やめろ!モブおじさんになっちゃうだろ!!   作:丫野新

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マックス君とポジション入れ変わってます。

今更ですがオリ主は心の声がだいぶうるさいです。

後半に行くにつれ雑になってます。


アニメで言う4話

前回のあらすじ!

豪炎寺君の実力に嫉妬した染岡君は、なんやかんやありながらも自分の必殺技を身に着けることが出来た。

また、新たな仲間に豪炎寺君と音無ちゃんが加わり、部活はとっても賑やかになりました!

けど次の対戦相手、尾刈斗中はいろいろ怖~い噂が絶えない所で!?

 

試合は一週間後!負けたら今度こそ廃部の危機!?

これから私たちどうなちゃうの~??

 

 

 

 

 

 

 

正式に豪炎寺君が入部したことにより喜んでいる人が大半だが、中には不満を隠そうともしない人がいる。そう、皆さんご存じ染岡君ですね。気持ちの整理が付いたはずなんだけど、顔を見ると気持ちが蘇ってきちゃうのかも。悔しいと言うよりは澄ました顔が気に食わないと言う感じに近いのかも知れない。

喧嘩腰で彼に近づく染岡君。それを適当にあしらう豪炎寺君。

おおう、煽りよる。さては君も結構負けず嫌いだな?

 

「みんな、いる?」

 

「これ見てください!」

 

部室の扉が開かれると同時に入ってきたマネージャー達。

音無ちゃんの手には何かのCDが握られている。

一緒に持ってきたらしいCDプレイヤーで、鑑賞会が開かれることになった。

 

「これは?」

 

「尾刈斗中の試合です!」

 

「こんなのどこで…」

 

「新聞部の情報網を使ってゲットしたんです!私にかかればこれ位お茶の子さいさいですよ!」

 

『流石だね』

 

「スゲーよマネージャー。これで尾刈斗中の研究が出来るぞ」

 

俺と円堂君と褒めるとフフン!と得意げに胸をそらした。可愛い。

動画に集中していると尾刈斗中の人達が動いている中、相手側の動きが止まっている場面に目に留まった。

 

「何であいつら止まってんだ?」

 

「多分動けないんです。噂では呪い、だとか…」

 

思っていた以上にショボくてちょっとがっかりした。もっとがしゃどくろ見たいなおどろおどろしいモノが出てくるのかと思った。あれじゃあただの催眠だよ。

 

 

 

 

 

 

 

さて、試合当日。

みんなが軽く準備体操をしているので、それに倣って自分も軽く屈伸をする。

誰かの「来た」と言う声につられて視線を校門に向ければ、尾刈斗中と思われる人たちがちょうど入って来るところだった。

また霧!霧はもう良いよ。帝国でお腹いっぱいだって。

流石に2回目は草生えん。

空も曇るし、何なの?そう言うスキルがないとダメってルールがあるの?

尾刈斗中は日本晴れが使えないみたいで、晴れることは無いようだった。

 

「そう言えば今日は笑わないんだな」

 

『いや、流石に2度目はね』

 

「それもそうか」

 

耐性が着いたって言うのもあるけど、この感じだと何かこれからも出てきそうじゃない?

 

 

 

試合の前に相手の監督に煽られる煽られる。

こらこら染岡君。そんなジキル博士とハイド氏をパクったような名前をした奴相手にしてはいけないよ。

あ?豪炎寺君以外は雑魚だって(意訳)??

よろしい、ならば戦争だ。ぼっこぼこにしてやんよ!

 

 

雷門のボールで試合が始まった。

帝国戦の時のように全く通用しない。なんて事はなく、今回は本当に互角にやり合えている。

頂点を知ってしまった後だから、この試合が決して超えられない壁ではない事に気づく。

現に、相手の必殺技も円堂君が軽々と止めてしまった。

相手にとって最も脅威なのは、やはり豪炎寺君なのだろう。彼一人に三人もマークが付き、何としても彼にボールが渡らないようにする布陣を敷いていた。

手出しが出来ない豪炎寺君に変わり、染岡君が新しく編み出した必殺技。ドラゴンクラッシュを打ち、雷門に先制点が入った。ざまぁwwあの監督の驚く様が大変愉快である。

いいな、格好いいな必殺技。いつかは俺も欲しい。

いけない。俺も集中しなくては。

 

「大した事なさそうでやんす」

 

「ビビり過ぎてたんだよ。俺達」

 

「よーしガンガン攻めようぜ!」

 

一つ目のバンダナの子に渡りそうだったボールを途中で掠め取る。

上まで走っていき、豪炎寺君にまだ三人付いていたのでフリーだった染岡君にパスを出した。

そのまま彼がドラゴンクラッシュを放ち、雷門に二点目が入った。

予想以上にうまく行き過ぎて逆に怖いんだけど。帝国学園より弱いのは当然として、こんな簡単に点が入っていいの?

 

相手のボールで試合再開してすぐ尾刈斗中の監督が何かを呟きだした。あの監督最初と雰囲気変わり過ぎじゃない?二重人格かよ。あぁ、だからジキルとハイド?

 

「来るぞ!少林は9番、清里は11番のマークにつくんだ!」

 

『分かった!』

 

11番11番っと。ドラキュラみたいな外見の子ねOK把握。

山形になって向かってくるが、交代交代で位置を瞬時に変えてくるから中々マークし辛い。

 

『ちょっ、少林君!?それ半田君!』

 

気が付いたら9番をマークしていた筈の少林君が味方の半田君をマークしていた。

何か可笑しくなってきた。これが呪い?

急いで追いかけてこれ以上ゴールに近づけないようにする。

 

「無駄だ!ゴーストロック!」

 

「な、なに!?」

 

相手が必殺技の名前を唱えたら足が一瞬だけ動かなくなった後、またすぐに動けるようになった。しかし雷門の皆は動けないらしく、一様に困惑の表情をしていた。

…もしかして動けるのって俺だけ?そんなのありかよ!

 

「足が!」

 

「動かないっす!」

 

やばい、やばいぞ。速く行かないとそのままゴールに入れられてしまう!

一つ目君が必殺技の構えを取った。

 

「ファントムシュート!!」

 

『させるか!』

 

「清里!」

 

円堂君の前に躍り出て、真正面から蹴り返す。何とか間に合ったな。

 

「何!?貴様ゴーストロックを受けて何故動ける!!」

 

知らねぇよ。こっちが聞きてぇわ。

 

試合再開後、みんなが動けない中唯一効果がなかった俺を警戒したらしく、マークがつくようになった。

 

「あんなのはまぐれだ!ゴーストロック!」

 

同じ技が掛けられるがやはり俺だけは効かないようだった。

こんなの絶対おかしいよ!それよりこの状況ってこの前の目金君の時と一緒じゃない?

現実逃避をしても状況は変わらない。やれるのは自分だけ。覚悟を決めて逝って来よう。

 

「清里!頼んだ!!」

 

「清里さん!お願いします!」

 

みんなの声援を背に全神経を集中させて走る。

今なら呼吸技でも使えるんじゃね?全集中・水の呼吸。なんつって。

前に四人と横から二人それから後ろに二人。残り三人は未だ豪炎寺君に取り憑いている(誤字にあらず)から恐らく大丈夫。

初めにスライディングをしてきた子を避ける。一人目。次に左右に挟み撃ちにされそうな所を、相手の股下にボールを潜らせる事によって突破する。二人目、三人目。

 

「凄いぞ!清里!」

 

ありがとう風丸君。もっと褒めてもいいのよ?

ちょっとやる気が出てきたのでノリで一気に三人も抜いた。あと二人!

しかし調子に乗った俺は、背後に近ずく存在に気づかず、ゴール目前でボールを取られてしまった。

 

そのままボールは雷門のゴールまで行き、尾刈斗中に次々と点が入ってしまった。

やっぱ一人でプレーはキツイっすわ。

 

 

 

 

 

 

所変わって部室内。突然足が動かなくなった原因をみんなで話し合っていた。

 

「一体どうなってるんだ?何故清里だけが動けるんだ…」

 

「やっぱり呪いじゃ…」

 

「みんな何ビビってるんだよ。まだ前半が終わったばかりじゃないか」

 

実際に呪い(推定)を体験して半恐慌状態の壁山君と、彼を落ち着かせようと取り押さえる風丸君と宍戸君。

本当に何で俺だけかからなかったんだろう。別に何かした訳でも無いし。

 

「清里が動けたんだし、何か秘密があるはずだ。清里は何か感じた事とかあるか?」

 

『う~ん。これと言っては…』

 

そう言うとみんながっかりしたような表情になった。

役立たずで申し訳ない。そうこうしている内に休憩が終了した。

 

 

 

 

 

 

雷門ボールで試合開始。だがなかなか点を取りに行こうとしない豪炎寺君をみんなが不思議がっていた。

彼の代わりに染岡君が走り出すが、今度は彼にマークが二人もついてしまった。半田君が染岡君にパスをしたことに少林君、宍戸君、栗松君の後輩ズは怒り心頭。そしてまた悪くなる空気。最近こんなのばっかりだな?

 

「何で豪炎寺さんにパスしないんですか!」

 

「だってあいつにボールやってもシュートしないだろ!」

 

『はいはいはい、試合中に仲間割れは止めような~』

 

咄嗟に止めに入るが、あまり効果は無いようだった。

 

「お前ら次は決める。黙って俺にパスを出せば良いんだ!」

 

会話を聞いていたのだろう。染岡君が上手くボールが受け取れなかった事を気にしてそんな発言をした。

 

「バカな連中」

 

「頼んでも無いのに仲間割れを初めてくれたぞ」

 

もー!ほら言われちゃってるから!

豪炎寺君が何か考えがあるらしいけど、それ休憩の時に言えば良くなかった?

まだまだ全体の信頼度が足りていないから起きた惨事だな。

 

ドラゴンクラッシュを打つも難なく受け止められ、尚且つこの程度と言われた染岡君は膝から崩れ落ちた。

再開後、相手の監督がゴーストロックをかけるよう指示を出した。

 

相手が必殺技を放ってきた。

前半で走り回った附けか、疲れてゴールまでとても間に合いそうに無い。

そんな時、円堂君がいきなり大声を出したかと思うと、新技・熱血パンチで間一髪の所で弾いた。

そして全員が動けるようになった。

 

彼らの解説によると、まず選手がコロコロ位置を変えることで目を錯乱させる。そしてあの監督が"止まれ"と言う暗示をかける。つまり呪いではなく催眠術だったと言う事だった。

 

なるほどね。俺の場合は呪いじゃなくて催眠術って認識していたから掛からなかったのか。

どうやら俺は催眠術に掛かりにく体質らしい。絶叫系のアクティビティをやる時に某芸人みたいに暗示をかけてやってみたかったのに。残念。

問題が解決したので、あとは巻きで。

 

何かに気付いたらしい豪炎寺君が染岡君に助言を出した。そして染岡君の機転により、彼らの合体技ドラゴントルネードが誕生。

そのまま次々と点をいれて行き、雷門は逆転勝利を納めた。

 

 

走り回ったから凄く疲れたな。今日は早く帰ってお風呂入って寝よう。

 

 

 

end




次回の"やめおじ!"は~?

やったね!フットボールフロンティアに出場出来るよ!
でもまだ強さが足りない!
円堂君のおじいさんの秘伝書が学校の金庫にあるらしい!
本当!?取りに行こうよ!

そう言う事になった。
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