DUDE A LIVE share the pain 作:産廃
警告
これは、単純に楽しむことだけを目的に作られた
“ただのコンピューター・ノベル”です。
このSSには、子供や政治家志望のような真面目
な方にはお勧めできない内容が含まれています。
デウス・エクス・マキナ社は、ネット小説で
繰り広げられる暴力や不適切な行為はあくまでも
フィクションであり、如何なる理由があっても、
これらの行為や出来事、状況を現実の世界で再現
または模倣してはならない、と主張します。
月曜日
ゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴー(クーラー君迫真の演技)
ジリリリリ!ジリリリリ!(目覚まし君迫真のry)
「うるせえ!」ゴガッシャァン!
「デュード、起きなさい。今日は始業式でしょ。」
「クソ、琴里、何で黒リボンなんてつけてんだ・・・画面の向こうのガキが困惑するだろ・・・」
「しょうがないじゃない、今日からデュードには精霊をデレさせてもらうって、昨日言ったじゃない」
「チクショー、作者の奴、ほんへの精霊の存在を主人公が知るまでのゴタゴタを描写するのを面倒くさがりやがってぇ・・・」
「メタ発言は慎みなさいデュード。あんたみたいなウジ虫が騒いだところで変わる話ではないわ。」
「というわけで皆さん、この糞ダメみてぇな小説に低評価をよろしくお願いいたします。あなたの行動が、原作レイプを防ぎます、ッと。」
「言ったそばから・・・どうでもいいけどデュード、早速だけど今日、精霊の出現が予想されているわ。デートして、デレさせる。いいわね?」
「ハイハイ、分かったよハニー。全く、こんな日に何だってんだ」
「ん?デュード、なんか言った?」
「チェッ、何でもねーよ」
家から出るとデュードは今日の予定を確認する。
「今日はブッ飛んだ一日になるぜ!」
あんたがいるからだよというツッコミを無視して、地図とメモを取り出し、ペンで予定を書き込んでいく。
「ええと、精霊か。どこで会えるか分からんなこりゃ。全く、琴里のやつ、面倒なこと頼みやがって・・・
ああ、あと、学校にも行かなくちゃなぁ。今日が始業式だっけ。学校は・・・おお、ここだここだ。
帰りにミルクを買ってくるか。あれは・・・そうだ、ここだな。楽勝だぜぇ!」
一通りチェックし終えたデュードの目に、新聞受けにさえ入れられず、玄関先にほっぽり投げてある新聞紙が目に入った。
「クソッ、あの新聞配達人、どうなっていやがる・・・」
愚痴をこぼしつつデュードは新聞をチェックする。
天宮市 空間震多発、今月ですでに8件
原因は不明、政府は声明を発せず
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天宮市公立高校、今日始業式
公立小中学校も同様
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「ん?ナニナニ・・・ほほお、空間震かあ。そういえば、琴里が精霊の仕業だとか言ってたな。
アイツ、こんなキチガイに俺を会わせようというのか!琴里の奴、字も読めねえくせして・・・(字は読めます)」
「ヨシ、学校に到着ぅ。さて、俺のクラスはと…って、おいおい、町中の奴が集まってるんじゃねえだろうなぁ?・・・これじゃあクラスがわかんねぇじゃん」
掲示板の前には黒山の人だかりが発生しており、中々掲示を見ることはできない。
「ワア、イッショノクラスダネ!」
「コトシモヨロシクネ!」
「ナンデオマエガオナジクラスナンダヨ!」ゲシッツ
「グハッ、ナニヲスル!ヤメクァwセdrftgyフジコlp」
「しょうがねぇなぁ・・・」
デュードは”カクテル”を取り出した。
白い布の部分にライターで火をつけ、群衆に向かって投げる。
ドッ!ボオオオオオオオッ!!
群衆はたちまち火だるまになる!
「よーし、じっくりこんがり焼いてやるとするか」
「ウワアアアアアアアア!ヤケル!アツイ!タスケテ!」
「アアアアアアアア!アツイワアア!ダレカ、ダレカタスケテエエエ!」
「ウェッブ、ウェッ、ウブッ、エッ、ウフゥゥ・・・」
「まさか今日死ぬとは思わなかっただろ?おったまげー!www」
火がおさまるとデュードは焼死体を蹴りのけて掲示を見る。
「んん?何だこの分かりにくいクラス掲示は?これじゃどこのクラスかもわかんねぇよ。」
クラス掲示はどうやらかなり分かりにくい書き方がされていた模様。
「クソ、やっとクラスが分かったと思ったら、サツの奴ら、こっちの事情も知らないでいきなり襲い掛かってきやがって・・・」
デュードはクラスの自分の席で独り言ちる。
ちなみにデュードの隣では、銀髪碧眼ショートヘアの美少女が数人の仲間とともに「全国青少年精霊撲滅評議会」と書かれたおそろいの黄色いTシャツを着て、プラカードを掲げながら
「精霊をころせー!町が溶けるぞー!」とシュプレヒコールを唱えてその場をぐるぐると歩き回っていた。
「ホームルーム終了!そろそろ帰るかァ」
今日は始業式とホームルームだけなので、午前中には解散となった。
デュードはメモの「学校に行く」という文字を塗りつぶし、さらに地図の学校につけた目印をかき消した。
―唐突なカットイン―
その時だった。
ゥゥゥゥウウウウウウウゥゥゥゥゥン・・・
突如鳴り響く、警報音。
『只今、天宮市全域に、空間震警報が、発令されました。お近くのシェルターに避難してください。これは訓練ではありません。繰り返します、これは訓練ではありません。』
それと同時にデュードの携帯電話が鳴る。
電話の主は、琴里である。
「オウ、なんだ?」
『デュード、精霊が出現するわ。適当に抜けてきてちょうだい。精霊が出現する場所の座標を送るわ。いいというまで絶対に近づいちゃだめよ。いいわね?」
「リョーカイ。ッタク、めんどくせえことになったぜ。」
『なんか言った?』
「いや、なんとも。じゃあな」
デュードは電話を切り、送られてきたg00gle mapのスポットを確認する。
「フンフン、ああ、ここかぁ!」
デュードは地図に精霊の出現予想地点を書き込んだ。
出現地点に向かう道中のことであった。
デュードの向かう先が突如閃光を発する。
そしてそのあとに続く爆風。
「ウワッ、何だいこりゃあ?!」
『デュード、空間震が発生したわ。もう精霊はいるはずよ。急いでちょうだい。』
「さあ、行くぞぉ…」
『ええ、始めましょう。私たちの
・・・人が殺しあう意味での「戦争」は、とっくに始まっているが。
「よし、ここで間違いないなァ。」
デュードは出現地点に到着した。
『ええ、『お姫様』もいるはずよ。見える?』
「えーと、どれどれ・・・おっ、間違いねぇ、あいつだな?」
『さて、感想はあるかしらデュード。』
「イイ女だぁ。タマンネェー!」
『じゃあ、デートして、デレさせる。異論はないわね。まずは第一印象が大事よ。注意して声をかけなさい。』
デュードはクレーターの真ん中に佇む、煌びやかなドレスのような甲冑を身に着けた少女にさっそく声を掛ける。
「おい姉ちゃん、そんなとこで何してんだ?」
「お前は誰だ」
「おいおい愛想が悪いぜぇ?もとは俺から名乗るつもりだったんだが・・・すまねぇな、俺は今朝から頭が妙なんだ。お前から名乗ってくれよ、礼はするからさぁ?」
『デュードこそもう少し愛想よくできないものかしら・・・』
「お前も私を殺しに来たのだろう?」少女は問う。
『デュード、待ちなさい。選択肢よ。1番から3番、総員選た・・・』
「そうだよ(便乗)」
『嘘でしょおおおお?!』
すると少女は大剣を振りかざした。(当然の帰結)デュードのすぐそばを剣戟が掠める。
「クソッタレェ、なんてことをしやがるんだ!」
ぱっ。デュードはM16を何処からともなく取り出した。
パパパパパパパパパッ!
あろうことか、デュードはこれから口説こうという人に向かって発砲した。
だが、少女は普通の人間では無かった。何を隠そう、彼女は精霊だ。手を中空に翳して魔力のガードを張る。当然のように5.56ミリは防がれた。
「貴様、もう容赦はしないぞ!」
そう少女は叫び、デュードに斬りかかる。
ズィイィィィッ。
そんな珍妙な音に、十香は顔をしかめる。
次の瞬間。
「あぁ^~」デュードのそんな声と共に某黄色く生暖かい液体が十香に降り注ぐ。
さっきの音は、社会の窓を開く音だったのであった・・・まあお察しいただけたとは思うが。
当然十香は気分が悪くなる。抗議する前にオロロロロッと胃液を吐きだした。
デュードはそのまま十香をゲシゲシ蹴りつけた。
『デュード!何やってんのよ!聞いてんの!』
彼の耳のインカムからはさっきから妹の叱責やら罵倒やら悲鳴やらがするが、一切合財気にしない。
そのまま精霊はロストしてしまった。
「ヨシ、お使い終了~♪」デュードはメモにチェックを入れる。
―唐突なカットイン―
だが話はこれで終わらなかった。
「私と一緒に来る奴はいるか?私に続け!」
ワイヤリングスーツを纏った、何だかどこかで見たことのある少女は叫んだ。
彼女を先頭に、同じような出で立ちの少女がゾロゾロと列をなし、前傾姿勢でどこかへと走り去った。
どこからともなくやってくる陸自の特殊部隊、AST。
ASTはデュードの姿を見ると、
「あいつ頭おかしいわ!」
と言いつつデュードに向かって発砲した。
どうやら手柄をとられて随分とお怒りのようである。
「うげっ、奴らに見つかっタァ・・・」
するとデュードは当たり前のようにM16をASTに向けて撃ち始めた!
たちまちASTとデュードの銃撃戦が始まる。
ヒュババババッ!ズバババッ!
「うわッ、食らった!」
「ウワアアア!」
「こいつが福祉の改革ッつーことよwww」
「このまま無事に済むかなぁ。まさかな。あいつらのこと、注意しとかないとマズイなぁ。」
デュードはメモにASTと十香の写真を張り付けた。
帰りにミルクを買ったが、その店が山羊を屠殺しているかのようなにおいがしたり、ミルクの名前が"Jihad milk"だったり、
アラブ系の愛想の悪い店主がいたり、万引きして店主に銃撃され、反撃して店主を撃ち殺したことは・・・・・・もはや語るに及ぶまい。
「お使い終了!そろそろ帰るかァ」
デュードはいつものようにチェックをつけて家路についた。
ゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴー(迫真)デュードはミルクを100%offでお買い上げした後、家に帰ってきた。
「ただいまァ!おう、どうしたハニー、そんなつまらない顔してェ?」
妹の琴里は玄関先で仁王立ちをして待っていた。後ろから何やらオーラが出ている。
「おかえり、お兄ちゃん。お使い頼んじゃってごめんねー(棒)」
因みに彼女の眼は笑っていない。
「おう、バッチリだぜ。」
「そう。良かったー。ありがとねー。」
「ところで、今日は黒リボンだが、それにしちゃあ態度が柔らかいじゃねえか。めずらしいな」
「そう。何でだー?」
「さぁな。ま、知ったこっちゃねぇぜ。」
「そう」
「ヨシ、じゃあ一杯やるとするかァ」
ガシッ。琴里がデュードの背中を掴んだ。
「おう、なんだァ?お前も一杯・・・」
「とぼけるのは終わりよデュード。自分が何やったか、分かってるんでしょうねぇ?」
「オウ、あのナマイキな姉ちゃんにションベンブッかけてやったぜ!ハハッwww」
「そんなことしていいとでも思ってるの?!世界の運命と精霊の幸せが懸かっているのよ!」
そう。デュード兄妹はともに「ラタトスク」という、精霊の幸せな生活を保障することを目的とした結社に協力している。
精霊の討伐を図る対精霊組織に対抗し、平和的に人類を滅亡から救うという、崇高な使命を帯びているのだ。
「俺は偽善者じゃないぜ?人間も精霊も、皆殺しだ♪」
「詭弁にもほどがあるわ!私たちの目的忘れたの?!」
「サァな、さっぱりだぜ♪」
「あんた何言ってんの?!あんたは精霊をデートして、デレさせなきゃいけないのよ!分かってるの?!」
「オウオウあんまり怒るとハゲるぜぇ?そうカリカリすんなってwww」
「あんたねぇッ!」
琴里はついに堪忍袋の緒が切れ、デュードの鳩尾にコークスリューパンチを繰り出した。
「痛ってぇ!クソ、何しやがる!」
「分かったかしら?もう一度やられたくなかったらちゃんとしなさ…」
ズギャァン!ズギャッズギャァン!!
「おい、俺が悪いんじゃねえぜ?キーボード持ったガキのせいだァ。」
・・・・・・もはや語る必要もあるまい。
―唐突なカットイン―
・・・と、思いきや。
撃ち殺したはずの琴里の体が、ごうごうと音を立てて燃え始めた!
「アッチィ!クソ、何だってんだ?」
困惑するデュード。だが、さらに不可思議なことが起こる。
炎の立っているところから、銃創が見る見るうちに治癒していく。
「・・・ハッ!・・・危ないところだったわ・・・」
炎が小さくなったころには、琴里は息を吹き返した。
「クソッタレェ、コイツ、ゾンビだってんのか?」
驚愕するデュード。因みに銃口を再び琴里に向けている。
「ゾンビも何も、私の精霊の能力よ。覚えてなかった?」
琴里はそう言いつつ、デュードの銃を反らし、足を払って転倒させた。
そしてデュードの頭をスコップで殴った。
「このチンカス野郎、何しやガッ!・・・」
デュードは昏倒した。
目が覚めた時、デュードは全身おかしな黒タイツに着替えさせられていた。
「ウハハハハハ!デュードったら、何て・・・何て格好しているのよwww仮想大会の時期はもう終わったわよwww」
「このクソアマが・・・」
デュードはスコップを拾った。
「ま、まずいわ!デュードがスコップを拾ったわ!」
ガイイイイインン!(説明不要)
「あばよ!」
多分続かない