伝説の戦士プリキュアにはこういう言い伝えがある
――理想なる殿方を見つけ〇〇〇〇すべし
俺は母さんと一緒に車でのどかが入院している病院まで移動していた。
……花寺のどか。俺がこの世界で転生し初めてできた友達の名前だ。元々うちの母とのどかの母が仲がいい関係という経緯で友達になった。のどかは生まれつき病弱でずっと入院していたらしく友達もいなかったので彼女にとって俺が初めての友達ということになる。
最初は俺が男だと見たときは顔が真っ赤でテンパってたというのが印象に残っている。さぞ恥ずかしがり屋だったんだろうな。テンパりすぎてベッドから落ちそうになったが五歳児とは思えない俺の身体能力でスライディングキャッチして床への落下を防いだ。その時のどかは顔が兎に角トマトってレベルの真っ赤になってて熱が出てしまい大変な事が起きてしまった。まぁ、看護師さん呼び出しボタンを押してすぐに対処できたから良かった。
後でお母さんに呼び出されて「零斗!貴方はイケメンなんだから、少しは行動を慎むようにしなさい!のどかちゃんだったから良かったけど、他の人にやったら一瞬で食べられちゃうわよ!」と怒られました。いやたかがお姫様だっこされるくらいで熱を出すのはと言おうとしたが余計にややこしくなりそうなので黙って説教を受け続けました。
それからというもの週に一回か二回くらいのどかのお見舞い行って楽しく話したりゲームを見せたりなど遊んでいくにつれて仲良くなっていた。ただ、俺と対面する時は赤くなるのは変わらないが…
「零斗、着いたわよ。」
「うん」
過去話をしていたらいつの間にか病院へ着いた。乗ってきた車を駐車場に停めて中へ入っていく。
「零斗?何度も言うけど中に入ったら絶対に他の女の人と目を合わせてはだめよ。何か聞こえても無視しなさい」
「分かってるって」
母さんの言う通りここからは何が聞こえても無視しなければならない。何故かって?ここが
いつものように受付を済ませる母、そんな中
「ねぇ、ちょっと見て!男の子よ!」「しかも将来、イケメンになる事間違いなしっていうくらいの可愛い子」「や、やばい///みてたら火照ってきちゃった///」「ジュルリ…」「あのお尻柔らかそう///」「大きくなったら一発ヤってみたいわ~///」
……………何か聞こえるが何も聞こえない。繰り返す何も聞こえない。そう心に吹きかけながら母と一緒にのどかの病室まで移動する。
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のどかのいる病室の前まで来た。母は途中、のどかママと合流して会話している為俺が先に着いた。元気だろうか?そう思いながら病室のドアを開けた。
「こんにちは~」
「は~い…………れいとくん!?れれれれれれれ、れいときゅん!?///」
相変わらず俺と目が合えば緊張し噛んでる。かわええな~
ベッドでの上に上体を起こし、握っていた布団で赤くなっている自分の顔を隠す。髪はマゼンタのショートカットで右側に黄色のピンを二つしている花寺のどか。
「それまだなおらないの?」
「だ、だってれいと君、男の子だし///」
まぁ、緊張するのは仕方ないか。この世界の女性は男性を目の当たりにすれば大抵飛び掛かるか、失神するか幾つかのケースに分かれて発作を起こすからな。
「今日もS〇itch持ってきたから遊ぶ?」
「もももも勿論!!ヤるに決まってるよ!」
何か文字に違和感を感じるが気にしないでおこう。
俺とのどかは楽しくs〇itchのコントローラーを持ってス〇ブラをプレイし始める。遊んでる時のどかがゲームをやってるときの俺の顔を今にも食べたそうな顔でずっと見ていたが、いつものことなので気にしない。
と言うか幼女とは思えない程の言葉使ってた気がする。
今思えば見てたプリキュアは無印からハートキャッチプリキュアまでだったわ