくて、女神2人がお酒を飲みながら喧嘩して、そこに挟まれてるレイさんは気にせずにおかわりを続けている。なかなか混沌(カオス)な状況です。

 

「お肉が無くなりました!お米もそろそろ無くなりそうです!」

「なんだって!直ぐに買いに行ってきな!」

「店のお酒があの2人にどんどん飲まれて…ああそれ、ソーマファミリアから手に入った神酒(ソーマ)じゃないですか!いつの間に持ってって…」

「ミア母さん!またお代わりです!まだまだ足りないって言われました!」

「今日は厄日かい!アーニャ、クロエ。あんたらも食材を買ってきな!とにかく量を持ってくるんだよ!」

「「りょ、了解にゃー!」」

「シル!ぼさっと立ってないでさっさと動きな!」

「は、はーい。」

 

うぅ。恨みますからねレイさん!こんなに忙しいことなんて1度も無かったですよ。ミア母さんも真剣な顔してますし、どうなっちゃうんですか!

 

「ねーねー。ミノタウロスを倒せるってことはLv2なんでしょう。どうして5階層に居たの?」

「モグモグ……強くなるためだ。モグモグ…おかわり」

「えーLv2ならもっと下の階層で探索した方がいいんじゃないかな?」

「秘密ってことかな。ティオネもあんまり無理強いするのは良くないよ。」

「えーー。…いつか教えて貰うからね。」

 

ロキファミリアの皆さんはレイさんがLv1だと知らないんですね。ミノタウロスをLv1で倒すのは不可能と言われてますから、しょうがないですね。

 

「よーし皆飲み比べといこか!報酬は…リヴェリアママに抱きつく権利や!」

 

「「「おおーー!!!!!!」」」

 

「おい。勝手に私を景品にするな。」

 

アハハッ、相変わらずロキ様は自由ですね。リヴェリアさんも文句は言ってますけど呆れてますし。勝つのは多分ガレスさんですしね。

 

「お〜い。レ〜イ。自分は参加しないんか?」

「モグモグ……酒は飲んだことがない。」

「なんやて!?お酒を飲まないなんて人生損してるで…それならこれはどうや?甘いから飲みやすいで。」

「ングッぷはぁ…美味いな。」

「いい飲みっぷり!よひ、レイこのままガレスに勝ってきれ」

「ロキ飲みすぎだ。ちょっとこっちで休んでおきな。」

 

ロキ様はそのままフィンさんの横で寝てしまった。レイさんはテーブルの上にあった料理を皆食べきったあとガレスさんの元へ向かっていった。

 

「まだまだ飲み足りんのう。おお坊主。お前も飲みに来たんなら儂と勝負せんか?」

「ああ。勝つ。」

「ガッハッハ。そりゃ気合いを入れて飲まんといけんの。」

 

そのまま2人は酒を飲み出した。ガレスさんは20人抜きをした後なのに変わらないペースで飲み始め、レイさんもそれに対抗するように飲み進めていく。そろそろ10杯目となるところでミア母さんが大きな樽を2つ持ってきた。

 

「あんたらウチの店の酒を無くす気かい。そんなに酒が飲みたいんならこれでも飲んでな!」

「ドワーフの火酒か。坊主がいいなら儂は構わんが、こいつは強いぞ」

「…飲んでみたい。」

「ガッハッハッ。なら今度はこっちで勝負とするか。」

 

そのまま2人はドワーフの火酒を飲み進めていく。

レイさんって今日がお酒飲むの初めてって聞いたんだけど大丈夫なんでしょうか?…もしもの時はロキファミリアの皆さんに頼みましょう。

そのまま樽が1つ消えたところでガレスさんがいきなりもうひとつの樽を持ち上げた。

 

「坊主。お前さんの名前はレイじゃったかの?」

「ああ。」

「ならレイ。お前は立派な漢じゃ。だが、儂も1人の酒飲みとして負けんぞ。」

「俺が勝つ。」

 

そう言ってレイさんも樽を持つと2人同時に飲み出した。酒場の中は2人が酒を飲む音だけになる。ガレスさんに負けた人たちも2人の姿に驚いて立つことも出来ないみたい。そのまままずレイさんが樽を飲み終わった。そしてガレスさんも遅れて樽を飲み干し地面に下ろす。しかし次に行こうとしない。

 

「レイ…お前さんの勝ちじゃ…」

 

「「「「「「ぃぃぃぃぃぃぃぃィィィよッッッしゃぁぁぁァァァァァア!!!!」」」」」」

 

「やるニャー少年。お祝いにその尻触らしてニャ」

「すごい。ガレスさんに勝っちゃったよリュー。」

「ええ。まさか彼があんなに酒に強いとは…驚きました。」

 

そのままレイさんは口直しに料理を食べてヘスティア様とベルちゃんを連れて帰ってしまった。なんかすごい人だったなぁ。




途中からベルちゃんが空気になっている。アニメでしか知らないのでとりあえず1巻を買ってみたんですが、読むタイミングが見つからない。そして新たなアンケートですよー。

第3回TSキャラってどれがいいですか?

  • 最強の猪突猛進な美人
  • 太陽神のお気に入り美女
  • リヴェラの街の大姉御
  • これ以上は要らん。(無し)
  • 英雄になるんだよぉ!(全部)
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