ベル君が【アポロン・ファミリア】に入団するのは間違っているだろうか 作:七篠ロキ
実は、この作品の紹介文を書き直しを行おうかどうか考えているのですが、どうでしょうか?
このままの方が良いでしょうか?
それとも書き直しをした方が良いでしょうか?
誰かの意見が欲しい…。
あ、本編はすぐ下から始まります。ぶっちゃけ今回普段より長いです。
『怪物祭』開催当日。
僕は朝早く起き、時刻は午前6時を指していた。待ち合わせ時間の9時には十分間に合う。
「とりあえず朝御飯を食べて、昨日もしたけど部屋の片づけや、整理をするか…」
そう言い、僕は昨日買っておいたジャガ丸くんを食べた。
今僕が泊まっている所はアミッドさんの部屋である。
部屋を泊まることを条件に、アミッドさんから部屋が留守の間に掃除や片づけをしてほしいと頼まれている。
でも、僕が初日から泊まった時は、最初は片づけに取り掛かろうとしても、まず部屋の中は全く散らかっていなかった。
タンスの引き出しの中もちゃんと整理されていたし、アミッドさんの私服らしき物もきちんとたたまれていてし、下着もちゃんとしまわれていて、色は比較的し…って、いかんいかん!
と、ともかく、タンスの中は全て僕が最初に泊まっていた時点ですでに整理されていたのだ。
また、クローゼットの中も予備の団員服とかもあり、そちらも全く埃は被っておらず、やることはなかった。
強いてやったといえば壊れそうなハンガーがあり、そこに掛けていたドレスらしきものが地面に落ちそうというぐらいで、タンスの奥に見つけた予備のハンガーにその服を移したぐらいである。
ただ、予備のハンガーがしまわれていた場所が、その…、ちょっと、僕には刺激が強い所の奥にあった。
さらに本棚もあり、流石は医学系統の【ファミリア】の所属している団長であり、本の数が多く、特に医学系の本がそのほとんどである。
夜に何かの試しに何冊か手に取ったけど、専門的なことが多く、小さい頃におじいちゃんに手当てした経験があってか、どうにか本の内容についていくことはできた。でも、本の内容の症状になることは稀というのが多かったけれど。
また、本棚はジャンルごとに分けられていて、そこから名前の順に並べられており、中にはアミッドさん本人が著作したものもあった。その中には一冊だけ夜に読んだものもあり、初版が出た日付が古いので、恐らくアミッドさんが【ディアンケヒト・ファミリア】に加入して間もない頃に書いたものだと思われる。
内容は『魅了』という症状に関しての内容で、美神やダンジョンに住むモンスターの人魚が放つ『魅了』は発展アビリティの『耐異常』を貫通するもので、これを防ぐにはモンスターからの『魅了』はどこかしらの五感を防ぐか、もしくはそれに屈しない精神的で耐えるしかないと。ただし、美神からの『魅了』はそれの比ではなく、もはや神から視られるだけでかかることもあるらしく、精神的に耐えられるレベルではないらしい。
だが、モンスターからの『魅了』に精神力で耐えられるなら、冒険者が獲得できる【スキル】や【魔法】もまた冒険者の血筋、精神に深くかかわるため、獲得した【スキル】や【魔法】の効果によっては、美神からの『魅了』に耐えられる事が出来るものが存在する可能性が高く、発現する冒険者が登場する未来も近いとか書かれていた。
しかし、どうしてかその本には『絶版』の判が押されているため、そこに書かれている日付から、この本が初版に出てそんなに日が立たないうちに絶版になってしまったらしい。
また本棚の他にも、恐らく化粧をするための小道具もあったり、さらにアミッドさんが普段使っているであろう机の上には可愛らしい兎のぬいぐるみもあった。
他の部屋には、洗面所、便所、バスルームがそれぞれあり、タオル類もまたそこにもあった。
洗面所にはアミッドさんが使っていたであろうコップや歯磨きがあったけど、一応無事だった方の僕の荷物にもそれらがあったので、当然そっちを使っている。
また、キッチンもあり、冷蔵庫の中は当然食材とか調味料とか飲みかけの飲料水とかもあり、賞味期限とかももうすぐなものもあった。流石に冷蔵庫の食材を使うのはとても忍びないけど…。
また、その中には恐らく実験用のポーションやマジックアイテムもあり、これらの事は見なかったことにした。
とりあえず、整理の方はほとんどやることなくすぐに終わって、掃除の方に取り掛かろうとした。
でも、4日間ぐらい戻っていないだけであって、ベッドルームにあるベッドや床の上に少ししかほこりが被ってなかった。それで掃除もすぐに終わったのだ。
一応、一昨日、昨日と掃除をしたけど…、特に何かまずいものがあったわけじゃなかった。
そんな感じで、掃除もすぐに終わってしまう。
暇な時は部屋の中にある本を読めばいいので、今の僕は寝床があるだけでも十分だった。でも女性の部屋に泊まっているからか、時々心臓の鼓動が早くなる時があるけど。
そして、アミッドさんが戻ってきたらどうしよう…。ベッド、一つしかないんだけど。枕はまだ押し入れの中に他にもあったけど、布団は部屋には見当たらなかったし。もしそうなった場合、僕は出ていかれて宿を探さないといけなくなるのかな…?
今はまだアミッドさんは忙しいらしく、僕が泊まってからまだ一度もこの部屋には来ていない。
休暇を返上して看病しているんだろうなぁと考えていると、時計を見るとまだ7時前であり、まだ集合時間には早く、暇な時間ををつぶすため、本棚に向かって何を読むかと考えていると、ある本を見つけた。
「あれ、これ医学の本じゃない…。何だろう?」
タイトルは「英雄伝吟遊詩人」と書かれており、そこまでの厚さはなく、手に取って読むと、初めの方に昔僕が読んだ「英雄譚」の中にあった「アルゴノゥト」に登場した吟遊詩人、リュールゥの事について書かれてあった。
この本は恐らく彼女が体験し、見た事を書かれたものだと思う。
「これってつまり、言うならば「アルゴノゥト外伝」、ということなのかな…。あの物語の続きの話もある…のかな」
僕はこの本を手に取り、一応念のため集合時間に遅れないように目覚まし時計をセットして、読み始めた。
エルフの森に生まれ、戦闘技術を覚え、楽器を持ち、唄が好きになって、森の外にあこがれ始めて、最初に手に取った楽器を持ちながら森を飛び出し、夜盗に襲われながらも「忘れるな、この顔を!」と言って返り討ちにし、他の種族が住む集落にたどり着き、体格や自分たちの言語の違いに驚きながらも他の言語を覚えて始めて、でも自分の育った環境のせいか周りの人に最初は拒絶してしまったけれど、少しずつわが溜まりが解消して、最後は唄のおかげで完全に解消して、でも最初に仲良くした異種族の人は自分と一緒にモンスターと戦い、最後は自分をかばって相打ちで命を落としてしまい、泣いてしまって、そのような人たちの事を忘れられないように、自分は英雄というものを後世に伝えることを決心して、――――――――
僕は時間を忘れ、ページをめくり、様々な人物に出会って物語は進みはじめ、そして遂に僕が読んだ「アルゴノゥト」の所に来た。
と、ここでセットしておいた目覚まし時計が鳴ってしまう。
「…はっ! え、もうこんな時間!? 一応目覚ましをセットしといてよかった…」
そう僕はつぶやき、しおりを挟んで本を本棚に戻す。
戻って来た時に続きを読もうと思い、僕は着替えて、護身用に短刀を持ち、部屋の鍵をかけて集合場所に向かった。
花火が上がり、間もなく『怪物祭』が始まろうとしている。
「―――――――――、えー、それでは皆さん! 間もなく『怪物祭』が始まります! 闘技場の入場口は開きますので、列を乱さず、周りの人に迷惑をおかけしないようお願い申し上げます!」
放送が聞こえ、間もなく『怪物祭』開催の9時になろうとしていた。
ジュが丸くんを販売している出店の近くの集合場所では、皆既に僕の事を待っていた。
「お、来た来た。おーい、ベル! お前が最後だぞー!」
「ごめん、皆…! 何とか集合時間には間に合ったけど、こんなに混んでたとは…!」
「まあ、初めてだから仕方ないか。さあ、皆早速行きましょう!」
「うん、そうだね!」
こうして僕はルアン、カサンドラさん、ダフネさんと行動して、出店に出ているものを楽しみながら闘技場へと向かった。
「ふっ、やはりここだったかベルきゅん達は! 私の勘も【勇者】と同じくやはり侮れないな! さあヒュアキントス! 我々も行くぞ!」
「アポロン様。折角二人きりですので、我々はもう少し別の方向に…」
「何を言っているヒュアキントス! あ、ベルきゅん達が見失ってしまうぞ! 早く追いかけないと!」
「ア、アポロン様!」
また、そんなベル達を尾行する二人組もいた。
僕らはボール掬いの出店に行き、カサンドラさんはそれに挑戦していた。
「よし、これで………あ」
「はい残念!」
「惜しかったわね、カサンドラ」
「うーん。あの景品、欲しかったなぁ。ボール1個だけだったのに」
「スポーツ系の出店だと、一般客用と冒険者用に難易度がそれぞれ分かれているのか…」
「といっても、あれはいくらなんでも難しいと思うけどな」
「うん。あんな細すぎる棒で水中にある大きいボールを自分の手に持っている籠に入れろなんて…しかも水に弱くて破れやすいし…」
「はっはっは。こっちはこれでも商売だからな!」
「なんて嫌な奴…。他の所に行きましょ!」
「うん…」
ダフネさんが諦めるようにと言い、カサンドラさんもうなずき、僕らはその場を離れるのだった。
そのベル達が離れた直後。
「またのご利用をお待ちしているぞ! お、次の客か。へい、いらっしゃい! 1本 50ヴァリスな!」
「ア、アイズさん。これはいくらなんでも難しいと…」
「やる。この人はどうやって入手したのかわからないけど、あの世界に3個しかないといわれた幻の限定品『ジャガ丸くん冒険者装備バージョン』のぬいぐるみをゲットする!」
「なんかすごいわね、そのぬいぐるみ」
「アイズ頑張れ~」
「ほほう、この目玉景品に目をつけるとは…。流石は【剣姫】様と言ったところか。だが、ここは冒険者用の難易度でもさらに「レベル」ごとに分けられている…。レベル5のあんたはこれだ!」
「え、これもうすでに破れかけていますよ!?」
「どんだけケチなのよ、この人」
「ちなみにレベル7用は?」
「出入り禁止だ」
「もはや挑戦すらさせてもらえないんだね」
「そこまでの難易度は用意してないのか…」
「ともかくやるんだったらこれを持ち、あの景品が欲しかったら、最低15個の水中にあるボールをその棒で破れずに、アンタの手に持った籠の中に入れるようにするんだな」
「わかった」
「では、始め! …て、何ぃ!?」
「一瞬でもうボールを一つ掬って籠の中に入れてる!」
シュババババババババババババババッ!「…終わった」
「バ、馬鹿な…」
「早かったわね」
「流石です、アイズさん!」
「ん…、じゃあ約束通り、それをもらうね」
「畜生ォオオオオオオッ!?」
…そんな叫び声が、ベル達の所まで聞こえたのだった。
今度は、僕たちはくじ引きの出店に挑戦していた。
引くのはルアンで、くじを一回引くのに200ヴァリス。
100番まであるらしく、60以上の数字が出たら当たりで、数字が大きいほど景品も豪華になっている。
これは運に左右されるので、一般客と冒険者の区別はされていない。だが、こういうのはまず当たらないらしいけど…。
「47…くそ、また外れた! おい、ほんとに当たりが入っているのか!?」
「当たりが入っているって聞いたぜ?」
「何で店の人が疑問符をつけているのよ…」
「畜生、もう一回だ!」
「あ、あの、ルアンさん。もう何度も引いているから、その辺で…」
「く、何でオイラだけこんな目に…。ベル、お前もこれに挑戦してみろ!」
「えっ、僕も!?」
「お、兄ちゃん挑戦するのか。一回200ヴァリスな」
「いやいやいやいや、流石にちょっと…」
「いいからやれって!」
「え、あ、じゃあ…」
「はいよ、一回な」
「引けるかな…えいっ!」
引いたのは95。一発目で当たりを引いたのだ。
「や、やったぁ!」
「な、何ぃ!?」
「え、当たったの!?」
「え、マジで!? やるじゃねえか!」
「す、凄い…!」
僕は喜んで、95番の景品は何なのか見てみたら、金色に光っているカードだった。何のカードだろう…?
「ど、どうしてだ!? 61番以上の数字はくじに入れていないはずだ! さてはお前ら仕組みやがったな!」
「…今なんて…?」
「…あ」
この後すぐに通報があったらしく、不正を行ったこの人は憲兵に連れて行かれたのだった。
僕が当てた番号の景品のカードは、店の人が憲兵に連れて行かれる前にダフネさんが何やら交渉していて、もらって来たらしい。相手は涙目だったけど。
「それにしても、このカードって何だろう…?」
「あ、何かカードに書かれている。えーと、『賭博場の共通通行許可証、第一等級「ゴールドカード」』!?」
「えええ!?」
「なんでそんなカードがここに!?」
「景品にそんなものを置いておくなよ!」
「あ、でも普通、そのカードに名前が書かれていて、その人本人しか使えないんじゃ…」
そ、そうだ。落ち着け。だったら、僕たちが持っても意味がない。良かった…。
「いや、このカード、名前がかかれていないわよ!?」
僕の安心感はすぐに無くなった。
「まさかの完全未使用!?」
「どうやって入手したんだあいつ!?」
「もともとカジノで働いていた人なのかな…」
「いや、そういう問題じゃないよ!? ど、どうしようこのカード!?」
とりあえずこのカードは皆で話し合って、ダフネさんが預けることになった。
かなり焦ったことがあったけど、僕たちはさらに次の出店に挑戦しに行く。
テーブルゲームの出店であり、どうやらイベントを行っている最中で、参加料300ギルで飛び入り参加して、今度は皆で陣取りゲームなどのテーブルゲームの大会に挑戦していた。
入賞すれば景品のテーブルゲームや本など、どれか一つを順位が高い順にもらえるらしく、みんな頑張っていた。ただしダフネさん曰く、参加者の中には店の刺客がいるらしく、入賞を狙うには倒さなければなら障害だととても意気込んでいる。
「さて、優勝を狙うわよ!」
「は、はい!」
「…な、何か、ダフネのテンションおかしくねえか? ていうかこれ、チーム戦なんだ…」
「きっと、何かを見つけたんだね、ダフネちゃん…」
そして、『アポロンチーム』と勝手に命名され、大会が始まった。
1回戦 ゲーム内容: 陣取りゲーム『ブロックス』 対戦相手:『ソーマチーム』
「ほう、『アポロンチーム』ですか…。その割にはこちらと違って団長がいないように見えますが、代表は誰ですかね…」
「ザニスの団長、すぐにこいつら倒しましょうぜ。なあ、チャンドラ」
「うるせえカヌゥ。なんで、俺やリリルカまで出る羽目になったんだ…。酒も飲めねぇし」
「………はぁ」
眼鏡をかけた人が代表らしく、妙ににやけ顔である。
それを慕っている人もいるけど、後二人の男の人と小人族の女の子はあまりやる気が見られない。
ゲームの内容はタイルの色は赤、青、黄色、緑に分かれて、1つから5つまで連なった正方形のタイルがある。
タイルが1個あるブロックは1つ、タイルが2個あるブロックは1つ、タイルが3個あるブロックは2つ、タイルが4個あるブロックは5つ、タイルが5個あるブロックは12つで、ブロックの合計は21つある。また、タイルが3個以上あるブロックの形はそれぞれ異なっている。
スタートで置ける場所は決まっており、ブロックのタイルが自分にとって一番近いボードの隅の一番隅になるように置き、そこから自分の色と同じブロックが面同士接触しないように、同じ色のブロックの角に置く。
これらのブロックを使って一人一回ずつ味方、敵、味方、敵の順番でボードに置き、最後1個だけのタイルを置くもしくは1個だけのタイルを残す事をしないようにして、全員置けるところがなくなるまで続く。2 vs 2の2組で戦い、チーム合計で使えずに余ったタイルの数が少ない方が勝ちという内容だった。
※ 実際にあるテーブルゲームであります。ルールは一緒ですが、唯一の相違点は4人全員で陣地取りを争うぐらいです。遊ぶと楽しい。
そして、ゲームが始まった。
ダフネ&カサンドラvs ザニス&カヌゥ
「こんなもんでしょ」パチッ
「クッ…!」パチッ
「すごい、ダフネちゃん!」パチッ
「そ、そんな…」パチッ
ほぼ盤面がダフネに圧倒され、3人とも非常に厳しい状況になったが、ダフネのブロックはカサンドラのブロックから比較的近くに置かないようにしているため、ザニスとカヌゥのブロックは多い。
(クッ…! せめてタイルが5個あるブロックを使いきらないと…!)
「はい、そう思っていたよ」パチッ
「な…!」
まだ何とかなると思っていておこうとした場所がふさがれた。
「ザニスって言ったっけ? まあ、置く順番が私の次だったからね。どこに置くは深く考えないとね」
「こ、この…! 言わせておけば…!」
「戯言は言ってないで、早く置きなさい。こういうのは、楽しむためにあるんだから。何を企んでいたのか知らないけど、そんな人たちの邪魔よ」
「クソッ!」パチッ
と、もはや勝負は決して、ダフネの圧勝だった。
結果
『アポロンチーム』
ダフネ 置く順番:1 余ったタイル数:0
カサンドラ 置く順番:3 余ったタイル数:7
『ソーマチーム』
ザニス 置く順番:2 余ったタイル数:14
カヌゥ 置く順番:4 余ったタイル数:12
一方、ベル&ルアン vs チャンドラ&リリルカ
「やべ、この二人強ぇ!」パチッ
「…」パチッ
(僕やルアンの余っているタイル数が多い…! 向こうの組はもう決着したのかな? 今はこの状況をどうにかしないと…!)パチッ
(このゲーム、結構楽しいですね…)パチッ
「あ、置こうとしてた所がふさがれた!」
「へへーん。どうなもんですか!」
「いや、まだまだぁ!」パチッ
「この女の子、強い…!」
「まあ、な…(楽しい)」パチッ
「うーん、どうしよ、どうにか瓦解しないと…。…! ここだ!」パチッ
「何! 突破されました!?」
「おお、流石ベル!」
「あなた、なかなかやりますね…」パチッ
「あー、また塞がれた!」
「君もね…」
「そういえばお二人とも、ダンジョンで何かサポーターとかいりませんか?」
(こいつ、ここでもやるのか)
「サポーター? はっはっは。生憎、オイラもサポーターだ!」パチッ
「お、何!?」
「そうですか…。人手とか足りていますか?」
「今はこいつ、経過観察だからな。二週間はダンジョンに潜れないんだ」
「ははは…」
「そうなのか? てっきり俺はもう【アポロン・ファミリア】はほとんど復帰してると思っていたんだが…」パチッ
「まだ、あの騒動で半分ぐらいの人が復帰してないそうです」パチッ
「そうなんですか…。所でベル様は復帰した後、どうなさるのですか?」パチッ
「え、僕? そうだね…、とりあえず装備も買ってからかな…」
「ふーん」
「おいおい、オイラを最初からベルと同じチームではないようなことを聞くなよ」パチッ
「あー、俺からもお願いなんだが、こいつも連れて行ってやらねえか?」パチッ
「「「えっ?」」」
「まあ、噂で聞いているのかも知らねえが、俺達の【ファミリア】は問題が多くてな」
「そうなの、ルアン?」パチッ
「まあ、噂程度ではな…」
「そうなんです。可愛い女の子を助けると思って!」パチッ
「そういいながら5個タイルのブロックでえげつない手を打つな」パチッ
「お前も打つようになっているぞ」パチッ
「一応、僕はまだ駆け出しの身だから…。教育係の二人に聞いてみるよ」パチッ
「ありがとうございます!」パチッ
「ヌアァー!? 置くところがなくなったー!」
「よし、これで少しだけ有利になったぞ」パチッ
「まさか、こちらの集中力をなくす作戦!?」パチッ
「いえ、サポーター云々の話は本心です」パチッ
「まあ、サポーターは何やかんや冷遇されることがあるからな。そういう意味じゃ、お前らは信頼できるという意味だ」パチッ
「あ、僕も今ので置けるところがなくなりました」
「では、サポーターの話はよろしくお願いします! あ、私が普段泊まっている宿の場所はここの紙に書いてありますので、私を呼ぶときはここに」
「こいつを頼むわ」
「む、何故かチャンドラ様がリリの親代わりをしているのかわかりませんが、一体何を企んでいるのですか?」
「俺はソーマ様が造った酒が飲みたい。後ザニスが気に食わない」
「その話が本当だとすると、凄い遠回りな作戦ですね」パチッ
「そうだな…。…俺が置ける場所がなくなったぞ」
「では、後はリリのみですね…終了!」パチッ
「うお、結局全部使い切りやがった!?」
「これはチーム戦ですから。ザニス様達のハンデもどうにか取り返しましたでしょうかね?」
「わからん。向こうはどうだったんだ?」
「とりあえず、僕たちの結果も数えよう」
結果、リリルカとチャンドラの連係プレーによって僕たちはだいぶ苦しめられたこととなった。
『アポロンチーム』
ルアン 置く順番:1 余ったタイル数:13
ベル 置く順番:3 余ったタイル数:7
『ソーマチーム』
チャンドラ 置く順番:2 余ったタイル数:4
リリルカ 置く順番:4 余ったタイル数:0
総合結果
『アポロンチーム』
余ったタイル数:27
『ソーマチーム』
余ったタイル数:30
『アポロンチーム』の勝利。 準決勝進出。
「なんか総合結果だけ見ると、大分競ったわね」
「あの二人の連係プレーがすごかったから…」
「つーか、ベルがあれらを突破しなかったら、こっちが負けていたな」
「でも、楽しかったね」
「クソッ!」
「ザ、ザニスの団長…」
「じゃあ、俺たちはこれで」
「帰りますか」
準決勝 ゲーム内容:「インディアンポーカー」 対戦相手: 「女の園チーム」
「ゲゲゲゲゲ。ちっ、ガキっぽい男二人か…」
「食おうとするなよヒキガエル」
「フリュネ、アイシャ、サミラ。このまま優勝目指そうねー」
「おい、レナ。何で俺まで…、てか1回戦の奴ら、あのヒキガエル見て棄権しやがったし」
代表はモ、モンスター!? ルアンやカサンドラさんも怖がっている…。僕もだけど。
チームはアマゾネスの種族で統一されてて、一人を除いて何かに鬼気迫るような感じがする。
そして、カサンドラさんが何か燃えていた。
ゲーム内容が相手と離れてもできるテーブルゲームで良かった…!
インディアンポーカーのルールは、まず全員が場代を払い、その後ベット数を上げたり(レイズ)、それか勝負(コール)もしくは維持(チェック)したり、それとも降りたり(フォールド)する。
その後、ディーラーからコール(もしくはチェック)した各プレイヤーに2枚配られ、また場に3枚のカードが見せられる。
その後、プレイヤーはベット数を上げたり(レイズ)、勝負(コール)もしくは維持(チェック)したり、勝負から降りたりする(フォールド)の選択ができる。
その後、またディーラーから場に1枚のカードが見せられる。
プレイヤーは、再びベット数を上げたり(レイズ)、勝負(コール)もしくは維持(チェック)したり、勝負から降りたりする(フォールド)の選択ができる。
その後、またディーラーから場に1枚のカードが見せられる。
プレイヤーは、再びベット数を上げたり(レイズ)、勝負(コール)もしくは維持(チェック)したり、勝負から降りたりする(フォールド)の選択ができる。
ここで、残ったプレイヤーで手札を開け(オープン)させ、場のカード含めて役が一番強い者が勝ちで、場代を含めたチップを独り占めできる。
また、自分以外が降りて、自分のみが残った場合でもそこまでのチップを独り占めできる。
また、チーム内でチップの貸し借りは厳禁であり、手札の教え合いもまた厳禁である。
各プレイヤーの持ちチップ数は10枚。場代は1枚。
8人全員で行い、最後まで残ったチームの勝ちである。
1回目 全員場代1枚のままキープ。
そして、全員手札をオープンし、僕が出来た4のワンペアが一番強かった。
『アポロンチーム』
ダフネ 9
カサンドラ 9
ベル 17
ルアン 9
『女の園チーム』
フリュネ 9
アイシャ 9
レナ 9
サミラ 9
2回目 全員場代1枚のままキープ。
かと思われていたが、5枚目でフリュネさんが「ゲゲゲゲ」と5枚レイズする。
全員降りるかと思ったら、カサンドラさんがさらに9枚レイズする。
フリュネさんもオールインしてコール。そして、二人で手札をオープン。
フリュネさんはAのスリーカード。
カサンドラさんは6~10のストレート。
カサンドラさんは一気に獲得し、フリュネさんは早くも脱落した。
いや、マジでカサンドラさんナイスです!
ルアンもガッツポーズしている。
ディーラーも隠れてガッツポーズしている。
「てめぇ!」
「ひぃいいいいい!」
「よしなヒキガエル!」
「あーあ、折角フリュネを引っ張り出して、このまま相手を全員棄権させて優勝しようと思ったのに」
「つーかあいつらよく俺らと勝負しようと思ったよ」
『アポロンチーム』
ダフネ 8
カサンドラ 24
ベル 16
ルアン 8
『女の園チーム』
アイシャ 8
レナ 8
サミラ 8
……こうして、戦いは過ぎていき、8回目終了時点
『アポロンチーム』
ダフネ 2
カサンドラ 18
ベル 44
『女の園チーム』
アイシャ 14
レナ 2
まさかのほとんど僕が勝っている。
「ぐっ、あいつ強いな…!」
「えー、このままじゃ負けちゃう」
「アンタは一度ぐらい勝負しな!」
「ウチも一度ぐらい勝たないと」
「ベル、強いね…」
「た、たまたまですよ」
いや、ほんとに。
5枚目で僕の手札が一気に強くなって、逆転というパターンが多い。
ディーラーからも「あいつどんな運なんだ」という目で見られている。
9回目 全員場代1枚を払う。
レナさんとダフネさんはオールインをした。全員それにコール。
3枚目でアイシャさんが5枚レイズした。僕らはコールする。
4枚目でカサンドラさんがオールインをした。僕とアイシャさんもコール。
手札をオープンし、5枚目を開かれる。
クローバーのJが出る。
僕の手がフラッシュからロイヤルストレートフラッシュになった。
『アポロンチーム』
ベル 80
『アポロンチーム』の勝利。 決勝戦進出。
「僕が勝っちゃった…」
「やるじゃん。よし、次はもう決勝よ!」
「なんか参加人数が思ったより少なかったのは、あいつのせいだったんだな」
「どういう効果なの…」
「畜生! こうなったら誰か一人でも男を…!」
「やめろヒキガエル!」
「また使い物にならなくなるぞ!」
「と、止めないと!」
「む、ベルきゅん達の気配が! 近くにいる!」
「アポロン様、もうあいつらは闘技場の中にいると思いますから…」
「男ぉおおおおおおお!」
「よせ、やめろヒキガエル!」
「男二人とも逃げろ!」
「やっぱり歓楽街から連れてこなきゃよかった!」
「「ん? て、ひょああああああああああ!?」」
決勝 ゲーム内容: 陣取りゲーム『ブロックス』 対戦相手:『豊饒の女主人チーム』
「あれ、また『ブロックス』?」
「良いニャ! 面白いニャ! リューがタイルを余りまくるから危うく1回戦で消えそうになったけど良いニャ!」
「そうニャ! このゲームはなかなか面白いものなのニャ! ミャーは優勝したらあれをもらうニャ!」
「今、店は昨日じゃんけんで負けたルノアに任せていますから、シルたちも慌てずに決着をつけましょう。クロエ、後で覚えておきなさい。後アーニャ、当初の目的の事を忘れないでほしい」
あれ? 前に入ったお店『豊饒の女主人』の店員さん達?
なぜここに…。私服ではあるけど、お店は大丈夫なのかな?
ルール:1回戦と同じ。
以上! 遊ぶと楽しい!
ダフネ&ルアンvs シル&アーニャ
「どうニャ!」バシッ
「まだまだわね」バシッ
「えい」バシッ
「うお、いきなり!?」
「うふふ。他の人は前に店に入ったのは見ましたけど、あなたは見てませんので」
「それでオイラだけ遠慮なしかよ!」バシッ
「そいニャ!」バシッ
「踏み込みが甘いわ!」バシッ
「はい」バシッ
「う、私の方に来た」
「でも、このゲーム楽しいですね」
「まあ、シンプルな陣取りゲームだからな」バシッ
「せいニャ!」バシッ
「…もしかして、思いつきで置いているでしょ」
「その通りニャ!」
「おい、陣取りゲームの面白さの一つをあっさり捨てるな!」
「動物の勘をなめるニャ!」
「ある意味厄介わね…」バシッ
「せい」バシッ
「ぐう、もう置けるところが少ない…!」バシッ
「はいニャ!」バシッ
「動物の勘も侮れないわね…」バシッ
「うふふ。アーニャが他人から褒められるところなんて、私は久しぶりに見ました」バシッ
「本当かニャ!」
「いや、あんたが聞くの!? そして全く褒めてない!」
「シル、騙したニャ!」
「いいえ、私が褒めているのです。こうやって、このまま考えずに打つから、相手は混乱するのです」
「いや、それ褒めてないよね!?」
「こいつ悪魔だ!」バシッ
「あ、ちびっこいの。もうおミャーの命運もここまでだニャ」バシッ
「え、どういうことだよ? そしてちびっこいのって言うな」
「…なんか、一人雰囲気が変わったわね…」バシッ
「……うふふ」バシィィッ
「うげ!? もう置くところがない!」
「え、嘘!?」
「だから言ったニャ。おミャーはもう死んでいるって。シルを怒らせたニャからこうなったのニャ」バシッ
「そ、そんな…」
「これでもうあなた一人ですね」
「こ、ここまでか…」バシッ
「まあ、あなたはよく粘りましたよ」バシッ
「そうニャ。というか、シル相手にここまでもったのはおミャーが初めてニャ」バシッ
「いや、初めてからまだ2回目でしょあなたたち。でも、最後まであがいて…」バシッ
「トドメです」バシッ
「うぐっ!?」
「決まったニャ」バシッ
「もう、置くところがないです…」
「まあ、ここまで差があれば」バシッ
「リューのポカがない限りは大丈夫ニャ!」バシッ
「そうですね」バシッ
「そしてミャーはもう置くところがないニャ!」
「じゃあ、私はこれで終わりですね」バシッ
「うわ、全部置きやがった! すげぇ!」
「…完敗だね」
動物の勘を使ったアーニャと圧倒的な強さを見せたシルの連係プレーにより、ダフネ&ルアンのペアは完敗を喫した。
『豊饒の女主人チーム』
アーニャ 置く順番:1 余ったタイル数:4
シル 置く順番:3 余ったタイル数:0
『アポロンチーム』
ダフネ 置く順番:2 余ったタイル数:9
ルアン 置く順番:4 余ったタイル数:18
ベル&カサンドラvs クロエ&リュー
「ねぇ、少年はいくつなのニャ?」バシッ
「え、14です」バシッ
「クロエ。あまりセクハラ発言はやめてください」バシッ
「まだ歳を聞いただけニャ!」
「一体どうしてそこからセクハラに…」バシッ
「じゃあ、少年よ。後ろに向いて私にお尻をだすニャ!」バシッ
「えええええ!?」
「思いっきりセクハラ発言だった!」
「だから言ったのに…」
「いやいやいやいや、流石に嫌です!」バシッ
「ガーン、ニャ!」
「そういうことです、クロエ」バシッ
「むしろ行けると思っていたのね…」バシッ
「なら、こういうのどうニャ!」バシッ
「う、踏み込みが急に強くなった…! …これなら!」バシッ
「…今度は何を言い出すんですか、クロエ」バシッ
「え、今のって、こっちの『ブロックス』の話じゃないの?」バシッ
「少年、もしこの戦いで私達のチームに負けたら、おミャーのお尻はいただくニャ!」バシィィッ
「「えええええ!?」」
「クラネルさん。戯言ですので大丈夫です」
「そ、そうですよね! 本気ではないですよね」バシッ
「……」バシッ
「あ、あの、店員さん…どうしてこのタイミングで、黙ってしまうのですか…?」バシッ
「ふっふっふ。私は本気ニャ! 労働力も増えて一石二鳥ニャ!」バシッ
「いや、でも、さすがにそれは」バシッ
「……労働力ですか」バシッ
「「え」」
「お、リューも賛成したニャ! はい、決定ニャ!」
「あ、あの、リューさん!」
「て、店員さん! 考えなおして!」バシッ
「さて、シルたちは圧勝すると思うかニャ、もう取ったと考えてもいいニャ!」バシッ
「そ、そんな…」バシッ
「クラネルさん。もう少し人を疑う事を覚えるべきです」バシッ
「ダ、ダフネちゃん…」バシッ
「あ、そういえばこれじゃあ賭けとして成立してないから、そっちが勝ったらミア母ちゃんの酒でもあげるニャ!」バシッ
「…(唖然)」バシッ
「思考が止まってもブロックは置くのですね」バシッ
「べ、ベル! しっかりして!」バシッ
「フフフ。恐らく、ミャーにお尻を差し出して、喜んでいるに違いないニャ!」バシッ
「……はっ! 夢!?」バシッ
「いいえ、現実です」バシッ
「あ、もう私、置くところがない…」
「ニャッはっは。来たニャ! リューは大ポカもしていないし、これは私らの勝ちニャ!」バシィィッ
「そ、そんな…」バシッ
「…申し訳ございません、クラネルさん」バシッ
「さーて、この大会が終わったニャ、早速ミャーにそのお尻を…」バシッ
「ひぃいいいい!?」
「クラネルさん。覚悟を決めてください」
「いや、もう僕、置くところがない!?」
「…よく言えました」バシッ
「……あ」
「さて、もうミャーはもう置けないニャ!」
「私ももう置けません」
「さて、今から私とホテルに行くニャァァァァ!」
「うわああああああ!? カ、カサンドラさん、助けて!?」
「…うん、わかった」
「「「…え!?」」」
「ほ、ほんとに!?」
「あ、あの…差し出がましいかもしれませんが、こう見えてクロエは…」
「ほう…、約束を拒み、私の行方を阻むというのか…。ならば、あなたから始末してあげる!」
「いえ、約束は守っているよ。私達の勝ちで…」
「…は? 何を言っているの? どう見ても私達の勝ちで」
「いや、だって、あの店員さん、最後に残ったブロック、1枚のタイルしかないものです。」
「「「……あ」」」
「だから、そちらのチームの反則負けで、私達の勝ちです」
「い、いやったぁあああああ!?」
「リュ、リュー!? おミャー、なんで、よりにもよって、1枚のしかないやつを残すのニャ!?」
「……私はいつも間違えてしまう…」
「うまいこと言ったつもりかニャ!」
「……あれ、そういえば僕らのチームが勝った時は…」
「確か、ミア母ちゃん?の人のお酒をもらえるとか…」
「…………………調子のいいこと言うんじゃなかったニャ」
「……クロエ、相当顔が青ざめてますよ」
「誰のせいニャ!? てか、ミア母ちゃんのお酒を勝手に持ち出したのをばれたら、拳骨では済まないニャ!? 一体どうすればいいニャ!?」
『豊饒の女主人チーム』
クロエ 置く順番:1 余ったタイル数:4
リュー 置く順番:3 余ったタイル数:1 反則
『アポロンチーム』
ベル 置く順番:2 余ったタイル数:5
カサンドラ 置く順番:4 余ったタイル数:14
総合結果
『豊饒の女主人チーム』
余ったタイル数:9 反則
『アポロンチーム』
余ったタイル数:46
『豊饒の女主人チーム』のメンバーのリューがルール違反を起こし、反則負け
より、 優勝 『アポロンチーム』
景品交換:得体のしれない液体が入った容器
「やったわ。優勝したわよ!」
「あの、結局それは一体…」
「乙女の秘密よ!」
「何だそりゃ!?」
「…あの、ダフネちゃん? もしかしてそれって、前に言ってた伝説のバストアッ「ストップよカサンドラ!」…はい」
ダフネに制止され、カサンドラはすぐに黙る。
ベル達は何なんだろうそれ?と思っているがダフネは無視してすぐに別の場所に移動しようとする。
「じゃあ、メインイベントを見に行くわよ!」
準優勝 『豊饒の女主人チーム』
景品交換:『ブロックス』
「まさか、負けるなんてね」
「しかもミア母ちゃんのお酒を渡すなんて、とんでもないことを賭けるニャ!」
「うう、少年のお尻が~。伝説のバストアップ液がぁ~」
「……帰りましょう…。そしてこれで遊びましょう…」
「ど、どこにいるのだ、ベルきゅん…」
「な、何とか逃げ切ったか…。ア、アポロン様、もしかしたらあのモンスターヒキガエルが近くにいるかもしれませんから、ここは一旦離れて」
「あ、あきらめるなヒュアキントス…。この、アポロン、何がなんでも見つけてみせる…!」
そしてこの後、神すら予想しえなかったことが起きる…。