諦めた夢をもう一度   作:hirag

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あと、2つぐらいでAfterglowのストーリー完結です



5話 頼み

~病院~

 

看護師「順番になりましたら、お呼びしますのでそれまでお掛けください」

蒼「はい、分かりました。」

 

はぁ~何度健診に来てもこの空気は苦手だな。蘭大丈夫かな?あいつも巴も一回喧嘩になったら、それを止めるのに苦労するからな~

 

アナウンス「美竹さん、美竹 蒼さん」

そんなに待たなかったな。あの人は元気かな?

 

_____________

 

~健診室~

 

??「やぁ、久しぶりだね。蒼くん」

健診室の中にはアイスグリーンの髪でボサボサ頭の男性がいた。

 

蒼「えぇ、4ヶ月ぶりですね。 氷川先生 最近家に帰っていますか?」

 

氷川先生「ボチボチだね。最近娘がバンドを組むて、聞いたからびっくりしたよ」

 

バンド?まさかね~

 

蒼「娘、紗夜さんですか?」

 

氷川先生「おや、知り合いかい?それよりさぁ、ここに座って話しながら検査しようか」

 

氷川先生が近くの椅子を出しながら言ってきた。

 

氷川先生「どこで出会ったのだい? はい、腕出して~」

 

蒼「ライブハウスです。そこでバイトをやっているので」

 

氷川先生の話を聞きながら左腕を出す

 

氷川先生「そうなんだ~キツイこと言われてないかい? ふむ、状態はいいみたいだね」

 

蒼「何も言われていないので、大丈夫ですよ。それに練習に熱心ですね。ほぼ毎日予約入れっているので」

 

氷川先生「そうなんだよ。たぶん妹に負けないように努力しているだよ。そのうち体を壊しそうで心配だよ」

 

妹?もしかして日菜さんのことかな?噂でしか聞かないけど、天才で変わり者としか。

 

蒼「同じ妹を持つ身ですからその気持ちは分かりますね」

 

氷川先生「なら、出来るだけ紗夜を支えてくれないか?私も妻も忙しくてね…」

 

蒼「出来る限りのことをしますよ。先生にはお世話になっているので」

 

氷川先生「それはありがたいね。 じゃあ、義手の点検するからそうだな一時間ぐらい後でまた呼ぶよ。」

 

蒼「分かりました。それぐらいなら僕も病院に居るので問題なさそうですね。では、また…」

_____________

 

はぁ~あの人には恩があると言え面倒なことになりそうだ。そろそろ仲直りはできているかな?

 

「「「「「あはははは」」」」」

笑い声が聞こえるってことは仲直りできたみたいだな

 

蒼「よう!」

巴「蒼兄っ!」

蒼「うん?どうした?急に固まって」

モカ「あ~くん、腕はどうしたの?」

蒼「あ~腕か。今点検してもらっている」

ひまり「ビックリした。また無くしたかと思ったよ~」

 

無くした?あ~家に忘れてつぐの家に行ったときか

 

蒼「あれ以降なくさないように気を付けているよ。つぐ大丈夫か?」

つぐみ「大丈夫だよ。ごめんね心配かけて。」

 

蒼「全く、この際だから少し注意しとくぞ。つぐ、頑張り過ぎ、周りをよく見ろよ。なんでも自分で背負い込むな。偶には他人に頼れ。いいな?」

 

つぐみ「う、うん」

モカ「あ~くん、凄く怒っているね~」

 

蘭「倒れたことを聞いた時、和期さんに説教をしていたらしい」

 

蒼「ライブまであと一週間だ。それまでに新曲の仕上げや練習をしないといけない」

 

蘭「それに、父さんの説得」

モカ「蘭ならだいじょ~ぶ」

蘭「え、なんで」

よく見ているな、流石だなモカ

モカ「なんとなく~?」

蒼「それより。つぐ、いつ退院できるんだ?」

つぐみ「明日には退院できるよ」

 

蒼「そうか。なら明日から練習を再開するぞ、そうしないと本当に間に合わないからな」

 

蘭「急すぎない?」

巴「そうだよ、焦るのは分かるが早すぎないか?」

 

蒼「明後日には父さんの説得であまり時間を割けないし、そうなると明日からやるしかない」

 

モカ「つぐ~大丈夫?」

つぐみ「やれるだけやるよ」

 

あぁ、いい目になったな。今回の事をきっかけに妹達が成長するのは喜ばしいな。

 

蒼「そろそろ義手の点検終わったと思うから行くよ」

つぐみ「また明日、よろしくね」

 

_____________

 

~検査室~

 

氷川先生「問題はなかったよ。はいどうぞ」

蒼「ありがとうございます。それで触覚は?」

氷川先生「それがまだ、できてないのだよ」

 

分かっていたことだが、それでも点検をするたびに。期待をしてしまう。

 

蒼「そうですか」

 

氷川先生「血糖値も正常だし、次の健診は5ヶ月後でもいいかい?」

 

蒼「分かりました。では、これにて失礼します。」

 

 

氷川先生「すまない。美竹君、嫌な役割を押し付けて…」

_____________

 

~Cスタジオ~

 

♪♪♪~

 

この前よりいい音になってきた。これなら父さんも認めるだろう。問題はこっちだな、さて題材は決まったが花を調達しないとな。

 

蒼「そこまで!少し休憩しよう。」

 

ひまり「疲れた~」

巴「あぁ、だがやりがいがあるな」

つぐみ「そういえば、この歌詞は蒼くんが考えたの?」

蒼「いや、今回からは俺はカバー曲のアレンジしかしないことにした。」

ひまり「え、てことは」

モカ「蘭が考えた歌詞てことですな~」

蘭「うん、兄さんには無理言ってあたし一人で考えた」

 

蒼「さて、さっきの演奏だが。蘭、サビの部分で歌に力を入れるのは分かるが、それでギターを弾く手が少し遅れがちだ」

 

蘭「分かっている」

 

蒼「モカは、Bパートの音が少し低い、ひまりと巴の音を少し意識して弾いてみな」

 

モカ「りょ~か~い」

 

蒼「ひまりと巴は音が少し早い、もう少しゆっくりやるといい。つぐみはこれと目立った問題はないけどな頑張りすぎるなよ」

 

つぐみ「う、うん」

モカ「あ~くん、ツグっているね~」

蒼「ツグっている?なにそれ?」

モカ「ツグっているは、ツグっているだよ~」

巴「頑張っているってことだ」

 

なるほど、面白いことを考えているな。

 

蒼「あぁ、お前たちのためならツグっていくか」

蘭「ふふ…」

蒼「何笑っているんだよ」

 

ひまり「だって、蒼君からその言葉を聞くとは思わなかったよ~」

 

外伝の内容は?

  • BADEND
  • 5年後世界
  • 楓誕生まで
  • 10年後のAfterglow
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