~高級マンション前~
蒼「ここか…」
六花「はい…ここが、チュチュさんの家です」
RASのギター担当、六花さんにチュチュのマンションまで案内してもらった
機材について詳しく聞に来ていた…あの事故について不可解な気がしたからだ
ますき「あれ?蒼さん。どうかしたんすか?」
レイヤ「珍しいお客さんが来たね」
パレオ「あわわ…チュチュ様」
フロア全体が練習スタジオになっているのか。面白い
チュチュ「落ち着きなさい、パレオ。何をしに来たのよ。美竹 蒼」
六花「蒼さんはチュチュさんに話をしに来たそうです」
パレオ「話ですか?」
蒼「えぇ、出来れば二人だけで…」
鋭い目つきで睨んでくる。仕方ない、Roseliaのマネージャー兼で俺と友希那が断ったからな。恨んでいるのだろう
チュチュ「OK。向こうの部屋でいいわね?」
蒼「あぁ」
レイヤ「私達は先に練習しているから」
チュチュ「えぇ、こっちよついて来なさい」
~個室~
チュチュ「それで話ってなに?」
蒼「照明機材について詳しく聞きたい」
チュチュ「why?」
蒼「二年前の事件で気になることがあるからだ」
チュチュ「それで、私に何のメリットがあるのかしら?」
やはり、一筋縄ではいかないな…仕方ない
蒼「分かった、ならばこうしよう。今度のライブでRoseriaと対バンする会場を用意しよう」
チュチュ「What?本気に言っているの?」
蒼「勿論だ」
チュチュ「いいわ、何から聞きたい?」
蒼「まずは、照明に細工は出来るか?」
チュチュ「可能ね。でも、技術が必要になるから素人には無理ね」
そうだよな…素人が出来るわけがない
蒼「じゃあ、タイミングを計って落とすことは…」
チュチュ「それはもっと難しいわ。そんなことが出来たら問題でしょ」
蒼「そうだよな…仮に天才なら出来るのか?」
チュチュ「そうね。支えを劣化する時期、それこそ落下位置、速度など。そう計算が得意なら話は別ね。でも、簡単にできないわよ」
蒼「なるほどな。それは人技じゃないな」
となると…やっぱり事故になるのか…
チュチュ「それだけ?」
蒼「もう一つある。齋島って知っているか?」
チュチュ「製薬会社の齋島?」
蒼「あぁ、そうだ」
チュチュは首を傾げ考えている
チュチュ「確か…少し前に齋島社長の一人娘が失踪していたはず」
蒼「失踪⁉」
道理で足取りがつかめない訳だ。
蒼「何時からだ?」
チュチュ「さぁ、そこまでは知らないわ」
蒼「そうだよな」
齋島家は代々、薬品研究していると聞く。恐らく財閥の分類だろうとなると…
チュチュ「ほかに聞きたい事は?」
蒼「いや、これだけあれば十分だ。ありがとう」
次に向かう場所が決まった…
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~弦巻家~
うわぁ~何だこの建造物は…
美咲「蒼さん?どうかしたのですか?」
蒼「あぁ、奥沢さん。実は弦巻さんに用事があって…」
美咲「こころにですか?」
蒼「はい…少しもらいたいものが」
美咲「⁇」
こころ「別にいいわよ!」
蒼「――⁉」
こころ「どうかしたの?」
蒼「いえ、そう簡単にもらえるとは思ってなくて…」
こころ「いいのよ。こんなにお菓子をもらったのだから」
念のために駅前のお菓子専門店を回っておいて正解だ
蒼「それは…妹たちが世話になっているので…」
美咲「蒼さん、わざわざ買わなくてもよかったと思いますよ」
蒼「え⁉」
こころ「この前のお花見の時、蘭が持ってきたのは蒼のお弁当でしょ?」
蘭たちが花見しに行った日は、外せない用事があって不参加だった。
だから代わりに人数分のお弁当を持たせた
蒼「気が付いていたんですね」
美咲「青葉さんが言っていたので…」
蒼「気に入っていただけたならまた作りますよ」
こころ「えぇ、楽しみにしているわ」
よし!これさえあればもしもの時は…無傷で済ませる
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~美竹家~
『あなたの自身に不幸な出来事が起こります』
老婆の言葉を思い出す…死神のカード
蒼「近い間に死が訪れる…か」
出来れば的中してほしくないが…前回の事もある
蘭「兄さん…お風呂空いたよ」
蒼「あぁ…すぐ入る」
蘭「何かあったの?」
何を思ったのか蘭が隣に座り、そう聞いてきた。嘘は…意味ないか
蒼「この前、神戸に行く前に老婆に占ってもらったんだが…」
蘭「悪い結果だった…」
蒼「そう。老婆の予言通り…悪いことが起こった。そして神戸では死の予言をされた」
蘭「そんな…」
蒼「無論、黙って受け入れる訳はない。必死に足掻いてやるさ」
蘭「兄さん…」
蒼「だから、蘭。最後になるかもしれないから、忠告しておくよ」
蘭「悪い冗談…だよね…ねぇ!」
蒼「冗談じゃないさ」
蘭「そんな…」
蒼「Nach vorne drehen」
この前の占いでAfterglowの将来の姿を見た。そこには罵声を浴び、ライブにも出られなくなっている姿が見えた。
蘭「どういう…意味…」
蒼「前を向け、俺が言えるのはそれだけだ。お前達にも変化が起きようとしている。詳しいことは言えないけど…」
蘭「覚えてとく…」
蒼「風呂に入ってくるよ」
蘭「うん…」
これでいい…最後に伝えたいことは伝えられた。
~数分後~
部屋に戻ってみると、布団の中で蘭が眠っていた。
蒼「自分の部屋で寝ろよ…まぁ、今日ぐらいは別にいいか」
部屋の電気を消し、布団に入る…やっぱり、二人だときついな。
蒼「おやすみ、蘭」
残された時間、この一時でも大切に過ごすとしよう
明日は我が身かもしれないからな
この小説でドイツ語を多用しているのは
Roseliaのライブでドイツ語が使われているので、こっちでも多用しています。
外伝の内容は?
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BADEND
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5年後世界
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楓誕生まで
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10年後のAfterglow