男──イグゼキュターが龍門を見下ろしていた。高所の風が服を大きく揺らすが、男は顔色一つ変えない。
「あなた、本当にロボットみたいね。怖くないの? 落下防止の柵、ないけど」
「──私は恐怖を感じたことはありません。風に煽られることを心配しているのなら、それは無用な心配というものです」
「執行人ってのはどいつもこいつもそうなのね。ラテラーノの化身みたい」
「今はあなたも、その一人です」
「この任務の間だけよ。本当なら執行人なんてゴメンだし。そもそも私、あの堕天使の監視までやらなくちゃならないのに……」
「我々は遺言を実行するのみです。”実演販売員”、彼らの所在地は分かりましたか」
「ねえちょっと馬鹿正直にそうやって呼ぶのやめてくれる? デパートのおばちゃんじゃないのよ、私」
「コードネームは通達されています。間違いはないはずですが」
「間違いがないのが問題なんだけど。はぁ、本当……もう帰りたい。せめて監視官って呼んで」
「業務上の不都合がない以上、それは認められません」
「このお役所仕事男……。もういいわ、なるべくそのコードネームで呼ぶのやめて。それで妥協することにする」
実演販売員は朝から疲れ切った顔で歩き出した。
「どちらへ」
「仕事よ。
「私は遺言を実行するだけです。名前など、大した意味を持ちません」
「本当、冗談の通じない男」
公証人役場の執行人たちは屋上を去った。
強風が彼らのいた名残を消し去って、後には誰も残らなかった。
Day 2 / Love your neighbor, Vengeance is mine
「でもさ──クビってひどいよね。アルクもそう思うでしょ?」
「おもろ」
「もう!」
外壁の一部に隠し扉があるらしい。確認したところ、分かりづらいが確かにあった。俺たちはそこから龍門に侵入し朝飯を食っていた。うま。
「さて……。具体的な行動方針を決めたいが、どうするよ」
「どうしよう? そもそも、誰が敵なの?」
「そこだな……。まずもともとの依頼についてだが、続行だ。俺たちは依然として不審な金の流れを追う」
「でも、依頼元の近衛局からは追われるんでしょ? 嫌だねー」
「まったくだ。で、公証人役場もおまけでセットだ。クソが」
「公証人役場かー。あたし、初めて見たかも」
「ラテラーノの組織だろうが……」
「珍しいんだよ? 大ごとにならないと現れないし、執行人なんて──名前だけで、本当に存在するかなんて怪しかったんだもん」
「執行人ねぇ」
ラテラーノの法を保証するために存在する公証人役場。その最高実行者が執行人。
ラテラーノ公民の権利と義務を保証するのが任務……らしい。
ラテラーノではそう教わる。世界のどこにいても、ラテラーノ公民の権利が保障されていると。
「なんで俺が狙われてんだよ……」
「さあ、なんでだろうね?」
「そもそも、お前も狙われるかもしれねえんだぞ? お前攻撃したしな、思いっきり」
「あ、そうだった。まあでも、アルクが守ってくれるし大丈夫だよ!」
「……お前はほっといても死ななさそうだな」
「ちょっと、どういう意味?」
「言葉通りだ」
コーヒーを流し込んだ。
「……ペンギン急便のとこ行くか? お前の扱いがわからん」
「いいけど……行ってどうするつもりなの?」
「クビなのは仕方ねえが、この事件が解決した後の話を確認しようぜ。最悪お前、これ終わったら無職だぞ」
「え、それはやだなあ……。そうしたらアルクかモスティマについていこっかな」
「俺はともかく、モスティマはどこにいるか分かんねえぞ?」
俺はさらっと嘘をついた。昨日がっつり居た。多分まだ龍門にいるだろう。
「うーん……。なんか上手く言えないけど、会えそうな気がするんだ」
「おう……。そうだな、うん」
「まあでも──そうだね。一応ボスのところにでも会いに行ってみようかな。文句の一つも言ってやらないと!」
「……あのペンギン、この時間起きてっかな」
早朝と呼べる時間帯。警備を警戒して割と早い時間に龍門に忍び込んだためだ。
「問題ないよ。ボスはいつでも寝てるから、いつ行っても変わらないし」
「……それはそれで問題だろ」
行ってみた。事務所の鍵をエクシアが開ける。
「ほらボス、起きてー」
「……なんだよ、まだ神様だって眠ってる時間だろうが、起こすんじゃねえ」
「神様は眠らないよ。それよりボス、あたしがクビって本当なの? もったいないよ〜?」
「あー、そういやそうだった。アレだよ、俺が理由もなしにお前の首を飛ばしたりすると思うか?」
「ペンギン野郎。お前──どういうつもりだ?」
俺は拳銃をエンペラーの額に突きつけた。
「いいか? この中には実弾が入ってる。ゴム弾じゃねえ──慎重に、言葉を選んで話せ。いいな?」
「はは──おいおいサルカズ。そりゃ何だ、もしかして俺を脅してんのか? そんなオモチャで? この俺を? いつでも俺を殺せるって言いたいのか? 本気でそう信じてんのか?」
「もし脳みそに穴が開いても生きてられるんなら話は別だがな。エンペラー、お前は俺たちの味方か? 敵か? どっちだ?」
「もしも俺がお前なら、こうやって聞く──お前は音楽家か、そうじゃねえかってな。ツノ野郎、お前は音楽が分かるか? 偉大さが理解できるか? 魂をぶち上げる
「……どうやら何を言っても無駄みてえだな。エクシア、お前ここに残りたいか」
「うーん。あたしは──どうだろ。今はモスティマに会うのが目標だし……でも楽しい方がいいかな!」
「じゃあ決まりだ。エクシア、俺と来い」
「いいよー! じゃあボス、またね!」
「おう。じゃあな」
俺たちはペンギン急便を後にした。
「もしかしてアルク、怒ってた?」
「どうだかな。中途半端な立場のヤツは不確定要素になる。それを確かめたかっただけだ」
「あ、そうなんだ」
「だが……アレは一つの裏切りだ。エクシア、俺はお前が怒らねえから代わりをした。それだけだ」
「え? ……ふーん、そっか。アルクが……」
「なんだよ?」
「ううん、なんでもない。ありがとね、アルク」
「何笑ってんだ、お前の問題だろうが」
「いいのいいの! ほら行こ!」
「分かったって……」
俺は釈然としない気持ちを抱えながら、やけに笑顔のエクシアと歩き出した。
「これからだが、近衛局の依頼を遂行するつもりだ。実は昨日、近衛局から新しい情報をもらっててな、そこを当たる」
「あれ、そうだったんだ」
「それによりゃ、多分今日中には敵の正体が暴ける。戦闘の準備をしとけよ」
「任せて……と言いたいけど、もう武器がないよ〜」
「俺も金がねえ。バイクも廃車になっちまってるだろうしな……。先にガンショップ行っとくか」
そんな訳で、準備の時間。
壁に展示されているいくつもの種類の銃を物色。
「昨日のアレ、一体どうやってたんだ? あの連射速度は異常だ」
「改造したんだー、やっぱり銃はあれぐらいじゃなきゃ!」
「あんな化け物マシンガン扱えんのはお前くらいだ……」
「でもあの改造って時間かかるし、今日中に準備は無理かな。あ、心配しないで! ちゃんと援護は出来るから!」
「ならいいが……嫌な予感するな。出来るだけきちっと準備をしたいが、そう何日も猶予があるわけじゃねえだろう。仕方ねえか」
「猶予って……そんなのあるの?」
「昨日ラップランド──あのサイコパスに襲われただろ。あいつを雇った連中にその情報が伝わってるはずだ。その後に取る行動は二つだろう。俺たちを警戒して龍門を脱出するか、俺たちを襲撃するか、だ」
「なるほどね〜。まあ、どっちにしてもその組織は潰すんだし変わらないか。えーっと、これとこれとこれと……」
「……全部フルオートマチックか。偏ってんな……」
「やっぱ銃は速さだよ! これさえあれば、誰だってイチコロって訳!」
エクシアの射撃技術は卓越している。ラテラーノで見た時よりより洗練されて、より実践向き──というか、めちゃくちゃになった。確かにあんなもん、どうしようもない。
「実弾じゃねえのが救いだな。龍門じゃなかったらスプラッタ映画になっちまう」
「まあ、龍門では実弾はダメだからね。でもゴム弾を甘く見ちゃいけないよ」
「だな……」
近衛局の俺たちに対するスタンスは複雑だ。
俺たちを指名手配し、逮捕に動くが──依頼は遂行してほしい。
だからこそ、手助けもする。情報も渡す。昨日モスティマから受け取った情報の中に、有益なものがいくつかあった。でも逮捕はする。
なんでだ……?
とにかく、ターゲットは龍門のビジネスビルにいるらしい。というより、ターゲットはそのガラス張りのビルを龍門での拠点にしているとのこと。堂々としていらっしゃる。
「──で、ここ? 普通のビルにしか見えないけど」
「悪い奴ほど堂々と胸を張ってるもんさ。そうすりゃ誰も気がつかねえ」
「じゃあいい人は?」
「まあ……どうだろうな。本当にいい人ってのは見ただけじゃわからねえんじゃねえか? 一眼見て分かるのは悪党ぐらいだろ。皮肉だがな」
「うん、まあアルクとかチンピラにしか見えないもんね」
「余計なお世話だ……」
真正面から堂々と入る。一丁前に受付なんかがあって、笑顔で対応した。
「いらっしゃいませ、アポイントメントはお済ませでしょうか?」
「ああ、実は近衛局から派遣されてんだ。ほら、こいつが証明書」
「確認いたしました。本日はどのようなご用件で?」
「ここの四階に用がある。通してくれるか?」
「かしこまりました、では四階に連絡を──」
「おっと、そいつはダメだ。いいか、何もするな。あんたに後ろ暗いことがなくて無関係なら俺らのことは忘れろ。いいな?」
受付は何かを察して笑顔を浮かべた。軽く冷や汗をかいている。
俺たちはそのままエレベーターへ向かった。
「良かったの?」
「一応は複合ビルだ、受付つってもただの無関係で、ただの一般人の可能性は普通に高い。いいか、エレベーターで四階まで行くが、ドアが開いた瞬間から戦闘スタートとみなして動け。俺ら以外の動く生き物は全員敵だ。いいな」
「分かりやすい指示は嫌いじゃないよ。それならあたしの得意分野だし」
エレベーターに乗り込み四階へ。そしてドアが開き──俺は木刀と拳銃を構えて突撃し、すぐさま驚愕することになる。
──全員、倒れている。
一般的なオフィスに、戦闘に巻き込まれたオフィス。破損した机、そして血塗れの床。
いや──、一人だけ立っている。昨日も見た男だ。
「おや──なぜあなたがたがここに?」
「イグゼキュターっつたか……? その質問は、そっくりそのまま返す……」
「その質問に答える理由はありません。ラテラーノ公民でないあなたに、返答する義務はありませんから」
「おいエクシア、お前から聞け」
「あたし? なんで?」
「ラテラーノ公民ならいいんだろ?」
「そういうこと? まあいいけど。──ねえ、ここで何をしてるの?」
「これが公証人役場の仕事だからよ」
返答は背後から聞こえた。思わず振り向く。
銃を構えた、赤い髪の女が立っていた。
「……誰だ」
「アルク・ブルズ。それにペンギン急便所属のエクシア……。どうして龍門の内部にいるのか疑問だけど……」
「あ、あたしはペンギン急便クビになったから、今はただのエクシアだよ」
「……なんで?」
「なんでだろうね?」
……。
微妙な空気が流れた。
女が面倒そうにため息を吐いた。
「私たちの任務の一つは、ラテラーノから流れ出た資金を回収すること。さて、今度はこちらが質問する番だけど──なぜあなたたちがここにいる?」
「俺たちは近衛局からの依頼で不自然な金の動きを追ってる。それでここにたどり着いた。いやしかし──どういうことだ? ラテラーノから流れ出た資金だと?」
「……。近衛局、侮れないってこと。そういうこと──いずれにしろ、もうあなたたちの仕事は終わりよ。この案件は私たち公証人役場の仕事。近衛局の出る幕じゃない。そうあなたの依頼主に伝えて。そして、あなたたちはこのまま無事に帰ることはできない。イグゼキュター、仕事よ」
「ええ、承知しています」
イグゼキュターがショットガンを構えた。
「訳が分からんが──エクシア、やるぞ」
「本当に訳が分からないけど……まあ、どうせやることは一緒ってことだね。楽しいパーティー、始めよう!」
「投降を推奨します。特に、ラテラーノ公民を傷つける意図はありませんが──戦闘の意思があるのであれば、容赦はしません」
「どの道平和的な解決なんざあり得るかよ! 行くぜ!」
戦闘開始。
想定外だったのは、敵が一人でなかったこと。
「公証人役場って割にはサンクタじゃねえんだな。てめえ何もんだッ!」
「それを知る必要はないし、どうせ知ったところで意味はない。違うの?」
「その通りだなぁ!」
女の獲物はリボルバーっぽい何かだ。想定以上の練度、ぶっちゃけかなり強い。木刀と拳銃を組み合わせて応戦しているが、それで手一杯──イグゼキュターの方にまで手が回らない。
それにより、俺対女、エクシア対イグゼキュターの構図が出来上がっていた。状況が複雑だ。
「てめえ、名前は」
「名乗りたくない。本当にそれだけは嫌」
「そうかよッ!」
椅子を女の方に蹴飛ばす。それは躱されてガラスを突き破った。
「……なるほど、確かになかなかやるみたいね。埒が明かないか」
一発の威力がデカい。──ゴム弾じゃない。殺す気だ。あんなもん人に向ける威力じゃない。粉々になるぞ。
女は照準をイグゼキュターと撃ち合いをしているエクシアに向けた。やべ。
「どこ見てんだよッ!」
「しつこい男。──じゃあ、あなたから落ちなさい」
「てめーが落ちろ!」
あんまり女に暴力は振いたくないが、殺しに来るような奴は例外だ。俺は木刀をぶん投げて近接格闘でカタをつけにかかった。大抵のヤツはこのギャップについてこれず倒れる。
その女も例に漏れず、驚いた表情で銃を構えた。だが遅い、俺の方が早い──。
渾身の腹パンを打ち込──めなかった。
「アハハハハ、ボクも混ぜてよぉ! 楽しそうだねぇ──!」
「クソがああああああ! お前なんなんだよマジで!」
横から割り込んできたラップランドのおかげで勝機を逃した。これは一度しか通じないアレだってのに……! やべえ、拳銃一個で対処は難しい相手なんだけどッ。
「大体どっから現れやがった!」
「キミのいる場所に、いつだってボクはいるんだよ! だって因縁があるんだからさぁ──アハハ、アハハハハハ!」
「なんだかよく分からないけど……好都合ね。あなたの対処はそこのキチガイに任せるとしましょうか」
「言われてんぞキチガイ! そっちの女の相手もしてやれよ、寂しいってよ!」
「嫌だなあ、ボクはボクのやりたいようにするだけさ! キミじゃないとダメなんだよアルク、殺し合おうよぉ!」
「話が通じねえ……! エクシアは──」
よそ見だって危険だが、イグゼキュターの相手はどうなってるのか確認したかった。
──膝をついたエクシアに、イグゼキュターがショットガンを構えていた。やべえ完全にやられちゃってる。もう一人の執行官の女がそっちに向かったため、二対一になってゲームセット。
俺はこんなこともあろうかとフラッシュグレネードのピンを抜いた。
同時に、かなり高価だったスモークグレネードも投げる。ラップランドをほったらかして俺は駆けた。背後が怖すぎるが、それ以上にエクシアが危険だ。
閃光が弾け、煙幕が巻き散る。その隙に俺はエクシアを抱えて逃走。ラップランドの笑い声が聞こえた。
「無事か」
「うん、まあ……」
「傷は?」
「大丈夫……あの人、別にあたしを傷つける気、なかったと思う」
「あん? ……まあラテラーノ公民だしな、執行人がラテラーノ公民に危害加えちゃまずいんじゃね?」
「違うの」
「違うって?」
「……やっぱりなんでもない」
「どうした、負けたのがそんなにショックか?」
「いや、あたしはそんなこと気にしないよ。生きてるんだし、負けたからって死ぬわけじゃないじゃん」
「じゃあなんでそんな顔してる。一体何があった」
──周囲の警戒、ビルの非常用階段を降りながら。
まだ、追いついてくる気配はないが……騒ぎがバレてると面倒だ。てか絶対バレてる。通報もされてるか? 近衛局に捕まると厄介なことになる。
「なんでもない。心配してくれて、ありがと」
「……言う気がねえんなら、別にいい。それより脱出だ、一旦どっか落ち着いた場所に逃げねえといけねえが、問題が一つある」
「何?」
「執行人に追いつかれるかもしれねえ。上手く撒くアイデアはあるか?」
「うーん……。普通に、外に出て人混みに紛れればいいんじゃない?」
「お前の頭の上の蛍光灯がなければいい案だったな」
「ダメかー。龍門でもサンクタは目立つんだよねー……」
「それ帽子とか被ったら消えねえの?」
「あたしたちサンクタって帽子被んないんだよ。すっごい嫌な感覚になるの、アルクには分からない感覚だとは思うんだけどね」
「……時間がねえ。どうすっか」
「ならボクがどうにかしてあげようか?」
「うぉあびっくりした! ラップランド、お前いつからッ」
振り向くと狂気的に笑うラップランドがいた。足音一つ立ててなかった。怖。
「今だけど。それよりどうかなあ、ボクがあいつらを足止めして──そのまま殺しちゃおうか?」
「なんでお前がそこまでする?」
「ボクがキミのために何かすることが、そんなに不思議かい? フフ……でもその代わりに、ボクのお願いを一つ聞いてほしい。どうかな?」
「癪だが……背に腹は換えられねえってことか。ただし条件だ、殺すな」
「はいはい、分かったよ。それじゃあね」
ラップランドは一瞬にしてその場を去った。あいつほんと自由だな……俺が雇い主なら、絶対に雇いたくないタイプだ。その上クソ強いってのが手に負えない。そもそもあいつ、一応雇われの身だろうが……。
エクシアが浮かない顔をしていることに気がついた。
「……だから、なんだってそんな顔をしてる。いつもの調子はどうした?」
「いやー……。あのさ、アルク。あのラップランドって人、ヤバそうだけど大丈夫なの?」
「絶対に大丈夫じゃねえ。だが腕だけは確かだ……。あとで何言われるかわかったもんじゃねえがな」
「あはは……ごめんね、足引っ張っちゃった」
「気にすんな。あの状況じゃどうしようもねえよ。俺でも無理だろうぜ、とりあえず今は生きてる事を喜ぶとすっか」
「そっか、そうだね。あー、お腹空いてきちゃった。お昼ご飯食べようよ!」
「切り替え早ぇ……」
まあ一回の勝負の結果なんてどうでもいい。最後に笑えれば、それでオッケーだ。とりあえず俺も腹減った。
「なんか希望あるか?」
「お肉!」
「気が合うな。あ、高すぎるヤツはダメだ。今は金がねえ」
「いいじゃん、どうせなら焼肉とか行っちゃおうよ!」
「この一件が終わったら連れてってやる。マジで金ねえから勘弁しろ──」
ビルから聞こえてくる戦闘音とラップランドの笑い声には、聞こえないフリをした。
・イグゼキューター
大陸版の表記が葬送人。オサレ……
・実演販売員
喧騒の掟で登場した苦難陳述者。一時的に執行人になってる。
苦労している人。つおい。
はよ実装しろ
・エンペラー
ペンギンの割にキャラが強すぎる
・エクシア
星五キャラに敗北した星六キャラ。いいからスキル特化だ!
・ラップランド
つおい狂犬。かわいい。
・ペンギン急便の皆さん
登場する予定はありません。クロワッサンとか出したかったけど登場人物多いと大変なので泣く泣くカット。悲しい。