1話 首謀者
~翌日 病院~
あの占いの後、買い物を終えた俺たちはすぐ神戸を発ち、東京に戻ってきた
宗太「それで…何か分かったか?」
病室にはRoselia、Afterglowそして俺たちMond Umkehrenを集めた。首謀者について話すために···
蒼「幼少期、俺の事を唯一 蒼(そう)と呼ぶ奴は一人だけいた」
哉汰「それは?」
蒼「彼女の名前は齋島 光華(さいじま こうか) 俺の許嫁だ」
友希那「え⁉」
巴「許嫁って…どういうことだ」
蒼「正しく言えば、元 だけどな···蘭は知っているだろ?」
蘭「うん…」
紗夜「それは…」
蘭「許婚です」
ひまり「きょこん?」
和期「親同士が決めた相手と結婚する決まりのことだ」
あこ「それじゃあ、好きな人じゃないのに一緒にされるの?」
哉汰「そう言うことになるね」
劉「でも、それはお爺さんが亡くなった時に廃止したって聞いたが…」
蒼「劉が行った通り、祖父が亡くなったのと同時に廃止になった。それで俺とあいつの関係も無くなったはずだ」
リサ「どうして許婚はなくなったの?」
蘭「祖父が亡くなり、父が受け継いだ時にいくつか古い習慣を無くしたのです」
蒼「その一つが許婚だ」
ひまり「なるほどね…ってことは蘭もそうだったの!」
蘭「あたしもあと一年遅かったらそうなっていた」
つぐみ「そうなるとその光華さんは…」
蒼「最初に軽く話をしただけで、良く知らない」
燐子「どうして…友希那さんを狙う…のですか?」
宗太「何処かで見ていたんじゃないか?お前と一緒にいるところを」
友希那「その可能性が高いわね」
モカ「嫉妬で襲ったのかな~」
嫉妬か…可能性的に一番高いな
蒼「とにかく、正体は分かったから後は警察に任せる」
コンコン
看護師「武崎さん検査の時間です」
定期健診の時間が来たようだ。検査の内容によるが時間が長引く
宗太「はい!分かりました。じゃあ、親父に話しておくから今日はもう解散だな」
蒼「明日は我が身かもしれないから、みんな気を付けて動いてくれ」
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~屋上~
モカに話があると、屋上に連れられてきたが···
蒼「話ってなん――⁉」
モカが急に後ろから抱き着いてきた
モカ「あたしはね、ずっと前からあ~くんの事が…憧れていたんだ。悲しい時や楽しい時も一緒にいてくれて、ずっと…お兄ちゃんみたいだと思ってた…」
声が震えている。泣いているのか?
モカ「でも、あ~くん…あおくんと一緒に過ごしていく中で、気が付いたんだ。あたしはあおくんの事が好きなんだって…でも、あおくんは湊さんを選んだ」
蒼「モカ…」
モカ「だから…この気持ちだけでもあおくんに…伝えたかった…」
蒼「モカ、ありがとう。その気持ちはうれしいよ。でも、俺は友希那を裏切れない」
モカ「―!そう…だよ…ね」
蒼「それでも、お前が俺を兄と思うように、俺もお前の事を大切な妹だと思っていた。この気持ちは嘘じゃない」
モカ「あ…ありがとう…あおくん」
モカと向き合い、抱きしめる。友希那、今だけは許してくれよ。
数分後
蒼「落ち着いたか?」
モカ「うん、ありがとう…あおくん」
蒼「となると、モカは次女かな?」
モカ「そうなるかもね。ねぇ、もしもあおくんが居なかったら、あたし達は一緒にいられなかったかな?」
蒼「そんなことはないだろう。モカやひまり、皆が蘭と遊んでくれたことが始まりだ。俺はただ見守っていただけだ」
モカ「でも、蘭を公園に連れてきてくれたのはあおくんでしょ?」
蒼「あの時、蘭は独りぼっちだったからどうにかしてあげたかった」
あの頃の蘭は今以上に人見知りだった…だから友達が出来るか心配だった
蒼「さて、パンでも食べに行こうか」
モカ「やったー!勿論、あ~くんの奢りだよね~」
蒼「あぁ、いくらでも奢ってやるよ」
この後、1万円分のパンをモカに奢ったのは言うまでもない
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow