諦めた夢をもう一度   作:hirag

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本作品も残り僅か、個人的にはもう少し書きたい❗️

なので、最終回の後に外伝を書きます

内容は、BADEND、高校時代から5年後の世界、楓誕生秘話、10年後のAfterglowメインの話

以上の中から票が多い順に投稿します(6月末まで集計)

では、本編どうぞ


6話 道

あの誘拐事件の後、俺と友希那は病院に搬送されていた

 

友希那は、外傷がなかったが念のために検査

 

俺は全身の検査を受けた。

 

だが、結果は特に問題が無かった為、すぐに退院出来た

 

 

「美竹君、腕どうしたのかな?」

「さぁ?この前の事件に関係してんじゃない?」

 

モカ「あ~くん、大丈夫?」

蒼「なんのことだ?」

 

蘭「あれ…何も言わなくてもいいの?」

巴「また噂が広まるかもしれないぞ」

 

蒼「大丈夫」

ひまり「どうして?」

 

蒼「もう面倒事はないからな」

 

これまでの事件の元凶、齋島が逮捕されたことで、俺たちはいつも通りの日常を取り戻した

 

つぐみ「腕の方は···」

 

蒼「やっぱりないと不便だな。コンテストまで時間ないし少しヤバイかもな」

 

_________________

あれから1ヶ月

 

…あの事件の首謀者…齋島 光華は最初20年以下の懲役判決を受けたが…それはすぐに一変した。

 

あの廃墟から、二人の女性の遺体が見つかった。

 

俺が見た。あのロボットは氷川先生曰く、二人の脳が入っていたらしい

 

その二人は…

 

一人は文化祭の時、俺が助けた少女。

 

もう一人は京都で友希那にチョコを渡した女性

 

二人共、齋島の犠牲者だった。

 

齋島は二人の面を作り、各地で俺たちの動きを見て回っていた。

 

剃刀入りのチョコ、文化祭の騒ぎ、毒入りのチョコ、発火する筒。そして…二年前の事故。全てあいつの仕業だった

 

二年前の事故は、整備士を金で買収して細工を施したらしい。その整備士は行方不明になっている。

 

恐らくもう跡形もなくなっているだろう···

 

この件で、齋島製薬の社長が責任を取り辞職した。

 

そして俺と友希那、宗太に賠償金を支払われた。

 

だが、俺も友希那達もそれだけでは許せなかった。

 

いや、許されるものではない…何人もの人生を狂わせたのに罰が軽すぎる

 

幸成さんも許せなかったらしく。

 

あの廃墟と会社の研究室を詳しく調べると人体実験の証拠も出てきたこともあり、罪状は無期懲役に変更になった。

 

例の実験の詳細資料も見つかり、これが一番の決定打になった

 

俺も捜査に協力したが…あの部屋で見たものはこの世の物とは思えないほど、残酷な一室だった

 

蠢くロボット、血の着いた服···他に諸々。まさにこの世の地獄だった

 

結局、齋島は俺や友希那に復讐することも出来ぬまま

 

牢のなかで永遠と過ごすことになった

_________________

 

~病院~

 

先生に呼び出しを受け、病院に来ていたのだが…

 

蒼「なんで君たちも来るのかな?」

友希那「仕方ないでしょ。今回の件も私の所為だから」

 

あこ「あこは気になってついて来ました」

燐子「わ、私も…気になったので…」

 

紗夜「私は父に呼ばれたので…」

蒼「かと言ってみんなで来る必要あるか?」

 

リサ「まぁまぁ、別にいいじゃない。みんな蒼を心配してきたんだから」

 

呼ばれたのは俺だけなのにな…

 

 

 

氷川先生「久しぶりだね。蒼君」

蒼「1ヶ月ぶりですよ。先生」

 

氷川先生「そうだったかな?それより武崎君とあるものを作ってね」

友希那「あるもの?」

 

氷川先生は机の上に置いてある大きな箱を渡してきた

 

蒼「これは?」

氷川先生「開けてみなさい」

 

箱を開けてみると義手が入っていた

 

燐子「新しい…義手ですか?」

氷川先生「ようやく完成したんだよ。その特別な義手がね」

 

あこ「特別?」

氷川先生「そう、じゃあ、蒼君つけてみようか」

蒼「はい…」

 

今までの義手とは違って少し軽いような…それになにか違和感も感じる

 

氷川先生「どうかな?」

蒼「特に変わった所は――⁉」

 

なんだ?手を握ったときに感じたのはまさか!

 

氷川先生「これならどうかな?」

 

氷川先生が左手を抓んできた

 

蒼「イッタ‼…どうして痛覚があるんですか?」

 

友希那「え⁉」

リサ「痛覚って…今までなかったよね?」

 

痛覚だけじゃない温覚も、今までなかった触覚がある

 

紗夜「これは…」

 

氷川先生「君達にしたら癪に障ると思うけど…齋島事件の証拠品を集めているときに義手の研究報告書があってね。それを武崎君と一緒に作ったんだよ」

 

蒼「複雑だな…殺そうとしていた人間を助ける物を作られるとはな」

氷川先生「不満かい?」

 

蒼「いえ、新しい腕。ありがたく使わせてもらいます」

 

腕が戻ったからまず先にやることは――

 

あこ「蒼にぃ!!これでギター弾けるね」

蒼「そうだな。感覚も鈍ってるから苦労しそうだ」

 

氷川先生「よかった。あぁ、そうだ。紗夜」

紗夜「なに?」

 

氷川先生「化学者になる気はないか?」

紗夜「え?」

 

氷川先生「今回事件で私が齋島製薬の後任になることになった。それで…少し紗夜の将来が心配になって…」

 

紗夜「心配無用よ。私にはまだやることがあるから終わってから考えてみるわ」

 

氷川先生「そうか…やりたいことが決まったら話してくれよ。父さんに出来ることは協力するからね」

 

紗夜「えぇ、ありがとう。お父さん」

 

将来か···

 

俺もそろそろ決断を下す時が来たかな

 

華道の道か···または、音楽の道

 

外伝の内容は?

  • BADEND
  • 5年後世界
  • 楓誕生まで
  • 10年後のAfterglow
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