今回からはしっかり文化祭要素を入れているのでどうぞ
~生徒会室~
蒼「予算は大丈夫そうだな。よし、一年生はOKだな」
今週から三週間、文化祭の準備が始まった。俺は来て早々、文化祭の予算を確認しないといけない状況だった。
つぐみ「お疲れ様です」
蒼「あぁ、つぐも確認お疲れ」
つぐは俺と同じく予算の再確認を手伝ってくれている。途中で所々指摘してくれるから助かる。
つぐみ「私は少しクラスに戻りますが…蒼くんはクラスの手伝い行かなくていいのですか?」
蒼「あぁ、大丈夫だ。哉汰がいるから問題はないだろう」
つぐみ「でも、偶には様子見に行った方がいいですよ」
つぐの言葉を聞いた瞬間、嫌な予感がした
蒼「気が変わった。少し見に行くか」
~クラス~
宗太「どうだ?」
友希那「いいかもね」
哉汰「確かに似合いそうだね」
他の生徒たちが準備をしている中、宗太達が集まって何か話をしていた
麻弥「じゃあ、この衣装を借りてきますね」
友希那「えぇ、お願いするわ」
蒼「何の話をしているんだ?」
哉汰「お疲れ様、生徒会の方は大丈夫なのかい?」
蒼「一段落したから様子を見に来ただけだ」
宗太「ご苦労様、そうだ。これお前の衣装」
宗太から衣装が書かれた紙を渡された。そこにはアニメとかで観る執事服がデザインされていた。
蒼「えっと…本当にこれを着ないといけないのか?」
友希那「そうよ。もう大和さんにお願いしたからもう訂正できないけど」
哉汰「大丈夫だって。絶対似合うと思うから」
様子を見に来たのは良かったが、もう手遅れだったみたいだ…
蒼「宗太達は何を着るんだ?」
宗太「それは今から決める。お前は生徒会で忙しいと思ったから先に決めた」
友希那「それにライブの練習もあるのだから決める時間もないでしょう?」
蒼「あぁ、そうだな」
なんか上手いこと言いくるめられたような気がするが…気のせいだよな
生徒1「美竹くん、うちのクラスの予算ってまだ大丈夫?」
蒼「え、多分、まだ大丈夫だと思うけど…どうかしました?」
生徒2「実は飾りつけの布が足りなくて…」
蒼「もしかしたらだけど、演劇部から少し借りられるか交渉してみますね」
生徒1「ホント⁉ありがとう」
蒼「でも、どんな布が必要か見ておいてくださいね」
生徒2「了解」
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~友希那side~
蒼「でも、どんな布が必要か見ておいてくださいね」
生徒2「了解」
蒼「じゃあ、交渉に行ってきます」
生徒1「よろしくお願いします」
今日から文化祭の準備が始まったけど、蒼は生徒会の方で忙しそう…せめてライブの方だけでも力になれたらいいけど…
宗太「…と…湊!」
友希那「え⁉な、なに?」
哉汰「大丈夫?ボーとしていたけど?」
友希那「えぇ、大丈夫よ。少し考え事をしていただけ」
宗太「文化祭でやるライブの事か?」
友希那「えぇ、蒼は生徒会で忙しそうだから、なにか力になればいいのだけど…」
哉汰「それなら、スコアを作ってみたら?もう何の曲をするのか決めているでしょ?」
友希那「二曲は決まっているけど…そうね。少し考えてくるわ。ありがとう」
~屋上~
考えるとしたら、ここがちょうどいいわね。この時間帯には誰も来ないだろうし。
蒼から借りた音楽プレーヤーを再生し、原曲を聞く。まずはこの曲は…あれ?どうするんだったかしら?…アレンジは少し久しぶり過ぎてやり方を忘れているね、普段は蒼に任せきりにしていたから。
リサ「あ、いたいた、友希那~」
友希那「リサ…」
リサ「こんな時間に屋上にいるなんて珍しいね。どうかしたの?」
友希那「実は…」
リサ「ふ~ん、アレンジの仕方ね。確かに友希那の言う通り、蒼に任せきりだったからね」
友希那「それでどうやっていたか忘れてしまったのよ」
リサ「う~ん。それなら、宗太に聞いてみたら?」
友希那「武崎君?どうしてかしら?」
リサ「蒼と付き合いが長いし、それにAfterglowのカバー曲も作っているらしいよ」
初めて聞いたわ。てっきり蒼が彼女たちの分も作っているのだと思っていたわ
友希那「そうね聞いてみようかしら」
リサ「それがいいよ。アタシもついていくよ」
10分後
リサ「ダメだったね」
友希那「そうね」
彼は思い付いたまま編曲をしていた。あまりにも参考にならなかった…
リサ「どうする?」
友希那「少し、考えてみるわ。リサはクラスの出し物を手伝ってきたら?」
リサ「それなんだけど…アタシが手伝えることが終わったからライブの方で何か手伝おうかと思っていたんだ。それに友希那や蒼ばっかりに負担をかけたくないし」
友希那「リサ…」
リサ「だからお願い‼すこしでもいいから何か手伝わせて」
友希那「いいわよ。私と一緒にこの曲を作り上げるわよ」
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~蒼side~
装飾の件は何とか片付いたけど、予算が少し見直さないといけなくなってしまった。
蒼「さて、戻って予算の確認をしないと…うん?友希那とリサ?どうしたんだろう」
この時間帯は各クラスが各々出し物の準備で忙しいはずだが…どうしてクラスが違う二人が同行しているんだ?
リサ「宗太なら何かきっといい案を出してくれるよ」
友希那「そうね。聞くだけ聞いてみた方がいいわね」
聞く?二人は宗太から何を聞きだすんだ?すこし気になるな…あぁでも生徒会の仕事をしないと…
~生徒会室~
結局、二人の行動は気になったけど、それはまた後で聞けばいいと思い。自分の仕事をしっかりとこなすことにした。
蒼「さてと、二年生の出し物は…」
リサ達のクラスはお化け屋敷か…これは面白そうだな。時間があれば行くのもありだな。さてと、パンフレットも作らないといけないし再開しますか…
2時間後
蒼「ふぅ~こんなものかな?」
つぐみ「お疲れ様です」
あの後すぐにつぐみや先輩たちが戻ってきた。
副生徒会長「美竹君、進捗はどうかな?」
蒼「パンフレットは半分ぐらい制作出来ました」
生徒会長「流石だな。そういえばお前ライブするんだろ?こっちの事は任せて準備してこい。羽沢も」
生徒会長が気を遣ってくれた。この人は次の生徒会長を誰にするか悩んでいるらしい
蒼「ありがとうございます。では、お言葉に甘えてそうさせてもらいます」
つぐみ「ありがとうございます」
副生徒会長「つぐみちゃん、楽しみにしているからね」
つぐみ「はい!私がんばります」
生徒会長「出来るだけこっちで対処するけど。なんかあれば連絡入れるから。その時は頼むよ」
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~廊下~
蒼「生徒会長には感謝しないとな」
つぐみ「そうだね。まだ一回も音を合わせていないからね」
そう、つぐが言う通り俺たちはまだ一回も音を合わせたことがない。時間が欲しいと思っていたが思わぬタイミングで時間が取れた。
つぐみ「蒼くん、この前はありがとう…」
蒼「俺は別に何もしてない。ただ、争いの種を作ってしまっただけ…」
少し前、つぐ達Afterglowはバンド内で揉め事があった。きっかけはひまりの一言が原因だった。「変わってしまった」蘭は変ろうとしていた。父や華道ともに向き合うために。
そもそも、きっかけを作ってしまったのは俺自身だった。俺が変わってしまったから蘭に影響を及ぼしてしまった。結局、宗太と協力して騒動はなんとか解決した
つぐみ「そんなことないよ。蒼くんたちがいなかったら私は何もできなかったよ」
蒼「そんな大げさな…でも、その様子ならバンドの方はうまくいっているみたいだね」
つぐみ「うん。蘭ちゃんも頑張っているから私も頑張らないと…」
蒼「お互いにな…さて、友希那達を音楽室に呼ぶから…つぐは大和さんを呼んできてくれるか?」
つぐみ「うん!任せて」
5分後
取り敢えず、さっきの場所に戻って周りを見渡すがどこにも見当たらない
蒼「さて、さっきはここらへんで見かけたけど…さてどうしたものか…」
日菜「あれ?アオくんどうしたの?」
そこで偶然通りかかったであろう日菜さんと遭遇した
蒼「こんにちは、日菜さん。友希那達何処に行ったか知りませんか?」
日菜「友希那ちゃん?さぁ、見てないよ。あ、でもりせちーならさっきすれ違ったよ。ベースを持っていたし、たぶん音楽室に向かったと思うよ」
音楽室か…呼びに行く手間が省けたかな
蒼「ありがとうございます」
日菜「あ、そうだ!アオくん、ここ最近で起こっている事件知ってる?」
最近、女子高生を狙って、わいせつ行為が多発している。対策として、俺は友希那とリサに被害が出ないように出来るだけ一緒に帰っている。
蒼「はい、存じています。日菜さんは哉汰が一緒にいてくれているでは?」
日菜「うん、カナくんが事務所まで一緒に行ってくれるけど…この前家に帰っているときに後からつけられている感じがしたの…」
確か日菜さんの家は俺たちとは正反対の場所にあったはず…
宗太「例の変態野郎の事か?」
日菜「宗太君!」
蒼「何か知っているのか宗太?」
宗太「最近、このあたりを騒がせている馬鹿としか知らないな。それより蒼、湊は音楽室にいるぞ。練習しなくていいのか?」
蒼「あぁ、そうだった。すまない宗太」
俺は音楽室に向かって歩き出そうとしたとき、こんな会話を耳にした
宗太「氷川、少し話したいことがあるがいいか?」
日菜「うん!いいよ」
何だか嫌な感じがしてきたのは気のせいだろうか…
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow