「うふふふ!、スタァライトの主役2人が敵の傀儡として登場なんてしたら
他の舞台少女達はどんな顔をするかしら?」
「正解は☆ そうはならない、でした!」
「んな!!?」
甘い色香を引き裂き、ロゼモンへと迫るのは
大型双刃剣トリニテート。
そして
「ヒー ヴェアーーーーーー!!?」
執着をへし折り
「ぬ"あ"あ"あ"ああああああ!!!???」
鬱屈を打ち砕いて
「・・・・・・・・・」
露崎まひるがLove Judgementを勢い良く回し、周囲の残り香を散らしながら登場した。
「うぅう・・・ん!、まひるちゃ?」
「た、たすか 」
「ねぇ、みんな ちょっとここに座って」
「「「「 へ? 」」」」
「早く」
「「「「は、ハイィイ!」」」」
彼女の放つオーラにロゼモンの誘惑以上に逆らってはいけないナニかを察知した2人と2体は震えながら従う。
「じゃあ、後はみんなでちゃんと話し合ってね
私はベオウルフモンと一緒にあのデジモンやっつけてくるから」
「えーーっ!?、まひるちゃん!!?」
「こうゆう場面、普通は諭したりするんじゃ」
「だって、私が口を挟んだら
2人共負けちゃうよ?」
「「!?」」
「それでもいいなら幾らでもお話するけど
本当にいいの?」
「「エ、エンリョシマス・・・」」
「よかった♪
ギンリュウモン、フィルモン」
「ぴっ!?」「ヴヴヴゥー!」
「華恋ちゃんとひかりちゃんにはホンキでぶつからないと伝わらないよ?
誰かに造られたんじゃない、自分の気持ちで」
「ほん、きで、ござるか・・・?」
「きもち?、エーの・・・」
「頑張ってね!、私は2人の事応援してるから」
やりたい事をやりきって笑顔で駆け出すまひる。
「あらあら、太刀筋に迷いがありますわねぇ」
「アッハッハァ☆、ほんっと他人の足元ばかり見てくれちゃってさぁ!、もー!
オジサン激おこプンプン丸になっちゃう!」
彼女が向かう先では棘の鞭と大型双刃剣が激しくぶつかり合っていた。
「あれだけ多くのモノを斬り捨てておいてこんな誰も居ない朽ち果てた場所を気遣うなんて、とんだ偽善です事」
「偽善?、自己満?、上等上等☆
開き直りゃあ無敵モード!、ってね☆
だから、そういう揺さぶりトークと
ソレ
オレらには通用しないんでヨロシク☆」
「それは残念です事」
魅了の芳香は出した途端に回転しながら飛来するメイスのキラめきに散らされ届かない。
一方、銃火器と大技を封じたベオウルフモンとサポートに徹しているまひるもまた攻めあぐねている。
硬直状態と化した戦場の片隅では
「華恋、殿・・・
その、あの!、面目ない!」
「え?、メモがない?」
「わ、悪かったと言っているので御座る!
拙者が軟弱だったばかりにあのような技に惑わされてしまった!!
本来ならば腹を切って詫びねばならぬ程の失態」
「それはノンノン!、だよ!
お腹なんか切ったら痛いってば!、絶対!」
「元より、拙者のような未熟モンには・・・
その資格すらないで御座るッ
デジタルワールドの平和よりも
御主にちゃんと見て欲しいなどと!
それこそ、エリスモンのような
稚い事ばかり考えていた拙者には!」
「え?、それって」
「ずっと、自分で自分を誤魔化していたが
最早限界で御座る!!!
華恋殿!、華恋殿にとって拙者はなんだ!?
拙者は御主のパートナーだろう!?
なのに、ひかり殿やすたぁらいとばかりで!
拙者を全く見てくれぬではないか!!
拙者には!、御主のパートナーである事しかッ
胸を張って誇れる物が無いというのに!!」
「エーも」
「フィルモン?」
「エーも、ヒーだけー
だから、そいつー・・・カーもスタァライトもー
エー、きらいー
で、も、でもー!」
「!?」
「ヒー!、いたがってたー!、こまってたー!
エー!、ヒー!、いじめたーーーーーー!!
そんなエー!、エーはー!
カーよりもー!、スタァライトもー!
もっとー!、もっときらいーーーーーー!!
ヴウウウァア"ーーーーーー!!!」
「拙者だって!、せっしゃだってぇ!
かれんどのにふけいをはたらいたッじぶんじしんがゆるせぬ"ぅううう!!
くぅううううううっっっ!!」
まひるによってへし折られ、砕かれ
剥き出しになった自分の心を受け止め切れず
泣き崩れるギンリュウモンとフィルモン。
「石動さんの言ってた意味、この世界で私が犯した罪の重さがやっとわかった・・・」
「罪?」
「気づかなかった、気づこうとしなかった
この子にとっての世界は私だけなんだって
なのに、私はフィルモンと
エリスモンとちゃんと向き合ってなかった」
「それはッ
それはきっと、私も同じなんだと思う・・・
このデジタルワールドの救世主って役の中で一番やらなきゃいけない事、やってなかった」
「なら、どうするの華恋?
わかっていても、私達は」
「うん、スタァライトはやめられない
だから!」
「ええ」
幼い蜥蜴と鼠の涙に
ふたりでひとつの運命が出した答え。
「強く掲げた手の平に」
「ヴゥーーー・・・ヒー・・・?」
「可憐に咲かせる愛の華」
「かれんっ、どの?」
「生まれ変わった光を胸に」
「キラめく舞台に飛び込み参上!」
「99期生 神楽ひかり」
「99期生 愛城華恋」
「「みんなを スタァライトしちゃいます!」」
スタァライト。
「「・・・・・・・・・!」」
2体共この言葉が大嫌いだ。
自分達とパートナーを遮る、厚くて高い壁。
それがスタァライト
それが愛城華恋、それが神楽ひかりである。
なのに、それら全てが一同に介した瞬間
蜥蜴と鼠の胸を刺したのは後悔も悲しみも
何もかも吹き飛ばす程の衝撃。
「ねぇ、リュー君
違う世界の違う生き物の私達がこうして出会えたのはきっと、私が舞台少女だからだと思うんだ
そして、私にとって舞台はひかりちゃん」
愛城華恋は歌う
「華恋が私の求めるスタァ
初めて、2人で舞台を見た時にキラめきを分かち合って
だから、離ればなれになっても繋ぎ止められた」
神楽ひかりも歌う
「だから、私はあなたともわかち合いたい」
「エーとヒーが?、でも、エー・・・
キラキラピカピカじゃ、なー・・・」
「だいじょーぶ!
エーちゃんとひかりちゃんだって運命だから!
もちろん!、私とリュー君も!」
「運命、で御座るか・・・?」
「うんうん!
だから、きっとキラめける!
この世界、デジタルワールドのよな、よなきたび?」
「世直し旅」
「そう!、それ!
リュー君もエーちゃんも舞台少女のパートナーみんながその主役、スタァなんだから!
絶対キラめけるよ!、私達と一緒に!
だから、リュー君のやりたい事は!、夢は!
レイド帝国と同じなんかじゃ!、ない!!」
「!、~~~~~~っ」
「エー、キラキラピカピカしたらー
はなれてもー、ヒー、またあえるー?」
「うん、きっとそう
だって、私と華恋がそうだったから」
「じゃー!、やくそくー!
エーもヒーとやくそくするーーーーーー!」
「それならリュ 」
「あいや、待たれよ!!
・・・・・・・・・そこから先は、拙者に言わせてくれッ
華恋殿
否!、華恋!
拙者の武勇伝!
どうか最後まで見届けて欲しいので御座る!
華恋とひかり殿のすたぁらいとにも負けない!
余所見も許さぬ程に煌めく物語を必ずや造ってみせようぞ!!」
「エー!、カーよりキラキラでピカピカなー!
スタァなるーーーーーー!!
ヒーとはなれてもー!、またいっしょー!、なるーーーーーー!!」
彼女達とギンリュウモンとフィルモンが運命の誓いを
約束を交わせば2体の体から赤と青
各々のパートナーの色をしたソウルが再生産。
「・・・・・・・・・そろそろ、一旦退場して貰いますわ
露崎まひるさん」
「え?、きゃっ!?」
「マヒル!!」
「うふふふ♪、あれだけ何度も近づかれれば
ねぇ?」
すると、まひるが手にするLove Judgementに植えつけられていた薔薇の種が一斉に芽吹き
咲き乱れ、散る。
「この!、えいえい!」
「《ツヴァイ ! くそぉ・・・!」
パートナーへと群がる花弁の元を断とうとトリニテートを構えるベオウルフモンだったが
自分を慕う顔が脳裏にちらついて振り抜けない。
「《ソーンウィップ》」
「がぁあ"あ"あ"あああ!!」
「ベオウルフモン!?
待ってて!、今助けるから!」
数秒の躊躇いを突かれ、窮地に陥った光狼の融合剣士を救うべく真昼の舞台少女は0と1の緑の粒子を纏いメイスを握り締める。
「《ロージィクレイドル 戯曲・棘姫》」
「!!?、う!、ううっ、ぁぅ・・・ぅ・・・!」
「うふふふ!、頑張って息を止めて健気です事
でも、香りを吸っても吸わなくても
あなたは最早その眠気からは逃れられない
だって、舞台少女である以上は役柄には抗えないでしょ?
次の出番が来るまでゆっくりおやすみなさいな」
「・・・・・・・・・か・・・・・・・・・ん・・・ぅ」
すると、彼女のソウルとキラめきが触媒となり体に纏わりついていた花弁とそこから新たに発生した蔓が
舞台装置化。
薔薇の揺り籠に囚われたまひるは深い眠りへと落ちていく・・・。
「マ、ヒルゥウウウ!!!
グルァアアアアアアアアアアアア!!!」
「まぁ!、必死になっちゃって可愛いらしい事」
「グルルルルルルゥウウウ・・・!!!
返せ!、カエセェエエエエエエ!!!」
「これって確か負け犬の遠吠えだったかしら?
まさか本当に見られるとは思ってなかったわ♪」
進化が解ける寸前、棘を引き千切ったはいいが力尽き動けなくなった仔人狼の鼻先に戦利品を浮かべて弄ぶ麗将。
「さて、この子はこれからどうしようかしら?
このまま永遠の眠りにつかせてオブジェにするのもいいし、ゆっくり長い時間をかけてあたくしの完全な虜にするのもいいわねぇ・・・
どちらがいいと思いまして?」
「どっちもノンノン!!、だよ!!」
「まひるをあなたの好きにはさせない!」
「カレンチャン・・・!、ヒカリチャン・・・!
それに」
そこに飛び入りで参加する舞台少女が2人
「未知なる運命に揺蕩う中で」
「生まれたばかりの想いを背負って、胸に刺さった標を目指して!」
「遍く世界に!、煌めく御伽が堂々見参!」
だけではない。
「ギンリュウモン進化、ヒシャリュウモン」
「フィルモン進化!、スティフィルモン!
エーの全部は!、ヒーとの約束の為に!」
「御覚悟!、レイド帝国!」
雄大に空を泳ぐは武将の如き鱗の鎧を持つ東洋竜
地に立つは研ぎ澄まされた針毛を携える獣人。
「あらあら、そんな大きな体で攻撃してはこの子が危ないとは思いません事?」
「《ヴァーミリオンボルテックス!!》」
「「ええええええっ!!!???」」
全身から赤い槍を伸ばすスティフィルモンには
薔薇の揺り籠を撫でていたロゼモンも
固唾を飲んで見守っていたストラビモンも
度肝を抜かれた。
「「・・・・・・・・・!」」
「(ああー、成る程成る程
トゲに乗って一気に距離を詰めてきたのかい
でも、そんだけソウルとキラめき出してちゃ
ねぇ?)
《ロージィクレイドル 戯曲・棘姫》」
「!?、マズい!!
2人共逃げろ!、マヒルの二の舞になる!」
急接近するキラめき目掛け、殺到する花弁と蔓。
舞台少女の役柄を棘に囚われ眠る姫に書き換え無力化する筈のソレらは
華恋とひかりには触れる事さえ叶わない。
「!!?
(おっどろいたーーー!
今のこの子ら、他の役が入る余地がないぐらいに
スタァライトしてんのかい!!?)」
「まひるちゃんは!!」「返して貰う!!」
薔薇の揺り籠を芳香ごと斬り裂くのは愛の華。
彼女が造った活路から
囚われの姫君を奪還するのは青を纏う閃光。
「マヒル!!」
「大丈夫、寝てるだけ
でも、しばらくは起きれないと思うから・・・
お願い、ストラビモン」
「あ、ああ!
こっちはオジサンにお任せときなって☆」
「《縦横車ぁ!》」
「!、あらあら貴方動けたの?
てっきり、まだあたくしの虜だとばかり!」
「真打ちとは遅れて活躍するモンで御座るよ」
「く!、いっちょ前の口を・・・が!?」
「華恋、ひかり殿、スティフィルモン
いざ!、行かん!!」
「「「うん!」」」
眠るまひるがストラビモンに預けられた直後
ヒシャリュウモンがロゼモンを左右から攻め
たかと思いきや、尾で紫空へと打ち上げる。
「う、ふふ!、空中戦が御希望かしら?
飛べるのは貴方だけだというのに、ねぇ?」
「違う!、飛べるのリューだけじゃない!」
廃墟の上空にて武者竜の背から伸びる無数の槍。
ソレらは黒に包まれた薔薇を囲うように展開され
「ヒーは!、もっと飛べる!
カーが一緒なら!、もっと!
エーが一緒なら!、もっともっとーーー!」
「パートナー達の、足場・・・!
いえ!、キラめく為の舞台造り!」
「それだけでは終わらん!《縦横車ぁ!》」
「華恋!」「ひかりちゃん!」
「ぅぅぅううう!、あああぁぁあ!!」
上下左右、360度
代わる代わる行われる2人の連携攻撃。
時に飛び回る武者竜から華麗に飛び込み
時に伸ばされる針獣人の槍から槍へと移って
Possibility of PubertyとBlossomBrightが
互いのキラめきを受けながら振るわれた。
「(少しでも気を抜けば!)」
「(置いてかれる!)」
「「そうはいくかーーーーーー!!」」
竜と獣もふたりでひとつの運命に負けじと食らいつく。
「(なんて舞台だッ、息つく暇もない!)」
その全てを片手で扱う鞭一本で防ぐロゼモン。
ピシッ ピキピキ・・・!
「・・・・・・・・・、うふふふ!、あははは!!
あーっはっはっはっ!!」
「「「「!」」」」
「いいわ!、とてもいいわ貴女達!
それでこそ!、あたくしの全力を出すにふさわしい存在でしてよ!」
彼女は狂ったように高笑いを上げ、紫色の空を血のように赤い薔薇で埋め尽くした。
「《フォービドゥンテンプテイション》
これだけ舞台を盛り上げてくれたんだもの
きっと、散り様も一際美しいでしょうね・・・
終幕を飾るにはうってつけだわ」
「散らないよ!、だって私達まだ!」
「スタァライト!、してない!」
「拙者の武勇伝は未だ中途で御座る!」
「エーはスタァになるんだーーー!
ヒーとまた会う為にーーー!」
「「「「だから!
まだ!、まだ!、終われない!」」」」
「吠えるだけなら誰でも出来るんだよぉ!!
バカッタレ共がぁあああッッッ!!!」
ロゼモンは長年造っていた役をかなぐり捨て
展開していた薔薇の全てを2人と2体の元へ
向かわせる。
「《成! 龍! 刃!》」
すると、ヒシャリュウモンが巨大な刀に変身。
柄に添えられる華恋、ひかり
スティフィルモンの手を
BlossomBrightに繋がるワイヤーが結んだ。
「《ギガ!」
「「ーーー~~~ッッッ!!!」」
「ぬ"ううううううんんんん"!!!」
「クリムゾン!」
すると、そこに高速錐揉み回転が加わる。
ワイヤーが千切れそうになる程の遠心力に襲われながらも、誰もキラめく事をやめない。
「ダイブーーーーーー!!!》」
「これが!、これが今のアタシの全力!!」
赤と青の輝きが交わる渦を纏った巨大な刀が禁断の花園を深々と抉った。
「ヴァアアアアアアーーーーーー!!!」
「ぬぁああああああーーーーーー!!!」
次々と迫る、触れたモノを破壊する薔薇を
スティフィルモンの極限にまで研ぎ澄まされた
赤い針毛が貫き
滾った情熱が迸るままに進むヒシャリュウモンの
「そ、そんな!
この、あたくしが!
レイド帝国四天王 麗将・ロゼモンが!」
「「ポジション」」
切っ先に栄光が
「負けると思いまして?」
「「「「!!??」」」」
止まらない。
「そ、そんな!、これって!!」
「キラめき!?」
自分達の全力を受け止めたモノの正体が漆黒のソウルとキラめきで形造られた花弁だと知り華恋とひかりも目を見開く。
「な、何故だ!?
何故!、レイド帝国が舞台少女のキラめきを扱えるので御座るか!!?」
「うふふふ♪、さっき言ったじゃない
あたくしは貴女達よりもキラめいているって」
「ヴゥーーーーーー!、そんな事ない!
ヒーとカー!、お前なんかよりもずっと!」
「残念だけど、これが現実 」
ゴッッッ☆☆☆
「うんぎゃあ!?!?」
「「「「え?!」」」」
勝ち誇っていたロゼモンの腰に直撃したのは・・・
「ねぇ☆、みんな☆、忘れてない☆
ここには舞台少女がもうひとり居るって事」
ストラビモンが天高く投げ放った
Love Judgement【まひるのキラめき】。
「ま、マズ!
おうふっ!、あ、コレほんとにダメな奴ッ」
「あれは!、リュー君!!」
「承知!」
「う、うふふふ・・・!
そ、それは!
がんばったごほうびにゆずってさしあげますわ!
おほっ、ほほほ ほぅうん!」
鈍器による痛打によりカードキーを落としたロゼモンは捨て台詞と共に紫空へと溶け込んでいった。
「なんとか、取り戻せた・・・けど」
「ロゼモンには逃げられてしまったな」
「ヴゥー・・・」
「でも!、次に会ったら絶対私達が勝つよ!
ね?、リュー君♪」
「無論で御座るよ、相棒」
「スティフィルモンもスタァになるならヒシャリュウモンに負けないぐらいに頑張らないと」
「わかったー!
エー、ヒーと・・・・・・・・・カーとも!
一緒に頑張るーーーーーー!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふふっ」
「んもぅ☆、気持ち良さそうに寝ちゃってさぁ!
オジサンがどんだけー心配したと思ってんの?
ほっぺ突っついちゃうぞ!、このこのぉ!」
「ん、んん~、やめてよぉスズタルぅ・・・」
「アッハッハァ☆
それにしても、最後の技
どうして、オレとマヒルを一切狙わなかった?
いや、それどころか
この街に花弁の一つも落としていない・・・
レイド帝国四天王、麗将・ロゼモン
マヒル達の素性や舞台少女の性質に精通し
キラめきまで扱える
ただのデジモンじゃなさそうだ」
☆レギオン群島・廃墟エリア中心部
はじまりの街、跡地 ■■モンの家
「あいだだだだだだぁーーー!!!
どーなってんだい!?、あの棒!
・・・・・・・・・なんて、やってる暇はなさそうだねぇッ
とっとと、次の役にならないと
だからさ、もうちょっとだけもっておくれよ・・・
の、キラめき」
※《ロージィクレイドル 戯曲・棘姫》
ロゼモンの得意技である薔薇の香りの眠りガス《ロージィクレイドル》を電脳世界が存在するよりも遥か昔から知られる物語を元に発展させたモノ。
舞台少女自身が高めたソウルとキラめきを逆手に取った追尾性能持ちの花弁と蔓から形成した薔薇の揺籠。
コレに閉じ込められた舞台少女の役は強制的に棘の中で眠る姫に上書きされ、無力化されるという
対・舞台少女専用の特別技。
舞台少女としてのキラめきや技量が高ければ高い程効力を増してしまい、自力で抜け出すには華恋とひかりがやったように他の役が介入する余地がない程に救世主としてスタァライトするか
寝てるだけなんて勿体無いッ!、私達で造るの!
新しい棘姫!、なフロンティアスピリットをファミリーにまで伝播させて無理矢理叩き起こすか
夢(妄想)の中でかっこよく先輩の窮地を助け出す最高に最強な自分を脳裏に描いて寝たまま実行する程に常軌を逸した妄想力を発揮する等
ロゼモンを驚かせる展開がないと無理。