ただ寝ていたかった。
ただただ静寂の中で静かに過ごしていたかった。
気が向いた時に本を読んでいたかった。
・・・どうせできることなど無かったのだから。
なのに周りが言うのだ。
無責任にも頑張れだのもっと出来るだの応援してるだのと。
これに対して何なんだと思う俺はおかしいのかと思わされそうになる。
まあ、もう関係の無い話だ。もうすぐ終わる命であるし、未練など無いに等しい。特に思うこと無く死んでいけるだろう。
ほら、意識が無くなっていく。まるで寝る時のようで、それでも体から力という力が抜けていく感覚は・・・、まあ、それなりに新鮮だ。
もしも来世があると言うならば・・・、そう、かの堕落の王ように寝て過ごしていたいなぁ。
《願いが受諾されました。レジィ・スロータードールズの能力を獲得・・・成功しました。それに伴い『
おお、なんか転スラみたいじゃないか?じゃあ望めばそれっぽい能力とか手に入るのか?
《望んだ能力の獲得・・・成功しました。『
なんか良さげだ。いつも寝てたせいで意識が薄くても考えられるようになってたからなぁ。まだ思いつけば行けそうだ。例えば天使と悪魔どっちの能力も欲しいよなぁ。
《天使と悪魔の能力の獲得・・・成功しました。『
……難航。
……再度実施します。
……難航。
……再度実施します。
『渇望之王』を統合して実行します…成功しました。
『
・・・なんか凄そうなものになってしまったなぁ。こんな事になるとは思ってなかったんだけどなぁ。まあこれがホントに手に入るのかは知らんけども。最期の夢かもだしねぇ。
まあもしこれは本当に手に入る力なら、俺はもうずっと一人でいれるかもしれない。別に一人になりたい訳じゃないけども。
《孤独を望む・・・成功しました。転生先として完全単一種族を創造、固定します。また『
・・・もう訳が分からないな。もうすぐ俺が終わりそうだけどこれだけは言わせてくれ。
そうしてそうなった?どうしてそうなった?