リサ「でねぇ~その時モカが…」
あのライブから二日経った。いま私とリサは買い物をするためにショッピングモールに向かっていた
友希那「そんなことがあったのね」
リサ「うん?あれって蒼じゃない?」
友希那「え?」
リサが指をさした方向を見ると確かに蒼がいた。でも、普段と服装が違っていた
友希那「どうして和服を着ているのかしら?」
リサ「しかも、真っ黒だね。どうする?ついて行ってみる?」
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~電車内~
結局、ついてきてしまった…普段彼は秘密裏に行動することが多い。だから気になってしまう。今度は何をするのかを…
リサ「どこに向かっているんだろうね?」
友希那「さぁ、それは分からないわ」
「次は○○公園前~○○公園前です」
彼は立ち上がり荷物の確認をしている。どうやらここで降りるみたいね…
リサ「此処で降りるみたいだね」
友希那「そうみたいね」
私達は彼の後を追った。
10分後~
彼の後を追ったのは良かったけど…木々のせいなのか段々道が暗くなってきた
友希那「なんだか薄気味悪いところまで来たわね」
リサ「そ、そうだね…あ、ハハハ」
友希那「リサ?大丈夫?」
リサ「だ、大丈夫だよ…たぶん」
そういえば、リサはこういった場所は苦手だったわね。
友希那「もうすぐ抜け出せそうね」
リサ「ほ、ほんと?」
暗い道を抜けるとそこは墓所だった
リサ「こんなところにお墓があるなんて…」
友希那「驚きね…」
しばらく歩いていると蒼は一つの墓の前で手を合わせていた。私達は少し離れたところで様子を見ることにした。
蒼「久しぶり、おじいちゃん。去年は色々あって来ることが出来なかったけど、今年は心の整理が出来たよ…」
蒼はそう呟いていた。でも少し哀しそうな顔をしていた。
蒼「この前はありがとう。例え夢の中でも、じいちゃんに会えてうれしかったよ…っ...
あれ…おかしいな…なんで涙が止まらないんだろ…5年前に枯れるほど泣いたのに…っ」
蒼は珍しく泣いていた…私自身、彼が泣いたところは見たことがなかった
蒼「…ごめん…情けないところ見せて…じいちゃん。俺、変われたよ…昔みたいに誰かに甘えることなく自分で道を決めることにしたよ。そうだ実は俺、彼女が出来たんだ。
その子はね、音楽には真剣に取り組んでいるのに、それ以外の事は全然だめだよ。この前も料理をさせてみたら、真っ黒な卵焼きが出てきたり、勉強もからっきしダメだったよ。笑えるね」
事実だけど、なんだかむかつくわね
友希那「失礼ね…なんだか苛立ってきたわ…」
リサ「ま、まぁまぁ、落ち着いて…」
蒼「でも、そんな彼女だから支えてあげたいそう思ったんだ。彼女がいたから俺も変わることが出来たんだ。彼女は俺にとって掛け替えのない存在だよ」
友希那「~~~!!///」
リサ「おお~蒼、いいこと言うじゃん」
蒼「じゃあね、じいちゃん。また今度、蘭も連れてくるからね。 さてと、友希那、リサいつまでそこで見ているんだ?」
どうやらバレていたみたいね
リサ「何時から気づいていたの?」
蒼「最初からだよ。せっかくここまでついてきてくれたんだから、手を合わせてくれないか?」
友希那「えぇ」
リサ「分かった」
私とリサはお墓に向かって手を合わせた
蒼「ありがとう」
友希那「立派なお墓ね」
蒼「ここには俺のご先祖たちが眠っているんだ。そうだこれも添えないと」
そう言って蒼は仮面をお墓の前に置いた
リサ「その仮面って…」
蒼「Star fifthの時の仮面だよ。これは弱かった自分との決別だよ」
友希那「もういらないの?」
蒼「あぁ、もう未練がないからね」
友希那「なら、私がもらっていいかしら?」
蒼「え?」
リサ「ちょっと、友希那?」
友希那「貴方にとっては不要なものかもしれないけど、私にとっては助けてくれた人の証だから」
蒼「いいよ、あげるよ」
友希那「ありがとう」
リサ「いいの?」
蒼「あぁただし、ほかの人には見せないようにしといてくれよ」
友希那「えぇ、もちろんよ」
リサ「今更なんだけど…アタシたちに敬語使わなくなったね、蒼」
蒼「そうだな。今までは裏切られるのが怖かった…いつか必要なくなった時には捨てられてしまうのか。君たちを信じられなかった」
彼の心境は分かる。今までは信じていた人からの裏切り…そんな経験をしたら誰も信じることが出来ない…分からない事はない
友希那「…」
リサ「…」
蒼「でも、その心配は必要ない。例え捨てられても恐れることはない。そう気が付いた。ただそれだけの事だ」
リサ「そっか。ようやくアタシたちを信用してくれたんだね」
友希那「バカね。私達が貴方を捨てるわけないでしょう」
蒼「あぁ、ホント大馬鹿だな」
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~???~
これは…夢かしら?目の前にはお花畑が広がっていた
??「はじめましてじゃな、友希那ちゃん」
友希那「え?あ、貴方は?」
声がする方向を見ると蒼そっくりな青年がいた。蒼と違うのは髪が全体的に真っ白に染まっていた
祖父「わしは蒼の祖父じゃ」
友希那「貴方が…」
祖父「蒼のことをありがとう。あの子は昔、人と話すことが大好きじゃったが、ワシや隼人のせいで消極的になってしまった。でも、君のおかげで少しずつじゃが前を向けるようになったようじゃ。本当にありがとう」
蒼の祖父が頭を下げる
友希那「頭を上げてください。私は彼には支えてもらってばっかりです」
祖父「どうやら気が付いてないようじゃな」
友希那「え?」
祖父「あの子は君と一緒におるときが一番いい笑顔をしとるよ。それさえ見れば蒼は君のそばに居るだけで幸せにおもっておるじゃろ」
友希那「…」
そばに居るだけで…
祖父「今日こうしてきたのは、未来の花嫁を見に来たのと手を合わせてくれたお礼を言いに来たわけじゃ」
友希那「花っ!…///」
祖父「ほほほ…なるほどな蒼が気に入るのはわかるわい。友希那ちゃん、改めて蒼のことを頼めるかの?」
友希那「えぇ、任せてください。必ず彼を幸せにしてみせます」
祖父「ふっ…その言葉を聞いて安心したよ。ありがとう」
そう言い残し、おじいさんが消えていった…
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~朝~
友希那「う、う~ん」
カーテンの隙間から光が差し込んでくる。もう朝かしら…
友希那「あの夢は何だったのかしら…」
そう思い壁にかかっている仮面を見る。すると
Pi…pi…pi…pi
携帯がなった蒼かしら?
友希那「もしもし」
蒼『友希那もうすぐ時間だけど、どうかした?』
友希那「え?」
時計を見るともう7時45分だった
友希那「ね、寝坊したわ。ちょ、ちょっと待ってて!」
蒼『そんなに急ぐなよ』
こうして私達の日常が動き出した
Neo-A-spect Fin
次回はサブイベント的な感じでいろんな話を投稿していきます。
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow