諦めた夢をもう一度   作:hirag

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次回は翌日投稿します。今年中に文化祭編を終わらせたいからです。
そして、クリスマス回は年を越してから投稿になりそうです


5話 文化祭4

あれから二週間が経ち、三曲とも通して演奏が出来、細かいミスを修正すればいい感じだ。

 

だけど…不安要素がある。最近になって、不審者がこの羽丘学園周辺に出没するようになった。文化祭までにどうにかなればいいが…

 

蒼「友希那、さっきのところ少し音が高かったぞ」

友希那「えぇ、分かっているわ」

蒼「もし難しいようなら少しキーを上げるが…」

友希那「大丈夫よ。気にしないで」

蒼「なら、もう一度最初から…」

 

「放送します。二年A組の美竹君、美竹蒼君。職員室に来てください」

 

練習を再開しようとしたタイミングで呼び出しがかかった。しかも俺だけかよ

 

友希那「ここまでね」

麻弥「仕方ないスね」

つぐみ「私達だけでも練習しますか?」

蒼「そうだな。悪いけどそうしてくれないか?」

リサ「りょうか~い」

 

音楽室を後にし、急いで職員室に向かう。

 

 

~職員室~

 

蒼「失礼します。二年A組の美竹 蒼です」

担当教員「おう、美竹。こっちだ」

 

担任教員が手招きをする。だけど、その表情は暗かった。何かあったようだ

 

蒼「なにか深刻な問題があったのですか?」

担任教員「察しがいいな。そうだ…不審者の件で問題が起こった。とにかく詳しいことはこっちで話す」

 

俺は学校長室の前に案内された。

 

担任教員「校長先生…美竹を連れてきました」

学校長「どうぞ。入って」

担当教員「失礼します」

蒼「失礼します」

 

学校長室に入って驚いたことにそこには宗太の親父さん。幸成(ゆきなり)さんと蘭と巴がいた。蘭に関しては何かに怯えた様子だった

 

蘭「兄さん…」

蒼「巴、何があった!」

巴「実は…」

 

蘭たちはクラスの飾り付けに必要な花を見に行っていたらしい。巴が少しその場を後にした瞬間に、蘭が不審者に襲われたらしい。騒ぎに駆け付けた巴が追いかけたが逃げられたらしい。

 

 

蒼「顔は見たのか?」

 

怒りを抑えて、二人に聞く

 

蘭「顔は見ていない…でも、煙草みたいなのにおいがした…」

 

巴「髪の色は茶色で、身長がアタシと同じぐらいだった…悪い…」

 

幸成「謝ることはない。そこまでの特徴がわかっているなら大丈夫だ。ところで校長先生。最近はこの近辺で不審者の目撃情報が多いです。生徒の安全を考えて今週の文化祭は中止するべきです。」

 

学校長「そうだね。生徒たちの事を考えれば…」

蒼「やりましょう…」

蘭「え⁉」

 

蘭を酷い目に遭った。一発殴らないと気が済まない…

 

幸成「何を言っているんだい?蒼くん?」

蒼「俺に策があります」

 

5分後

 

蒼「というのはどうでしょう?」

 

学校長「なるほどね。いいと思うけど、刑事さんはどう思うかな?」

 

幸成「少し無謀すぎる気がするが、それしか方法はないだろう。仕方ないそれでいこう」

 

蒼「ありがとうございます」

幸成「では、私はこれにて」

 

学校長「お疲れ様です。さて、職員会議を開くから君たちは悪いけど出てくれないか?」

 

巴「はい」

 

蘭たちと廊下に出て、友希那達に知らせるために音楽室に向かう

 

蒼「蘭、大丈夫か?」

蘭「うん…ありがとう兄さん…」

 

これは相当参っているな…作戦がうまくいけばいいが…

 

つぐみ「蘭ちゃん!はぁ…はぁ…」

蘭「つぐみ…」

友希那「美竹さん…大丈夫⁉」

 

音楽室で練習をしていたはずの友希那達と宗太が駆けつけてきた。

 

蘭「皆さん…心配かけて申し訳ありません…」

宗太「事情は親父から聞いた、すまない…守れなくて」

 

蒼「今回は仕方ない…俺もお前も油断していた。だから咎めはしないよ」

 

宗太「すまない…」

 

だが、このままでは済まさない。絶対に捕まえてやる!!

 

蒼「宗太。さっき親父さんから聞いたかもしれないが作戦のお浚いをするぞ」

 

麻弥「作戦って?」

蒼「少し場所を変えようか」

 

_________________

 

~音楽室~

 

俺は学校長と話した内容をこの場にいる全員に話した

 

友希那「なるほどね」

リサ「でも、それって危険じゃない?」

麻弥「大丈夫なんスか?」

 

宗太「危険だな。一人一人注意しないといけないからな」

 

蒼「だけど、これしか方法がない。このでかい餌に食いつくはずだ」

 

つぐみ「文化祭を餌に…でも本当に大丈夫かな?」

宗太「親父たちを信じるしかないな」

 

重たい話ばっかりで気が滅入るな…そうだ!

 

蒼「友希那、最後に通して練習するぞ」

友希那「えぇ、そうね」

蘭「え⁉」

宗太「おいおい、いいのかよ?俺たちがいるのに」

リサ「いいんじゃない。日も押しているし」

麻弥「いいですね。やりましょう!」

つぐみ「蘭ちゃん聞いてくれる?」

 

当日は宗太も蘭も聞いている暇はないだろう。それを考えるといま演奏を聴いてもらうのがいいだろう

 

宗太「そこまで言うなら…」

蘭「本当にいいの…」

友希那「えぇ、もちろんよ。さぁ、みんな準備して」

リサ「りょうか~い」

 

♪♪♪♪~

 

いまはただ…この音を二人に届けるだけ。それに専念しよう

 




学校行事にはハプニングが付き物です。

私の方では、なぜか機材がなくなることがありました

外伝の内容は?

  • BADEND
  • 5年後世界
  • 楓誕生まで
  • 10年後のAfterglow
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