~一週間後~
宗太「そろそろ時間だな」
蒼「あぁ、そうだな」
哉汰「不安か?」
蒼「そうでもないさ。
劉「それもそうだな。なんせ今日は…」
和期「生まれ変わった。お前のお披露目だからな」
蒼「そんな大げさな」
まりな「Mond Umkehren(モーン・ウンケーレン)さんお願いします!」
蒼「さぁ、始めよう。俺たちの音楽を…」
「「「「おう(あぁ)」」」」
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~友希那side~
数分前
リサ「友希那~今日CiRCLEでライブやっているらしいよ」
友希那「リサ…私達にはそんな暇はないわよ」
まりな「あれ?リサちゃん、友希那ちゃん。ライブ見に来たの?」
カウンターに居るまりなさんに声をかけられた。私たちはほかに構う時間がないのに..
友希那「いえ、練習しに来たのですが…」
まりな「できれば見て行ってくれないかな?彼らも喜ぶと思うし」
彼ら?誰がいるというの?
リサ「どうする?友希那?」
10分後
「「「「「ワーワーワー」」」」」」
リサ「すごい盛り上がっているね」
友希那「そうね。中々のメンバー揃いね」
参加するバンドを見ると最近、名前が売れているバンドばかりだ。でも…
友希那「リサ。Mood Umkehre って知っている?」
リサ「知らない、初めて聞くね。あ!次がそうだね」
まりな「Mond Umkehren(モーン・ウンケーレン)さんお願いします!」
リサ「友希那!あれ…」
友希那「えぇ、まさか彼らだったのね」
そこにはよく知っている人たちがいた。Star fifthの時とは違い全員が仮面を被っておらず、左肩に青色のマントを羽織っている。
蒼は珍しく
蒼「皆さん初めまして~Mond Umkehren(モーン・ウンケーレン)です。早速ですが聞いてください
――ONENESS」
蒼「♪♪♪♪~」
私達より力強い歌 でも、繊細…普段とは違う弾きかたなのにこうまで鮮やかに奏でるなんて、流石ね。
「おい、この声聞き覚えないか?」
「確かにStar fifthの雲に似ているような」
あそこで歌っているの本人だけどね
リサ「みんないい顔で歌っているね」
友希那「そうね」
普段は仮面をして顔は見えなかったけど、あんな顔で歌っていたのね。あ、いま目が合った…
宗太「ありがとうございました。次の曲も聞いてください ――B-Bird」
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~蒼side~
なんだ、友希那来ていたんだ。リサも一緒にいるし、なら全力を出さないとな…
♪♪♪♪~
蒼「あてもなく堕ちてゆく星の
輝きは嘆きに似て
絶え間なく 哀しみを抱くの
それだけが真実なら~♪」
宗太「壊れてく景色の破片(かけら)に
泣いている君が映るよ~♪」
和期「あたたかな記憶の中では
強く手を繋いだまま…Ah~♪」
蒼・宗太「「想いは翼(はね)を広げて螺旋を描くように
僕らの未来へ舞い上がる
Oh, feel my soul 響く鼓動
同じこの刻(とき)を生きてる~♪」」
蒼「思い切り叫ぶ声が聞こえない距離でも
きっとその胸に届くから
Go round and round,
There is no end of the world
同じ闇に浮かぶ夢を見よう~♪」
哉汰「閉ざされた地平の彼方に
その影を 探しているよ~♪」
劉「いま此処で分かち合うものが
痛みでしかないのなら~♪」
蒼・宗太「「祈りは翼(はね)を広げて 光を纏うように
僕らの夜明けを連れて来る
Oh, brave your truth 誇り高く
同じこの刻(とき)を越えよう~♪」」
蒼「振り返るその瞳が 儚さに濡れても
失くせない未来(あした)があるから
Fly high and far,
We can get out of the dark
同じ惑星で笑い合える日まで~♪」
和期「優しさじゃ何も救えない
呑まれてく矛盾の世界~♪」
哉汰・劉「「もし君と出会わなかったら
孤独さえ知らないまま…Ah~♪」」
蒼・宗太「「願いは翼(はね)を広げて
永遠(とわ)を奏でるように
風の向こうへと翔(かけ)て行く
Oh, find the light その横顔~♪」
宗太・和期「「君とこの宇宙(そら)を見上げる
運命の渦の中でこの手伸ばしながら
Never come back again,
I know I'm in my dream~♪」」
蒼「涙も受け止めるから同じ闇を照らし出せる日まで~♪」
この気持ちが友希那に伝わってくれたかな…
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~友希那side~
貴方は私達が夢を叶えるその時まで一緒にいてくれるのね...
友希那「ありがとう。蒼…///」
リサ「ねぇ、友希那…この歌アタシ達も歌わない?」
友希那「いいわね。今度のライブで彼らに聞かせましょう」
蒼「ありがとうございました。最後にもう1曲お付き合いください。この曲は俺が変わるきっかけくれた人達に送ります。聞いてください--Reverse moon」
彼のギターソロから入り、次にキーボード、ベース、ドラムが入っていく。そして
宗太「♪♪♪♪~」
武崎君の力強い歌が会場を響かせている
リサ「この歌は宗太しか歌わないのかな?」
友希那「そうみたいね」
蒼はギターを楽しそうに弾いているだけだった。しかし、曲の終盤に入ると…
蒼「この声が君に届かなくても~♪」
「「「「僕は~♪」」」」
蒼「歌い続けるよ~交わした約束を守るために♪」
「「「「例え~♪」」」」
蒼「自分を見失おうとも、支えてくれる君の為に~僕は過去と向き合うよ~♪」
「「「「だから~♪」」」」
間奏の間に蒼は自分のローブを投げ捨てた。そして義手が露になる。
「あれ?義手じゃね?」
「だよな。でもすごい機敏に動いている!」
私達は見慣ていたけど、他の人からしたら驚くわね
蒼「一度諦めた夢だって君となら叶えられるよ
それがたとえ過酷な道だろうとも二人なら超えていけるさ~♪
この声を届けるために僕は生まれ変われたんだよ~今まで逃げてきたこの運命さえも君のために向き合ってきたんだ~だから君は僕のために
咲き狂ってくれよ~My Songstress~♪」
~蒼side~
歌い切った。友希那これが俺の答えだよ
蒼「聞いてくれてありがとう~」
まりな「Mood Umkehreさんありがとうございました」
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~控室~
和期「お疲れ」
劉「いたな。お前の恋人」
蒼「あぁ、まさか来てくれるとは思わなかったけどな」
宗太「まぁ、初ライブを見てくれたから良かったじゃないか」
哉汰「どうする?このまま反省会する?」
蒼「もちろん、まずはONENESSだけど…」
和期「ちょっと待った。」
和期が待ったをかける
和期「折角、見に来てくれたんだから、感想ぐらい聞いてくれば?」
宗太「それもそうだな」
蒼「でも、反省会は…」
哉汰「反省会は次の練習の時にはなせばいいんじゃないか?」
劉「だな。ほら行ってこい!」
劉に背中を押され、控室から追い出される
~カフェエリア~
リサ「蒼~!こっちこっち~」
リサが手を振って居場所を教えてくれる。そばには友希那が微笑んでいた
友希那「お疲れ様、中々いいライブだったわ」
蒼「ありがとう、まさか来てくれるとは思わなかったよ」
リサ「今日は練習日で早く来たの。そしたらライブやっていたから見に来ちゃった」
友希那「どうして何も言わなかったの?」
蒼「昨日の今日だ。次のライブまで練習に専念すると思っていたから、邪魔にならないようにしていたけど…」
リサ「確かにそうだけど、得るものは多かったよね!友希那?」
得るものね...それは嬉しいな。
友希那「えぇ、そうね。蒼、貴方の気持ち受け取ったわよ。だから、今度のライブはぜひ来てほしい!私の…いえ、私達の気持ちを受け取ってほしい!」
蒼「当然だよ、最後まで見届ける。そう誓ったからな」
友希那「ふふ…蒼!Roseliaにすべてをかける覚悟はある」
懐かしく思えるこのセリフ…答えは当然…
蒼「かけるさ。例え、なにがあっても君たちの道を導くために」
友希那「ありがとう」
リサ「そう言えば、バンド名のえっと…」
蒼「Mood Umkehreかい?」
リサ「そう、それ名前の由来はなに?」
蒼「それはこれだよ」
俺は友希那達の前に一つのカードを置いた
リサ「これって」
友希那「タロットカードかしら?」
蒼「正解。このカードは月のアルカナ」
リサ「月?どうして月なの?」
蒼「すべてのタロットカードには意味があるのさ。聞いたことがあるだろ。正位置、逆位置とか」
友希那「確かに聞いたことはあるわね。詳しいことは知らないけど」
蒼「月のカードの正位置は、不安定、幻惑、現実逃避など悲劇が描かれている」
リサ「じゃあその逆位置は…」
蒼「逆位置は」
カードの向きを変える
蒼「過去からの脱却、徐々に好転、未来への希望、などの意味が込められている。俺は過去と向き合うことが怖かったでも、友希那やリサ、Roseliaのみんなと出会って向き合うことが出来たそれの意味を込めて。月(Mood)正反対(Umkehre)だ」
友希那「なるほどね、素敵だわ」
リサ「ホントね、でもなんで英語じゃないの?」
蒼「あぁ、それか元々このタロットカードはヨーロッパで作られたものなんだ。ほんとはフランス語でつけようと思ったけど、俺フランス語さっぱりだから少しわかるドイツ語にしたんだ」
友希那「ふふ…あなたらしいわね」
リサ「確かに蒼らしい」
蒼「かもな」
「「「ハハハハハ(フフフフフ)」」」
友希那「そうだ。このあと少し時間があるかしら?」
蒼「え?まぁあるけど」
リサ「じゃあ、早速だけど練習見てくれる?」
蒼「まぁ、少しだけならいいぞ」
~4日後 ステージ~
香澄「うう~なんか緊張してきちゃった!」
有咲「なんで香澄が緊張してんだよ。今日出るのはRoseliaだろ?」
蒼「あはは…でも気持ちは分かるよ」
今日はRoseliaの演奏を聞きに行くとPoppinPartyの戸山さんと市ヶ谷さんが来ていた
香澄「ですよね!この間の友希那先輩、なんだか辛そうだったし…ちょっと心配です」
有咲「まぁ、確かに…」
蒼「大丈夫だよ。友希那は答えを見つけることが出来たから」
有咲「だといいのですが…」
香澄「友希那先輩、Roseliaのみんな…がんばれ~!」
この前の演奏が最後の一押しになってくれたらいいけど…
香澄「蒼先輩!次ですよ」
蒼「そうだね。戸山さん。あっ」
いつもと違う衣装に見とれてしまった。歯車と時計がモチーフか
友希那「Roseliaです。まずは一曲」
そういったあと、Roseliaは演奏を始める。しかも聞き覚えがある音程だった
有咲「これって…」
香澄「この前、蒼先輩が演奏した…」
蒼「B-Bird…なるほどこの前見たことあるスコアがあるな思ったらこれか…」
友希那「♪♪♪♪~」
繊細…だけど華やか声、この何とも言えない満たされた感は…
蒼「…」
でも、この前に比べていい顔で歌っているよ。この景色を忘れないようにしないと これが本来のRoseliaか...
友希那「次は新曲です。私達で作った新しい曲、どうか聞いてください『Neo-A-spect』」
思いが伝わってくる…この5人は一度止まった時間を再び、動かそうとしている。そして歌に対しての気持ちも…5人で奏でるこの音を-----だと感じたよ。
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~ライブハウス入り口~
リサ「あれ~蒼?」
蒼「あぁ、みなさんお疲れ様」
紗夜「蒼さん来ていたのですね」
蒼「まぁね、友希那に来るようにって言われたからな」
あこ「友希那さんいつの間に…」
友希那「サポーターを呼ぶのは当たり前でしょ」
燐子「そう…ですね」
感想を言いに来ただけど…
友希那「今から反省会をするけど、貴方も来るでしょ?」
蒼「え?」
リサ「蒼も、Roseliaの一員だからね」
紗夜「感想だけじゃなく指摘もお願いしますね」
あこ「蒼にぃ~今日のあこ一生懸命演奏したよ。それも蒼にぃのおかげだよ」
燐子「蒼さん…これからも…よろしくお願いします。」
友希那「頼りにしているわよ」
そうか。もう恐れる必要はないのだな。俺の居場所はここにある。この人たちに出会えてよかった…
蒼「あぁ、Roseliaを支えるのが俺の役割だからな」
リサ「じゃあ、行こうか。アタシたちのいつもの場所に」
叔父さん、俺…前を向くことが出来た。もう後悔はしないし、もう逃げたりしないよ
Neo-A-spect FIN?
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow