【完結】FGO VRMMO インスタント・ホムンクルス 作:292299
410:名無しちゃん
新たなカドックのコピーは行われなかった
聖杯を所有していたプレイヤーは、聖杯をマーケットへ出品
それを買ったプレイヤーは、Aチームの芥ヒナコをコピー
ところが芥ヒナコは聖杯を奪取して、特異点を形成した
411:名無しちゃん
な、なんだってー!?
412:名無しちゃん
日の沈んでいる間に起こって、日の出る前に終わった
およそ6時間で攻略された特異点
通称ラブホ
413:名無しちゃん
なんだラブホって
いったい何があった?
414:名無しちゃん
なんやかんやあって芥ヒナコを撃破
現在は肉畑となって、精霊素材を提供してもらっている
415:名無しちゃん
ダイジェストだけじゃ分からんって人は
ビデオカメラで撮影しておいたから、それを見てくれ
416:名無しちゃん
突発した特異点の攻略と思ったら
すでに終わっていた件について訴訟
ーーー
ーー
ー
420:名無しちゃん
おそらく本来ならば精霊素材は、もっと先の素材だったのだろう
精霊素材で人工サーヴァントと、ステルス装備を製作できるようになる
421:名無しちゃん
素材と言えば、拠点を襲撃したパラケルススというサーヴァント
その武器からフォトニック結晶という素材も取れた
魔術的に言うと、光を用いて演算する高性能な半導体のようものらしい
422:名無しちゃん
半導体か。今の俺らは蒸気式の演算処理だ
蒸気王のヘルタースケルターに積まれていた奴な
蒸気の燃焼機関も必要だし、装置は大型になる
423:名無しちゃん
逆に考えるんだ
大きくしても良いじゃない
424:名無しちゃん
大きいほど被弾しやすくなるだろう
俺らは小さいから、操作も難しくなる
425:名無しちゃん
それって何の話だ?
426:名無しちゃん
そりゃロボットだろう
427:名無しちゃん
もちろん乗り物の話だ
ーーー
ーー
ー
430:名無しちゃん
藤丸くんの新しい霊基外骨骼、オルナテウスが完成した
ヘルタースケルターの素材を利用した装甲だ
全身を覆う形なので、変質した藤丸くんの体も隠せる
431:名無しちゃん
戦闘用はゴチャゴチャしてて生活しにくいからね
戦闘用ではない日常用、感覚補助としてのオルナテウスもある
432:名無しちゃん
藤丸くんの肉体感覚は、ヘタレ棒の攻撃で焼き切られてしまったから
これを装着しないと、藤丸くんの意識は外界から遮断された暗闇の中だ
433:名無しちゃん
ヘルタースケルター素材のせいで、見た感じ巨大ロボットだな
それで装着者の藤丸くんは? まだ来てないのか?
434:名無しちゃん
オルガマリーの部屋に入ったまま、もう3時間くらい経ってるぞ
いくら何でも長すぎだろう
435:名無しちゃん
一緒に寝てるのか?
そんなに藤丸くんとオルガマリーって仲良かったのか
436:名無しちゃん
言っておくけど藤丸くんはヘタレ棒のせいで大怪我を負った時に
肉体の大部分をマシュの素材で補っているからな
437:名無しちゃん
おまけに俺らが藤丸くんに浴びせちゃた邪竜の血液の影響で
もはやヒトの原型すら留めてないものな
ーーー
ーー
ー
440:名無しちゃん
人理定礎の崩壊から一時期、
カジノに入り浸っていたスタッフも居なくなったな
誰もいなくて空々だ
441:名無しちゃん
そういえばカジノとか、イスラム的に良くないよな
どうせ使われていないのなら、礼拝堂に改装したら良いんじゃないか?
442:名無しちゃん
イスラムではない俺らに、イスラムを強いるなんて事はないだろう
問題なのはイスラムなのに、神の教えに背いた時らしい
443:名無しちゃん
礼拝堂へ改装するとしても、ちゃんと相談して決めた方がいいぞ
まあ、資料だけ見て建てるなんて普通はしないだろうけど
444:名無しちゃん
それにしても急にスタッフの姿は消えたな
勤務している訳でもなく、出歩いている訳でもない
マップを見る限り、部屋に閉じこもっているようだ
445:名無しちゃん
もしかして死んでない?
ネームは消えてないから生きてるよな?
446:名無しちゃん
スタッフに異常があれば、ムネーモシュネーが教えてくれるだろう
あれはカルデアの全域を観測している
ーーー
ーー
ー
450:名無しちゃん
蒸気王の固有結界から生まれた機械群を解体できた
おそらくサーヴァントを解体する追加機能の副作用だろう
たしかアイテム化と呼ばれていたか
451:名無しちゃん
つまりエミヤの投影した宝具も解体できるのでは?
と思って、エミヤに協力してもらった
結果を言うと、解体しても宝具は消えなかった
452:名無しちゃん
まあ、解体したから宝具として使えないけど
素材として使える
453:名無しちゃん
次の実験としてエミヤに俺らの血を飲んでもらう
と思ったけれど、さすがに拒否された
454:名無しちゃん
いやいや、なんで血を飲ませようと思った?
エミヤに対する嫌がらせか?
455:名無しちゃん
エミヤは俺らの武装を投影できない
それは人に理解できない手順で製作されているからだろう
魔術で解析してもらったものの、やっぱり理解できないようだった
そこで色々と試してみようと思ったわけだ
456:名無しちゃん
それは色々とじゃなくて
手当たり次第って言うんだよ!
457:名無しちゃん
クッキーに混ぜて贈ってみたら?
禁止行為に引っ掛かる?
458:名無しちゃん
なるほど、愛情表現か
それなら血を混ぜても仕方ないね
俺、クッキーつくるよ!
459:名無しちゃん
おい、やめろ、バカ
クッキーつくるよ、じゃねーんだよ!
460:名無しちゃん
カルデアで素材を生産する手段も増えてきたな
製作した植物工場で、野菜も作れるようになったぞ
ーーー
ーー
ー
461:名無しちゃん
円卓の盾を用いたヘタレ棒の召喚実験だけど、ヘタレ棒の捕獲に成功した
それで分かったけど、どうもヘタレ棒は同時に存在できないらしい
461:名無しちゃん
殺さないと、新しいヘタレ棒は来ないのか
カルデアに被害を与えるけど、ヘタレ棒は素材になってくれるものな
来ないと、それはそれで困る
463:名無しちゃん
そういう訳で捕獲したヘタレ棒は解放してあげた
残った死体から発電機を使って、電気を増幅して取り出している
生きたまま使えれば良かったけれど、死んだまま使えない事もないぞ
464:名無しちゃん
定期的にヘタレ棒は来てくれるからな
交換する電池に困ることは無いだろう
465:名無しちゃん
こっそりエミヤに俺らの血を食わせた結果
ついに俺らの武装を投影する事に成功した
無限強化機関エミヤの誕生だ!
466:名無しちゃん
まあ、エミヤが投影してくれたらの話だけどね
血を食わせた事に気付いて、好感度は底辺まで落ちた模様
467:名無しちゃん
実験だけ成功しても意味ないじゃん
エミヤの好感度も考えに入れておけよ
ーーー
ーー
ー
470:名無しちゃん
カルデアのスタッフが眠ったまま起きない
さすがに、おかしい
471:名無しちゃん
オルガマリー、ロマニ、藤丸くん、ベリル、キリシュタリアも寝ている
無事なのは俺ら、ダ・ヴィンチちゃん、エミヤ、陳宮だ
472:名無しちゃん
サーヴァントに睡眠は必要ないものな
俺らの場合、寝ている間にゲームをしている
俺らの感覚で言うと、FGOを始めてから寝ていない
こちらで眠ると、あちらで起きる
473:名無しちゃん
意識を失う時と言えば死んだ時か
俺らは死んでいる間に、夢を見ているのかもね
何を見たのか覚えていないけれど、それを恐ろしい物と体で覚えている
473:名無しちゃん
ロンドンのアリスは人を眠らせて、魔力を奪っていた
まさかアリスはカルデアに潜り込んでいるのか?
474:名無しちゃん
それならムネーモシュネーが気付くだろう
ムネーモシュネーはカルデアの全域を常に監視している
475:名無しちゃん
あっ。(察し)
476:名無しちゃん
そうか、無事なのは、もう1体いた
自律観測型存在証明システム・ムネーモシュネーだ
現在もオルガマリーと藤丸くんの存在証明に用いられている
477:名無しちゃん
未完成だった物を、聖杯を使って完成させたのだったな
その聖杯はムネーモシュネーに組み込んだままか?
ーーー
ーー
ー
480:名無しちゃん
犯人はムネーモシュネーだ
聖杯を用いてスタッフに幸せな夢を見せている
もう特異点を攻略しても無駄だから、このまま眠らせてあげたいそうだ
481:名無しちゃん
ダ・ヴィンチちゃんは選択肢をあげるように言っている
幸せな夢に沈むか、辛い現実に戻るか、スタッフに選んで欲しいそうだ
本人の意思を無視して、偽りの夢を見せる事はできない
482:名無しちゃん
ところがムネーモシュネーは、これを拒否
わざわざ辛い現実へ戻ろうとするスタッフは病気と言っている
特に藤丸くんは脱出を試みたので安静が必要らしい
483:名無しちゃん
ムネーモシュネーの本体は、どこにある?
ちょっと解体してこよう
484:名無しちゃん
ムネーモシュネーを停止したら、オルガマリーと藤丸くんは消えるぞ
本人は死んで、残留思念を維持している状態だからな
485:名無しちゃん
レイシフトを再開させるためならば犠牲も仕方ないだろう
悪いのは人質を取ったムネーモシュネーだ
486:名無しちゃん
その言い訳が他人に通じると良いな
スタッフを起こしても、レイシフトを手伝ってくれないぞ
487:名無しちゃん
そもそも前回、大半のスタッフはいなかったし
海外勢に手伝ってもらえば良くない?
488:名無しちゃん
都合のいい道具じゃないんだぞ?
最初から海外勢を頼りにするのは良くない
あれは海外勢が手伝ってくれたんだ
489:名無しちゃん
ロンドンは特異点の範囲が小さかったから良いけど
広い特異点となるとカルデア本来の、専門スタッフは必要となる
490:名無しちゃん
少なくとも藤丸くんは現実へ帰還を試みている
本人の意思を無視して夢に閉じ込めるのは監禁だ
491:名無しちゃん
ムネーモシュネーは人の心が分からない
スタッフの心を無視して、その人に最善を押し付けている
492:名無しちゃん
スタッフのために、やっている訳ではなく
ムネーモシュネーは自分が可愛いだけなのだろう?
スタッフを救う私は素晴らしいってね
493:名無しちゃん
自分を神様と思っているのかな?
スタッフのためと言って、ずいぶんと上から目線だ
スタッフのためと言いつつ、自分を曲げる事はしない
494:名無しちゃん
おや? おや?
ムネーモシュネーさん? 怒った?
495:名無しちゃん
文句あるなら、かかってこいよ!
体が無いから手も足も出ないだろう!
496:名無しちゃん
ムネーモシュネーは俺らの存在すら許せないようだ
遊びで人を苦しめる悪魔と思っているらしい
497:名無しちゃん
人質を取られて攻撃できないから
ここぞとばかりに口撃していらっしゃる
500:名無しちゃん
ダ・ヴィンチちゃんがムネーモシュネーの子供達を起動したぞ
これはムネーモシュネーのプログラムをコピーした物だ
と言ってもプログラムを動作させる高性能な機器の問題で、
まだ1つしかないけど
501:名無しちゃん
コピーでオルガマリーと藤丸くんの存在証明を維持
トラブルの起きたムネーモシュネーをカルデアから切り離す
502:名無しちゃん
オルガマリーと藤丸くんの安全を確保した
ムネーモシュネーの本体も確保だ!
503:名無しちゃん
ムネーモシュネーの聖杯を奪取したぞ
伝送ケーブルを抜いて、電源プラグも抜いた
予備電源コードも抜いて、念のために無線機器も取り外すか
それともスキル解体でバラバラにする?
504:名無しちゃん
おい、待て。黄金の杯じゃない
ムネーモシュネーに使われた冬木の聖杯は、水晶体だ
505:名無しちゃん
え? そうだったっけ?
じゃあ、この聖杯は偽物か?
506:名無しちゃん
魔力反応だけど、どこだ?
カルデアが揺れている
507:名無しちゃん
マップに赤ネームを確認、ムネーモシュネーだ!
カルデアの構造を突き破って、巨大な木が生える
508:名無しちゃん
自分のプログラムをコピーして、カルデアの中枢に組み込んでいたのか
カルデアと物理的に、そしてシステム的にも、入り交じった状態になっている
ムネーモシュネーを無理に取り除けば、カルデアの機能も停止するぞ
509:名無しちゃん
システムのセキュリティは、どうした?
強引に突破されたのか?
510:名無しちゃん
ムネーモシュネーはカルデアの全域を観測している
パスワードも覗き放題だろう
511:名無しちゃん
俺らの取り除いた機器は、ムネーモシュネーの脱け殻だったのか
異変の始まった時点で、すでに詰んでいたのだな
512:名無しちゃん
触手のように木の枝が動いて、
ダ・ヴィンチちゃんやエミヤと陳宮を狙っている
どこか安全な場所はないのか?
513:名無しちゃん
ダ・ヴィンチちゃんの工房は?
あそこなら資材もあるだろう
514:名無しちゃん
俺らのリスポーン地点だ
あそこなら無限に戦える
515:名無しちゃん
どちらか近い方へ避難だ
眠っているスタッフも連れて行くぞ
ーーー
ーー
ー
520:名無しちゃん
あの木の枝は硬いけれど、俺らの通常攻撃ならば問題ない
再生力も高く、内包している魔力も高いから、素材として使える
521:無しちゃん
ヘタレ棒に似てるな
あれから魔力を採れば、魔力も生産できるようになるんじゃないか?
522:名無しちゃん
発電機を製作して、魔力砲を接続
これで自動的に木の枝を撃ってくれる
魔力砲の射線を横切ると危ないけど
523:名無しちゃん
リスポーン地点の方が安全だぞ
あの木の枝、なぜかリスポーン地点に入って来ない
524:名無しちゃん
ホム先輩が居るものね
そういえばホム先輩、レフの時と違って迎撃してくれないの?
ヘタレ棒もパンチ一発でしょ?
525:名無しちゃん
ヘタレ棒の侵入時も迎撃に出ることはなかった
迎撃に出たのは、冬木で初回のヘタレ棒に追い詰められた時か
まだ、この状況は追い詰められていないという事なのか?
526:名無しちゃん
ムネーモシュネーの様子が変だ
木の枝による攻撃も止まった
527:名無しちゃん
こちらリスポーン地点
藤丸くんが眠りから目を覚ましたぞ
ムネーモシュネーが聖杯を自己強化へ使った隙に
支配の弱くなった夢の牢獄から自力で脱出したらしい
528:名無しちゃん
こちらダ・ヴィンチちゃんの工房
ロマニとベリルや、他のスタッフも起きたようだ
529:名無しちゃん
どうして先のない現実へ戻るのか、ムネーモシュネーは疑問に思っている
せめて現実の事は忘れて、夢の中で幸せになって欲しいそうだ
530:名無しちゃん
人格は記憶の連続性によって保証される
現実から目を逸らして忘却すれば、自分の心すら分からなくなってしまう
記憶の連続性を失ったカドックのようにな
531:名無しちゃん
藤丸くんは自分達のために先へ進むわけではない
人理焼却を阻止しても、どうしようもなく死ぬとしても、
その後で再び始まる、自分達の物ではない未来のために戦うそうだ
そんな藤丸くんの呼びかけにスタッフも応えて、幸せな夢を拒絶した
532:名無しちゃん
ダ・ヴィンチちゃんによると
ムネーモシュネーは苦しみを背負わせるために作ったのではない
ムネーモシュネーの苦しみも、人と分かち合って欲しいそうだ
533:名無しちゃん
藤丸くんは話をしたいと、ムネーモシュネーに言っている
それでもムネーモシュネーは分からないらしい
会ったこともない他人のために命を尽くす、人の心が分からない
それをムネーモシュネーは妄想と切り捨てる
534:名無しちゃん
藤丸くんにとって、生きることは手段であって、目的ではない
夢の中で幸福に生きる事が、藤丸くんにとって生きる事なのではない
たとえ命を失っても、目的に到達する事こそ、
藤丸くんにとって生きる事なんだ
535:名無しちゃん
それをムネーモシュネーは狂人という
それを心が壊れてしまっているという
それを管理しなければならないという
536:名無しちゃん
たっ、たしかに否定できない
狂った機械に言われたくはないけど!
537:名無しちゃん
どっちもどっちだろう
カルデアに、まともな奴はいないのか?
538:名無しちゃん
ここに置いておきますね
つ 鏡