~屋上~
蒼「どう思う?」
蘭「う~ん、少しギターの主張が強すぎると思う…」
モカ「モカちゃん的には~いい曲だと思うよ~」
巴「にしてもカッコいい曲だな」
つぐみ「うん!なんだか蒼君たち独特な音がするよ」
ひまり「曲名は?」
昨日、完成させた新曲をAftergrlowのみんなに聞いてもらい意見を求めた
蒼「まだ決めてないな。ギターの主張か~そうだな…少し調節してみるか」
蘭「それと後は…」
蘭たちの意見をメモにまとめる
モカ「あ~くん?食べないの~?」
蒼「今はいい…」
⁇「ボーカルとして体調管理を怠るのは重罪よ。ほら、食べて」
蒼「あぁ、悪いな」
差し出されたものを口に入れた。うん?なんだこれ?全く味がしない…
蒼「味を感じない…ストレスでおかしくなったか…」
⁇「おかしいわね?しっかり味を付けたはずなのに…」
声がする方向を見ると首をかしげている友希那がいた
蒼「いまのって…」
友希那「私が作った卵焼きよ」
卵焼きだったのか…触感以外何も感じられなかった。苦味を感じなかったってことは焦げてないんだろう
蒼「練習したのか?」
友希那「えぇ、そうよ。何がダメだったのかしら?」
蘭「味付けの問題だと思いますけど…てか、なぜ湊さんが料理を?」
そうだ。何故、友希那が急に料理をしたのか謎である
友希那「昨日、話を聞いた後からみんなで何かできることがないか話し合ったのよ」
巴「それでお弁当ですか?」
友希那「えぇ、そうよ。今頃、武崎君と坂野君はリサの弁当を、花咲川の方は燐子と紗夜がお菓子を作っていったわ」
蒼「急にどうした?」
友希那「とても張り詰めた雰囲気だから、気を和らがせようと思って…」
彼女達なりに気遣いだろう。でも正直嬉しい
蒼「ありがとう。少し気が楽になったよ」
友希那「ならいいわ。ここに置いていくからしっかり食べてね」
お弁当を置き、去り際にそう言い残していった
蒼「さて、中身は…ゔぅ」
蘭「なに?うっ…これは…」
ひまり「どうかしたの?あ、これは…ちょっと…」
弁当の中身は雑に握られたおにぎりらしき物や若干焦げ気味のおかずたちがあった
モカ「なかなか~芸術的ですね~」
蒼「食べるか?」
モカ「遠慮しときま~す」
つぐみ「あはは…」
まぁ、そうなるよな…さてこれをどうすべきか…うん、取り敢えず食べるか
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~CiRCLE~
蒼「練習の前に少しいいか?」
和期「どうした?」
蒼「今年最後のライブだから、少し振り返りをしようと思って」
宗太「そうだな…今年は色々あったからな」
劉「あぁ、蒼が帰ってきたこともあるし」
哉汰「僕たちがガールズバンドのサポーターとして活動することにもなったしね」
みんなが言った通り、今年だけでいろんな思い出がある
蒼「みんな、各バンドでいろんなことを体験してきただろ?」
劉「絆を取り戻すために奮闘した子がいたな」
宗太「変わらないために変わろうとした人も」
哉汰「自分の夢に悩みを抱えていた人」
和期「自分が必要なのか疑問に思った子もいた」
蒼「かつての誇りを無くしたと思い、がむしゃらに行動していた人」
そう、この一年だけでこんなにも出会いや経験をした。
蒼「そして俺は、夢を挫折した。でも、ここにいるみんなのお陰でもう一度夢を見続けることが出来る。本当にありがとう」
宗太「俺は、最初は嫌々やっていた。でも、お前を失ってから気が付いた。俺が…いや、俺たちが輝く場所はお前の傍じゃないとダメだってな」
哉汰「絵を描くことしか才能がなかった僕に、新しい道を教えてくれたこのバンドには感謝しきれないよ」
劉「蒼、お前の夢は俺たちの夢だ…だからこのメンバーじゃないとその夢は叶わない」
和期「夢を叶えるまで道のりは長いけど、みんなとなら乗り越え、何時か夢の先に進めるそう思えてきた」
蒼「俺たちは、苦難を乗り越え再び歩みだした。だから、この新曲の名前はNarr(愚者)」
宗太「タロットカードの愚者か…」
哉汰「変化を求めている気持ちや前向きな姿勢…だったけ?」
和期「Narr…いいじゃん!」
劉「曲名も決まったし早速練習するか」
二時間後
蒼「良し、休憩入れるか」
劉「疲れた~」
SMSまであと一週間…先週は練習を詰め込み過ぎたし、今週は少し早めに切り上げるか
哉汰「来週はクリスマスか」
宗太「予定あるのか?」
和期「俺はこころにパーティーの招待を受けているぜ」
劉「俺はまだ決まってないな。哉汰は?」
哉汰「僕?僕も特に決まってないな~蒼は…聞かなくてもいいか」
俺の家では、クリスマスは到って普通だが今年はどうしようかな?
蒼「クリスマスもいいがその三日後が本番だと忘れないように」
和期「了解」
宗太「じゃあ、あと数回通して終わろうか」
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow