ゴーストポケモンの力、おみせください!!!   作:rebd24

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弟子(仮)。師匠に会いに行く。1

マァム「師匠~~~!!!」

 

黒髪のツインテールが風によって揺れていた。

 

白いシャツの上に黒いマウンテンパーカーを羽織り、下はやや濃い水色のハーフパンツを着た女の子は今、駆けていた。

 

スピアー達【ブウゥゥ~~ン】

 

スピアーに追われながら・・・・

 

マァム「ひえぇぇ~~すみませ~~ん!!!」

 

スピアーから全力疾走で逃げている少女

 

マァムはあやまりながらも白と黒のツートンカラーのスニーカーを大地にがっちりと踏みしめ尚も走り続けた。

 

コガネシティ ポケモンセンター

 

マァム「はあっはあっはあっ。はああ~なんとか逃げ切る事ができましたぁ~~。」

 

あの後、マァムはなんとか自然公園付近のスピアーの大軍から逃げ切り、近くのポケモンセンターで休憩していた。

 

ジョーイ「ポケモンセンターよりお知らせです。マァムさんポケモントレーナーのマァムさん。ポケモンの回復が完了しましたので受付までおこしください。」

 

マァム「はい!すぐ行きまーす!!!」

 

ジョーイ「はい。お預かりしていたポケモンは元気になりましたよ。」

 

ジョーイは3つのモンスターボールをトレイに載せマァムに渡した。

 

マァム「ありがとうございます!ジョーイさん!!」

 

ペコリ

 

マァムは元気のいい声で返事をしてお辞儀した。

 

ジョーイ「それにしても災難だったわね。まさかスピアーの縄張りに入ってしまうなんて・・・」

 

スピアーは元々縄張り意識が非常に強いポケモンの上にこの時期は繁殖期でもあるため、更に攻撃性が増している。

 

そのためジュンサー達が看板や掲示板で地元の住人や外部の人間に知らせたりしているのだが・・・

 

マァム「ははは・・・すみません。わたし。道に迷ってしまって2つとも通る事なくスピアーさんの縄張りに入ってしまいまして・・・」

 

ジョーイ「そうなの。所でマァムさんはどこから来られたのかしら?」

 

マァム「はい。わたしはトキワシティから来ました。」

 

ジョーイ「カントー地方からなのね。ジョウトにはジム巡り?それとも武者修行中?」

 

マァム「修行中と言いますか。今はお師匠に課題をつけていただいているのですが、どうにも分からない部分がありまして。

それで師匠がフスベシティにいるはずなのでお聞きしようかなと。」

 

ジョーイ「ということはマァムさんはそのお師匠さんを探しにきたのね。

お師匠さんはフスベシティ出身の人?」

 

マァム「いえ、トキワシティ出身の方です。名前は・・・「たいへんだーーー!!!」」

 

ドドド!!

 

センターのドアから何人ものポケモントレーナーが押し寄せてきた。

 

ジョーイ「どうしたんですか?」

 

トレーナーA「はあっはあっ・・ジョーイさん。自然公園内に黒服の連中がスピアーやコクーン達を密猟しているんだ!!」

 

ジョーイ「なんですって!?」

 

マァム「・・・・」

 

トレーナーB「俺たちは偶然奴らの密漁を目撃して、それで止めようとしたけど返り討ちにあって。・・・それで、俺たちのポケモンも・・ウウッ」

 

マァム「・・・・」ギリィ

 

悲しむトレーナーを見てマァムの瞳に怒りの炎が燃え上がる。

 

ジョーイ「わかりました。すぐにジュンサーさんに連絡します。コガネシティのジムリーダーにも応援を・・・ってマァムさん!!」

 

マァムは凄まじい勢いでセンターから飛び出し、モンスターボールにいる自身の相棒を呼び出す。

 

マァム「ゴルさん!!!古の力、おみせください!!!!」

 

???『ゴルルウゥグ!!!』

 

マァムはモンスターボールから出たポケモンの背中にすかさず乗り、そしてジェット機のようにポケモンは飛んでいった。

 

ー自然公園ー

 

黒服A「へへっ。リーダー。これだけのスピアーとコクーンやビートルがいれば十分でしょう。」

 

黒服の男はリーダー格の男に確認する。

 

そこには、瀕死状態によって完全に戦意を失い青ざめた十数体のスピアーとその倍以上の数のコクーンとビートルが檻の中に閉じこめられていた。

 

リーダー「ああ、そうだな。ん?おい

タマゴを忘れているぞ。そいつらも孵化すればビートルになって、やがてスピアーになるんだ。」

 

黒服B「へい。そういや、リーダー。さっきの雑魚トレーナーから奪ったポケモンはどうします?」

 

リーダー「さっきの奴らのポケモンか。

今回の目的はあくまでスピアーの捕獲だ。我がロケット団の研究員達が人工的に作ったレプリカメガストーン。それが上手く機能できるかどうかのためのテストにスピアーを捕獲したのだ。そのポケモンはお前たちの好きなようにしろ。」

 

黒服改めロケット団員B「ありがとうございます!じゃあ俺はこのヨルノズクとレディアンを。」

 

ロケット団員A「おい!独り占めはずるいぞ!俺はピジョンをもらうぜ!!」

 

ロケット団員C「なら、あたいはこの可愛いアリアドスちゃんを!」

 

リーダー含む他のロケット団員(可愛い・・・・?)

 

黒服の連中の正体はロケット団であった。

 

彼らの目的はスピアーをレプリカメガストーンの実験体にする事だった。

 

その時である!!!!

 

????『ゴルウゥグ!!!』

 

リーダー「なに!!」

 

ロケット団員達「「ああ、俺のヨルノズク(ピジョン)(あたいの可愛いアリアドス)たちのモンスターボールが!!」」

 

突然、何かが彼らの前を横切り奪ったモンスターボールが彼らの手から離れた。

 

マァム「これはあなたたちポケモンではありません。そして、そのスピアーさん達もです。」

 

ロケット団員達「「「くぅぅ!!!」」」

 

リーダー「何者だ?お前は、。」

 

マァム「わたしの名はマァム。ゴースト使いのマァム。キクコ師匠の一番弟子(仮)です!!!」

 

ゴルーグ『ゴルウウゥ!!!』

 

マァムの名乗りにあわせて

 

彼女の相棒 ゴルーグ(ゴルさん)も雄叫びをあげる。

 

リーダー「キクコ・・カントー四天王の1人であるあのキクコか!?」

 

四天王・・・各地方のポケモンチャンピオンに次ぐ4人の実力者の事である。

 

その中でもキクコはカントー四天王の中でも最古参であり最年長の女性である。

 

マァム「あなたたちがどういう目的でスピアーさん達を捕まえたのかはわかりませんが、瀕死にまで追い込んだうえ檻に閉じ込めるようなその卑劣な行為。力不足ですが、お師匠の代わりにわたしがあなた達に正義の拳を叩き込みます!!!」

 

ゴルーグ『ゴルウゥグ!!!』

マァムの拳を突きつけるポーズに合わせて

 

ゴルーグもマッスルポーズをする。

 

リーダー「ええい!!お前たちやってしまえ!!!」

 

ロケット団員達「「「よっしゃあぁぁぁ!!!」」」

 

 

 

 

 

ロケット団員達「「「つ、つえぇぇ(つ、つよい)」」」

 

リーダー「やるな。」

 

マァム「さあ、あなたはどうされますか。」

 

リーダー「降参しよう・・・というと思ったか。あいにくいくら四天王の弟子とはいえ小娘1人に白旗をあげるのは私のプライドが許さん。いけ、ゴルバット!!」

 

ゴルバット『ゴルバアァト!!』

 

リーダーはゴルバットを繰り出した。

 

謎の男「ほう。あのゴルバットはさっきの下っ端ポケモン達よりはレベルが高いなぁ。」

 

二人は気づいていなかった。

 

黒いスーツ姿の男が二人のバトルをみていることを・・・

 

謎の男「だが、その程度ではヤツのゴルーグには到底勝てない。」

 

リーダー「ゴルバット、つばさでうつ!!」

 

マァム「ゴルさん!!受け止めてください!!」

 

ゴルーグ『ゴルゥ!!』

 

ガシッ!!

 

ゴルバット(ゴバ!?)

 

リーダー「なんだと!?」

 

マァム「そのまま振り回して投げてください!!」

 

ゴルーグ『ゴルゴルゥ!!』

 

ゴルーグはハンマー投げのようにゴルバットを回し始め、放り投げた。

 

マァム「ゴルさん!!いきますよ!!」

 

ゴルーグ【ゴルウ!!】

 

マァムの言葉にゴルーグは真正面に向かって右拳を突きつける。その拳部分は黒い影のような穴が広がり、拳はその穴に入り込む。

 

空に向かって投げられたゴルバットは急ブレーキをかけ

 

なんとかその場に停止し反撃しようとした矢先、自身の足元に黒い空間が現れそこからゴルーグの右拳からのストレートが現れ直撃した。

 

この技は主にゴーストポケモン(もしくは手が生えているポケモン)が覚え、影のような空間から相手に拳を喰らわす技。

 

その名は【シャドーパンチ】

 

しかし、マァムはこれをこう言う。

 

マァム「ロケットォォォパァァンチィィ!!!!」

 

ゴルーグ『ゴルウゥグ!!』

 

リーダー「ゴルバット!!?」

 

ドサッ!

 

ゴルバット【ゴルゥゥゥ~】

 

ロケットパンチ改めシャドーパンチが急所に当たったゴルバットは一撃で戦闘不能になった。

 

そこへ

 

ジュンサー「ジュンサーです!!あなた達ロケット団逮捕します!!」

 

リーダー「くっ!!・・・・」

 

切り札のゴルバットが敗れた今、リーダー達に抵抗する力はなかった。

 

 

 

マァム「それでは、私はこれで失礼します。」

 

ジュンサー「ありがとうマァムさん。あなたのおかげで奪われたポケモンもトレーナーさん達の元にもどったわ。」

 

ジョーイ「スピアー達も此方で手当てして全員元気になったわ。」

 

マァム「いえ、わたしは当然の事をしたまでです。」

 

ペコリ

 

ジュンサー「ご協力ありがとうございます!!」敬礼

 

敬礼したジュンサー達に再度お辞儀をして、マァムはフスベシティに向かう。

 

その時彼女はふと上を向く。

 

マァム「!!わあぁ!!」

 

彼女に助けられたスピアー達が夕焼けをバックに見送りをするかのように右の腕(針)で手を振った。

 

そして、彼女も手を振る。

 

これから彼女 マァムのポケットな物語が始まる・・・・・

 

 

 

木『・・・・』

 

謎の男「んうぅぅ。随分と都合よく通り道に木が通せんぼうしているなぁ。」

 

夜の人通りのない道路にマァム達のバトルを観察していたあの男がいた。

 

彼の前には木のような物が生えていた。

 

謎の男「邪魔な小枝は剪定しないといけないねぇ~~・・・・・でろ、キリキザン。」

 

キリキザン『キ・・』

 

謎の男は自身のモンスターボールからキリキザンを繰り出した。

 

謎の男「キリキザン、つじぎりだ。」

 

スパァァン!!

 

ドサアァ!!!

 

キリキザンは命令通りつじぎりを邪魔な木・・・の隣の太い木を一太刀で切り倒した。

 

木『・・・・!?』

 

心なしか木は風も吹いていないのに微かに揺れていた。

 

謎の男「さあ、次はこの邪魔な木をバッサリとやってくれよキリキザン。」

 

謎の男はまるで木に言い聞かせるかのように言い放ち、木に手刀のような感じで触れた。

 

すると、

 

木『ウソッキー!?』

 

なんと木の正体はポケモンのウソッキーだった。

 

ウソッキーは大慌てでその場から去っていた。

 

謎の男「ふん。最初から逃げればよかったんだよ。余計な時間をとらせやがって。

まあ、いい。

キクコ師匠のい・ち・ば・ん・弟子マァムか。お前が本当にあのキクコの弟子にふさわしいか。ためしてやるよ。

このザシスが丁寧に・・・星空に愛をこめてな。

フハハハハッァ~~~~!!!!!」

 

謎の男ザシスは狂気のような笑い声をあげながら進んでいった。

 

一話 終わり

 

 

マァム「マァムのポケモンミニ解説!!」

 

マァム「今回ご紹介するポケモンは

このポケモンです!!」

 

スピアー『ブウゥゥン~』

 

マァム「スピアーさんはいもむしポケモン ビートルさんがさなぎポケモン コクーンさんに進化し、そこから更に進化した最終姿がこのどくばちポケモン スピアーさんなんです。

進化方法はレベルアップ。

初登場は記念すべき初代・ポケットモンスター赤・緑から。

しかし、赤・緑ではスピアーさん自体は野生では出現せず登場するのは第二世代(金・銀及びハートゴールド・ソウルシルバー)と五世代(ブラック及びブラック2)、七世代(ウルトラサン・ウルトラムーン)のみになります。

 

虫・毒タイプのポケモン。両腕とお尻にある槍のような針が特徴の蜂のようなポケモンです。

更に第六世代(X・Y)ではメガスピアーにメガ進化できます!!」

 

マァム「続いて紹介するのはこの技です!!」

 

ゴルーグ『ゴルウゥグ!!』

 

シャドーパンチを放つゴルーグ

 

マァム「シャドーパンチはゴーストタイプの物理技。威力は60。この技は相手の回避率、自身の命中率に関係なく命中する必中技です。パワータイプのゴルさん(ゴルーグ)にピッタリの技ですね!!!」

 

マァム「次回もよろしくお願いします!!!」

 

 

 

 

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