諦めた夢をもう一度   作:hirag

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皆さん!お待たせしました。

そして、アンケート協力ありがとうございました。
さてさて、今回はタイトル通り5年後の世界です


それでは本編どうぞ


番外編
5年後


蒼「友希那~!そろそろ起きないと遅刻するぞ!」

友希那「う~ん…」

 

蒼「全く…リサも苦労していたな」

 

あの舞踏会から二週間経過した

 

その間に、仲間や他のバンドメンバーに挨拶したり、仕事を探していた

 

あ!そうそう···湊さんの許可を貰い、俺は友希那と同居している

 

俺は仕事探し、友希那は勉強…お互いに忙しい日々が続いているが退屈に思ったことがない

 

だが…最近、友希那が誰かを家に入れている…

 

何故分かるかというと、家に帰ると香水の匂いがするのと、食べカスがテーブルに残っていたり、不思議なことが起こっている

 

友希那に問い詰めても、はぐらかされてしまう

 

友希那「今日は遅いの?」

蒼「あぁ、久しぶりにギターを弾きたいし、ちょっと遠出してくる」

 

友希那「そう…そろそろ…」

蒼「時間だな。送っていくよ」

 

友希那「えぇ、お願いするわ」

 

蒼「忘れ物はないか?」

友希那「えぇ、近くのコンビニまでお願い」

 

蒼「了解!」

 

バイクにサイドカーを付けて正解だった。流石に友希那と荷物を運ぶのは少ししんどい

 

_________________

 

友希那「ここで降ろして」

蒼「了解。お、あそこにいるのは…」

 

紗夜とリサの二人がコンビニで待っていた

 

リサ「友希那~おはよう!」

紗夜「おはようございます。湊さん、蒼さん」

 

蒼「おはよう。二人共…」

友希那「おはよう。二人共どうしてここに?」

 

紗夜「今井さんが‘ここで待つ’って言っていましたが…」

蒼「俺たちを?」

 

リサ「うん!蒼の家から学校まで少し遠いし、だから蒼のバイクに乗ってくると思って…」

 

なるほどね…先回りしていたのね

 

蒼「それより、そろそろ行かないと遅刻するんじゃないか?」

紗夜「そうですね。では、蒼さんまた後日」

 

蒼「――?あぁ…」

 

蒼を見届け、大学に向かう

 

リサ「ねぇ、蒼にバレてない?あの事…」

友希那「バレてはいないと思うけど…」

 

紗夜「どうかしたのですか?」

友希那「この前、あこがコロッケ持ってきたでしょ。あれのかけらが残っていたわ」

 

リサ「あちゃ~結構念入りに掃除したのになぁ~」

 

紗夜「ですが、計画には感づいていないのでは?」

友希那「えぇ、そっちの準備は?」

 

リサ「順調だよ。後はみんなで音を合わせるぐらい」

友希那「そう…」

 

紗夜「いよいよですね」

友希那「えぇ、必ず成功させるわよ。」

 

_________________

 

~美竹邸~

 

蒼「さてと、後片付けして俺も…」

 

カップを見ると友希那はコーヒーを残していったみたい

 

蒼「はぁ~苦いものが嫌いなのは変らずか…」

 

それより、友希那は何コソコソしているのか。探ってみるか…

 

ピンポーン

 

こんな時間に来客?いったい誰なんだ…

 

蘭「おはよう。兄さん…」

モカ「ヤッホー」

 

蒼「こんな時間にどうかしたのか?」

蘭「たまたま、近くを通ったから」

 

ふむ…もしかしたら、何か知っているかも…聞いてみるか

 

蒼「まぁ、上がって上がって」

モカ「お邪魔しまーす」

 

 

―リビング―

 

モカは朝食を摂ってないようだから。簡単な物を出してみた

 

モカ「いただきまーす!」

蒼「蘭は?コーヒーか何かいる?」

 

蘭「じゃあ、コーヒーをブラックで」

蒼「了解」

 

蘭「それにしても…」

 

蘭がリビングの隅から隅まで見渡している

 

蘭「こっちの方が広いような…」

蒼「少しだけ広いな」

 

モカ「やっぱり前来た時にそう思ったんだよね~」

 

うん?前に来た?俺は一度もモカを家に入れた覚えがないんだが…

 

蒼「どうして、モカが家の事を知っているんだ?」

モカ「あ⁉えっと…そ、それより…あおくん明日の予定は?」

 

蒼「いまのところ予定はないが…就活で入るかもしれないが…」

蘭「絶対に明日には予定を入れないで」

 

蒼「お、おう…」

 

凄い圧を感じる…

 

蒼「それより、二人共学校は?」

モカ「モカちゃん達は、午後にあるよ~ごちそうさま」

 

蒼「お粗末様…」

モカ「久しぶりのあおくんのごはん美味しかった~」

 

蒼「それは良かった」

モカ「お昼もよろしく~」

 

蘭「ちょっと!モカ」

蒼「お昼はちょっと無理かな…」

 

この後すぐに、出かけるし

 

Pipipipi…

 

蘭「もしもし…」

 

_________________

 

友希那「ふわぁ~」

燐子「寝不足…ですか?」

 

友希那「昨日、遅くまで新曲を考えてて…」

あこ「前から聞こうと思っていましたが、あの家って…」

 

リサ「蒼の家の事?」

 

紗夜「私も気になっていましたが、今まで旅をしていた蒼さんの何処にあの屋敷を買うお金があったのですか?」

 

友希那「あの事件の事覚えている?」

リサ「うん…忘れられないよ」

 

友希那「あれの賠償金を使ったらしいわ」

燐子「えっと…どれくらいとか聞いてますか」

 

友希那「確か…ゼロが八つぐらいついていたわね」

リサ「え⁉」

紗夜「い、一千万⁉」

 

あこ「あわわわ…すごい大金!」

リサ「あ!それより、明日のあれついてだけど…」

 

燐子「どうかしましたか?」

紗夜「蒼さん…予定空いていましたか?」

 

リサ「そう言えば、友希那。何か聞いてる?」

友希那「聞き忘れていたわ」

 

あこ「蘭ちゃんがいま、蒼にぃの家にいるって」

友希那「ちょうどいいわね。あこ、電話してくれる」

 

あこ「分かりました!」

友希那「さてと、後は…戸山さん達と事前に話をするだけね」

 

明日まで…蒼にバレないようにしないと…

 

_________________

 

~美竹邸~

 

蘭たちが家の中を散策している間に、洗い物を片付けや洗濯を済ます。

 

家事には中々なれない。特に洗濯…同居して一番困ることが洗濯だ。その時は何も考えないようにしている

 

世の中の主夫はどう思って洗濯をしているのだろう?

 

今日よく晴れているし、早く乾きそうだ

 

蒼「そろそろ…出かける準備でもするか」

 

ガソリンは十分あるな。荷物もよし!

 

蘭「もう行くの?」

蒼「あぁ…変わった街並みを見たいからな。あ、鍵はポストに入れといて」

 

蘭「うん、わかった。気を付けて」

 

バイクに跨り、エンジンを吹かす…

 

さて、何処から見て回ろうか?

 

 

 

~羽丘学園前~

 

羽丘学園…俺たちが青春を過ごした学び舎

 

蒼「6年ぶりに見たが綺麗になったな」

 

文化祭で喫茶店をやったり、バンドを組んだり生徒会の書記をやったな

 

謹慎処分を受けたり、変質者が出たり大変だったけど…

 

掛け替えのない思い出をたくさん作ったな

 

そして何より友希那と再会した場所

 

蒼「怪しまれる前に次に行くか」

 

 

~花咲川学園前~

 

花咲川…か…

 

俺が初めてここに来たのは、紗夜と初めてセッションした日だったな…

 

懐かしい…俺たちが出会って間もない頃で、お互いに敬語で話していた

 

こっちの文化祭は、一回ぐらいしか来てないけど中々面白った。

 

特に弓道の体験をさせてもらったのが強い印象に残っているな

 

何故か、紗夜と競い合うことになったっけ

 

勝敗は俺のスタミナ切れで負けた。

 

 

~砂浜~

 

羽沢珈琲店で腹を満たした後は、ここ砂浜にやってきた。

 

確かあっち側だったか…

 

数分後

 

蒼「あった!」

 

白金家が所持している別荘…今思えば、ここで俺たちの絆を深まったのかもな

 

ここから更に先に進めば、俺が友希那に告白した場所…

 

あの時、俺は友希那の傍に立てるように、心に誓った

 

いまは恋人として、一緒に歩めるようになった

 

蒼「また、ここで合宿するのもいいかもな」

 

さてと、次の場所に…

 

⁇「あ!アオく~ん!!」

 

この声は…

 

日菜「やっぱり!アオくんだ!」

 

水着姿の日菜さんが走ってきた

 

蒼「こんにちは。日菜さん、その手に持っているのは…」

日菜「ナマコだよ!」

 

あ~やっぱり…

 

哉汰「日菜さん。困りますよ。勝手に行かないでください」

 

哉汰の後ろには、丸山さん達がいる

 

蒼「えっと…お疲れ様。いまは撮影中か?」

哉汰「あぁ、そんなところだよ」

 

彩「蒼くん、こんにちは!」

蒼「こんにちは。丸山さん」

 

イヴ「せっかくなので、アオイさんもインタビューうけてくれますか?」

蒼「インタビュー?」

 

千聖「いま何をしに来ているか聞いているのよ」

蒼「はぁ~」

 

インタビューか…まぁ少しぐらいならいいか

 

蒼「モザイク掛けてくれるのでしたらいいですよ」

 

俺は皆さんの質問に一つ一つ丁寧に答えていった

 

_________________

 

~美竹邸~

 

 

時刻は20時…遅くなるって聞いていたけど何処に行ったのかしら…

 

蒼「ただいま~~♪」

友希那「おかえりな…どうしたの?」

 

家に帰ってきた蒼は、和期とレイヤに支えられていた

 

レイヤ「うちのますきと飲み比べをして…」

和期「取り敢えず運ぶぞ。部屋は何処だ?」

 

友希那「こっちよ…」

 

二人を蒼の部屋に案内しようとすると…

 

蒼「ぎもぢわるい~」

レイヤ「日本酒4本飲めばそうなるよ」

 

蒼「吐きそう…」

和期「先にトイレに連れて行こう」

 

蒼「うっ…おっ(自主規制)~~!!」

 

~数分後~

 

和期が片付けをしてくれている間に、蒼を部屋に運び入れた

 

友希那「ごめんなさいね」

レイヤ「ううん。こちらこそ、ますきが迷惑を…」

 

友希那「バイクはどうしたの?」

レイヤ「バイクならチュチュの所にあるよ」

 

良かった。飲酒運転はしてないようね

 

和期「終わった~レイヤ。帰るぞ」

レイヤ「うん。じゃあ、湊さんまた明日のライブで」

 

友希那「えぇ」

和期「湊。隠し事もほどほどに。そいつお前たちが隠し事しているじゃないか愚痴っていたぞ」

 

友希那「分かったわ」

 

やっぱり、感づいていたのね

 

二人を見送った後、蒼の部屋で添い寝する

 

蒼「うぅ~むふぅ~」

 

むにゅ

 

友希那「~~!!///」

 

寝返りを打った蒼は私の胸を掴んできた

 

友希那「この変態!!」

蒼「へぶぅ⁉」

 

 

_________________

 

―翌朝―

 

蒼「なぁ~友希那。右頬がすごく痛いんだが…何か知らないか?」

友希那「知らないわ。それより…」

 

洗い物が終わった蒼はテレビを見ている。

 

友希那「蒼」

蒼「う~ん?どうした友希那って…うわ!な、なにをするんだ!」

 

蒼に目隠しをする。でも暴れて上手くいかない…

 

友希那「お、大人しくしなさい!!」

リサ「手を貸すよ!友希那」

 

紗夜「私も手を貸します」

蘭「兄さん、今回ばかりはごめん!」

 

蒼「うわぁ!お前達何処から!」

 

友希那「青葉さん!あれを…」

モカ「あいあいさー」

 

蒼「なに…を…zzz」

 

青葉さんが催眠スプレーをかけると、蒼はおとなしくなった

 

リサ「ようやくおとなしくなったね」

友希那「こんなことはしたくなかったけど…」

 

蘭「仕方ありません」

紗夜「起きる前に運びましょう」

 

_________________

 

~CiRCLE~

 

蒼「うぅ…ここは…」

友希那「ようやく起きたわね」

 

目を開けると、友希那達がステージに立っている

 

燐子「ここはCiRCLEです」

あこ「今からあこたちが蒼にぃのためにサプライズライブをするの!」

 

サプライズ?

 

紗夜「周りを見てください」

蒼「周り?」

 

周囲を見渡すと俺以外の誰一人観客席に居なかった。

 

蒼「隠し事はこれか?」

友希那「えぇ、そうよ」

リサ「そんなことで、まずはポピパからどうぞ~」

 

香澄「は~い!蒼先輩こんにちは!」

蒼「こんにちは」

 

たえ「その頬どうしたのですか?」

有咲「今聞かなくてもいいだろ!」

 

蒼「俺もよくわからん」

有咲「答えなくていいですから」

 

りみ「腫れてて痛そう…」

沙綾「取り敢えず、まずは私達の演奏を聞いて下さい」

 

蒼「うん」

 

ポピパの演奏は相変わらず楽しそうな音をしている

 

数分後

 

香澄「ありがとうございました。次は…Afterglowです!」

 

この後、Afterglow、ハローハッピーワールド、Pastel*Palettes、RAS、Morfonica

 

そして…

 

友希那「待たせたわね」

リサ「真打登場ってね♪」

 

紗夜「先ほどはすみません」

あこ「ようやくあこたちの出番!」

 

燐子「お待たせしました」

蒼「うん。待ってた」

 

強制連行されたんだ。一体どんな音を聞かせてくれるんだろう

 

友希那「行くわよ蒼!これが頂点に…いえ、その先の音楽よ」

 

♪♪♪♪~

 

――⁉

 

脳が痺れるような音!流石だな

 

繊細なテクニック。それに…

 

友希那「――!」

 

懐かしい音···これを聴きたかった…

 

音だけで分かる。俺がいない間にも苦悩してきたんだな

 

友希那「どうかしら?私達の音楽は」

 

満足げな顔をしている友希那

 

蒼「負けたよ。これが先の音楽か」

友希那「そうよ!貴方を超える私達の音よ」

 

目標は決まった。この音を超えてやる

 

宗太「待たせたな!」

哉汰「もう終わったみたいだね」

 

和期「あちゃ~」

劉「少し手間取ったからな」

 

観客席に宗太達がやってきた

 

蒼「お前達…」

宗太「何ボーとしている」

 

蒼「え⁉」

劉「今の音を聴いて弾きたくなったんだろ」

 

蒼「どうだけど…衣装とギターが…」

哉汰「衣装ならここに」

 

和期「ギターもあるぜ」

蒼「ホント、お前達は俺の事を分かるな」

 

宗太「当たり前だろ。もう10年の付き合いだからな」

蒼「はは…さて、やるか!」

 

「「「おう(あぁ)!!!!」」」」

 

_________________

 

~未来~

 

楓「へぇ~お父さんとおじさんとそんな話があったんだ!」

 

12歳になった楓が、唐突に昔の事を聞いてきた。

 

蒼「あぁ、まだ父さん()母さん(友希那)の勝負は付いてないけどな」

 

友希那「どころで、楓。ギターの練習は?」

楓「順調だよ。この前、BLACKSHOUTをフルで弾けるようになったよ!」

 

蒼「じゃあ、今度聞かせてもらおうかな」

 

楓の詩を見ている友希那が立ち上がり楓の隣に座る

 

友希那「そうね…紗夜にも聞いてもらいましょう…楓、分かっていると思うけど」

 

楓「‘妥協は許さない’でしょ?」

友希那「分かっているならいいわ」

 

楓「お父さんとお母さんが、見た夢の舞台に私も立ちたいから頑張らないと」

蒼「それなら、紗夜には厳しくしてもらおうか」

 

楓「うっ…先生にも聞いてもらわないといけないの?」

友希那「当たり前でしょ。私達の曲だから、ギター担当に聞いてもらわないと」

 

楓「ですよね~こうなったら、もっと練習しなきゃ」

 

この子はホント予測できないな…

 

外伝の内容は?

  • BADEND
  • 5年後世界
  • 楓誕生まで
  • 10年後のAfterglow
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